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27.強くなるよ
717.一番は僕のうどん (side会長)
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「お前らは…料理人として我が社に雇ったわけじゃないんじゃからな?
アキラ君の助手じゃろうが……
それにカズマ君は、いつからジーザスのことを師匠呼びになったんじゃ?」
「アハハ!だって師匠の料理スキルは本当にすごいんだから、それを教えてもらうならやっぱり師匠って呼ばなきゃ駄目かな?って、本当に尊敬しちゃうし!」
カズマ君は興味があることが自分よりも秀でている相手には、ものすごい尊敬を向ける子なんじゃな!
キラキラした目でジーザスに向ける様は、当初の不気味さも気持ち悪さもなく本当に全身から尊敬を表している。
本来ならエルフがドワーフを尊敬するなんぞありえんことなんじゃが…
この子はアキラ君やジョン君よりも……
「そんなことないよ?ちょっと人より手間をかけてるだけだよ?
カズマ君はどうだい?自分で考えたメニューのカロリー計算と栄養表は作れたかな?
アキラ君のお昼ご飯は俺とカズマ君が作るんだからね?
変な栄養バランスのものは出せないからね?」
「はい、できました!でもやっぱりカルシウムが少なくなりやすいですね?あと鉄分も…師匠ならどうします?」
「アキラ君はこってりしたものがあまり得意じゃないからね…乳製品とか足せばいいけど、バターとチーズはこってりするし、毎日牛乳出すわけにもいかないからね…
和食ならいけるかな?田作りとかふりかけとか、あと海藻類もカルシウムあるから…カツオ節とかも使ったら?ほうれん草とかにも鉄分あるし、あとは煮る時に鉄鍋をあえて使うとか?」
「なるほど!ならワカメの酢の物とか?ほうれん草の御浸しにカツオ節かけたりとかいいかも!
鉄鍋とか見たことも使ったことないなぁ…さすが師匠!」
そうめちゃくちゃ素直なのだ!
ジョン君やアキラ君より、確実に扱いやすい!
ここ数日、冒険者になるためにちょっと手合わせしてやったが…
戦うことにはあまり興味がないのか、尊敬は向けてはくれなかったが
素直にワシのアドバイスを聞く様はなかなか可愛いと思えてしまったが……
それにしても……
「シノダ教授なんで、Appelの前のtheザはジになるの?
これって覚えなきゃだめなの?」
「あぁ…なぜかそれは出題頻度高いんだよね、母音の前だからだよ?
aiueoの単語の前はジって覚えておいたらいいよ」
「師匠!葉酸って必要かな?
造血作用があるんだよね?アキラに取らせた方がいいかな?」
「葉酸はいいんじゃない?
妊娠しているときは取ったほうがいいらしいけど、アキラ君は一般男性でしょ?普通にほうれん草とかブロッコリー食べるくらいで十分じゃないかな?」
なんでジーザスばかりが尊敬されやすいんじゃ?アキラ君も恩師だとか言ってたし!
教師スキルでも持っておるんか?
クソ羨ましいわい……
「キッチンじゃが、とりあえず明日くらいには一度見に行くかの?
アキラ君の体調管理のためじゃから、リフォーム代は経費で落ちるが、あんまり突拍子もないような金のかけ方するでないぞ!程々にするんじゃぞ?」
「「は~い!」」
小奴らは程々を知らんからなぁ…
それにしても…
「ジョン君はいいのかの?
前のお前さんなら、アキラ君とあやつらだけでご飯を一緒に食べるとか嫌がってなかったか?
それで喧嘩もしてたんじゃないか?」
「ん~?いいよ、アキラは副所長だからあんまり食堂は使えないみたいだし、お弁当作ろうか?って聞いたら、僕が大変だからいいよって断られたんだよ!
そうなるとアキラのことだから、一食とか簡単に抜いちゃいそうでしょ?
なら二人に任せた方が安心だし…
それに…ふふっ一番好きなのは僕の……だしね?」
ジョン君めっ、番ったからかやっぱりどこか余裕のある笑みで二人を見ている。
成長したもんじゃなぁ……
アキラ君の助手じゃろうが……
それにカズマ君は、いつからジーザスのことを師匠呼びになったんじゃ?」
「アハハ!だって師匠の料理スキルは本当にすごいんだから、それを教えてもらうならやっぱり師匠って呼ばなきゃ駄目かな?って、本当に尊敬しちゃうし!」
カズマ君は興味があることが自分よりも秀でている相手には、ものすごい尊敬を向ける子なんじゃな!
キラキラした目でジーザスに向ける様は、当初の不気味さも気持ち悪さもなく本当に全身から尊敬を表している。
本来ならエルフがドワーフを尊敬するなんぞありえんことなんじゃが…
この子はアキラ君やジョン君よりも……
「そんなことないよ?ちょっと人より手間をかけてるだけだよ?
カズマ君はどうだい?自分で考えたメニューのカロリー計算と栄養表は作れたかな?
アキラ君のお昼ご飯は俺とカズマ君が作るんだからね?
変な栄養バランスのものは出せないからね?」
「はい、できました!でもやっぱりカルシウムが少なくなりやすいですね?あと鉄分も…師匠ならどうします?」
「アキラ君はこってりしたものがあまり得意じゃないからね…乳製品とか足せばいいけど、バターとチーズはこってりするし、毎日牛乳出すわけにもいかないからね…
和食ならいけるかな?田作りとかふりかけとか、あと海藻類もカルシウムあるから…カツオ節とかも使ったら?ほうれん草とかにも鉄分あるし、あとは煮る時に鉄鍋をあえて使うとか?」
「なるほど!ならワカメの酢の物とか?ほうれん草の御浸しにカツオ節かけたりとかいいかも!
鉄鍋とか見たことも使ったことないなぁ…さすが師匠!」
そうめちゃくちゃ素直なのだ!
ジョン君やアキラ君より、確実に扱いやすい!
ここ数日、冒険者になるためにちょっと手合わせしてやったが…
戦うことにはあまり興味がないのか、尊敬は向けてはくれなかったが
素直にワシのアドバイスを聞く様はなかなか可愛いと思えてしまったが……
それにしても……
「シノダ教授なんで、Appelの前のtheザはジになるの?
これって覚えなきゃだめなの?」
「あぁ…なぜかそれは出題頻度高いんだよね、母音の前だからだよ?
aiueoの単語の前はジって覚えておいたらいいよ」
「師匠!葉酸って必要かな?
造血作用があるんだよね?アキラに取らせた方がいいかな?」
「葉酸はいいんじゃない?
妊娠しているときは取ったほうがいいらしいけど、アキラ君は一般男性でしょ?普通にほうれん草とかブロッコリー食べるくらいで十分じゃないかな?」
なんでジーザスばかりが尊敬されやすいんじゃ?アキラ君も恩師だとか言ってたし!
教師スキルでも持っておるんか?
クソ羨ましいわい……
「キッチンじゃが、とりあえず明日くらいには一度見に行くかの?
アキラ君の体調管理のためじゃから、リフォーム代は経費で落ちるが、あんまり突拍子もないような金のかけ方するでないぞ!程々にするんじゃぞ?」
「「は~い!」」
小奴らは程々を知らんからなぁ…
それにしても…
「ジョン君はいいのかの?
前のお前さんなら、アキラ君とあやつらだけでご飯を一緒に食べるとか嫌がってなかったか?
それで喧嘩もしてたんじゃないか?」
「ん~?いいよ、アキラは副所長だからあんまり食堂は使えないみたいだし、お弁当作ろうか?って聞いたら、僕が大変だからいいよって断られたんだよ!
そうなるとアキラのことだから、一食とか簡単に抜いちゃいそうでしょ?
なら二人に任せた方が安心だし…
それに…ふふっ一番好きなのは僕の……だしね?」
ジョン君めっ、番ったからかやっぱりどこか余裕のある笑みで二人を見ている。
成長したもんじゃなぁ……
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