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信じる人と信じられない人と…
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ミュートさんに会うために、瞬間移動してきました。
懐かしい。初めの村です。
ミュートさんは、この時間は、お店にいるだろうか?
「…結局のところ、信じてんだよね。…あの人のこと」
俺は、自分の気持ちを口にする。
俺は、ミュートさんには嘘はつかないつもりだ。
正直に向き合って、話をしようと思う。
だから、フラーレン様にも、会いに行った。
この人生を、ここでだいなしにはしたくはない。
お久しぶりの村を歩き、ミュートさんのお店に着いた。
ほんわかしたお店は、俺の心を和ませた。
「あら?!いつ帰って来たの?随分と男前になったわね~!おかえり!マツリくん!」
おかえりと言ってくれるミュートさんは、正直にそう思って言ってくれているのが、わかる。
イキナリなのに…その台詞は、正直に嬉しい。
「…ミュートさん。困ったことがあって、相談に乗って欲しくて…直接会いに来てしまいました」
「…いいわよ。奥の部屋にいらっしゃい」
まるで、母親のように俺を招いてくれた。
俺は、テーブルのそばの椅子に座り、お茶をいれるミュートさんにあらたまって話を始めた。
「…実は、とあるスキルを手に入れてしまいまして…」
ミュートさんには、全てを話す。
ミュートさんは、お茶を入れると、俺と向かい合いながら、話を落ち着いて聞いていた。
「そう…知ってしまったのね…監視を始めたのは、初めて会った時からよ。異世界人ということは、情報で知っていたの。だから、酒場で話しかけたのよね」
ミュートさんの感情は、悲しい色をしていた。
「どうするつもり?私に会いに来て、この話をしたのは何故?」
「…初めは、監視されて、いつの間にか利用されて、怒りがありました。でも…」
「…でも?何を知りたいの?マツリくんは…」
「…守ってくれていたのは事実です。色々相談して、支えてもらったのも事実です。ミュートさんは、俺をどう思って、助けてくれていたのですか?」
ミュートさんは、大きく息を吐いて、お茶を飲む。
落ち着いたところで…話をし始めた。
「…私は、監視は嫌だったわね。慕ってくれるマツリくんの情報を流さなければならないのは、心苦しいのよ。でも…私が弱いから。…マツリくんを守る力が私にはないの。何度も、力が欲しいと思ったわ。私の持っている力は…情報と引き換えにしなければ…手に入らなかったの。ごめんね。結局は裏切り行為よね。弱いのよ私は…所詮、ただの村の雑貨屋…ですもの」
苦々しく笑うミュートさん。
正直な気持ちを言ってくれたのだろう。
「ミュートさん。正直に話して頂きありがとうございます。…本題の相談をしていいですか?」
ミュートさんの顔が、驚いた顔になり、嬉しそうに笑った。
「なあに?相談事なら、幾らでものるわよ?…でもね、覚悟してね?ここの情報は、筒抜よ?」
「はい。大丈夫です。そのくらいは、覚悟の上です。…相談事を聞いてください。…ミュートさんの視点から、信用出来る人は、誰ですか?」
「…難しい事を聞くわね~。…うーん」
悩みだしたミュートさんに、さらに話しをする。
「…俺の見解からだと、ミュートさん以外には、そんなに気を許せない。ドガさんは、自分の立場もあるから、俺の事を一番に優先してくれないでしょう?イージスさんも大きいギルドの長ですからね。一度会った司祭様は、もう二度と会いたくはないほどに、信用出来ません。表面上は仲良くなるのは、できるかもしれないですが、ミュートさんとの縁を切らせようとしてきそうですし…正直、嫌いなタイプなので、遠慮して頂きたい」
「ふふ、私の事を庇ってくれるの?優しいのね…マツリくんは」
司祭様の話を聞いていて、一番に気になったのは、俺をもの扱いしたことだ。俺の気持ちは、ものではない。理屈で、ミュートさんと仲良くなった訳ではないのだ。
「…喧嘩をするつもりはないです。王都は、正直なところ…余りいい印象はないです。そこから、守ってもらっているのは、よくわかっていますから」
「…どうするの?この話は、筒抜けよ?強欲な司祭様は、自分のものにならなければ、支援を止めるかもしれない。王都に存在がバレたら、あっちの事情は複雑だから、刺客と勧誘が同時に来るわよ?」
「…俺の窓口になりませんか?…一生面倒見ますよ?」
俺は、ミュートさんを勧誘しに来たのだ。
ずっと、思っていた。
雑貨屋には不向きな人だって…
「俺は、敵対するつもりはありません。利用されても…いい案件でしたら、幾らでも協力します。特に、神の信仰を強める運動には、賛成です。その信仰を悪用しなければ、幾らでも協力しますよ?」
フラーレン様が、どう言う理由で俺を連れてきたのか?ずっと、疑問でした。理由が、ハッキリしている分、今の方が、行動しやすい。
「個人情報も、俺が漏らしたことです。どこから、漏れたとしても、文句は言えませんよ。ただし、あの司祭様とは、関わりはしたくないのが、正直なところです。だから、ウチに来てくれませんか?ミュートさん。外部交渉と俺の相談聞き係として、雇われてください。贅沢させてあげますよ?物理的な攻撃は、全てはらってあげます。だから、俺の心の幸せに協力してください」
俺は、一世一代の告白をする。
ミュートさんの返事を待つ。
正直なところ…王都の密偵ナンチャラがミュートさんに手を出す前に…さらっていきたいのです。
ミュートさんに何かあったら、凄くやるせない。
自分を許せなくて、3年ぐらい人のいないところで篭ってしまうかもしれない。
「あはははは!愛の告白みたいね。面白いわ。マツリくんは、本当に面白いわ」
返事が聞きたいです。
目に力を入れて、返事を待つ。
「…私を守ろうとしてくれるのね。…わかった。私も、守ってあげるわ。マツリくんの心の平和のためにね」
どこまで、俺のことを理解してくれているのか?わからないが…
俺は、念願のミュートさんを側に置くことに成功したようだ。
これで…ミュートさんが…女であれば…
悔やまれてなりません。
懐かしい。初めの村です。
ミュートさんは、この時間は、お店にいるだろうか?
「…結局のところ、信じてんだよね。…あの人のこと」
俺は、自分の気持ちを口にする。
俺は、ミュートさんには嘘はつかないつもりだ。
正直に向き合って、話をしようと思う。
だから、フラーレン様にも、会いに行った。
この人生を、ここでだいなしにはしたくはない。
お久しぶりの村を歩き、ミュートさんのお店に着いた。
ほんわかしたお店は、俺の心を和ませた。
「あら?!いつ帰って来たの?随分と男前になったわね~!おかえり!マツリくん!」
おかえりと言ってくれるミュートさんは、正直にそう思って言ってくれているのが、わかる。
イキナリなのに…その台詞は、正直に嬉しい。
「…ミュートさん。困ったことがあって、相談に乗って欲しくて…直接会いに来てしまいました」
「…いいわよ。奥の部屋にいらっしゃい」
まるで、母親のように俺を招いてくれた。
俺は、テーブルのそばの椅子に座り、お茶をいれるミュートさんにあらたまって話を始めた。
「…実は、とあるスキルを手に入れてしまいまして…」
ミュートさんには、全てを話す。
ミュートさんは、お茶を入れると、俺と向かい合いながら、話を落ち着いて聞いていた。
「そう…知ってしまったのね…監視を始めたのは、初めて会った時からよ。異世界人ということは、情報で知っていたの。だから、酒場で話しかけたのよね」
ミュートさんの感情は、悲しい色をしていた。
「どうするつもり?私に会いに来て、この話をしたのは何故?」
「…初めは、監視されて、いつの間にか利用されて、怒りがありました。でも…」
「…でも?何を知りたいの?マツリくんは…」
「…守ってくれていたのは事実です。色々相談して、支えてもらったのも事実です。ミュートさんは、俺をどう思って、助けてくれていたのですか?」
ミュートさんは、大きく息を吐いて、お茶を飲む。
落ち着いたところで…話をし始めた。
「…私は、監視は嫌だったわね。慕ってくれるマツリくんの情報を流さなければならないのは、心苦しいのよ。でも…私が弱いから。…マツリくんを守る力が私にはないの。何度も、力が欲しいと思ったわ。私の持っている力は…情報と引き換えにしなければ…手に入らなかったの。ごめんね。結局は裏切り行為よね。弱いのよ私は…所詮、ただの村の雑貨屋…ですもの」
苦々しく笑うミュートさん。
正直な気持ちを言ってくれたのだろう。
「ミュートさん。正直に話して頂きありがとうございます。…本題の相談をしていいですか?」
ミュートさんの顔が、驚いた顔になり、嬉しそうに笑った。
「なあに?相談事なら、幾らでものるわよ?…でもね、覚悟してね?ここの情報は、筒抜よ?」
「はい。大丈夫です。そのくらいは、覚悟の上です。…相談事を聞いてください。…ミュートさんの視点から、信用出来る人は、誰ですか?」
「…難しい事を聞くわね~。…うーん」
悩みだしたミュートさんに、さらに話しをする。
「…俺の見解からだと、ミュートさん以外には、そんなに気を許せない。ドガさんは、自分の立場もあるから、俺の事を一番に優先してくれないでしょう?イージスさんも大きいギルドの長ですからね。一度会った司祭様は、もう二度と会いたくはないほどに、信用出来ません。表面上は仲良くなるのは、できるかもしれないですが、ミュートさんとの縁を切らせようとしてきそうですし…正直、嫌いなタイプなので、遠慮して頂きたい」
「ふふ、私の事を庇ってくれるの?優しいのね…マツリくんは」
司祭様の話を聞いていて、一番に気になったのは、俺をもの扱いしたことだ。俺の気持ちは、ものではない。理屈で、ミュートさんと仲良くなった訳ではないのだ。
「…喧嘩をするつもりはないです。王都は、正直なところ…余りいい印象はないです。そこから、守ってもらっているのは、よくわかっていますから」
「…どうするの?この話は、筒抜けよ?強欲な司祭様は、自分のものにならなければ、支援を止めるかもしれない。王都に存在がバレたら、あっちの事情は複雑だから、刺客と勧誘が同時に来るわよ?」
「…俺の窓口になりませんか?…一生面倒見ますよ?」
俺は、ミュートさんを勧誘しに来たのだ。
ずっと、思っていた。
雑貨屋には不向きな人だって…
「俺は、敵対するつもりはありません。利用されても…いい案件でしたら、幾らでも協力します。特に、神の信仰を強める運動には、賛成です。その信仰を悪用しなければ、幾らでも協力しますよ?」
フラーレン様が、どう言う理由で俺を連れてきたのか?ずっと、疑問でした。理由が、ハッキリしている分、今の方が、行動しやすい。
「個人情報も、俺が漏らしたことです。どこから、漏れたとしても、文句は言えませんよ。ただし、あの司祭様とは、関わりはしたくないのが、正直なところです。だから、ウチに来てくれませんか?ミュートさん。外部交渉と俺の相談聞き係として、雇われてください。贅沢させてあげますよ?物理的な攻撃は、全てはらってあげます。だから、俺の心の幸せに協力してください」
俺は、一世一代の告白をする。
ミュートさんの返事を待つ。
正直なところ…王都の密偵ナンチャラがミュートさんに手を出す前に…さらっていきたいのです。
ミュートさんに何かあったら、凄くやるせない。
自分を許せなくて、3年ぐらい人のいないところで篭ってしまうかもしれない。
「あはははは!愛の告白みたいね。面白いわ。マツリくんは、本当に面白いわ」
返事が聞きたいです。
目に力を入れて、返事を待つ。
「…私を守ろうとしてくれるのね。…わかった。私も、守ってあげるわ。マツリくんの心の平和のためにね」
どこまで、俺のことを理解してくれているのか?わからないが…
俺は、念願のミュートさんを側に置くことに成功したようだ。
これで…ミュートさんが…女であれば…
悔やまれてなりません。
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