デルモニア紀行

富浦伝十郎

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赤土帯

紅白戦 2

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( うまくやれよ! )
第一分隊の戦法がフェイズ2に移行したようだ。
キャッチ役のワムスケがターゲットとしてロックオンされ突撃を受ける。
躱しようがない、と思われた刹那ワムスケは5匹からなるユニットの後ろにいた。
すり抜けたのではない。
飛び越えたのだ。

 今までフェイズ1の横に避ける二次元2D機動が三次元3D機動になった。
捕えたと思われたワムスケをロストしたユニットが急制動して反転する。
そこにワムスケが突っ込んだ。
5匹のユニットの中心の一匹に体当たりする。
静止・反転シークエンス中だった相手ワームは横腹を突かれて倒れた。
中央のワームを失ったユニットをタピタンとタピローが挟撃する。
タピローは左端のワームを転がしたがタピタンはやり損ねた。
右端のワームに当たったものの相手は内側の仲間に支えられ転倒を免れたのだ。
第二分隊の後続ユニットに横腹を見せてしまったタピタンはその突撃を受ける。
俺は吹っ飛ばされてゴロゴロ転がるタピタンを収納した。
ワムスケとタピローに倒されたワーム達も既にヨーコが収納している。
二つの分隊の勢力比は5対8となった。



 第二分隊も戦法を更新したようだ。
同一目標を連撃する形だったが今は個別に目標を追っている。
ユニット編成が 4-4 となりコンパクトになったからだろう。
かと思うといきなりユニット間にいる第一分隊員を挟撃して来たりもする。
第一分隊は2D、3D回避を織り交ぜて突撃ユニットを誘導しようとするが、
目標をロストしても直ぐ反転することを辞めた第二分隊を上手く誘導できない。
上方回避跳び越えからのバックアタックは向こうも想定していたのだろう。
ユニットが小さくなったので回避は容易くなった筈だが此方の数も減っているから
ターゲットになる確率がグンと上がっている。 非常に忙しない。

( ・・まあここまでは想定の範囲内だけどな! )





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