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30.新たな番
843.シバの誓い (sideバスター)
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「いいですか?今の私がここまで成したのは、一重にアキラがいたからですからね?
アキラが私の戦い方を教えてくれて、アキラが私をバックアップしてくれ…」
「ダーク…最近お疲れ気味じゃない?ブラッシングちゃんとしてる?毛艶あんまりよくないよ、育児が大変なのかな?大丈夫?」
「ポーションの権利もかなり譲ってくれましたし、診療所の立ち上げの際も…」
「ダークもちょっと筋力落ちた?腹筋とかプニュってしてるね…でも上腕二頭筋はすごいね?やっぱり三つ子ちゃんと五つ子ちゃんをだっこしてるからかな?アハハ…ムニムニで気持ちぃ」
「学生時代だってアキラがいなければ卒業も危うく……とりあえずアキラやめてくださいよ!何をブラッシング始めてるんですか?お腹や二の腕を揉むのは後にしてください!
もぅ…商談が終わったらコレなんだから…」
もうダークさんのアキラさんの恩を語り始めると、アキラさんは話の興味を失ったのか、ひたすらダークさんを構い倒している。
どこから出したわからないブラシでブラッシングして、ワシャワシャと無遠慮に撫でまくっている。
「えぇ…だってダークに触れ合える時間なんて限られてるからさぁ…
お前は子育てと仕事と組活動でいつも忙しいでしょ?それにさすがに素面でジョンに触ってるとこ見られちゃうとヤキモチ焼かれちゃうでしょ?」
「はぁ…まぁそうですけど、いいんですか?
私の匂いが付きすぎると、ジョンくんにバレませんか?怒られますよ!」
ダークさんがアキラさんに向かって少し切なげな溜息を吐いていく
ダークさん…貴方ってもしかしなくても、アキラさんのことを…
「うん、怒られちゃうかもね…
それでも僕はダークには触りたくなっちゃうんだよ、昔からずっと側にいてくれたダークだけは僕の特別だからかな…
バスターさん、シバさんお願いだからナイショにしてくださいね!ジョンにバレたら本当に怒られて噛まれてちゃうから…ふふっ…ツンツンの毛が気持ちいい」
アキラさんもちょっと切なげな、甘えるような表情でダークさんを見上げて、大きな耳から首にかけてを撫で下ろしている。
あぁ…そういうところですよ!アキラさん!!
もうアキラさんの人たらしの手腕を目の前で見せられた気がする!
あと横でシバが百面相しているのが気になる。何を驚いた顔をしたり、納得したようにうんうんっとうなずいたりしてるんだ?
最後にはぁ…っと溜息をついて、何かを決心したようにシバが真剣な顔をすると
「ダーク様!俺がアキラさんを守りますから、もう絶対に傷つけないし、俺の最大限を使ってアキラさんを守るから…
俺はアキラさんが素敵な方だってわかったし、ダーク様の大事な方だってのもわかりましたから、だから俺が精一杯アキラさんを守るって約束します。」
シバが真剣な顔をしてダークさんに宣言していく、その姿に小さく胸の痛みを感じてしまう…何を言い出したんだ?お前は私の、私だけの雄だろうが…なぜアキラさんを守るなんて
「俺はダーク様の手足になってアキラさんを守るし、目になってに見守るから…
だからどうか、バスターさんとの結婚を許してください!俺は…ダーク様のようはなれないけど…ちゃんとダーク様の役には立っていくから!」
シバの言葉に胸の痛みが消えていく…お前は一体何をダークさんにお願いしているんだ?
「あぁ…ははっ、もちろんですよ、しっかりと祝福させてもらいますよ…
本当に好きな方と番えるなら。私のようにならないのが一番ですから…おめでとうございます。シバさん…そうですね、貴方には今後もしっかりと働いていただきますからね?
期待していますよ!」
「はい!もったいないお言葉です。ありがとうございます。精一杯に頑張ります!」
アキラが私の戦い方を教えてくれて、アキラが私をバックアップしてくれ…」
「ダーク…最近お疲れ気味じゃない?ブラッシングちゃんとしてる?毛艶あんまりよくないよ、育児が大変なのかな?大丈夫?」
「ポーションの権利もかなり譲ってくれましたし、診療所の立ち上げの際も…」
「ダークもちょっと筋力落ちた?腹筋とかプニュってしてるね…でも上腕二頭筋はすごいね?やっぱり三つ子ちゃんと五つ子ちゃんをだっこしてるからかな?アハハ…ムニムニで気持ちぃ」
「学生時代だってアキラがいなければ卒業も危うく……とりあえずアキラやめてくださいよ!何をブラッシング始めてるんですか?お腹や二の腕を揉むのは後にしてください!
もぅ…商談が終わったらコレなんだから…」
もうダークさんのアキラさんの恩を語り始めると、アキラさんは話の興味を失ったのか、ひたすらダークさんを構い倒している。
どこから出したわからないブラシでブラッシングして、ワシャワシャと無遠慮に撫でまくっている。
「えぇ…だってダークに触れ合える時間なんて限られてるからさぁ…
お前は子育てと仕事と組活動でいつも忙しいでしょ?それにさすがに素面でジョンに触ってるとこ見られちゃうとヤキモチ焼かれちゃうでしょ?」
「はぁ…まぁそうですけど、いいんですか?
私の匂いが付きすぎると、ジョンくんにバレませんか?怒られますよ!」
ダークさんがアキラさんに向かって少し切なげな溜息を吐いていく
ダークさん…貴方ってもしかしなくても、アキラさんのことを…
「うん、怒られちゃうかもね…
それでも僕はダークには触りたくなっちゃうんだよ、昔からずっと側にいてくれたダークだけは僕の特別だからかな…
バスターさん、シバさんお願いだからナイショにしてくださいね!ジョンにバレたら本当に怒られて噛まれてちゃうから…ふふっ…ツンツンの毛が気持ちいい」
アキラさんもちょっと切なげな、甘えるような表情でダークさんを見上げて、大きな耳から首にかけてを撫で下ろしている。
あぁ…そういうところですよ!アキラさん!!
もうアキラさんの人たらしの手腕を目の前で見せられた気がする!
あと横でシバが百面相しているのが気になる。何を驚いた顔をしたり、納得したようにうんうんっとうなずいたりしてるんだ?
最後にはぁ…っと溜息をついて、何かを決心したようにシバが真剣な顔をすると
「ダーク様!俺がアキラさんを守りますから、もう絶対に傷つけないし、俺の最大限を使ってアキラさんを守るから…
俺はアキラさんが素敵な方だってわかったし、ダーク様の大事な方だってのもわかりましたから、だから俺が精一杯アキラさんを守るって約束します。」
シバが真剣な顔をしてダークさんに宣言していく、その姿に小さく胸の痛みを感じてしまう…何を言い出したんだ?お前は私の、私だけの雄だろうが…なぜアキラさんを守るなんて
「俺はダーク様の手足になってアキラさんを守るし、目になってに見守るから…
だからどうか、バスターさんとの結婚を許してください!俺は…ダーク様のようはなれないけど…ちゃんとダーク様の役には立っていくから!」
シバの言葉に胸の痛みが消えていく…お前は一体何をダークさんにお願いしているんだ?
「あぁ…ははっ、もちろんですよ、しっかりと祝福させてもらいますよ…
本当に好きな方と番えるなら。私のようにならないのが一番ですから…おめでとうございます。シバさん…そうですね、貴方には今後もしっかりと働いていただきますからね?
期待していますよ!」
「はい!もったいないお言葉です。ありがとうございます。精一杯に頑張ります!」
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