258 / 261
八章 上洛
十三.松永久秀
しおりを挟む
その後、信長は近隣諸国の大名を召集した。
きちんとした将軍御所を建てる為だった。
ついでに朽廃した内裏も、修復を命じる。
…どうやらここに暫く留まるらしい。
翔隆は髪と目を黒くして見回る事にした。
確かに都と呼ぶには酷い有り様だ。
〈あちこち崩れ掛けているな…〉
二条に作るとの事なので下見をしてから、清水寺に行く。
尾張・美濃・三河・近江・伊勢・畿内などから諸大名が集まる。
「馬はこちらに、荷駄は宿泊の寺にお願い致します」
着いた大名達の誘導を行い、冊子をめくって名を呼ぶ。
「お次に大和の国、松永弾正少弼ーーー……!」
ここで、翔隆はハッとする。
〈松永弾正少弼!!〉
牢人の時に、樟美と浅葱を人質として三好義興を暗殺させた人物だと思い出したのだ。
〈何故忘れていたのか…!〉
以前に〝九十九髪〟を献上した時にも会っていたのに、何故今思い出したのか…。
松永久秀はニヤリとして下馬する。
「やっと気付いたのだな」
翔隆は蒼白しながらも、無視する事にした。
「馬はこちらに、荷は…」
「目もよく見えるようだな、篠蔦どの」
「荷はご自身の宿泊する寺に!」
そう言いそっぽを向くので、松永弾正少弼はククッと笑いながら中に入っていった。
〈くっ…!〉
翔隆はギリッと歯噛みする。
あの依頼さえ受けなければ、足利義輝が襲われる事は無かった筈なのに!
いや、そこは定かではないが、ともかく〝暗殺に加担した〟という事実が、罪悪感として深く刻み込まれていた。
信長が足利義昭を擁護する以上、ずっと関わらねばならない人物だ…。
そう思うと余計に腹立たしかった。
誰に腹を立てている訳では無い…自分自身に、嫌悪を抱いているのだ。
どうにも接待などが出来そうにないので、翔隆は〝具合が悪い〟と言って場を後にした。
足利義輝に対する罪悪感ではない…。
これは、主君を殺された父・羽隆に対する罪悪感だ…。
翔隆は雪の中、何も考えずにただ町を眺めていた。
どれ程経ったのか…。
諸大名達がそれぞれの寺に行く中で、松永久秀は何かを見付けて塀の繁みに行く。
そこに、雪を被って町をボーっと眺める翔隆が居たのだ。
「?!まさかずっとそこに居たのか?」
「………」
翔隆は松永久秀を見上げると、ギッと睨み付けた。
「貴様さえ居なければ…」
「もしや、あの事を気に病んでいるのか?」
「黙れ」
「…哀れなものよ、わずか二十二にして死んだ義興は辺りの物を滅茶苦茶に掻き回し血を撒き散らして死んでいたぞ」
「そ…」
それはと言い掛けて絶句する。
確かに毒を調合したのは自分なのだから。
「お前がきっかけを作ってくれたお陰で安宅摂津守を疑わせて自害に追い込めたし、三好長慶は落胆の内に死んだぞ」
「やめろぉ!!」
翔隆は抜刀して斬り掛かる。
ーーーが、グニャリと視界が歪んで倒れ込んでしまったーーー。
暗闇が無限に広がっている。
この所、夢など見ていなかったのだが、久し振りに嫌な夢を見た。
「沙音」
懐かしく、悲しい声がするーーー。
目の前に、羽隆と女の人が居た。
〈!何故こんな物を見るんだ…?!〉
父の…羽隆の声がする。
「もうそろそろ生まれそうか?」
「ええ…もう少しかしら…」
そう喋る二人は黒髪に黒い瞳だ…都で暮らしているのだろうか?
沙音と呼ばれた女性は己の膨らんだ腹を撫でる。
瞬きをした間に、焦げ茶色の髪の子供を抱く沙音の姿があった。
そこに羽隆が入ってくる。
「お帰りなさい…どうでした?」
「ああ、やはり元気が無かった…元服されて五年振りに入京されたが、三好と細川の間に立たされてはな…」
そう言い羽隆は板間に上がる。
「上様もお気の毒に…」
「将軍といえど名ばかりだ。お父君は早々に隠居してしまわれるし…いつも虚空を睨んで刀を振るっておられる」
「まだあの子と同じ年なのに…」
沙音が呟くと、羽隆は更に悲しそうな顔をする。
「…翔隆は、志木と弥生に死なれて悲しい思いをしたが、強く生きている。命を狙われるが、なんとか躱せているよ」
「今からでも、あの子と暮らせたら…」
「出来ないよ、沙音…。私は追放された身だ、許されない………それに、側に居ても危険なだけだ…」
そう言って羽隆はしょんぼりと俯く。
「出来ないから上様に尽くすのでしょう?」
「それもあるが…上様は主君だからな」
「妬いてしまいそう」
「沙音…」
幸せそうな夫婦だ……翔隆は逃げる事も叶わず、何も出来ずにただ涙を流す。
〈もうやめてくれ…父さんが優しかったのは分かっているから…もう…!〉
倒れた翔隆は松永久秀に運ばれて東福寺に居た。
熱を出していたので、松永久秀が介抱していた。
「や……父さん……」
翔隆がうなされて涙を頬に伝わせる。
それを指で拭ってやり、松永久秀は翔隆の頭を撫でてやった。
すると翔隆は落ち着いたのか静かになった。
〈どういう風の吹き回しか〉
こんな風に他人に優しくするなどと、前代未聞の事である。
〈どうした久秀、おかしいぞ〉
松永久秀は自分の行動がおかしくて自分に問い掛けて苦笑する。
これが〝愛情〟という物なのだろうか?
妻や娘にすら愛を感じなかったものを、翔隆にはそれを感じるなどと。
それが父性愛か、それとも愛そのものなのかは久秀にも分からなかった。
その後、着替えをさせて信長の下に使者も出した。
そして人払いをして介抱していた。
翔隆が目を覚ましたのは二刻後だった。
「う……ここ、は…?」
「東福寺だ」
翔隆が目を開ける寸前まで、優しい眼差しを向けていた久秀は、もういつもの真顔に戻っていた。
「あ…」
着替えさせられているのを見て介抱して貰ったと悟り、翔隆はなんともいえない顔で俯き、起き上がろうとする。
あの夢を見た後でこの男の顔を見ていたくなかったのだ。
しかし、力が入らなかった。
「その体では無理であろう」
「うるさい!ゲホゲホ」
「織田には使者を出した」
「何っ?!」
「暫く明智の下で休めとの事だ」
これは本当だった。
翔隆は訳が分からず口元に手を置いて考える。
〈何故…〉
信長はこれから忙しくなるので、ただ単に仲の良い明智邸で休んでいる方がいいだろうと判断しての事だったが、翔隆には理由が分からない。
すると久秀が喋る。
「足手まといなのだろう?そんな体でうろうろされては」
「うるさい…何…ゲホッ……何も知らぬ癖に口を挟むな!」
「事実であろうが」
ムッとしたが、口論する余力も無かった。
翔隆はフラフラと立ち上がり、側にあった村正を持つ。
「何処に行くのだ」
「光秀の所だ」
それを聞き久秀は片眉をしかめる。
〈諱を呼ぶ仲とは…〉
諱は親しか呼ばない物なので、久秀は驚きながらも手を差し伸べる。
「動けまい」
すると翔隆はその手を露骨に避けてひっくり返った。
久秀が面白げに笑う。
「笑うな…」
「クククク」
「笑うな!」
翔隆が叫んで久秀の笑いは止まったが、今度は翔隆が激しく咳込んだ。
「言わん事では無い」
「うるさ…ゲホゲホッ…貴様…貴様に会わなければゲホゲホ!」
「…会わなければ?」
なんとなく聞いてみると、翔隆は力の限り叫ぶ。
「貴様の仕事さえしなければ…父を、殺される事も無かったのだ!」
熱で正気でいられずに、翔隆は泣き叫ぶ。
「三好とお前さえ二条を攻めなければ…兄に父を殺される事はなかったのだ!すべ…全てお前の…ゲホゲホ!」
咳と嗚咽が響く。
「………」
「全部…!!」
翔隆は両手を床について泣いた。
勿論、久秀のせいでは無いのも分かっているし、この戦乱の世では仕方が無い事も分かっている。
しかしあの時…ーーー毒殺などしなければ…父に見つかった時に解毒させていればーーー自分に文を届けなければ、羽隆が義輝を逃がしたかもしれない…そう思うと、やる瀬無くてどうしようもないのだ。
そんな心中を悟ったのか、久秀は何も言わずにただ翔隆を見つめていた。
明智邸には、結局松永久秀に送って貰った。
あれだけ酷く罵った相手に肩を借りて馬で送って貰う間、翔隆は己が恥ずかしくてならなかった。
恥ずかしさで余計に顔が赤くなっていた。
久秀自ら肩を貸して、出迎えた明智光秀と共に寝所に寝かせてやる。
「済まない…」
翔隆が顔を真っ赤にしながら言うと、久秀と光秀が微笑んで言う。
「なんの」
すると二人は顔を見合わせて怪訝そうにした。
翔隆は久秀を見て言う。
「礼は、言う。だが、許してはいない…」
「フッ…」
久秀は笑って立ち上がり、邸を出た。
「…何があったかは聞かんが、とにかく寝ているといい。岐阜には使いを出しておくか?」
「いや、大丈夫……その内、光征達が…ーーー」
言い掛けて翔隆が気を失ったので、光秀は慌てて医師を呼んだ。
きちんとした将軍御所を建てる為だった。
ついでに朽廃した内裏も、修復を命じる。
…どうやらここに暫く留まるらしい。
翔隆は髪と目を黒くして見回る事にした。
確かに都と呼ぶには酷い有り様だ。
〈あちこち崩れ掛けているな…〉
二条に作るとの事なので下見をしてから、清水寺に行く。
尾張・美濃・三河・近江・伊勢・畿内などから諸大名が集まる。
「馬はこちらに、荷駄は宿泊の寺にお願い致します」
着いた大名達の誘導を行い、冊子をめくって名を呼ぶ。
「お次に大和の国、松永弾正少弼ーーー……!」
ここで、翔隆はハッとする。
〈松永弾正少弼!!〉
牢人の時に、樟美と浅葱を人質として三好義興を暗殺させた人物だと思い出したのだ。
〈何故忘れていたのか…!〉
以前に〝九十九髪〟を献上した時にも会っていたのに、何故今思い出したのか…。
松永久秀はニヤリとして下馬する。
「やっと気付いたのだな」
翔隆は蒼白しながらも、無視する事にした。
「馬はこちらに、荷は…」
「目もよく見えるようだな、篠蔦どの」
「荷はご自身の宿泊する寺に!」
そう言いそっぽを向くので、松永弾正少弼はククッと笑いながら中に入っていった。
〈くっ…!〉
翔隆はギリッと歯噛みする。
あの依頼さえ受けなければ、足利義輝が襲われる事は無かった筈なのに!
いや、そこは定かではないが、ともかく〝暗殺に加担した〟という事実が、罪悪感として深く刻み込まれていた。
信長が足利義昭を擁護する以上、ずっと関わらねばならない人物だ…。
そう思うと余計に腹立たしかった。
誰に腹を立てている訳では無い…自分自身に、嫌悪を抱いているのだ。
どうにも接待などが出来そうにないので、翔隆は〝具合が悪い〟と言って場を後にした。
足利義輝に対する罪悪感ではない…。
これは、主君を殺された父・羽隆に対する罪悪感だ…。
翔隆は雪の中、何も考えずにただ町を眺めていた。
どれ程経ったのか…。
諸大名達がそれぞれの寺に行く中で、松永久秀は何かを見付けて塀の繁みに行く。
そこに、雪を被って町をボーっと眺める翔隆が居たのだ。
「?!まさかずっとそこに居たのか?」
「………」
翔隆は松永久秀を見上げると、ギッと睨み付けた。
「貴様さえ居なければ…」
「もしや、あの事を気に病んでいるのか?」
「黙れ」
「…哀れなものよ、わずか二十二にして死んだ義興は辺りの物を滅茶苦茶に掻き回し血を撒き散らして死んでいたぞ」
「そ…」
それはと言い掛けて絶句する。
確かに毒を調合したのは自分なのだから。
「お前がきっかけを作ってくれたお陰で安宅摂津守を疑わせて自害に追い込めたし、三好長慶は落胆の内に死んだぞ」
「やめろぉ!!」
翔隆は抜刀して斬り掛かる。
ーーーが、グニャリと視界が歪んで倒れ込んでしまったーーー。
暗闇が無限に広がっている。
この所、夢など見ていなかったのだが、久し振りに嫌な夢を見た。
「沙音」
懐かしく、悲しい声がするーーー。
目の前に、羽隆と女の人が居た。
〈!何故こんな物を見るんだ…?!〉
父の…羽隆の声がする。
「もうそろそろ生まれそうか?」
「ええ…もう少しかしら…」
そう喋る二人は黒髪に黒い瞳だ…都で暮らしているのだろうか?
沙音と呼ばれた女性は己の膨らんだ腹を撫でる。
瞬きをした間に、焦げ茶色の髪の子供を抱く沙音の姿があった。
そこに羽隆が入ってくる。
「お帰りなさい…どうでした?」
「ああ、やはり元気が無かった…元服されて五年振りに入京されたが、三好と細川の間に立たされてはな…」
そう言い羽隆は板間に上がる。
「上様もお気の毒に…」
「将軍といえど名ばかりだ。お父君は早々に隠居してしまわれるし…いつも虚空を睨んで刀を振るっておられる」
「まだあの子と同じ年なのに…」
沙音が呟くと、羽隆は更に悲しそうな顔をする。
「…翔隆は、志木と弥生に死なれて悲しい思いをしたが、強く生きている。命を狙われるが、なんとか躱せているよ」
「今からでも、あの子と暮らせたら…」
「出来ないよ、沙音…。私は追放された身だ、許されない………それに、側に居ても危険なだけだ…」
そう言って羽隆はしょんぼりと俯く。
「出来ないから上様に尽くすのでしょう?」
「それもあるが…上様は主君だからな」
「妬いてしまいそう」
「沙音…」
幸せそうな夫婦だ……翔隆は逃げる事も叶わず、何も出来ずにただ涙を流す。
〈もうやめてくれ…父さんが優しかったのは分かっているから…もう…!〉
倒れた翔隆は松永久秀に運ばれて東福寺に居た。
熱を出していたので、松永久秀が介抱していた。
「や……父さん……」
翔隆がうなされて涙を頬に伝わせる。
それを指で拭ってやり、松永久秀は翔隆の頭を撫でてやった。
すると翔隆は落ち着いたのか静かになった。
〈どういう風の吹き回しか〉
こんな風に他人に優しくするなどと、前代未聞の事である。
〈どうした久秀、おかしいぞ〉
松永久秀は自分の行動がおかしくて自分に問い掛けて苦笑する。
これが〝愛情〟という物なのだろうか?
妻や娘にすら愛を感じなかったものを、翔隆にはそれを感じるなどと。
それが父性愛か、それとも愛そのものなのかは久秀にも分からなかった。
その後、着替えをさせて信長の下に使者も出した。
そして人払いをして介抱していた。
翔隆が目を覚ましたのは二刻後だった。
「う……ここ、は…?」
「東福寺だ」
翔隆が目を開ける寸前まで、優しい眼差しを向けていた久秀は、もういつもの真顔に戻っていた。
「あ…」
着替えさせられているのを見て介抱して貰ったと悟り、翔隆はなんともいえない顔で俯き、起き上がろうとする。
あの夢を見た後でこの男の顔を見ていたくなかったのだ。
しかし、力が入らなかった。
「その体では無理であろう」
「うるさい!ゲホゲホ」
「織田には使者を出した」
「何っ?!」
「暫く明智の下で休めとの事だ」
これは本当だった。
翔隆は訳が分からず口元に手を置いて考える。
〈何故…〉
信長はこれから忙しくなるので、ただ単に仲の良い明智邸で休んでいる方がいいだろうと判断しての事だったが、翔隆には理由が分からない。
すると久秀が喋る。
「足手まといなのだろう?そんな体でうろうろされては」
「うるさい…何…ゲホッ……何も知らぬ癖に口を挟むな!」
「事実であろうが」
ムッとしたが、口論する余力も無かった。
翔隆はフラフラと立ち上がり、側にあった村正を持つ。
「何処に行くのだ」
「光秀の所だ」
それを聞き久秀は片眉をしかめる。
〈諱を呼ぶ仲とは…〉
諱は親しか呼ばない物なので、久秀は驚きながらも手を差し伸べる。
「動けまい」
すると翔隆はその手を露骨に避けてひっくり返った。
久秀が面白げに笑う。
「笑うな…」
「クククク」
「笑うな!」
翔隆が叫んで久秀の笑いは止まったが、今度は翔隆が激しく咳込んだ。
「言わん事では無い」
「うるさ…ゲホゲホッ…貴様…貴様に会わなければゲホゲホ!」
「…会わなければ?」
なんとなく聞いてみると、翔隆は力の限り叫ぶ。
「貴様の仕事さえしなければ…父を、殺される事も無かったのだ!」
熱で正気でいられずに、翔隆は泣き叫ぶ。
「三好とお前さえ二条を攻めなければ…兄に父を殺される事はなかったのだ!すべ…全てお前の…ゲホゲホ!」
咳と嗚咽が響く。
「………」
「全部…!!」
翔隆は両手を床について泣いた。
勿論、久秀のせいでは無いのも分かっているし、この戦乱の世では仕方が無い事も分かっている。
しかしあの時…ーーー毒殺などしなければ…父に見つかった時に解毒させていればーーー自分に文を届けなければ、羽隆が義輝を逃がしたかもしれない…そう思うと、やる瀬無くてどうしようもないのだ。
そんな心中を悟ったのか、久秀は何も言わずにただ翔隆を見つめていた。
明智邸には、結局松永久秀に送って貰った。
あれだけ酷く罵った相手に肩を借りて馬で送って貰う間、翔隆は己が恥ずかしくてならなかった。
恥ずかしさで余計に顔が赤くなっていた。
久秀自ら肩を貸して、出迎えた明智光秀と共に寝所に寝かせてやる。
「済まない…」
翔隆が顔を真っ赤にしながら言うと、久秀と光秀が微笑んで言う。
「なんの」
すると二人は顔を見合わせて怪訝そうにした。
翔隆は久秀を見て言う。
「礼は、言う。だが、許してはいない…」
「フッ…」
久秀は笑って立ち上がり、邸を出た。
「…何があったかは聞かんが、とにかく寝ているといい。岐阜には使いを出しておくか?」
「いや、大丈夫……その内、光征達が…ーーー」
言い掛けて翔隆が気を失ったので、光秀は慌てて医師を呼んだ。
10
あなたにおすすめの小説
剣客居酒屋草間 江戸本所料理人始末
松風勇水(松 勇)
歴史・時代
旧題:剣客居酒屋 草間の陰
第9回歴史・時代小説大賞「読めばお腹がすく江戸グルメ賞」受賞作。
本作は『剣客居酒屋 草間の陰』から『剣客居酒屋草間 江戸本所料理人始末』と改題いたしました。
2025年11月28書籍刊行。
なお、レンタル部分は修正した書籍と同様のものとなっておりますが、一部の描写が割愛されたため、後続の話とは繋がりが悪くなっております。ご了承ください。
酒と肴と剣と闇
江戸情緒を添えて
江戸は本所にある居酒屋『草間』。
美味い肴が食えるということで有名なこの店の主人は、絶世の色男にして、無双の剣客でもある。
自分のことをほとんど話さないこの男、冬吉には実は隠された壮絶な過去があった。
多くの江戸の人々と関わり、その舌を満足させながら、剣の腕でも人々を救う。
その慌し日々の中で、己の過去と江戸の闇に巣食う者たちとの浅からぬ因縁に気付いていく。
店の奉公人や常連客と共に江戸を救う、包丁人にして剣客、冬吉の物語。
四代目 豊臣秀勝
克全
歴史・時代
アルファポリス第5回歴史時代小説大賞参加作です。
読者賞を狙っていますので、アルファポリスで投票とお気に入り登録してくださると助かります。
史実で三木城合戦前後で夭折した木下与一郎が生き延びた。
秀吉の最年長の甥であり、秀長の嫡男・与一郎が生き延びた豊臣家が辿る歴史はどう言うモノになるのか。
小牧長久手で秀吉は勝てるのか?
朝日姫は徳川家康の嫁ぐのか?
朝鮮征伐は行われるのか?
秀頼は生まれるのか。
秀次が後継者に指名され切腹させられるのか?
与兵衛長屋つれあい帖 お江戸ふたり暮らし
かずえ
歴史・時代
旧題:ふたり暮らし
長屋シリーズ一作目。
第八回歴史・時代小説大賞で優秀短編賞を頂きました。応援してくださった皆様、ありがとうございます。
十歳のみつは、十日前に一人親の母を亡くしたばかり。幸い、母の蓄えがあり、自分の裁縫の腕の良さもあって、何とか今まで通り長屋で暮らしていけそうだ。
頼まれた繕い物を届けた帰り、くすんだ着物で座り込んでいる男の子を拾う。
一人で寂しかったみつは、拾った男の子と二人で暮らし始めた。
もし石田三成が島津義弘の意見に耳を傾けていたら
俣彦
歴史・時代
慶長5年9月14日。
赤坂に到着した徳川家康を狙うべく夜襲を提案する宇喜多秀家と島津義弘。
史実では、これを退けた石田三成でありましたが……。
もしここで彼らの意見に耳を傾けていたら……。
甲斐ノ副将、八幡原ニテ散……ラズ
朽縄咲良
歴史・時代
【第8回歴史時代小説大賞奨励賞受賞作品】
戦国の雄武田信玄の次弟にして、“稀代の副将”として、同時代の戦国武将たちはもちろん、後代の歴史家の間でも評価の高い武将、武田典厩信繁。
永禄四年、武田信玄と強敵上杉輝虎とが雌雄を決する“第四次川中島合戦”に於いて討ち死にするはずだった彼は、家臣の必死の奮闘により、その命を拾う。
信繁の生存によって、甲斐武田家と日本が辿るべき歴史の流れは徐々にずれてゆく――。
この作品は、武田信繁というひとりの武将の生存によって、史実とは異なっていく戦国時代を書いた、大河if戦記である。
*ノベルアッププラス・小説家になろうにも、同内容の作品を掲載しております(一部差異あり)。
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...
MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。
ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。
さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか?
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる