849 / 1,158
30.新たな番
845.バスターの不安 (sideバスター)
しおりを挟む
「シバ、今日は疲れただろう?だから…」
「そうですね…今日はすいませんが、簡単なもので晩御飯を済まさせてください
手羽元が味付けして冷蔵庫にあるから、あれのオーブン焼きでいいですか?」
「あっ…はい、うん…すごく美味しそうだな!
楽しみだよ…」
ダークさんの来訪でシバも疲れてるだろうから、食べて帰ろうと提案したかったのだが、シバの中では普段の生活での外食は考えてないらしい…根本的な金の使い方の違いに戸惑ってしまう
なのに私が欲しいと言ったフェイスパウダーは二つ返事で買ってくれるのが、また申し訳なくなってくる…
帰宅すれば、もう晩御飯はできていて可愛いシバがおかえりなさい、疲れてますよね?お風呂が先がいいですか?って……
「あのな…シバ、お前は無理はしてないか?
今日なんて絶対にお前の方が疲れてるだろう?なのに仕事から帰って晩御飯と風呂の準備をして…
シバの料理はすごく美味しいし、大変に助かっているが、無理はしないで欲しい…
今日みたいな日は一緒の外食してもいいし、何か買ってきて食べるのもいいんじゃないか?」
「えっ?あぁ…でも俺はご飯作るのは今すごく楽しくて…
バスターさんが美味しそうに食べてもらえるのが満たされた気持ちになるんです。たぶん雄の給餌行動なんだと思います。
だから、なるべく俺のご飯を食べて貰いたくて…」
「餌って…私にご飯を出すのが嬉しいのか?そういえばジョン君も家事をほとんど担ってるって言ってたが…」
「ジョン君もかなりアキラさんの面倒をみるのが好きじゃないですか?聞いたときはアキラさんがやらせてるって勘違いしちゃったけど
完全に違いますね!雌に自分の作ったご飯を食べさせて、お風呂に入れて、整えた布団に寝てもらうのめちゃ満たされる~安心する~」
そんなことを感じてたのか?このままで大丈夫なのだろうか?
結局はシバに促されるままに食卓に付いてご飯を見れば、手羽元のオーブン焼きにほうれん草のお浸し、いつものご飯と味噌汁がでてきて…これのどこか簡単なんだ?しっかりした晩御飯じゃないか…
箸をつければ、オーブン焼きは柔らかくて付け合せの一緒に焼かれた人参やインゲンも味が滲みていて…めちゃくちゃ美味しい
顔を上げれば、シバがうっとりとした表情で私を見つめていて…確かに嬉しそうだな…
でもやはり何か、シバに息抜きをさせたいのだが
「でももしもバスターさんが外食したいって思ったら教えてくださいね!俺も行きたい店とかはもちろんあるし…」
「あぁ!もちろんだよ、どこに行きたいんだ?
今週末にでも一緒に行くか?ハハ…週末デートだな?」
「うわっ…今のすごくなんかグッてきた!ヘヘッ俺、幸せです。えっと…新しくできた超激辛麻婆ラーメンが食べてみたくて!」
あぁ…シバはそういえば辛党だったな…うどんの時はネギと一味を山程かけながら食べている。
「あと…実は組でのことでお願いなのですが、サポーター組員から正組員に変わりたいんですよ…正組員になると毎月の組費と月一の奉仕が義務になるんですか…」
「別にいいんじゃないか?シバがしたいんならどんどんやればいいさ!
私はシバが私の雄でいてくれて、恥じるようなことをしてなければ文句などないぞ?奉仕活動ってどのよなことをするんだ?」
「うぅ…俺の雌は男前すぎる!だいたいゴミ拾いとか孤児院の訪問とかです。
あとは組活動の手伝いがメインかな?」
シバが言ってきた組費なんて私のフェイスパウダーの二分の一にもならないのだが?
やはり私も少しは我慢した方がいいのだろうか?
「そうですね…今日はすいませんが、簡単なもので晩御飯を済まさせてください
手羽元が味付けして冷蔵庫にあるから、あれのオーブン焼きでいいですか?」
「あっ…はい、うん…すごく美味しそうだな!
楽しみだよ…」
ダークさんの来訪でシバも疲れてるだろうから、食べて帰ろうと提案したかったのだが、シバの中では普段の生活での外食は考えてないらしい…根本的な金の使い方の違いに戸惑ってしまう
なのに私が欲しいと言ったフェイスパウダーは二つ返事で買ってくれるのが、また申し訳なくなってくる…
帰宅すれば、もう晩御飯はできていて可愛いシバがおかえりなさい、疲れてますよね?お風呂が先がいいですか?って……
「あのな…シバ、お前は無理はしてないか?
今日なんて絶対にお前の方が疲れてるだろう?なのに仕事から帰って晩御飯と風呂の準備をして…
シバの料理はすごく美味しいし、大変に助かっているが、無理はしないで欲しい…
今日みたいな日は一緒の外食してもいいし、何か買ってきて食べるのもいいんじゃないか?」
「えっ?あぁ…でも俺はご飯作るのは今すごく楽しくて…
バスターさんが美味しそうに食べてもらえるのが満たされた気持ちになるんです。たぶん雄の給餌行動なんだと思います。
だから、なるべく俺のご飯を食べて貰いたくて…」
「餌って…私にご飯を出すのが嬉しいのか?そういえばジョン君も家事をほとんど担ってるって言ってたが…」
「ジョン君もかなりアキラさんの面倒をみるのが好きじゃないですか?聞いたときはアキラさんがやらせてるって勘違いしちゃったけど
完全に違いますね!雌に自分の作ったご飯を食べさせて、お風呂に入れて、整えた布団に寝てもらうのめちゃ満たされる~安心する~」
そんなことを感じてたのか?このままで大丈夫なのだろうか?
結局はシバに促されるままに食卓に付いてご飯を見れば、手羽元のオーブン焼きにほうれん草のお浸し、いつものご飯と味噌汁がでてきて…これのどこか簡単なんだ?しっかりした晩御飯じゃないか…
箸をつければ、オーブン焼きは柔らかくて付け合せの一緒に焼かれた人参やインゲンも味が滲みていて…めちゃくちゃ美味しい
顔を上げれば、シバがうっとりとした表情で私を見つめていて…確かに嬉しそうだな…
でもやはり何か、シバに息抜きをさせたいのだが
「でももしもバスターさんが外食したいって思ったら教えてくださいね!俺も行きたい店とかはもちろんあるし…」
「あぁ!もちろんだよ、どこに行きたいんだ?
今週末にでも一緒に行くか?ハハ…週末デートだな?」
「うわっ…今のすごくなんかグッてきた!ヘヘッ俺、幸せです。えっと…新しくできた超激辛麻婆ラーメンが食べてみたくて!」
あぁ…シバはそういえば辛党だったな…うどんの時はネギと一味を山程かけながら食べている。
「あと…実は組でのことでお願いなのですが、サポーター組員から正組員に変わりたいんですよ…正組員になると毎月の組費と月一の奉仕が義務になるんですか…」
「別にいいんじゃないか?シバがしたいんならどんどんやればいいさ!
私はシバが私の雄でいてくれて、恥じるようなことをしてなければ文句などないぞ?奉仕活動ってどのよなことをするんだ?」
「うぅ…俺の雌は男前すぎる!だいたいゴミ拾いとか孤児院の訪問とかです。
あとは組活動の手伝いがメインかな?」
シバが言ってきた組費なんて私のフェイスパウダーの二分の一にもならないのだが?
やはり私も少しは我慢した方がいいのだろうか?
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
344
1 / 5
この作品を読んでいる人はこんな作品も読んでいます!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる