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19..胸のホールを埋めてください 2
474.アキラの元パートナー
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アキラの傷跡を一つ一つキスを落していく
確かめるように、慰めるように
もう決してこんな傷が増えないように
「どの怪我も痛かったし怖かったし…嫌な記憶でしかないんだけど
こうやってジョン君にキスしてもらうための布石だと思えば…
悪いことでもなかったかもしれない」
悪いことに決まってるでしょ!
僕のキスのためにどんだけ体を張るのよ?
クスクス楽しそうに笑うアキラは幸せそうで…
アキラがどんなの辛いことを味わってきたかやっぱりわからなかったけど…
それでも僕のキスでそれが悪いことじゃないと思ってくれるなら、何度でもしよう
背中側の首のちょっと下のところにまた小さな傷を見つけた
「アキラ、これは?」
「あぁ元パートナーと別れたら、ストーカーされて、監禁されたときのだよ、あのときは怖かったぁ…」
ちょっと待って!
聞き捨てならない言葉があった!?
「アキラ!…元パートナーって何よ?
はっ?僕が最初の恋人なんだよね?
恋人はいなかったけど、パートナーはいたってこと?」
「えっ?あぁ仕事上のパートナーね?
ポーション作るときにいつもそいつと組んでたの
まぁ一時期一緒に暮らしたりもしてたけど…
同居人って感じでもなかったかな?
ほとんど大学の研究室で過ごしてたし…
どちらかというとルームシェアかな?
家なんてほとんど帰ってなかったし…物置をシェアしてる感じ?」
んん…ん~ん、なんだろう嫉妬の対象ではないのかな?
「ご飯作ってもらったり、お風呂に入れてもらったり…
僕の飼育係みたいな感じだったかな?
あとはだいたいポーションをずっと一緒に作ってた、友人ではあったけど…」
ちょっと待って!アキラって何?
昔は動物だったの?
見る目がまた変わったぞ?
「ただひたすらすごいやつではあったよ…
魔力量も僕が知ってる限りではトップクラスだし、魔力操作もめちゃくちゃうまい!
僕のポーションはもうあいつにしか触らせたくないって思うほどにね!」
懐かしむように、ただ僕の知らない元パートナーを自慢するように、微かに嬉しそうに話すアキラに胸がザワザワする
「僕にはあいつが絶対に必要だったし…
あいつ以上に僕のポーションを理解してくれてる人なんていなかったし…
たぶん…もう現れない…」
悲しそうに、まるで失った恋人を思うような口ぶりに頭に血が登りそうになるのを…
「ただあいつは……………ひたすら………変態だったからな……
絶対に二度とパートナーに戻りたくない!
何よりやられたことが絶対に許せないし、ちょっと本当に生理的に無理ってやつ?
もうここまでいっちゃうと…駄目だね?
生理的にムリ~ってなっちゃうとね?どんなにすごいやつでもね!
うん、そこまでのことしてくれちゃったからね!
うん、しかたない!!」
はい!これは嫉妬案件じゃない!!
登りかけた血がめちゃくちゃすごい勢いで下がっていった
クラクラしちゃうくらい下がっていった!
どちらかというと絶対になったらいけいポジションの人だった…
確かめるように、慰めるように
もう決してこんな傷が増えないように
「どの怪我も痛かったし怖かったし…嫌な記憶でしかないんだけど
こうやってジョン君にキスしてもらうための布石だと思えば…
悪いことでもなかったかもしれない」
悪いことに決まってるでしょ!
僕のキスのためにどんだけ体を張るのよ?
クスクス楽しそうに笑うアキラは幸せそうで…
アキラがどんなの辛いことを味わってきたかやっぱりわからなかったけど…
それでも僕のキスでそれが悪いことじゃないと思ってくれるなら、何度でもしよう
背中側の首のちょっと下のところにまた小さな傷を見つけた
「アキラ、これは?」
「あぁ元パートナーと別れたら、ストーカーされて、監禁されたときのだよ、あのときは怖かったぁ…」
ちょっと待って!
聞き捨てならない言葉があった!?
「アキラ!…元パートナーって何よ?
はっ?僕が最初の恋人なんだよね?
恋人はいなかったけど、パートナーはいたってこと?」
「えっ?あぁ仕事上のパートナーね?
ポーション作るときにいつもそいつと組んでたの
まぁ一時期一緒に暮らしたりもしてたけど…
同居人って感じでもなかったかな?
ほとんど大学の研究室で過ごしてたし…
どちらかというとルームシェアかな?
家なんてほとんど帰ってなかったし…物置をシェアしてる感じ?」
んん…ん~ん、なんだろう嫉妬の対象ではないのかな?
「ご飯作ってもらったり、お風呂に入れてもらったり…
僕の飼育係みたいな感じだったかな?
あとはだいたいポーションをずっと一緒に作ってた、友人ではあったけど…」
ちょっと待って!アキラって何?
昔は動物だったの?
見る目がまた変わったぞ?
「ただひたすらすごいやつではあったよ…
魔力量も僕が知ってる限りではトップクラスだし、魔力操作もめちゃくちゃうまい!
僕のポーションはもうあいつにしか触らせたくないって思うほどにね!」
懐かしむように、ただ僕の知らない元パートナーを自慢するように、微かに嬉しそうに話すアキラに胸がザワザワする
「僕にはあいつが絶対に必要だったし…
あいつ以上に僕のポーションを理解してくれてる人なんていなかったし…
たぶん…もう現れない…」
悲しそうに、まるで失った恋人を思うような口ぶりに頭に血が登りそうになるのを…
「ただあいつは……………ひたすら………変態だったからな……
絶対に二度とパートナーに戻りたくない!
何よりやられたことが絶対に許せないし、ちょっと本当に生理的に無理ってやつ?
もうここまでいっちゃうと…駄目だね?
生理的にムリ~ってなっちゃうとね?どんなにすごいやつでもね!
うん、そこまでのことしてくれちゃったからね!
うん、しかたない!!」
はい!これは嫉妬案件じゃない!!
登りかけた血がめちゃくちゃすごい勢いで下がっていった
クラクラしちゃうくらい下がっていった!
どちらかというと絶対になったらいけいポジションの人だった…
応援ありがとうございます!
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