鸞翔鬼伝 〜らんしょうきでん〜

紗々置 遼嘉

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四章 礎

二十三.桶狭間〔二〕

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 桶狭間山の麓まで来た時、信長は翔隆を見て微かに頷いた。
それに頷き返し、翔隆は密かに《印》を結んで雨雲を集めた。
稲光が走り、突然豪雨が襲った。今川軍はこれに怯んで、本陣の方へ退いた。
 信長は行軍を止める。
突然の激しい暴風雨に、こちらの兵士達も不安になっていた。
「この雨に乗じて討てとの熱田明神のお告げじゃ!! ついて参れッ!!」
「おーっ!!」
兵の士気を高めて、ゆっくりと進軍していく。
「者共良いかッ! あれに見えるが義元本陣! 義元を討つまで声を上げるでないぞッ!」
そう言って、雨の中を正面から進んでいく。
義元本陣は、丘陵の山間の窪地にあった。
左は森、右は泥田に囲まれた地形だ。
義元軍からは呑気に鼓や唄が聞こえてくる。木の下で雨を凌いでいる兵士達の姿も見えた。
こちらの事は気にもしない。
援軍か何かだと思っているのだろう。
信長はじっとこれを見据えて、雨が止んだ未の一刻(午後二時)頃に、バッと刀を掲げる。
「掛かれぇーいッ!!」
「おーっっ!!」
大音声だいおんじょうの号令と共に、信長軍は一斉に旗指し物を立て、槍を立ててを駆けて行った。
「何だ?! 何が起きた!」
「うわーっ!」
「ぎゃああっ」
ふいを衝かれた今川勢は、喚きながら逃げ惑う。
「謀叛じゃっ!」
「野武士か!?」
「敵襲!」
酔いどれの兵士達は、何が起きたのか分からないままに斬られていく…。
「何事じゃ」
義元が言うと同時に、黒胴の武士が飛び込んできて、いきなり槍を突き付けてきた。
「服部小平太忠次、見参! いざ!」
「何…?」
いかにも不思議そうに、義元は小首を傾げた。
何も答えずに、小平太は槍で突く。
 ―――が、その攻撃は横からの刃によって弾かれてしまう。
見るとそこには、異様な金色の目をした者が居た。
その者は長太刀を手にして、義元を庇うように立つ。
「おお、義成! どうしたのじゃ」
「父上、お逃げ下され。本陣は、織田信長の手勢に攻められ壊滅寸前! さあ、早う!!」
「何?」
義元は、それこそ理解出来ないとばかりに、呆然とする。
そこへ、毛利新介秀高を連れた翔隆がやってくる。
「義成…っ!!」
翔隆は驚愕して、ハッと気が付いた。
〈! 義元は義成の父だ…!!〉
今更のように気付き、歯噛みする。
そして、翔隆は剣を抜いて義成に斬り掛かった。
「こ奴は私が引き受ける! 早く治部大輔じぶだいゆうが首を!!」
そう服部小平太と毛利新介に言うと、二人は頷いて義元に斬り掛かっていった。
「させぬ! たとえお前でも許さん!」
そう言い、義成は容赦なく翔隆を斬り付けた。
 義成には父の命が…翔隆には主家の存亡が掛かっている…。
互いに全力を懸けた、死闘となっていた…。
〈………義元は、こんな事をしてまで守らねばならぬ父か…?〉
刃を交えながら、義成はずっと考えていた。
 何故なにゆえ、我が子同様に可愛がり育てた弟子と戦わなくてはならないのか?
 何故なにゆえ、憎い筈の今川義元の為に、身を挺して戦うのか…?
 幼い頃から、義成は母と暮らしてきただけで………今川義元が〝父〟だと知らされたのは十年前…。
真偽は定かではないし、何かが矛盾している気もするが。
疑問を抱いたまま、義成は戦っていた…その疑問を晴らす為に。
義元の生死で晴れる……そう、確信しているのだ。
  今川軍は総崩れとなり逃げていく…。
 義元も東海道方面へ逃げ出すが、織田のしつこい追撃に遭い、義元を守るのは数十名程となった。義元に追い付いた馬廻りの小平太が槍を突き、新介が義元を押し倒して首を取った。
「方々見よやぁ! 今川治部大輔じぶだいゆう義元が首! 毛利新介が取ったぞぉー!!」
毛利新介が、高々と義元の首級を掲げた。
すると、織田軍から勝鬨が上がる。
「えいえいおー!」
「えいえいおー!」
その声で、義成はその場に膝を撞いた。
〈これで、終わった……!〉
父・義元の死によって己を縛り付けていた呪縛から、やっと解き放たれた…。
「済まぬ…」
翔隆は一言詫びて、信長の下へ走った。
義成は、そんな翔隆の後ろ姿を見つめながら、ただ茫然としていた―――。

 織田軍は、そのまま他の者の深追いはせずに退却していった。


 翔隆は、退却の途中で睦月達の下へ行く。
「翔隆様!」
笑いながら禾巳が言う…その手には、少年の首を持っていた。
光征みつまさは霧風の死体を脇に運んでいた。
その禾巳の姿に一瞬、固まった。
戦国の世の習いとはいえ死体から首を切り取り、それを凛々しい顔で持っているとは…。いつかは、自分も首級を上げねばならないのだろうが…。
〈…私には………無理かな…〉
翔隆は苦笑しながら、禾巳に近寄る。
「その首は、誰の物だ?」
「霧風の側近の日出刀ひでとだと言ってました!」
「そうか…」
ふと睦月に目を移す。睦月は少年の死体を担いでいた。
「それ…は?」
「名は雪孝ゆきたかと言っていた。まだ禾巳と変わらぬ年頃だから、殺すのも哀れでな…」
「では、死んではいないのか?」
「当然だ。…背を斬ってしまったので、取り敢えず手当をしてやろうと思う」
睦月が苦笑して言うと、翔隆は安心して小さく溜め息を漏らした。
「そう、か…。ならば、先に邸に戻り勝利したと伝えておいてくれ。篠も似推里も待ち侘びているだろうから」
そう言い、翔隆は走って行ってしまった。
その後から、足を引き摺った義成がやってくる。
「! どうした?!」
睦月が聞くと、義成はフッと微苦笑を浮かべる。
「……苦戦したのさ。翔隆は…いい主君だぞ」
そう言うと、義成は禾巳と光征の頭を撫でて歩き出した。



 信長は、そのまま清洲に戻った。
すると、武装した帰蝶と三人の妻が出迎えた。
「おめでとう存じまする」
吉乃きつのが頬を紅潮させて、深々と頭を下げて言う。
続いて側室の奈々が涙を浮かべながら、
「お見事な勝ち戦、誠におめでとうございまする」
と言い、小雪が泣きながら言う。
「よくご無事であらせられました」
そして最後に帰蝶が脇差を受け取り、ニコリとして言った。
「策士、策に溺れての勝利。早う大広間にて宴を兼ねた論功行賞なさりませ」
「ん…」
信長は満足げに微笑み、奥へ入っていく。
続いて重臣達も入る。
それを見て、三人の妻達は帰蝶の存在が、どれ程大きく、そして偉大であるかを身に沁みて思わされるのである。
こんなに嬉しくて切ない思いの中、自分はそんな軍師のようには言えない……しがみついて泣きたいくらいなのだ。
〈…ほんに優れた姫……〉
そう思い、帰蝶を見つめた。


 大広間の隅には、前田利家が寂しく座っていた。
義元の本陣でも首を二つ挙げたのだが、赦しては貰えなかったのだ。
翔隆は、その隣りに座って酌をする。
「あ…ありがとう…」
「元気を出してくれ利家。親父殿(柴田勝家)も可成殿も、皆心配している。大丈夫だ、次はもっと確実な戦がある」
「うむ…。済まんな」
心中を察しられて、利家は苦笑した。
早く武功を立てて、認められねば堂々としていられない……。
そんな逸る気持ちが、利家を不安にさせていたのだ。
だが、翔隆の言葉に励まされ不安もなくなった。翔隆は微笑んで利家の背を軽く叩いた。

 下方しもかた九郎左衛門が、義元の弓懸ゆがけむちを持った同朋衆を生け捕り、連れてきた。
信長は下方を褒め、褒美をやる。
そして、その同朋衆から義元の生前と死んだ後の事を聞いてから、三千余りもある首で見知った者がいたら名を書いて置くように命じた。
それに翔隆も付き添い、書くのを手伝った。
名も知らぬ敵の顔など、通常は分からないものだ。
何日も掛かる首実検が、この同朋衆のお陰で助かったのだ。
 その者には、金銀細工の太刀と脇差しを褒美に与えて、義元の首を持たせて十人の僧を従わせて駿河へ送り出した。
 
 翌日。
重臣達と共に首実検をしている信長の下に、木下藤吉郎がやってきて跪く。
「申し上げます! 松平元康は昨夜の内に岡崎へ入った由にござりまする!」
「ん…」
次いで、長谷川橋介が駆けてきて跪いて言う。
「申し上げまする。岡部元信が鳴海城にて籠城しました」
「…他に籠もった城は」
信長が問うと、調べてきた翔隆が走ってきて跪いて答える。
「大高城、沓懸くつかけ城、池鯉鮒ちりゅう城、鴫原しぎはら城に敵が籠もっております」
それを聞いて信長は少し考えてから言う。
「後でわしも行くが…佐久間、柴田、滝川、任せるぞ」
「はっ!」
三人はそれぞれに返事をして駆けていく。
「…後で塚を作らせる」
「はっ」


その首実検の側で、翔隆は奇妙丸(四歳)、茶筅丸(三歳)、三七丸(三歳)のお守りをしていた。
「…よろしいですか? 首を取るのが功ですが、大将となる貴方方には、全軍を勝利に導くのが最も大切な事なのです。どうすれば勝利するか、お父上様を見習い…」
「きゃっ!」
突然、茶筅丸と三七丸が翔隆にすがりついた。
何事かと振り向くと、鬼のような形相をした信長が首を鷲掴みにして真後ろに立っていたのだ。
「…信長様……」
「ほれ、持ってみよ! しかと首の重み、命の重みを焼き付けいっ!」
そう言って首を前に出すが、子供らは怯えて震えている…。
父が怖いのか、首が怖いのかは分からぬが。
翔隆は苦笑して、二人の背を撫でながら言う。
「まだ無理ですよ…幼いのですから…」
「おっ!」
その時、黙って見ていた奇妙丸がスッと前に出て、その首を両手で持った。
そして、まじまじと首を見つめる。
「安らかな顔をしていますね」
「ふむ、見所のある奴め! 死に顔は、穏やかな程良い武士よ! 覚えておけ!」
「はい…」
奇妙丸は静かに答えて、首を元ある所に戻した。
信長は、そんな我が子が可愛くなって、ひょいと抱き上げた。
「わ、わたしも…!」
すると、茶筅丸と三七丸が慌てて首を持ってみる。
〈…可愛い和子達だ〉
そう思って、翔隆はハッとする。
邸では、自分の帰りを待っている妻子と家臣がいるのだ。
「信長様…!」
「ん。帰って篠を安堵させてやれ」
「はっ…!」
心の内を全て知っていてくれる信長に、翔隆は思わず涙を浮かべて一礼した。
 

 邸に戻ると、禾巳が一目散に篠姫(十歳)や似推里(二十五歳)を押しのけて抱きついてきた。
「やっとお帰りか!」
「す、済まん…」
翔隆は苦笑して禾巳の頭を撫でて離すと、篠を見る。
「…見事な勝利だったぞ」
「当然でしょう。それよりも、宴の用意と湯殿が整っておりまする。まあ汗臭い! 昨日帰られたというのにお着物も血に汚れて!」
まるで濃姫のようだ…。
篠姫は、似推里から長男の樟美くすみを抱き受けると、翔隆をキッと睨む。
「似推里、早う殿を湯に入れてたも。そんな汚い姿では、邸に入れさせませぬ!」
そう言って、さっさと奥へ入って行ってしまう。
〈…濃姫様よりも手厳しい…〉
思わず苦笑して、翔隆は似推里と共に湯殿に向かった。
「暫く安静にしておられれば、今年末にはお生まれかと」
翔隆の背を洗いながら、似推里が言った。
というのは、翔隆の二人目の子供…篠のお腹の子の事だ。
今は身籠もって二月余り…まだ安定期に入っていない。
「男なら嫡子だな……」
 

 湯から上がり、広間に入ると宴が始まった。
その場には、怪我を負ってろくに動けない敵の雪孝ゆきたかもいる。
「…雪孝、といったな? 傷はどうだ?」
優しく言うが、本人はそっぽを向いたまま黙っている。
「傷が癒えるまでいるといい。好きな時に出ていけばいいし、寝首を掻いてもいい」
「…!」
そう言うと、雪孝は驚愕して振り向く。それに微笑して、翔隆は皆を見た。
「さて…第一の武功は、禾巳と光征だ。褒美は―――」
「抱いてくれ」
間髪を容れずに禾巳が言った。
「…禾巳…」
「抱いてくれなきゃ信長に言うぞ! あと、元服もしたい!」
翔隆は、ハアと溜め息を漏らす。
禾巳が〝抱いてくれ〟と言うのは、これで何度目だろうか?
「………分かった…。元服名は…矢苑しおん佐馬亮さまのすけ忠長ただながで、いいか?」
「はい!」
禾巳、いや佐馬亮忠長はこれ以上ない程喜んで立ち上がり、酌をした。
毎日のようにせがまれていたので、翔隆もさすがに根気負けしてしまった…。
「光征、お主にはこれを」
そう言い、翔隆は松平元康から授かった大切な漆の笛を、明智光征に手渡した。
「これは…! こんな大切な品を…」
「いいんだ。私では、いつ壊すか分からんからな…お主ならば、大切にしてくれるであろう?」
「はい! 大事に、保管させて頂きまする」
そんな主従のやりとりを端から見ていて、矢月やづき一成いっせい(二十歳)の心は揺らぎ始めていた。
〈私も…信じてみたい…〉
そして側で仕えてみたい、と思い始めていたのだった。
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