出来損ないの私は女神でした

碓氷 雪

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突然の訪問者

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    次の日私は、いつも通り森の中にある川で洗濯をしてから朝食を済ませ家の近くにある畑を耕していた。

      そろそろ昼食の時間だと精霊達が言っている。
   私は、畑を耕すのをやめて普段着ている白いシンプルなデザインをしたワンピースに着替え昼食の準備をした。

    今日の昼食は、野菜がたっぷり入ったスープと朝食に焼いたパンを一つ用意した。

    勿論精霊達の分も作った。さすがに一人だと大変だから精霊達に手伝ってもらった。

    昼食が完成した。

   「いただきます。」

   私は、そういい手を合わせて合掌をした。

     食べ終わった私と精霊達は

   「ごちそうさまでした。」

    「「「「ごちそうさまでした!」」」」

   精霊は、食べ物を口にしなくてもいいんだけどこの森にいる精霊達は食べ物を気に入ったようだ。

    この後の私の予定は、森の中を精霊達と散歩をして森にいる動物達(もふもふ達)の所に行って撫でて癒されてその後に、午後にゆっくり紅茶を飲んでゆっくりする予定のはずだった‥。

    はずだったのだが‥。

   なぜか、精霊達があのお方が来る。

    とか言って騒ぎ始めたんだよね。

    あのお方って誰?

    私がそんなことを考えていると小さい頃からずっといる風の精霊達が私に、

   「「「イリヤ!君にあのお方が会いに来たみたいだよ!すぐにこっちに来て!」」」

     といって私の手を引っ張ってあのお方?の所にに連れていこうとした。

    私は、大人しく風の精霊達に引っ張られるがままついていった。

    風の精霊達が、引っ張るのをやめるとそこには、すごく綺麗な人が立っていた。

   私が、ボーッと立ってその人を見ていると風の精霊達は

 「「「やっぱり精霊王様だ!!イリヤに会いに来たのですか?」」」

    「そうだ私はイリヤに会いに来たのだ。」

    そして私の方を向き

         「そこにいるのは、イリヤか?」

    急に話を振ってきたせいか私は、驚いて

   「はい!イリヤでごじゃいましゅ!」

    と勢いよく噛んでしまった。

   あまりにも恥ずかしくて私の顔が、赤く染まった。
      
     それを見た精霊王?は、クスクスと笑いながら

   「私は精霊王アルカディアです。全ての精霊の王をしています。
     はじめましてイリヤ!」

    「えっ、えっー!精霊王!
    それに、なんで私のことを知っているの?」

     私は、パニックになって大きな声でつい自分が思ったことを口に出してしまった。
     すると、精霊王アルカディアが

  「そのことについては、あとで話すけど今は、とりあえずイリヤいや‥。
       雲母珠理、君のことについて話に来
た。」

     私は、精霊王アルカディアが言ったことを聞いてピシッと固まってしまった。

    なぜ私の前世の名前を知っているのか?
     もしかしてギルドで名乗っているのを見ていたのか?
      いや‥それは、ない。ギルドでは、そんな人?を見ていない‥。

   「私が、話すことは全て本当のこと。
     雲母珠理君は、自分の前世の名前を忘れたの?」

      私は、【前世】と聞いて精霊王アルカディアは何かを知っている感じがした。

      そして私のことについて話に来たということは、私がなぜ乙女ゲームの悪役令嬢イリヤ・ペンドルトンに転生したのかそのことについて知っているような感じがした。

      「ううん、その名前で呼ばれるの久しぶりで驚いただけ‥。それで、なんで私の前世の名前を知っているの?」

    私が、思ったことをそのまま精霊王アルカディアに伝えた。

     「質問は、あとで答えるからとりあえず今は、私の話を聞いて」

      私は、そんな彼女?の話を聞こうと思ったのだった。
     
     そして私は
    「うん、わかった。」
      と答えた。


    こうして、精霊王アルカディアの話が始まったのだった。












   
   
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