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18.胸のホールを埋めてください
456.ジョン回想1 〜君は女王様〜
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おじいちゃん達めちゃくちゃ楽しそうだ…僕は反対に気が気じゃなくて…
もしもアキラが僕を拒否し続けたら、今のアキラが僕のためじゃなくて、本当に僕の想いが重いって別れたがっていたら…
なんか胸がギュッてなる…
もういっそのこと顔見た瞬間に喰ってしまった方が…なんて考えてたら
作戦が始まっていた…
「アキラ君…お前さんはもう泣いてるようなもんじゃぞ?」
受信機から聞こえるおじいちゃんとアキラの話は悲痛なもので、なんで僕のためにこんなひどい覚悟ができるの?
僕が傷つくからって、なんで一人で死んで行こうとするの?
やめてよ…何が僕が重いだよ…
アキラに比べたら僕なんかめちゃくちゃ軽いじゃん綿菓子並みじゃん
何が何もあげれないだよ…
ずっと僕を守って育てて愛してくれたのはアキラなのに
泣く僕の側で抱きしめてくれるだけで十分だったよ…
「ジョン君!わかってるね?
瓶を僕から直接受け取るんだよ
アキラ君にあまり見せないように飲みきって、瓶だけ見せるんだ!
中身が別物ってバレたら作戦失敗しちゃうからね?
………なんて顔してるんだよ!
泣きそうだよ?
今からアキラ君を騙すんだよ!アキラ君は君のものだって、わからせてやらないとね?
ほら、頑張るよ!」
シノダ教授に励まされて深く息を吸って気合を入れた…
そうアキラにわからせてやるんだ!
逃げたって無駄だって…
「…君とはもう終わったんだ、これから僕がどんな仕打ちを受けようがその気持ちは変わらない…
僕はもう君を受け入れない」
初めて対峙したアキラは美しかった
全員アキラに敵対して絶対的に不利なはずなのに
詫びも媚びもしない…恐怖で体を震わせながら、不敵に笑い睨みつける…
あぁ僕のアキラは本当に美しい…
僕はこんなに気高くて、女王様みたいなアキラを知らなかった
このアキラが本当に僕のために墜ちてくるだろうか?
プライド高く自分を曲げる気なんて毛頭にないっといったアキラが、僕のために…
もしもアキラが僕を拒否し続けたら、今のアキラが僕のためじゃなくて、本当に僕の想いが重いって別れたがっていたら…
なんか胸がギュッてなる…
もういっそのこと顔見た瞬間に喰ってしまった方が…なんて考えてたら
作戦が始まっていた…
「アキラ君…お前さんはもう泣いてるようなもんじゃぞ?」
受信機から聞こえるおじいちゃんとアキラの話は悲痛なもので、なんで僕のためにこんなひどい覚悟ができるの?
僕が傷つくからって、なんで一人で死んで行こうとするの?
やめてよ…何が僕が重いだよ…
アキラに比べたら僕なんかめちゃくちゃ軽いじゃん綿菓子並みじゃん
何が何もあげれないだよ…
ずっと僕を守って育てて愛してくれたのはアキラなのに
泣く僕の側で抱きしめてくれるだけで十分だったよ…
「ジョン君!わかってるね?
瓶を僕から直接受け取るんだよ
アキラ君にあまり見せないように飲みきって、瓶だけ見せるんだ!
中身が別物ってバレたら作戦失敗しちゃうからね?
………なんて顔してるんだよ!
泣きそうだよ?
今からアキラ君を騙すんだよ!アキラ君は君のものだって、わからせてやらないとね?
ほら、頑張るよ!」
シノダ教授に励まされて深く息を吸って気合を入れた…
そうアキラにわからせてやるんだ!
逃げたって無駄だって…
「…君とはもう終わったんだ、これから僕がどんな仕打ちを受けようがその気持ちは変わらない…
僕はもう君を受け入れない」
初めて対峙したアキラは美しかった
全員アキラに敵対して絶対的に不利なはずなのに
詫びも媚びもしない…恐怖で体を震わせながら、不敵に笑い睨みつける…
あぁ僕のアキラは本当に美しい…
僕はこんなに気高くて、女王様みたいなアキラを知らなかった
このアキラが本当に僕のために墜ちてくるだろうか?
プライド高く自分を曲げる気なんて毛頭にないっといったアキラが、僕のために…
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