1,034 / 1,164
33.番へ
1026.タネ明かし (sideシバ)
しおりを挟む
「はっ?昨日の処罰って直接で、しかも公開だったんですか?バスターさんが?えっ…人間同士でできたの??」
アキラさんが俺の控室で、なんでこんなに観客が多かったのかを説明してくれた。人狼公開決闘チャンネルでのバスターさんの公開決闘の反響はめちゃくちゃ大きくて、次の日に行われた俺の決闘がサプライズ告知になって、観戦チケットが秒で売り切れてしまったらしい
「もうねぇ~チケットサイトがパンクしてやばかっです。
『あの麗しの雌の婚約者が電撃決闘!!」って打ったら、すごい反響で、チケットサイト立ち上げて即パンクでした!
アハハ、やばかった!SNSで今、めちゃ炎上してます。」
「なるほど、だからこんなことに…
でもなんで俺にはバスターさんの決闘の話が入ってこなかったんですか?
俺だって頻繁にダーク様の本部に出入りしてたし、組合報だって毎回チェックしてるのに…」
「それは、まぁ~バレないようにめちゃくちゃ気をつけました!シバさんの行動範囲にはポスターを一枚も貼らないようにしたし、組合報もシバさんだけ特別配達にしました。ダークの組も厳戒態勢を組みましたし、なんならシバさんの携帯とパソコンもいじって広告と関連サイトをブロックしました!」
人の携帯とパソコンに何してくれてるの!
そこまでする??たぶんバスターさんが協力したんだろうけど…絶対にこの徹底ぶりは指揮したのは目の前のアキラさんだと思う!
「アハハ!シバさんが酷い顔!
すいませんね…バスターさんがね、どうしてもシバさんに知られたくないって、ラダさんを消す時の自分の姿はきっと酷く醜いからって…
もうめちゃくちゃ思い詰めた顔してたんですよ、あのバスターさんにそんな顔されたら断れないじゃないですか?」
「ゔぅ…わかってます。僕も気が付かなかったから悪いんです。あんなにバスターさんが思い詰めていたなんて、俺を監禁しようとしたことがどうしても許すはなかったみたいで」
「そうですね、バスターさん自身の凶暴性がシバさんに向かったことが我慢ならなかったのかな?たとえ愛ゆえでも!
すいません…それを誘導したのも僕達なんですよ」
わかっている。あの時のバスターさんはたぶんアキラさんが手を差し伸べなかったらどう動いたかわからなかった。
たぶんそれほどに危うくて、不安定だったんだ…下手したら俺を連れて、全てを捨てて逃避行だってしてたかもしれない
「あのときのバスターさんは、シバさんを手に掛けるか…それか自分自身を手に掛けるか…もしくは二人でなんて…
もう、そんな顔をしていましたよ?ははっ、僕は見てて恐ろしかった。」
「そうですか、そこまで…はぁ、ありがとうございます。もう、俺からアキラさんにはこれ以外のお言葉はありません!
ただ…俺にも見せてくださいゃ、バスターさんの公開決闘の様子を
俺は絶対にバスターさんを醜いなんて思わないし、俺のために戦ってるバスターさんの姿を俺だけが見えないのは不服です。」
もうアキラさんもわかっていたかのように苦笑いをしながらスマホで俺宛にメールを送ってくれた。
「そちらのIDとパスワードから社員用のチャンネルにアクセスできますから、ダークの決闘とバスターさんの決闘、あと番様のお言葉がありますからね?」
「はっ?番様って…族長の番様のこと?なんでそんな方がお言葉をくださってるの?」
「このチャンネルのアンバサダーですからね、せっせと僕がプレゼントを贈りまくって交渉しました。
今回の公開決闘も番様の一声で申請が通りましたし、本当に番様の力はすごいですね、やはり女性の力には敵いませんね!」
「はっ?プレゼントって一体何を?
番様はそれは高潔な方で、お金や権力では絶対に動かないような方ですよ!だから人狼の聖母とか言われてて、族長より人気が高い方なのに…」
「僕が完全に利益度外視でジョンのためだけに開発した毛並みがフワッフワでツヤッツヤになる特性品のヘアケアシリーズです。
本当なら門外不出なんですが…番様だけに、もう特別に!お分けすることになりました!!」
アキラさんの言葉に遠い目をしたくなる。
なるほど完全にアキラさんの趣味に走った特別性なわけですね…アキラさんの天才的な腕によりをかけて作った、門外不出の逸品なら番様も雌だからそりゃ欲しくなるよなぁ…
「それはそうと、シバさんはバスターさんの決闘を見るなら覚悟しといてくださいね?
ネットだと人狼族の中では『エロすぎ!』、『マジ天使!』、『もはやAV』とか書き込まれましたからね、ショック受けないでくださいね?」
「はっ?バスターさん一体どんな決闘したの?ちょっと…もう、すぐ見させていただきます!!」
アキラさんが俺の控室で、なんでこんなに観客が多かったのかを説明してくれた。人狼公開決闘チャンネルでのバスターさんの公開決闘の反響はめちゃくちゃ大きくて、次の日に行われた俺の決闘がサプライズ告知になって、観戦チケットが秒で売り切れてしまったらしい
「もうねぇ~チケットサイトがパンクしてやばかっです。
『あの麗しの雌の婚約者が電撃決闘!!」って打ったら、すごい反響で、チケットサイト立ち上げて即パンクでした!
アハハ、やばかった!SNSで今、めちゃ炎上してます。」
「なるほど、だからこんなことに…
でもなんで俺にはバスターさんの決闘の話が入ってこなかったんですか?
俺だって頻繁にダーク様の本部に出入りしてたし、組合報だって毎回チェックしてるのに…」
「それは、まぁ~バレないようにめちゃくちゃ気をつけました!シバさんの行動範囲にはポスターを一枚も貼らないようにしたし、組合報もシバさんだけ特別配達にしました。ダークの組も厳戒態勢を組みましたし、なんならシバさんの携帯とパソコンもいじって広告と関連サイトをブロックしました!」
人の携帯とパソコンに何してくれてるの!
そこまでする??たぶんバスターさんが協力したんだろうけど…絶対にこの徹底ぶりは指揮したのは目の前のアキラさんだと思う!
「アハハ!シバさんが酷い顔!
すいませんね…バスターさんがね、どうしてもシバさんに知られたくないって、ラダさんを消す時の自分の姿はきっと酷く醜いからって…
もうめちゃくちゃ思い詰めた顔してたんですよ、あのバスターさんにそんな顔されたら断れないじゃないですか?」
「ゔぅ…わかってます。僕も気が付かなかったから悪いんです。あんなにバスターさんが思い詰めていたなんて、俺を監禁しようとしたことがどうしても許すはなかったみたいで」
「そうですね、バスターさん自身の凶暴性がシバさんに向かったことが我慢ならなかったのかな?たとえ愛ゆえでも!
すいません…それを誘導したのも僕達なんですよ」
わかっている。あの時のバスターさんはたぶんアキラさんが手を差し伸べなかったらどう動いたかわからなかった。
たぶんそれほどに危うくて、不安定だったんだ…下手したら俺を連れて、全てを捨てて逃避行だってしてたかもしれない
「あのときのバスターさんは、シバさんを手に掛けるか…それか自分自身を手に掛けるか…もしくは二人でなんて…
もう、そんな顔をしていましたよ?ははっ、僕は見てて恐ろしかった。」
「そうですか、そこまで…はぁ、ありがとうございます。もう、俺からアキラさんにはこれ以外のお言葉はありません!
ただ…俺にも見せてくださいゃ、バスターさんの公開決闘の様子を
俺は絶対にバスターさんを醜いなんて思わないし、俺のために戦ってるバスターさんの姿を俺だけが見えないのは不服です。」
もうアキラさんもわかっていたかのように苦笑いをしながらスマホで俺宛にメールを送ってくれた。
「そちらのIDとパスワードから社員用のチャンネルにアクセスできますから、ダークの決闘とバスターさんの決闘、あと番様のお言葉がありますからね?」
「はっ?番様って…族長の番様のこと?なんでそんな方がお言葉をくださってるの?」
「このチャンネルのアンバサダーですからね、せっせと僕がプレゼントを贈りまくって交渉しました。
今回の公開決闘も番様の一声で申請が通りましたし、本当に番様の力はすごいですね、やはり女性の力には敵いませんね!」
「はっ?プレゼントって一体何を?
番様はそれは高潔な方で、お金や権力では絶対に動かないような方ですよ!だから人狼の聖母とか言われてて、族長より人気が高い方なのに…」
「僕が完全に利益度外視でジョンのためだけに開発した毛並みがフワッフワでツヤッツヤになる特性品のヘアケアシリーズです。
本当なら門外不出なんですが…番様だけに、もう特別に!お分けすることになりました!!」
アキラさんの言葉に遠い目をしたくなる。
なるほど完全にアキラさんの趣味に走った特別性なわけですね…アキラさんの天才的な腕によりをかけて作った、門外不出の逸品なら番様も雌だからそりゃ欲しくなるよなぁ…
「それはそうと、シバさんはバスターさんの決闘を見るなら覚悟しといてくださいね?
ネットだと人狼族の中では『エロすぎ!』、『マジ天使!』、『もはやAV』とか書き込まれましたからね、ショック受けないでくださいね?」
「はっ?バスターさん一体どんな決闘したの?ちょっと…もう、すぐ見させていただきます!!」
0
あなたにおすすめの小説
オッサン課長のくせに、無自覚に色気がありすぎる~ヨレヨレ上司とエリート部下、恋は仕事の延長ですか?
中岡 始
BL
「新しい営業課長は、超敏腕らしい」
そんな噂を聞いて、期待していた橘陽翔(28)。
しかし、本社に異動してきた榊圭吾(42)は――
ヨレヨレのスーツ、だるそうな関西弁、ネクタイはゆるゆる。
(……いやいや、これがウワサの敏腕課長⁉ 絶対ハズレ上司だろ)
ところが、初めての商談でその評価は一変する。
榊は巧みな話術と冷静な判断で、取引先をあっさり落としにかかる。
(仕事できる……! でも、普段がズボラすぎるんだよな)
ネクタイを締め直したり、書類のコーヒー染みを指摘したり――
なぜか陽翔は、榊の世話を焼くようになっていく。
そして気づく。
「この人、仕事中はめちゃくちゃデキるのに……なんでこんなに色気ダダ漏れなんだ?」
煙草をくゆらせる仕草。
ネクタイを緩める無防備な姿。
そのたびに、陽翔の理性は削られていく。
「俺、もう待てないんで……」
ついに陽翔は榊を追い詰めるが――
「……お前、ほんまに俺のこと好きなんか?」
攻めるエリート部下 × 無自覚な色気ダダ漏れのオッサン上司。
じわじわ迫る恋の攻防戦、始まります。
【最新話:主任補佐のくせに、年下部下に見透かされている(気がする)ー関西弁とミルクティーと、春のすこし前に恋が始まった話】
主任補佐として、ちゃんとせなあかん──
そう思っていたのに、君はなぜか、俺の“弱いとこ”ばっかり見抜いてくる。
春のすこし手前、まだ肌寒い季節。
新卒配属された年下部下・瀬戸 悠貴は、無表情で口数も少ないけれど、妙に人の感情に鋭い。
風邪気味で声がかすれた朝、佐倉 奏太は、彼にそっと差し出された「ミルクティー」に言葉を失う。
何も言わないのに、なぜか伝わってしまう。
拒むでも、求めるでもなく、ただそばにいようとするその距離感に──佐倉の心は少しずつ、ほどけていく。
年上なのに、守られるみたいで、悔しいけどうれしい。
これはまだ、恋になる“少し前”の物語。
関西弁とミルクティーに包まれた、ふたりだけの静かな始まり。
(5月14日より連載開始)
【完結】 男達の性宴
蔵屋
BL
僕が通う高校の学校医望月先生に
今夜8時に来るよう、青山のホテルに
誘われた。
ホテルに来れば会場に案内すると
言われ、会場案内図を渡された。
高三最後の夏休み。家業を継ぐ僕を
早くも社会人扱いする両親。
僕は嬉しくて夕食後、バイクに乗り、
東京へ飛ばして行った。
久々に幼なじみの家に遊びに行ったら、寝ている間に…
しゅうじつ
BL
俺の隣の家に住んでいる有沢は幼なじみだ。
高校に入ってからは、学校で話したり遊んだりするくらいの仲だったが、今日数人の友達と彼の家に遊びに行くことになった。
数年ぶりの幼なじみの家を懐かしんでいる中、いつの間にか友人たちは帰っており、幼なじみと2人きりに。
そこで俺は彼の部屋であるものを見つけてしまい、部屋に来た有沢に咄嗟に寝たフリをするが…
BL 男達の性事情
蔵屋
BL
漁師の仕事は、海や川で魚介類を獲ることである。
漁獲だけでなく、養殖業に携わる漁師もいる。
漁師の仕事は多岐にわたる。
例えば漁船の操縦や漁具の準備や漁獲物の処理等。
陸上での魚の選別や船や漁具の手入れなど、
多彩だ。
漁師の日常は毎日漁に出て魚介類を獲るのが主な業務だ。
漁獲とは海や川で魚介類を獲ること。
養殖の場合は魚介類を育ててから出荷する養殖業もある。
陸上作業の場合は獲った魚の選別、船や漁具の手入れを行うことだ。
漁業の種類と言われる仕事がある。
漁師の仕事だ。
仕事の内容は漁を行う場所や方法によって多様である。
沿岸漁業と言われる比較的に浜から近い漁場で行われ、日帰りが基本。
日本の漁師の多くがこの形態なのだ。
沖合(近海)漁業という仕事もある。
沿岸漁業よりも遠い漁場で行われる。
遠洋漁業は数ヶ月以上漁船で生活することになる。
内水面漁業というのは川や湖で行われる漁業のことだ。
漁師の働き方は、さまざま。
漁業の種類や狙う魚によって異なるのだ。
出漁時間は早朝や深夜に出漁し、市場が開くまでに港に戻り魚の選別を終えるという仕事が日常である。
休日でも釣りをしたり、漁具の手入れをしたりと、海を愛する男達が多い。
個人事業主になれば漁船や漁具を自分で用意し、漁業権などの資格も必要になってくる。
漁師には、豊富な知識と経験が必要だ。
専門知識は魚類の生態や漁場に関する知識、漁法の技術と言えるだろう。
資格は小型船舶操縦士免許、海上特殊無線技士免許、潜水士免許などの資格があれば役に立つ。
漁師の仕事は、自然を相手にする厳しさもあるが大きなやりがいがある。
食の提供は人々の毎日の食卓に新鮮な海の幸を届ける重要な役割を担っているのだ。
地域との連携も必要である。
沿岸漁業では地域社会との結びつきが強く、地元のイベントにも関わってくる。
この物語の主人公は極楽翔太。18歳。
翔太は来年4月から地元で漁師となり働くことが決まっている。
もう一人の主人公は木下英二。28歳。
地元で料理旅館を経営するオーナー。
翔太がアルバイトしている地元のガソリンスタンドで英二と偶然あったのだ。
この物語の始まりである。
この物語はフィクションです。
この物語に出てくる団体名や個人名など同じであってもまったく関係ありません。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる