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26.そして共に
672.またまだアキラさん無双 (sideマサト)
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その後のアキラさんの申し出に元学園長は驚きで口を開けたまま開くこてができず、固まっていた。
そりゃ……そうでしょ?
本日何回目かわからないが、さすがアキラさんとしか言いようがない!!
「賠償についてですが、カズマをこちらに寄越してもらいます。
僕が許すまで、アイツは僕の下で働いてもらいます。
今回は僕もさすがに怒り心頭しておりますので、一朝一夕で許せるようなものじゃない
もちろん警察などに突き出したからといって、僕の気は納まりませんから
アイツには身をもって償ってもらいます!」
「そんな……じゃが、アイツはうちの学園ですら逃げ出すような、
しかし…いったいどんな…
あぁ…どうかっ許してやってください、悪いのはワシなのです。
どうか…カズマだけは……」
いったいどんな酷い処遇をされることをイメージしているのだろうか……
当の本人は、目の前のアキラさんに踏んづけられて喘いでましたが?
そんな机に突っ伏して泣くほど、酷いことしてませんからね?
「それは貴方次第ですかね?
私達にアイツは有益なヤツだと思わせてくださいよ…
壊さないで、生かせておいた方が役に立つってね?
そうすれば…アイツには酷くはしませんよ?
こちらが、我々の会社がぜひ連携を結びたい研究室と使わせていただきたい特許の一覧です。
貴方は…どれだけ差し出せますか?」
わっるい顔だ!正に悪の大王みたいな笑顔のアキラさんが、ボロボロっと涙を流して縋るように見上げる哀れな老人に一覧を差し出す。
はぁ……痺れる!マジ痺れます!
「我が社と学園関係のパイプ役として、アイツを起用することも考えています。普段は私の下でせいぜい身を粉にして働かせますが…
最低限の社会性と協調性くらい身に付けさせます。
もし…アイツが望むなら…
僕が死んだあとくらいには、学園に戻しても構いません
アイツと僕とじゃ、寿命の差はかなりのものでしょ?
それまでは……アイツは僕が好きなように使わせてもらいます。
貴方は理事長として…学園に返り咲くって話もありましたよね?」
「しかし…あの話は…あの時にご破算になって…
しかし、確かにワシがなれば…、カズマともそのパイプ役の際は会わせてもらえるのですよね?
はぁ…しかし、学園の歴史を変えることに……あぁだが…くぅ」
あの学園はひたすら企業との連携を拒み浮世と一線を引いて
ひたすら魔法と学生の育成のために厳しい戒律と外部と遮断をしていた。
そんな崇高な理想とは反対に……中は腐り、膿み、ドロドロなヘドロのような状態だと、アキラさんやシノダ教授は言い捨てるが…
「そろそろ…あの学園にも、新しい風が必要だと思いませんか?
悪いようにはしませんよ……こちらからはもちろん協力金を出しますし、学生の就職先としても受け入れます。
他にもうちは冒険者を多く抱えているから、フィールドワークの護衛なんかもお手伝いしますよ?」
アキラさんが優しい声で元学園長を揺さぶりだす。
もう一息ってところかな?
「それに…今の学園長は貴方の娘さんの婿ですよね?
カズマには確か兄がいた筈だが……確かその婿の連れ子でしたよね?
そのお兄さんはどうしてます?」
アキラさんの言葉に元学園長の顔が強張るのを感じる…
アキラさんがニヤリっと口元に笑みを作り出す。勝ちを確信したように
そりゃ……そうでしょ?
本日何回目かわからないが、さすがアキラさんとしか言いようがない!!
「賠償についてですが、カズマをこちらに寄越してもらいます。
僕が許すまで、アイツは僕の下で働いてもらいます。
今回は僕もさすがに怒り心頭しておりますので、一朝一夕で許せるようなものじゃない
もちろん警察などに突き出したからといって、僕の気は納まりませんから
アイツには身をもって償ってもらいます!」
「そんな……じゃが、アイツはうちの学園ですら逃げ出すような、
しかし…いったいどんな…
あぁ…どうかっ許してやってください、悪いのはワシなのです。
どうか…カズマだけは……」
いったいどんな酷い処遇をされることをイメージしているのだろうか……
当の本人は、目の前のアキラさんに踏んづけられて喘いでましたが?
そんな机に突っ伏して泣くほど、酷いことしてませんからね?
「それは貴方次第ですかね?
私達にアイツは有益なヤツだと思わせてくださいよ…
壊さないで、生かせておいた方が役に立つってね?
そうすれば…アイツには酷くはしませんよ?
こちらが、我々の会社がぜひ連携を結びたい研究室と使わせていただきたい特許の一覧です。
貴方は…どれだけ差し出せますか?」
わっるい顔だ!正に悪の大王みたいな笑顔のアキラさんが、ボロボロっと涙を流して縋るように見上げる哀れな老人に一覧を差し出す。
はぁ……痺れる!マジ痺れます!
「我が社と学園関係のパイプ役として、アイツを起用することも考えています。普段は私の下でせいぜい身を粉にして働かせますが…
最低限の社会性と協調性くらい身に付けさせます。
もし…アイツが望むなら…
僕が死んだあとくらいには、学園に戻しても構いません
アイツと僕とじゃ、寿命の差はかなりのものでしょ?
それまでは……アイツは僕が好きなように使わせてもらいます。
貴方は理事長として…学園に返り咲くって話もありましたよね?」
「しかし…あの話は…あの時にご破算になって…
しかし、確かにワシがなれば…、カズマともそのパイプ役の際は会わせてもらえるのですよね?
はぁ…しかし、学園の歴史を変えることに……あぁだが…くぅ」
あの学園はひたすら企業との連携を拒み浮世と一線を引いて
ひたすら魔法と学生の育成のために厳しい戒律と外部と遮断をしていた。
そんな崇高な理想とは反対に……中は腐り、膿み、ドロドロなヘドロのような状態だと、アキラさんやシノダ教授は言い捨てるが…
「そろそろ…あの学園にも、新しい風が必要だと思いませんか?
悪いようにはしませんよ……こちらからはもちろん協力金を出しますし、学生の就職先としても受け入れます。
他にもうちは冒険者を多く抱えているから、フィールドワークの護衛なんかもお手伝いしますよ?」
アキラさんが優しい声で元学園長を揺さぶりだす。
もう一息ってところかな?
「それに…今の学園長は貴方の娘さんの婿ですよね?
カズマには確か兄がいた筈だが……確かその婿の連れ子でしたよね?
そのお兄さんはどうしてます?」
アキラさんの言葉に元学園長の顔が強張るのを感じる…
アキラさんがニヤリっと口元に笑みを作り出す。勝ちを確信したように
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