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8話 エルフの噂話し
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「……聞きまして?あの国は聖女が召喚に成功したらしいですよ」
会場内は、騒めいているのに…際立って聞こえた。
「あの宰相が抱えたお姫様が、……聖女ですか?」
「……道中の魔物が消えて居なくなっていたらしいですよ。偽物ではないでしょう。しかも、その力は歴代の聖女よりも強い力ですわね」
「素晴らしいわ。平和が戻るのですね」
耳の尖った色白の美女が、私の噂をしていた。
なんか、恥ずかしいです。
「……あの宰相……奥様に逃げられた挙句に、誰の子かわからない子供を預けられて育てているらしいわ」
「愛した妻の子供なら当然でなくて?」
「それが、一人ではないのよ。5人も男手ひとつで育てたらしいわ。才能や性格は妻似らしいわよ。残念よね」
「それって、あの国の騎士団長と魔導師長も似た境遇ではなかったかしら?」
「ああ、そうらしいわね。どこも妻似の可愛い、才能を発揮できない残念な子供らしいわ。育て方がいいらしくて、それなりの地位まで昇進したらけど……」
本当の子供ではないの?
……なんか、納得です。
詳しいのねエルフさんたち……
「エルフは噂好きで困るなぁ」
大の大人が照れると……惚れてしまいそうです。
ダメ……ダメです。
既婚者を好きになったら、嫉妬しか生まれない……。
私は、自分の心と向き合わないように目をそれした。
「ようこそ!私は、エルフの長をしています。ハイエルフのバラガス・デイズです。聖女が起こしになった事に、こころより感謝しています。どうぞ楽しんでいってください」
ハイエルフ……金髪のロングヘアに美しすぎる美声。
透き通るような肌。長い手足。無駄のないしぐさ。
男性なのに…線の細い綺麗な方でした。
いいなぁ……。私は独特な声なので、揶揄われた事もある。
寸胴な日本人体型で、手足も短い。
ポッチャリ体型は、痩せてもポッチャリに見せる不思議さ。
ガッカリしていると、スタン様に頭を撫でられました。
「サカエは、可愛い」
目を細めて、笑顔で言われました。
自分の顔が赤くなるのがわかる。
もう、手遅れなような気がします。
「あら?聖女様は宰相と??」
「あら本当に可愛らしい。よいカップルですわ」
「私、応援しちゃうわ」
「そうね。前の奥様より遥かに素敵なカップルですわ」
口々に、噂をするエルフ。
やめてください!?……恥ずかしい!!
この年になって、こんな感じになるとは思いませんでした。
もう、恋はしたくは無いのに……。
スタン様を見つめると、顔から火が出そうなほどに、赤くなるのがわかる。
……どうしよう。好きなのかもしれない。
会場内は、騒めいているのに…際立って聞こえた。
「あの宰相が抱えたお姫様が、……聖女ですか?」
「……道中の魔物が消えて居なくなっていたらしいですよ。偽物ではないでしょう。しかも、その力は歴代の聖女よりも強い力ですわね」
「素晴らしいわ。平和が戻るのですね」
耳の尖った色白の美女が、私の噂をしていた。
なんか、恥ずかしいです。
「……あの宰相……奥様に逃げられた挙句に、誰の子かわからない子供を預けられて育てているらしいわ」
「愛した妻の子供なら当然でなくて?」
「それが、一人ではないのよ。5人も男手ひとつで育てたらしいわ。才能や性格は妻似らしいわよ。残念よね」
「それって、あの国の騎士団長と魔導師長も似た境遇ではなかったかしら?」
「ああ、そうらしいわね。どこも妻似の可愛い、才能を発揮できない残念な子供らしいわ。育て方がいいらしくて、それなりの地位まで昇進したらけど……」
本当の子供ではないの?
……なんか、納得です。
詳しいのねエルフさんたち……
「エルフは噂好きで困るなぁ」
大の大人が照れると……惚れてしまいそうです。
ダメ……ダメです。
既婚者を好きになったら、嫉妬しか生まれない……。
私は、自分の心と向き合わないように目をそれした。
「ようこそ!私は、エルフの長をしています。ハイエルフのバラガス・デイズです。聖女が起こしになった事に、こころより感謝しています。どうぞ楽しんでいってください」
ハイエルフ……金髪のロングヘアに美しすぎる美声。
透き通るような肌。長い手足。無駄のないしぐさ。
男性なのに…線の細い綺麗な方でした。
いいなぁ……。私は独特な声なので、揶揄われた事もある。
寸胴な日本人体型で、手足も短い。
ポッチャリ体型は、痩せてもポッチャリに見せる不思議さ。
ガッカリしていると、スタン様に頭を撫でられました。
「サカエは、可愛い」
目を細めて、笑顔で言われました。
自分の顔が赤くなるのがわかる。
もう、手遅れなような気がします。
「あら?聖女様は宰相と??」
「あら本当に可愛らしい。よいカップルですわ」
「私、応援しちゃうわ」
「そうね。前の奥様より遥かに素敵なカップルですわ」
口々に、噂をするエルフ。
やめてください!?……恥ずかしい!!
この年になって、こんな感じになるとは思いませんでした。
もう、恋はしたくは無いのに……。
スタン様を見つめると、顔から火が出そうなほどに、赤くなるのがわかる。
……どうしよう。好きなのかもしれない。
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