デルモニア紀行

富浦伝十郎

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帝都デリドール

剣技訓練

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 組合員に持たせる剣はファルカタで揃えてある。 
( 対人戦闘用の片手剣だが狼やゴブリンが相手なら十分な威力を発揮するだろう  )

”踏み込んで切り付ける” 剣技の訓練はまず打ち込みから始めた。
基本の形を教えてから 横一線になっての実錬に入る。
横隊の前に立つ俺を手本に16人が続く形だ。

「声を出せ~っ !  」
「「「「「 オーッッ 」」」」」
( オレも気合を入れてくぞ )
「1!」
「「「「「 ヤー! 」」」」」
「2!」
「「「「「 ヤー! 」」」」」
「3!」
「「「「「 ヤー! 」」」」」
「4!」
「「「「「 ヤー! 」」」」」
「5!  」
「「「「「  ヤー!」」」」」
「6!」
「「「「「 ヤー! 」」」」」
「7!」
「「「「「 ヤー! 」」」」」
「8!」
「「「「「 ヤー! 」」」」」
「9!」
「「「「「 ヤー! 」」」」」
「10!」
「「「「「 ヤー! 」」」」」

「 回れーっっ 右 ! 」
反転した横隊を”跳躍”で飛び越えて再び前に立つ。

「1!」
「「「「「 ヤー! 」」」」」
      :
      :
・・・踏み込んで剣を打ち込んだら直ぐに後脚を引き付けてまた踏み込む。
其れを10回続けたら反転してまた10回。 これを延々と繰り返す。
皆の動きがどんどん良くなっていくのが分かる。


「 納剣 ! 」
5往復、100回の打ち込みを行った。
「 休め ! 」
当初とは見違えるようだ。 
ステータスを見る事は出来ないが動きを見れば分かる。
( 全く何処の精鋭部隊だよ♪ )
    
「よ~し 皆、 良くなってるぞ!」
短い講評で皆を褒めてやる。 ( 彼等自身も実感できてる筈だ )



「・・次は  ”突き”  行くぞ  ! 」








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