ダークエルフに愛の手を

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15話 王に呼ばれる

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公開処刑をへて・・・おれは、街へ戻っていた。

「抜け殻だね~」

「恨めないところが主らしいです。」

「俺らは、また会えたからいいけどな。」

「こうなりゃ、冒険者になってみる?」

「いいね~!手取り足取り教えちゃる。」

「身分証もできるよ。なっちゃえばいいよー冒険者。」

「リヒトが冒険者になるなら私もなる。」

「リヒトがいれば、安心な職業だね~!」

「リヒトやろう?冒険者?」


アレよアレよと、何をするでもなく連れてこられた冒険者ギルド

「身分証にもなります。アイテムボックス持ちならば、そちらに保管ください。」

受付の猫耳美人が、スレンダーの体をクネらせて言っている。

「はやく昇格試験受けちゃえよ~!推薦書は、書いといた。」

「その前にパーティ組む。」

「俺らの牙狼の爪に入ってくれよ~!」

「どうしますか?主?」


結局新しいパーティに牙狼の爪のメンバーが合流して俺がリーダー?

名前は「ダークエルフに愛の手を」略して「ダエア」の結成。


そのまま昇格試験を受ける。

相手は、ギルドマスター?


「さあ、どこからでも、来たまえ。」

モンスター小屋からギンを呼ぶ。

ギンは俺の影響で強くなるらしい。

今じゃ、魔物のような恐ろしい銀狼だ。

俺の前じゃあ、只の犬だけどね。


俺は身体強化と浮遊、新しく覚えた飛行を駆使して、ギンとギルドマスターの周りを旋回する。

「おお~!早いね~!」

余裕の一言、隙がない。

束縛魔法を使い、足を止めようとして

ギルドマスターが「ドン!」と足を踏みしめ鳴らす。

音で束縛魔法が消えた。

契約魔法を使い、ギルドマスターの周りの空気に契約をする。

息が止められたギルドマスターは、一気に俺を攻めてきた。

俺は空間支配を使い俺の前の空間を遮断。

ギルドマスターの手が、あと少し遅れたら、消えていたが、難なく避けられる。

「面白いね。」

動いたことで、空気を吸い話をするギルドマスター

余裕ありすぎでしょう。

空間把握して、俺の自由エリアを広げる。

地図を重ねがけ、強化を図る。

ドローイングで、罠を描く。

ギルドマスターが動く度に仕掛けられる罠。

なんで、落とし穴が空いてから、飛び越えられるかな?

なんで、隙間なく飛んでくる矢を少し動くだけで、避けられるのかな?

トラバサミは、足にくっついてるけどね。ダメージ無さそう・・・

ギルドマスターが動く。

ギンがいつの間にか弾き飛ばされた。

俺の周りの空間をシャットアウトする。

間に合わずに拳が溝内に入る。

「ぐはっ!?」

束縛魔法を使いギルドマスターの手を掴む。

空間支配でその手を決める。

俺は手を折りにいった。が、あと少しの間に逃げれた?

「わはははは!良いね。君の実力は、Aランクからだ。Sランクを目指して頑張りたまえ!牙狼の爪のメンバーに基礎を教えてもらえ、奴らもAランクにもうすぐなる。よろしく頼むぞ。」

このあと、ポピはDランク、ミルはCランク、レンゲはBランクと決まり、試験は終わった。

「ポピ強いね。戦ったことあるの?」

思いの外加冶屋の娘が強いので、聞いてみた。

「高山に炭鉱をしに度々魔獣と戦った。」

なるほどね~!

一般人もそれなりにデンジャラスな世界だったのね~!

ミルには、聞かない。見るからに強そうだもん。ミノタウルス・・・

乳でかい美人だけどね。

レンゲは、貴重なキメラ・・・バレたら、研究所行き?

いい奴だよ。空気みたいで、違和感ない。俺を「主」と呼ぶのが、たまに傷・・・



「ここに、リヒトという少年はいるか?」

鎧を着た兵士が、ギルドにやってきた。

「はい。俺です。」

すぐ名乗り出ると・・・

「王からの書状だ。明日の昼頃に身支度をして登城しろ。これは、命令だ。」

王の書状を置いて、兵士は消えた。


「これは、本物の王の印だよ。何したのかな?リヒトくん。」

ギルドマスターのプレッシャーに冷や汗を流す。

「見てよ。俺らの名前もあるよ。これるメンバーだけでいいらしいね。」

「服を用意しなくちゃいけないわ」


お金ないよ~!

制服ではダメですか?



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