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30.新たな番
834.新婚 (sideバスター)
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「バスターさん、おかえりなさい!
晩御飯を作っておきました、お風呂も湧いてます。ふふっ…それとも俺をモフモフしますか?」
そんな可愛らしいことをいいなから、帰ってきた私の周りをバタバタとまとわり付くようにしているシバが最高に可愛い!
これはアレかな?ザ・新婚生活の憧れ三択というやつかな?
「ただいま、あぁ…じゃあまずは、シバに抱き締められながらキスをしてほしいな.今日の仕事を頑張ってきた恋人にご褒美をくれないか?」
「はい!バスターさん、俺は寂しかったです。
恋人と離れるのがこんなに不安になるなんて、知らなかった…
他の雄が俺の雌に手を出してたらどうしようってめちゃくちゃ不安でした!」
まず私に手を出してくる輩などそうそういないし、まず私を雌として認識すること自体がまずないだろう!
少し屈んで、シバに抱きしめられながら触れるだけのキスを顔中に受ける。
キスの間にすりすりと嬉しそうに頬刷りをしてきて、そんな可愛らしい反応に口元がゆるんでしまう
「あぁ…このままベッドに連れて行ってバスターさんを食べてしまいたい…」
「…そうか…とりあえず、シバの作ってくれたご飯を食べようか?せっかくの作ってくれたご飯が冷めてしまうだろう?」
シバは隙があらば私をベッドに連れ込もうとしてくる。やはり私より若いから性欲が旺盛なのかもしれない…
とりあえず流されないように、作ってテーブルに用意されている晩御飯に目をやる
今日は肉豆腐と小松菜のお浸しときゅうりとワカメの酢の物をだしてくれる。シバは家庭的な料理が得意だ
すぐにご飯と味噌汁を注いで持ってきてくれる…本当にいい母ちゃんっといった感じだ
食卓に一緒に座って、いただきますっと一緒に手を合わせてから箸をつける。
自然とまたも口元がゆるんでしまう
「今日は人狼の俺が所属している部会に、結婚しようと思いますって報告してきました。
ついでに報告書類も出してきました。
他種族で男同士ってことで組長候補への許可が必要とかなっちゃって、2~3週間手続きにかかるみたいです。むぅ…日頃から他種族、LGBTへの理解をっとか言ってるのに実務作業になると遅いんだから…」
「あぁ…そうかっ、まあしかたないんじゃないか?人狼で他種族間での結婚は珍しいことなんだろう?同性同士なんて、人間社会でも認められてないし」
「それでも組内での許可だったら、即日に出ると思ったのに…本来だったら即刻で受付印をダン!って押されて終わりなのに
……なんかやらかしたかな?なんだか組で目をつけられてる気がするんですよね
組長候補に確認が必要とか、本来ならないことですよ?えぇ…なんだろう?実例少ないから組内報にでも載せられる?それくらいならいいけど…」
よくはないだろう、私は嫌だぞ!!
着実に素早く外堀を埋めに来ているシバを恐ろしいし、小憎らしいほど肉豆腐が上手くて胃袋を掴まれつつあるのも恐ろしい
「よし最悪、組長候補に許可だしてもらえなかったら離反だな!もうバスターさんちに越してくるし、ゴミ出しの問題もないから大丈夫ですよね!
来月にアパートは引き払いますから、少しずつ荷物は持ってきますね
冷蔵庫とか大物は友人とか後輩に譲るんで、あとは机と小さいタンスくらいなので、普通の車をレンタルすれば引っ越しできそうです。」
もう私の許可も得ずに同棲する気満々なのも恐ろしい
『主導権はあっちなのに無茶ばかりするし…』
アキラの言葉を思い出しながら酢の物を口に運んでいった。うん、程よい酸味でめちゃくちゃ美味い!もう私の胃袋は捕獲されつつある…
晩御飯を作っておきました、お風呂も湧いてます。ふふっ…それとも俺をモフモフしますか?」
そんな可愛らしいことをいいなから、帰ってきた私の周りをバタバタとまとわり付くようにしているシバが最高に可愛い!
これはアレかな?ザ・新婚生活の憧れ三択というやつかな?
「ただいま、あぁ…じゃあまずは、シバに抱き締められながらキスをしてほしいな.今日の仕事を頑張ってきた恋人にご褒美をくれないか?」
「はい!バスターさん、俺は寂しかったです。
恋人と離れるのがこんなに不安になるなんて、知らなかった…
他の雄が俺の雌に手を出してたらどうしようってめちゃくちゃ不安でした!」
まず私に手を出してくる輩などそうそういないし、まず私を雌として認識すること自体がまずないだろう!
少し屈んで、シバに抱きしめられながら触れるだけのキスを顔中に受ける。
キスの間にすりすりと嬉しそうに頬刷りをしてきて、そんな可愛らしい反応に口元がゆるんでしまう
「あぁ…このままベッドに連れて行ってバスターさんを食べてしまいたい…」
「…そうか…とりあえず、シバの作ってくれたご飯を食べようか?せっかくの作ってくれたご飯が冷めてしまうだろう?」
シバは隙があらば私をベッドに連れ込もうとしてくる。やはり私より若いから性欲が旺盛なのかもしれない…
とりあえず流されないように、作ってテーブルに用意されている晩御飯に目をやる
今日は肉豆腐と小松菜のお浸しときゅうりとワカメの酢の物をだしてくれる。シバは家庭的な料理が得意だ
すぐにご飯と味噌汁を注いで持ってきてくれる…本当にいい母ちゃんっといった感じだ
食卓に一緒に座って、いただきますっと一緒に手を合わせてから箸をつける。
自然とまたも口元がゆるんでしまう
「今日は人狼の俺が所属している部会に、結婚しようと思いますって報告してきました。
ついでに報告書類も出してきました。
他種族で男同士ってことで組長候補への許可が必要とかなっちゃって、2~3週間手続きにかかるみたいです。むぅ…日頃から他種族、LGBTへの理解をっとか言ってるのに実務作業になると遅いんだから…」
「あぁ…そうかっ、まあしかたないんじゃないか?人狼で他種族間での結婚は珍しいことなんだろう?同性同士なんて、人間社会でも認められてないし」
「それでも組内での許可だったら、即日に出ると思ったのに…本来だったら即刻で受付印をダン!って押されて終わりなのに
……なんかやらかしたかな?なんだか組で目をつけられてる気がするんですよね
組長候補に確認が必要とか、本来ならないことですよ?えぇ…なんだろう?実例少ないから組内報にでも載せられる?それくらいならいいけど…」
よくはないだろう、私は嫌だぞ!!
着実に素早く外堀を埋めに来ているシバを恐ろしいし、小憎らしいほど肉豆腐が上手くて胃袋を掴まれつつあるのも恐ろしい
「よし最悪、組長候補に許可だしてもらえなかったら離反だな!もうバスターさんちに越してくるし、ゴミ出しの問題もないから大丈夫ですよね!
来月にアパートは引き払いますから、少しずつ荷物は持ってきますね
冷蔵庫とか大物は友人とか後輩に譲るんで、あとは机と小さいタンスくらいなので、普通の車をレンタルすれば引っ越しできそうです。」
もう私の許可も得ずに同棲する気満々なのも恐ろしい
『主導権はあっちなのに無茶ばかりするし…』
アキラの言葉を思い出しながら酢の物を口に運んでいった。うん、程よい酸味でめちゃくちゃ美味い!もう私の胃袋は捕獲されつつある…
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