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第5章
女性陣暴走
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「ゴホン、ドレッティ?そういえばトーマスとはどんな感じなのですか?結婚はまだですか?」
マリア婦人が皆の気持ちを代表するかのように、わざとらしく咳払いを一つした。
「なっ結婚だなんて、まだ数回お食事をしただけで」
「あら?貴族だったら、数回顔をあわせれば婚約からの結婚よ!さっさとしちゃいなさい。」
「お母様、でもドレッティにも何かトーマスに嫌なところとかもあるかもしれませんよ?
そんな無理やり、どんなんですか?」
マリア婦人とフランシスの矢継ぎ早な質問に、ドレッティは顔が火が吹いたように熱くなる。
「嫌なところは、そんな、思ってたより紳士的で優しいし、博学だし、商売のことも教えてくれますし。
でも忙しいから、あまり会えないところが嫌かな?」
目線を感じて顔をあげると、女性陣4人が乗り出して聞いている。
「いやだも~ベタぽれじゃないかい、トーマスさんも罪に置けないねぇ」
「アン、これは早く屋敷の裏にでも家でも立ててあげましょうか?
そこに2人いれとけば、簡単に既成事実ができたすよ。
子供の1人、2人、ポンポンできそうです」
「これはもう、トーマスさんは確保したようなものですね。
とりあえず次きたときに、婚約式のための食事に使うものを、持ってきてもらうようにしましょう。
外堀から埋めてしまえば早くすすみます」
「やだぁドレッティさんうらやましい、そんな素敵な人が!私もいつか素敵な人にめぐりあいたいですぅ」
女性陣は各々好きなことを言っている。
まったくお互いの話を聞いていないようだが。どんどん話が進んでいく
女性陣恐ろしいと男性陣は遠巻きに見守る
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外堀から埋めてしまえば早くすすみます」
「やだぁドレッティさんうらやましい、そんな素敵な人が!私もいつか素敵な人にめぐりあいたいですぅ」
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