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27.強くなるよ
749.訓練生リスト (sideバスター)
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シバがなぜがめちゃくちゃ機嫌悪く、退室していってしまった。
やっぱり私がしたことが許せなかったのだろうかっと心配になっていたが…
小一時間もしれば戻ってきて、指導者のリストと訓練生の選定者リストを持ってきてくれた。
「指導者は得意分野と苦手分野がありますが、お互いに補え合えば大丈夫だと思うんです。
あと訓練生はこれから伸びそうな人を選んだので、今はまだステータスが低かったり経験が浅かったりしますが……」
「あぁよく、出来てるよ
訓練生の選び方なんて素晴らしいな…
確かに皆のどこか問題はありそうだが…伸び代がありそうな奴らばかりだ!
B級はやはり少なくしたんだな、C級、D級をメインにするとなると束ねるのに苦労をするぞ?」
「はい、でもB級まで行けばかなり稼げるようになってますよね?
もう自分でチームを組んで、初級ダンジョンなら潜れるじゃないですか?
できればC級やD級で、稼げなくて喘いでいる人を強くできたらって思うんですよ」
「そうか、ははっ自分が大変になるのに…、本当に私はお前のそういうところが堪らなく好きだよ……
よし、アキラさんも訓練生の選定はこちらに任せてくれてるし、大丈夫だろう!」
書類から顔を上げると、こっちを凝視して固まっているシバと目があった……
んっ?また私は何かやらかしたのだろうか?
「あのっ…バスターさん、俺は、あの……バスターさんのことが……」
ガチャッ
「失礼します。シバさんの新人研修ですが、今週末から………
すいません、完全にお邪魔でしたね、失礼しました。」
「イヤイヤ、大丈夫です。今は訓練生の選定の叩き台をシバが持ってきてくれたところで…
アキラさんにも見ていただきたいし
シバもいいよな?ところで、今何か言いかけていたが、何だ?」
「もういいです!本当に、なんであんたは……こんな!あぁぁ…もう!!」
なんだ?シバが何かイライラしたようにブツブツと文句を垂れているが……
アキラさんにも大人しく訓練生のリストを渡している。
私のせいで、情緒不安定がまだあるのだろうか?
「ははっ、魔が悪くてすいません
なるほど……ほとんどがC級とD級ですね?
う~ん、シバさん…僕が許せるのは一回までですよ?
もしも僕のポーションを利益目的で譲渡したような輩には、シバさんがしっかりと指導してくれるんですよね?
どんなに貧困に苦しんでの行為でも二回目は許しませんよ?」
アキラさんが冒険者リストを見て、睨みつけるようにシバを見る。
シバも負けずと力強い眼光で睨み返し…
「わかってます。僕は信じてますから…冒険者はちゃんと向き合えば理解してくれる者達ばかりです。
間違いを犯した者には、俺が本当にしっかりと指導しますから!任せてください!」
シバがしっかりとか………
私はやらかした冒険者に同情しかできないよ!指導された半数以上は自ら退所するかもしれんなぁ
私は遠い目をしながら、睨み合う二人を見ていた。
その後は滞りなく、施設の準備が進められいくことになった。
やっぱり私がしたことが許せなかったのだろうかっと心配になっていたが…
小一時間もしれば戻ってきて、指導者のリストと訓練生の選定者リストを持ってきてくれた。
「指導者は得意分野と苦手分野がありますが、お互いに補え合えば大丈夫だと思うんです。
あと訓練生はこれから伸びそうな人を選んだので、今はまだステータスが低かったり経験が浅かったりしますが……」
「あぁよく、出来てるよ
訓練生の選び方なんて素晴らしいな…
確かに皆のどこか問題はありそうだが…伸び代がありそうな奴らばかりだ!
B級はやはり少なくしたんだな、C級、D級をメインにするとなると束ねるのに苦労をするぞ?」
「はい、でもB級まで行けばかなり稼げるようになってますよね?
もう自分でチームを組んで、初級ダンジョンなら潜れるじゃないですか?
できればC級やD級で、稼げなくて喘いでいる人を強くできたらって思うんですよ」
「そうか、ははっ自分が大変になるのに…、本当に私はお前のそういうところが堪らなく好きだよ……
よし、アキラさんも訓練生の選定はこちらに任せてくれてるし、大丈夫だろう!」
書類から顔を上げると、こっちを凝視して固まっているシバと目があった……
んっ?また私は何かやらかしたのだろうか?
「あのっ…バスターさん、俺は、あの……バスターさんのことが……」
ガチャッ
「失礼します。シバさんの新人研修ですが、今週末から………
すいません、完全にお邪魔でしたね、失礼しました。」
「イヤイヤ、大丈夫です。今は訓練生の選定の叩き台をシバが持ってきてくれたところで…
アキラさんにも見ていただきたいし
シバもいいよな?ところで、今何か言いかけていたが、何だ?」
「もういいです!本当に、なんであんたは……こんな!あぁぁ…もう!!」
なんだ?シバが何かイライラしたようにブツブツと文句を垂れているが……
アキラさんにも大人しく訓練生のリストを渡している。
私のせいで、情緒不安定がまだあるのだろうか?
「ははっ、魔が悪くてすいません
なるほど……ほとんどがC級とD級ですね?
う~ん、シバさん…僕が許せるのは一回までですよ?
もしも僕のポーションを利益目的で譲渡したような輩には、シバさんがしっかりと指導してくれるんですよね?
どんなに貧困に苦しんでの行為でも二回目は許しませんよ?」
アキラさんが冒険者リストを見て、睨みつけるようにシバを見る。
シバも負けずと力強い眼光で睨み返し…
「わかってます。僕は信じてますから…冒険者はちゃんと向き合えば理解してくれる者達ばかりです。
間違いを犯した者には、俺が本当にしっかりと指導しますから!任せてください!」
シバがしっかりとか………
私はやらかした冒険者に同情しかできないよ!指導された半数以上は自ら退所するかもしれんなぁ
私は遠い目をしながら、睨み合う二人を見ていた。
その後は滞りなく、施設の準備が進められいくことになった。
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