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31.番う軌跡
900.シバ怒る? (sideバスター)
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「はぁ…、昨日はロイズさんと飲みすぎちゃって、片付けもしないで寝ちゃったから、うわぁ~部屋が酒臭っ、換気しますね
ロイズさんも朝飯食いますか?簡単なものだけど…」
「おぉ~頼むよ…、シバ公の飯は美味いもんな?バスターは羨ましいねぇ…可愛い若妻に美味い飯を作ってもらえて」
シバがチラっと私を見ると、ふいっと挨拶もしないで台所に向かってしまった。
えっ?これは怒ってる、そりゃ酔って潰れて、同伴者に連れて帰ってきてもらってたら、そりゃ怒るな…
しかもそいつに酒やツマミも出させられたら、そりゃキレてもおかしくないよな!
「あっ、シバ…あのっ、私も手伝うから…」
「バスターさんはシャワーをしてきてください!昨日は入らなかったでしょ?」
ピシャリっと言われてしまってぐぅの音もでない、怒らせたのか?シバを怒らせるなんて…一体どうしたら…
「あぁ~、俺もシャワー浴びてえなぁ…
バスターよ、一緒に浴びちまうか?そっちの方が手間が省けて早く飯食えるだろ?」
「ダメですよ、ロイズさん!
何をさらりとバスターさんと一緒に入ろうとしてるんですか?
ほらっ、バスターさんは早く浴びてきて…ロイズさんは水飲んで、もう少しで酒が抜けてからにしてくださいね!酒臭すぎですよ…そんなんでシャワーは危ないから!」
もう逆らうこともできずにトボトボとシャワーを浴びにいく。ロイズとシバはあまり接点はなかっあはずだが…昨日一晩で急に砕けた様子の二人が気になりなる。
体と髪をしっかりと洗って、伸びだしていた髭も剃っておこうとしていると
シバがガチャリと入ってきた。私は全裸で鏡に向かってカミソリを持ってる大変にカッコ悪い状態で、何も言えずに固まっていると…チラリっと私の下半身に目をやり…
「着替えを持ってきたんですよ、ココに置いておきますね………鋼の種馬だったそうですねっ?」
「はっ?なんで、その呼び方をっ…あっ、ロイズの野郎!違う、本当に違うから…」
私の言葉を聞く間もなく、サッサとシバは出ていってしまったから、もうバタバタと出してもらった着替えを着てリビングに急げば
卵焼きにほうれん草の胡麻和えに、ちょっとした野菜の合せ煮、海苔と味噌汁とご飯まで用意してくれていて
「はい、鮭焼けましたよ!ロイズさん、水しっかり飲みました?スポドリがいいならありますからね?」
「うわぁ…こりゃ、旅館の朝飯並みだな!羨ましいねぇ、ははっさすがの鋼の種馬も落ちるなぁ…こりゃこりゃ」
「ロイズ!お前、シバに何を吹き込んでるんだよ、そんなんもう何年も前のことを…ちょっ!他には、いらんこと喋ってないだろうな!」
「あぁ~?いやぁ…シバ公ったらいい酒と美味いツマミをどんどん出してくれるからさぁ、口の滑りがよくなっちまってな?ほらっ、冒険者なら報酬をもらったら対価を返さなきゃいかんだろ?」
もう引っ叩いてやりたくなったが、でもシバはいつものように椅子を引いてくれるから座るしかなくて…
「ははっ…こりゃ鋼の種馬がお姫様にジョブチェンジだな?椅子引いてもらって、海苔の醤油いれてもらってお茶ついでもらって…
そりゃ結婚したくなるよな、俺はバスターが羨ましいよ…」
「ロイズさん、ご飯のおかわりいりますか?どんどん食べてくださいね?
バスターさんは後でお話がありますからね?
ちゃっちゃか食べてくださいね!」
あぁ…絶対にシバが怒ってる!なんか私にだけ声が低いし素っ気ないし…なんでロイズにはそんなに愛想がいいんだよ!
もうシバが怖いからロイズに帰って欲しいような欲しくないような気持ちになっている。とりあえずシバの機嫌を取るにはっと頭をフル回転していた。
ロイズさんも朝飯食いますか?簡単なものだけど…」
「おぉ~頼むよ…、シバ公の飯は美味いもんな?バスターは羨ましいねぇ…可愛い若妻に美味い飯を作ってもらえて」
シバがチラっと私を見ると、ふいっと挨拶もしないで台所に向かってしまった。
えっ?これは怒ってる、そりゃ酔って潰れて、同伴者に連れて帰ってきてもらってたら、そりゃ怒るな…
しかもそいつに酒やツマミも出させられたら、そりゃキレてもおかしくないよな!
「あっ、シバ…あのっ、私も手伝うから…」
「バスターさんはシャワーをしてきてください!昨日は入らなかったでしょ?」
ピシャリっと言われてしまってぐぅの音もでない、怒らせたのか?シバを怒らせるなんて…一体どうしたら…
「あぁ~、俺もシャワー浴びてえなぁ…
バスターよ、一緒に浴びちまうか?そっちの方が手間が省けて早く飯食えるだろ?」
「ダメですよ、ロイズさん!
何をさらりとバスターさんと一緒に入ろうとしてるんですか?
ほらっ、バスターさんは早く浴びてきて…ロイズさんは水飲んで、もう少しで酒が抜けてからにしてくださいね!酒臭すぎですよ…そんなんでシャワーは危ないから!」
もう逆らうこともできずにトボトボとシャワーを浴びにいく。ロイズとシバはあまり接点はなかっあはずだが…昨日一晩で急に砕けた様子の二人が気になりなる。
体と髪をしっかりと洗って、伸びだしていた髭も剃っておこうとしていると
シバがガチャリと入ってきた。私は全裸で鏡に向かってカミソリを持ってる大変にカッコ悪い状態で、何も言えずに固まっていると…チラリっと私の下半身に目をやり…
「着替えを持ってきたんですよ、ココに置いておきますね………鋼の種馬だったそうですねっ?」
「はっ?なんで、その呼び方をっ…あっ、ロイズの野郎!違う、本当に違うから…」
私の言葉を聞く間もなく、サッサとシバは出ていってしまったから、もうバタバタと出してもらった着替えを着てリビングに急げば
卵焼きにほうれん草の胡麻和えに、ちょっとした野菜の合せ煮、海苔と味噌汁とご飯まで用意してくれていて
「はい、鮭焼けましたよ!ロイズさん、水しっかり飲みました?スポドリがいいならありますからね?」
「うわぁ…こりゃ、旅館の朝飯並みだな!羨ましいねぇ、ははっさすがの鋼の種馬も落ちるなぁ…こりゃこりゃ」
「ロイズ!お前、シバに何を吹き込んでるんだよ、そんなんもう何年も前のことを…ちょっ!他には、いらんこと喋ってないだろうな!」
「あぁ~?いやぁ…シバ公ったらいい酒と美味いツマミをどんどん出してくれるからさぁ、口の滑りがよくなっちまってな?ほらっ、冒険者なら報酬をもらったら対価を返さなきゃいかんだろ?」
もう引っ叩いてやりたくなったが、でもシバはいつものように椅子を引いてくれるから座るしかなくて…
「ははっ…こりゃ鋼の種馬がお姫様にジョブチェンジだな?椅子引いてもらって、海苔の醤油いれてもらってお茶ついでもらって…
そりゃ結婚したくなるよな、俺はバスターが羨ましいよ…」
「ロイズさん、ご飯のおかわりいりますか?どんどん食べてくださいね?
バスターさんは後でお話がありますからね?
ちゃっちゃか食べてくださいね!」
あぁ…絶対にシバが怒ってる!なんか私にだけ声が低いし素っ気ないし…なんでロイズにはそんなに愛想がいいんだよ!
もうシバが怖いからロイズに帰って欲しいような欲しくないような気持ちになっている。とりあえずシバの機嫌を取るにはっと頭をフル回転していた。
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