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3.舐めて癒して (sideシバ)
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「大丈夫かな?すまないね…少し手荒になってしまった。傷を見せておくれ…足の傷が酷そうだよ、治療をしないとね?」
「ヴヴヴゥゥ……!!ぐるなぁっ、ざわるなぁ!!」
金色の綺麗な短い髪に、吸い込まれそうな水色の瞳、薄い水色のふわりとしたワンピースのような服に、紺色のズボン、体格は俺の倍以上はありそうな身長に
そしてずっと鞭を振り下ろしてきた人間なんか目じゃないくらいのムキムキの体型、腕なんて俺の首をゴキョリっとできてしまうほど太い!
そんな人間が俺に手を差し伸べてきたのだ…思わず恐怖から噛み付けば、そのまま抱き締められて抱えられて、どんなに暴れて引っ掻いても噛みついても、その人間はビクともしなくて…
今はなんだか広くて綺麗なベッドの上に乗せられて、俺はわけがわからずにブルブルと震えている。
「セバスすまないが、清浄魔法をかけてあげてくれないか?
感染症が心配だし、あんなに傷だらけでは膿んでしまう、その後は私が治療するから」
「はい、承知しました。綺麗にするだけですよ、少し失礼いたします。」
白髪の神経質そうな細い眼鏡に黒い服と白いシャツの老人が俺に手をかざす。
何をされるかわからなくて、歯を向いて毛を逆立てて最大限の威嚇のポーズをするけど、老人はため息を一つついて、何かを唱えて下がっていった。
「バスター様も、あまりご無理はしないでください、かなり興奮しておりますから、私の魔法で拘束しましょうか?まったくメイド長もバスター様ではなく私を呼べばいいものを…」
「いや、拘束はいいる、余計に怯えさせてしまいそうだ、大丈夫だよ…私は丈夫だし…
それにこの獣人は怪我が酷いだろう?だから私が呼ばれたんだろう、癒やすくらいしか私のできることはないからね…」
「またそんな言い方をして、もし癒やしても懐かなければ、深追いはされませぬように!よろしいですね?」
老人は恭しくお辞儀をして、部屋から出ていけばこのムキムキの綺麗な男と二人きりになってしまった。
もう俺はひたすら恐ろしくて…ガタガタ震えながら威嚇するしかなくて
俺は何をされるの?さっき噛んだり引っ掻いたりしたから…
きっと殴られる蹴られる、酷く惨たらしいことをされるに違いない…
逃げなきゃ、殺される!でも逃げる場所がない、出口は男の側で…
「怖がらなくていいよ、君の傷を治したいんだよ、ただごめんね、私の治療はこんな方法しかできないんだよ…」
「ヴヴヴゥゥ!!………ふぅ…何?ヤメろ!触らないでぇ!!」
興奮する俺をまた抱きしめて、暴れる俺を組み敷いて来て、俺はパニックになって体の動かせるところを全部動かして抵抗したのに、結局は手も足も出なくて、もう駄目だって思った
それなのに、その男は俺の傷をペロペロと舐めだした。
舐めてくれてる?傷を舐めてくれてるの??
なんで見ず知らずの俺なんかを…
獣人にとって舐めるっていうのは最大の愛情表現で、遠い記憶にある母親に舐められた記憶がブワリっと蘇る。
触れられるとピリピリと痛い傷をペロペロと舐められれば痛みが引いていく、男は首筋から腕に服を優しく脱がされて、鞭を入れられた背中から下へと下へと…
「いい!そこはいい…ダメ!そこはだって…汚いから、ヤメテ!!」
「大丈夫だよ、変なところは触らないからね?大人しくして、ここも酷い怪我だから…可哀想に、怖かったね…」
鞭を酷く振り下ろされた尻も舐められて、体中の傷をどんどん舐めてくれて、最後は走りすぎて皮がズル剥けになった足の裏まで舐めてくれた。
「ふぅ~どうかな、痛みは引いたかい?足首の怪我が一番深いね、そこはしばらく毎日舐めないと治らないな…
驚かせて、すまないね、私は自分の体液で怪我を癒やす聖女なんだよ、こんな方法でしか癒せなくて…気持ち悪いよね?」
「うぅ~、ありがとうございます。俺っ、俺っ…ごめんなざぃ…いっぱい暴れちゃったのに…こんなに優しくしてくれてっ…ごめんなざあぁいぃ」
「大丈夫だよ、パニックを起こしてたんだよな、君はどこから来たの?迷子さんかな?お家はどんなところだったかな?」
もう隠しようがなくて、こんなに優しく舐めて愛してくれる人なんて初めてで…この人になら最後に殺されてもいいって思って…
溢れる涙のまま、俺の今までのことを正直に話していった。
「ヴヴヴゥゥ……!!ぐるなぁっ、ざわるなぁ!!」
金色の綺麗な短い髪に、吸い込まれそうな水色の瞳、薄い水色のふわりとしたワンピースのような服に、紺色のズボン、体格は俺の倍以上はありそうな身長に
そしてずっと鞭を振り下ろしてきた人間なんか目じゃないくらいのムキムキの体型、腕なんて俺の首をゴキョリっとできてしまうほど太い!
そんな人間が俺に手を差し伸べてきたのだ…思わず恐怖から噛み付けば、そのまま抱き締められて抱えられて、どんなに暴れて引っ掻いても噛みついても、その人間はビクともしなくて…
今はなんだか広くて綺麗なベッドの上に乗せられて、俺はわけがわからずにブルブルと震えている。
「セバスすまないが、清浄魔法をかけてあげてくれないか?
感染症が心配だし、あんなに傷だらけでは膿んでしまう、その後は私が治療するから」
「はい、承知しました。綺麗にするだけですよ、少し失礼いたします。」
白髪の神経質そうな細い眼鏡に黒い服と白いシャツの老人が俺に手をかざす。
何をされるかわからなくて、歯を向いて毛を逆立てて最大限の威嚇のポーズをするけど、老人はため息を一つついて、何かを唱えて下がっていった。
「バスター様も、あまりご無理はしないでください、かなり興奮しておりますから、私の魔法で拘束しましょうか?まったくメイド長もバスター様ではなく私を呼べばいいものを…」
「いや、拘束はいいる、余計に怯えさせてしまいそうだ、大丈夫だよ…私は丈夫だし…
それにこの獣人は怪我が酷いだろう?だから私が呼ばれたんだろう、癒やすくらいしか私のできることはないからね…」
「またそんな言い方をして、もし癒やしても懐かなければ、深追いはされませぬように!よろしいですね?」
老人は恭しくお辞儀をして、部屋から出ていけばこのムキムキの綺麗な男と二人きりになってしまった。
もう俺はひたすら恐ろしくて…ガタガタ震えながら威嚇するしかなくて
俺は何をされるの?さっき噛んだり引っ掻いたりしたから…
きっと殴られる蹴られる、酷く惨たらしいことをされるに違いない…
逃げなきゃ、殺される!でも逃げる場所がない、出口は男の側で…
「怖がらなくていいよ、君の傷を治したいんだよ、ただごめんね、私の治療はこんな方法しかできないんだよ…」
「ヴヴヴゥゥ!!………ふぅ…何?ヤメろ!触らないでぇ!!」
興奮する俺をまた抱きしめて、暴れる俺を組み敷いて来て、俺はパニックになって体の動かせるところを全部動かして抵抗したのに、結局は手も足も出なくて、もう駄目だって思った
それなのに、その男は俺の傷をペロペロと舐めだした。
舐めてくれてる?傷を舐めてくれてるの??
なんで見ず知らずの俺なんかを…
獣人にとって舐めるっていうのは最大の愛情表現で、遠い記憶にある母親に舐められた記憶がブワリっと蘇る。
触れられるとピリピリと痛い傷をペロペロと舐められれば痛みが引いていく、男は首筋から腕に服を優しく脱がされて、鞭を入れられた背中から下へと下へと…
「いい!そこはいい…ダメ!そこはだって…汚いから、ヤメテ!!」
「大丈夫だよ、変なところは触らないからね?大人しくして、ここも酷い怪我だから…可哀想に、怖かったね…」
鞭を酷く振り下ろされた尻も舐められて、体中の傷をどんどん舐めてくれて、最後は走りすぎて皮がズル剥けになった足の裏まで舐めてくれた。
「ふぅ~どうかな、痛みは引いたかい?足首の怪我が一番深いね、そこはしばらく毎日舐めないと治らないな…
驚かせて、すまないね、私は自分の体液で怪我を癒やす聖女なんだよ、こんな方法でしか癒せなくて…気持ち悪いよね?」
「うぅ~、ありがとうございます。俺っ、俺っ…ごめんなざぃ…いっぱい暴れちゃったのに…こんなに優しくしてくれてっ…ごめんなざあぁいぃ」
「大丈夫だよ、パニックを起こしてたんだよな、君はどこから来たの?迷子さんかな?お家はどんなところだったかな?」
もう隠しようがなくて、こんなに優しく舐めて愛してくれる人なんて初めてで…この人になら最後に殺されてもいいって思って…
溢れる涙のまま、俺の今までのことを正直に話していった。
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