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1000.決闘3 (sideシバ)
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膝をついて吐きまくりながら、グズグズと忍びなく声が聞こえる。俺はポリポリと頭を掻きながら、どうやってこの決闘を終わらせたものかっと悩んでいる。
このクソガキはたぶんトサジさんに甘やかされて育ったんだろう、後継ぎだぁ、後継者だぁっと周りに持てはやされて、忖度された組手で調子にのったのだろう…
ただっ、コイツはこのままじゃダメだ!このままぬるくこの決闘を終わらせたら、たぶんコイツはろくな者にはならない!
コイツがろくな者にならないと、ダーク様の協力的な組が一つ減りかねないし…もうっ、しかたないなぁ…
「おいっ!いつまでそうやって泣いてるんだよ!!立てよっ、お前はこれからトサジさんの組を継いでいくんだよな?
後継人なんだよな?
だったらすぐに立てよ、痛がって隙を見せるな!ボロボロのボロ雑巾みたいになるまで負けを認めるな、決闘で組を背負って立ったなら死ぬ気で戦えよ!
グズグズ泣きやがって、それでも人狼の雄か!!」
「ゔぅぅ…くぞぅぅ!!!」
泣き顔で鼻水垂れまくったぐちゃぐちゃな顔だけど、よしっ、まだ向かって来た!根性だけはある!
我武者羅に飛びかかるように突っ込んでくるが、動きがでとにかく遅い、これでは攻撃を当てることすら、ままならないだろう
「ほらっ、そんな愚鈍な動きしかできないのか?突っ込んでくるだけじゃ避けてカウンターいれられるだけだろうが、このノロマが!頭を使えよ、そのデカイ頭は飾りか?」
「うがぅっ!!ゔゔぅ!!」
ひらりと避けてぐしゃぐしゃの泣き顔に引っ掻きをお見舞いすれば、頬から鮮血が飛ぶ
しかし顔を反らせただけで痛がらず、そのまま攻撃の手を緩めない、よしっ、飲み込みも良い!
「ほらっ、その程度かよ、ノロマっ!俺の動きしっかり見てんのか?一挙一動を見逃すなよ、次の動きを予測しろ、ほらっ、足のガードが甘い!がら空きだ!!」
「うわっ!ぐぅぅ…あああっ!!」
モーションがでかいからすぐに避けれてしまうのも問題だが、パンチを避けて足に蹴りをくらわせも、痛みに耐えて反撃を繰り出してくる。
よし、防御力もあるし、痛みに絶えれる精神力もある。ならばっ…
ドゴッ!
「えっ!当たった…」
腹部にトサカツさんのパンチが入る。後ろに飛んで衝撃を和らげて、腹筋堅くして受けた一発だが、内蔵か揺れるのを感じる。
攻撃力も申し分ない…このクソガキは持ってるものは悪くない!
「ははっ!当たった…ふはは!いけるぞ!!
やはり勝つのは俺だっ、あの麗しの雌は俺にこそ相応しい!!」
「あぁん?…まだそんな寝言を言ってんのか?クソガキがっ!!」
ただ、このすぐに調子に乗る性格は危ないな!少し痛い目あわせなきゃダメだな!!
あとまだバスターさんを諦めてないのが腹が立つ、お前みたいなクソガキにバスターさんが相応しいわけがないたろうが!!
バスターさんはな、俺よりもずっと強いんだからな!!
「おい、クソガキ!俺が合図したら一歩下がって、その後そのまま三歩下がれ、ガードをしながらだぞ?他に無駄な動きするなよ、死にたくなきゃ言う事きけよ?」
「クソガキ、クソガキって…何を偉そうに!お前なんか攻撃さへ当たれば…」
「ほらっ、いくからな!!」
ドガッ!ドガッッッ!!!
このクソガキはたぶんトサジさんに甘やかされて育ったんだろう、後継ぎだぁ、後継者だぁっと周りに持てはやされて、忖度された組手で調子にのったのだろう…
ただっ、コイツはこのままじゃダメだ!このままぬるくこの決闘を終わらせたら、たぶんコイツはろくな者にはならない!
コイツがろくな者にならないと、ダーク様の協力的な組が一つ減りかねないし…もうっ、しかたないなぁ…
「おいっ!いつまでそうやって泣いてるんだよ!!立てよっ、お前はこれからトサジさんの組を継いでいくんだよな?
後継人なんだよな?
だったらすぐに立てよ、痛がって隙を見せるな!ボロボロのボロ雑巾みたいになるまで負けを認めるな、決闘で組を背負って立ったなら死ぬ気で戦えよ!
グズグズ泣きやがって、それでも人狼の雄か!!」
「ゔぅぅ…くぞぅぅ!!!」
泣き顔で鼻水垂れまくったぐちゃぐちゃな顔だけど、よしっ、まだ向かって来た!根性だけはある!
我武者羅に飛びかかるように突っ込んでくるが、動きがでとにかく遅い、これでは攻撃を当てることすら、ままならないだろう
「ほらっ、そんな愚鈍な動きしかできないのか?突っ込んでくるだけじゃ避けてカウンターいれられるだけだろうが、このノロマが!頭を使えよ、そのデカイ頭は飾りか?」
「うがぅっ!!ゔゔぅ!!」
ひらりと避けてぐしゃぐしゃの泣き顔に引っ掻きをお見舞いすれば、頬から鮮血が飛ぶ
しかし顔を反らせただけで痛がらず、そのまま攻撃の手を緩めない、よしっ、飲み込みも良い!
「ほらっ、その程度かよ、ノロマっ!俺の動きしっかり見てんのか?一挙一動を見逃すなよ、次の動きを予測しろ、ほらっ、足のガードが甘い!がら空きだ!!」
「うわっ!ぐぅぅ…あああっ!!」
モーションがでかいからすぐに避けれてしまうのも問題だが、パンチを避けて足に蹴りをくらわせも、痛みに耐えて反撃を繰り出してくる。
よし、防御力もあるし、痛みに絶えれる精神力もある。ならばっ…
ドゴッ!
「えっ!当たった…」
腹部にトサカツさんのパンチが入る。後ろに飛んで衝撃を和らげて、腹筋堅くして受けた一発だが、内蔵か揺れるのを感じる。
攻撃力も申し分ない…このクソガキは持ってるものは悪くない!
「ははっ!当たった…ふはは!いけるぞ!!
やはり勝つのは俺だっ、あの麗しの雌は俺にこそ相応しい!!」
「あぁん?…まだそんな寝言を言ってんのか?クソガキがっ!!」
ただ、このすぐに調子に乗る性格は危ないな!少し痛い目あわせなきゃダメだな!!
あとまだバスターさんを諦めてないのが腹が立つ、お前みたいなクソガキにバスターさんが相応しいわけがないたろうが!!
バスターさんはな、俺よりもずっと強いんだからな!!
「おい、クソガキ!俺が合図したら一歩下がって、その後そのまま三歩下がれ、ガードをしながらだぞ?他に無駄な動きするなよ、死にたくなきゃ言う事きけよ?」
「クソガキ、クソガキって…何を偉そうに!お前なんか攻撃さへ当たれば…」
「ほらっ、いくからな!!」
ドガッ!ドガッッッ!!!
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