ダークエルフに愛の手を

n-n

文字の大きさ
24 / 44

24話 エルフ国

しおりを挟む
まあ、色々ありました。

シルフィは、強い。

万能型戦闘狂。

手足をもがれたのは、あそこまでしないと抵抗されるからだ。

ちなみにノルンは、姉を支える支援系ぽい。

よく出来た姉弟だ。


レンゲは、悲しそうにしてそばにいる。

クリスは、ポピとミルを支えながら、護衛をする。

キルトは、素直に俺に従い。

サービスは、いつもの通りだ。


問題は、王子様


『猫の皮を少し脱いだようです。』

まだ、被っているのかよ。


存外、横柄な態度が目立つようになった。

呪い中。俺の能力を少し他のメンバーから聞き出したようだ。

あくまで、少しのようだが。


「喉が渇きましたね~果実の香りがする爽やかな飲みものが飲みたいですね~」

食事のランクが、自分が低いことに気がつき、根に持っている。

「何かつまみながら、外の風景を眺めたいですね~」

馬車酔いしてくれ。

「気分が優れませんね~冷たいおしぼりが欲しいな」

心の声聞こえた?

「暇ですね~なんか、手遊び出来るものか、本が欲しいな」

本格的に酔うぞ・・・やめとけって

「誰かの策略にはまって、愛妾を増やしたせいで・・・昼の楽しみが減りましてね~」

それは、俺の所為ではない。節操なし。

「暇ですね~まだ、つかないのですか?前の街で滞在し過ぎですよ~」

お前も、滞在していただろう。

「あーやだやだ、貧乏旅は、気を使う。」

かなりの豪華旅だぞ?降ろすぞ!こら!



只今、1号車はカオス

王子様の愚痴で、みんなのイライラは増すばかり。



やっとで、エルフ国が見えて来た。


出発して2週間もかかった。






検問所に付いた。

ここで入れない時は、王子様とは、さようならだ。

外交問題!?
戦争!?

ンなもん、知るか。

俺の所為で、戦争起きたら、戦うまでさ!




検問所では、王子様が何やらコソコソしている。

『国内に入れて、奴隷化計画を立てています。』

まだ、諦めてないの?俺の実力見せてあげたじゃん、旅の間に盗賊と戦って・・・

『数の暴力で、攻めるつもりです。』

王子様・・・大丈夫か?自分の立場わかってないじゃん。

『王族から、疎まれ命を狙われたことを信じたくないようです。』

家族からだしね~現実逃避は、わかるけど。

『暗殺者からの証言では、信じられないのでしょう。』



この数日前に、王子様を狙った暗殺者が来た。

暗殺者が女であったために、王子様も油断したのだろう。

毒を盛られて、3日寝込んだ。

暗殺者は、俺が捕まえて王子様の前で、自供させた。



内容は、こんなに感じだ。



王子様の妹姫に、婚約者が出来た。

その婚約者は、エルフ族でも最近頭角を現してきた人物で・・・

妹姫は、その婚約者にゾッコン惚れ込んでいる。

婚約者が出来た頃から、妹姫の性格が激変。

我儘を言うようになった。

婚約者を王位につけようとしている。

裏で、王族を狙う暗殺者を雇い、計画を実行中。





王子様は、かわいい妹姫を信じている。

厄介ごとに巻き込まれた感じだ。

だから、俺としては検問所で王子様と別れても、何ら心配はない。

執事さんも、もう、戻るように言ってきている。

ただ、ポピとミルが心配だ。

王子様の愛妾として、二人はついていくらしい。

本気で、この腹黒に惚れたらしい。




かなり責任を感じる。

俺の所為ではないが・・・





検問所で、かなり足止めされている。

『他の王族に連絡をしているようです。』

そりゃ、長くなりそうだ。



俺は、おもむろに異空間から、スケッチブックと鉛筆を出す。

目の前の愛すべきダークエルフをスケッチする。

画力が上がっているのか?作業が早くなっているような気がする。

「へえ、うまいもんだね。」

王子様が覗いてきた。

俺はひたすら、作業に没頭する。

『画力強化《微》を手に入れました。』

シム様がなんか言っている。

『画力強化は、ドローイングで描いたものを強化する効果があります。』

なるほど、ドローイングがさらにチート化していくのですね。

創造というスキルを手に入れてから、俺のステータスはやりたい放題だ。

オリジナル冥魔法がドンドン増えている。

統合魔法で、スッキリとまとめてくれるから、称号さんも加護もスッキリしている。

スキル欄は、カオスですが。




ダークエルフの姉弟のじゃれ合いを堪能しながら、スケッチを終えた頃には、日が傾き始めていた。

みんな、待ちくたびれている。

手軽に食べられるパン類を異空間から出すようにネット通販で購入していく。

飲み物は、みんなジュースだ。俺が未成年だから。

このネット通販、只今、原爆を購入出来るまで成長を遂げている。

チート化してます。です。はい。

ポイントも無限になったらしいので、買いたい放題だ。

選ぶのに苦戦する。





『準備が、終わった様です。移動出来る状態にしてください。』

「はい。いったん食事はやめて、片付けましょうか。ゴミは、こっちね。」

『妹姫の婚約者が直々においでです。』

何で?王子様を迎えに来たの?

『彼は、転生者です。』

・・・なるほど

『マスターが、ダークエルフ贔屓なら・・・彼は、エルフ贔屓。』

・・・俺目的なの?

『鑑定に失敗。余りのレベル差により、読み取り出来ないのでできません。興味を示した様です。』

・・・能力バレはしてないね。

『彼は私と違う。サポートシステムを所持。強奪スキルありですが、鑑定できなう上、余りのレベル差により、失敗しました。』

ん?・・・近くにいるの?

『数分前に到着。マスター以外のメンバーには、次元支配で防御済みです。』

・・・俺以外なのね。

『余りのレベル差は、どうにもできません。防御の必要もありません。』

鑑定出来る?







名前・ロギナスタロギフナロサウースターギュンデロス(藤原伸晃)

性別・男

年齢・18歳(精神35歳)

種族・ハイエルフ(ハイエロフw)

レベル・50

HP・10000

MP・999999

力・500(50)

防・500(50)

早・700(100)

知・10000(100)

運・5

属性・光、火、水、地、風、冥

スキル・光(癒しの光、呪い解除、力強化、素早さ強化、知力向上、防御の陣)火(炎の玉、炎の壁、炎の矢、温度調節)水(清らかな飲み水、熱湯、水圧、水玉、氷の玉、津波)地(投石、地盤沈下、地震、地割れ、岩投げ)風(微風、強風、熱風、聞き耳、風圧)冥(強奪、サポートシステム)

装備 ・武器  風の弓(50)  頭  風の髪飾り(10)  体  風の民族衣装(40)  靴  迅速の羽(100)  アクセサリー  エロフの書(100)  アイテムポーチ  エルフの守り  

持ち物・アイテムボックス付きポーチに入っているのでわかりません

加護・エルフ神の涙

称号・エロフ、転生者、下克上、エロの伝道師

嫁・フロウディアクロストメロンディアーネ(妹姫)

奴隷・国民3割。多すぎて表示できません。

説明・35歳まで、独身。引きこもり。強盗に入られ死亡。エルフを崇拝していた影響で加護をもらい転生。貴族であるハイエルフになり、テングになっている。エルフの基本のスキルは強奪済み。多種族に手を出そうと奴隷化画策中。奴隷化特化の魔道具多数所持。王族はレベルが高いため、奴隷化できず暗殺に切り替えた。エロ本を所持。エルフをエロフ化中。





おお??わかりやすい説明付きになっている。

『鑑定のレベルが上がり、神の心眼に変化したためです。』

エルフの国も・・・大変だね~こいつのせいかよ。

『同じ思想のエルフは、多数存在確認済みです。この者がやらなくても、他の者が変わりに行動していたでしょう。』

ンな!?何でそうなったの?

『鎖国の影響で、国民にストレスが溜まっています。』

国内暴動が起きる可能性がある?

『只今、この者の所持するエロ本により、暴動の力は性欲に向けられて、出生率の少ないエルフ族において、初の出産ブームとなっています。』

何だ。役立っているじゃん・・・こいつ

『エルフの神は、嘆いていますが・・・思想を除けば、役にはたっているでしょう。』


気になるな・・・エロ本の内容。

『R18指定です。あと3年マスターはお待ちください。』



・・・はやく、大人になりたい。切実です。
しおりを挟む
感想 20

あなたにおすすめの小説

熟女愛好家ユウスケの青春(熟女漁り)

MisakiNonagase
恋愛
高校まで勉強一筋で大学デビューをしたユウスケは家庭教師の教え子の母親と不倫交際するが、彼にとって彼女とが初の男女交際。そこでユウスケは自分が熟女好きだと自覚する。それからユウスケは戦略と実戦を重ねて、清潔感と聞き上手を武器にたくさんの熟女と付き合うことになるストーリーです。

愛されないと吹っ切れたら騎士の旦那様が豹変しました

蜂蜜あやね
恋愛
隣国オデッセアから嫁いできたマリーは次期公爵レオンの妻となる。初夜は真っ暗闇の中で。 そしてその初夜以降レオンはマリーを1年半もの長い間抱くこともしなかった。 どんなに求めても無視され続ける日々についにマリーの糸はプツリと切れる。 離縁するならレオンの方から、私の方からは離縁は絶対にしない。負けたくない! 夫を諦めて吹っ切れた妻と妻のもう一つの姿に惹かれていく夫の遠回り恋愛(結婚)ストーリー ※本作には、性的行為やそれに準ずる描写、ならびに一部に性加害的・非合意的と受け取れる表現が含まれます。苦手な方はご注意ください。 ※ムーンライトノベルズでも投稿している同一作品です。

父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

四季
恋愛
父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

私が王子との結婚式の日に、妹に毒を盛られ、公衆の面前で辱められた。でも今、私は時を戻し、運命を変えに来た。

MayonakaTsuki
恋愛
王子との結婚式の日、私は最も信頼していた人物――自分の妹――に裏切られた。毒を盛られ、公開の場で辱められ、未来の王に拒絶され、私の人生は血と侮辱の中でそこで終わったかのように思えた。しかし、死が私を迎えたとき、不可能なことが起きた――私は同じ回廊で、祭壇の前で目を覚まし、あらゆる涙、嘘、そして一撃の記憶をそのまま覚えていた。今、二度目のチャンスを得た私は、ただ一つの使命を持つ――真実を突き止め、奪われたものを取り戻し、私を破滅させた者たちにその代償を払わせる。もはや、何も以前のままではない。何も許されない。

俺様上司に今宵も激しく求められる。

美凪ましろ
恋愛
 鉄面皮。無表情。一ミリも笑わない男。  蒔田一臣、あたしのひとつうえの上司。  ことあるごとに厳しくあたしを指導する、目の上のたんこぶみたいな男――だったはずが。 「おまえの顔、えっろい」  神様仏様どうしてあたしはこの男に今宵も激しく愛しこまれているのでしょう。  ――2000年代初頭、IT系企業で懸命に働く新卒女子×厳しめの俺様男子との恋物語。

敵に貞操を奪われて癒しの力を失うはずだった聖女ですが、なぜか前より漲っています

藤谷 要
恋愛
サルサン国の聖女たちは、隣国に征服される際に自国の王の命で殺されそうになった。ところが、侵略軍将帥のマトルヘル侯爵に助けられた。それから聖女たちは侵略国に仕えるようになったが、一か月後に筆頭聖女だったルミネラは命の恩人の侯爵へ嫁ぐように国王から命じられる。 結婚披露宴では、陛下に側妃として嫁いだ旧サルサン国王女が出席していたが、彼女は侯爵に腕を絡めて「陛下の手がつかなかったら一年後に妻にしてほしい」と頼んでいた。しかも、侯爵はその手を振り払いもしない。 聖女は愛のない交わりで神の加護を失うとされているので、当然白い結婚だと思っていたが、初夜に侯爵のメイアスから体の関係を迫られる。彼は命の恩人だったので、ルミネラはそのまま彼を受け入れた。 侯爵がかつての恋人に似ていたとはいえ、侯爵と孤児だった彼は全く別人。愛のない交わりだったので、当然力を失うと思っていたが、なぜか以前よりも力が漲っていた。 ※全11話 2万字程度の話です。

次期国王様の寵愛を受けるいじめられっこの私と没落していくいじめっこの貴族令嬢

さら
恋愛
 名門公爵家の娘・レティシアは、幼い頃から“地味で鈍くさい”と同級生たちに嘲られ、社交界では笑い者にされてきた。中でも、侯爵令嬢セリーヌによる陰湿ないじめは日常茶飯事。誰も彼女を助けず、婚約の話も破談となり、レティシアは「無能な令嬢」として居場所を失っていく。  しかし、そんな彼女に運命の転機が訪れた。  王立学園での舞踏会の夜、次期国王アレクシス殿下が突然、レティシアの手を取り――「君が、私の隣にふさわしい」と告げたのだ。  戸惑う彼女をよそに、殿下は一途な想いを示し続け、やがてレティシアは“王妃教育”を受けながら、自らの力で未来を切り開いていく。いじめられっこだった少女は、人々の声に耳を傾け、改革を導く“知恵ある王妃”へと成長していくのだった。  一方、他人を見下し続けてきたセリーヌは、過去の行いが明るみに出て家の地位を失い、婚約者にも見放されて没落していく――。

愛を騙るな

篠月珪霞
恋愛
「王妃よ、そなた一体何が不満だというのだ」 「………」 「贅を尽くした食事、ドレス、宝石、アクセサリー、部屋の調度も最高品質のもの。王妃という地位も用意した。およそ世の女性が望むものすべてを手に入れているというのに、何が不満だというのだ!」 王妃は表情を変えない。何を言っても宥めてもすかしても脅しても変わらない王妃に、苛立った王は声を荒げる。 「何とか言わぬか! 不敬だぞ!」 「……でしたら、牢に入れるなり、処罰するなりお好きに」 「い、いや、それはできぬ」 「何故? 陛下の望むままなさればよろしい」 「余は、そなたを愛しているのだ。愛するものにそのような仕打ち、到底考えられぬ」 途端、王妃の嘲る笑い声が響く。 「畜生にも劣る陛下が、愛を騙るなどおこがましいですわね」

処理中です...