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29話 迷宮最速記録を狙え
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ギルドに入る。
流石、英雄達の子孫。
強そうな人達でいっぱいだ。
でも、よく見るとみんな、慣れ親しんだ小麦色の肌をしている。
「久しぶりの新人さんね。ギルド登録するのかしら?」
受付のお姉さんは、見るからにダークエルフだ。
すごい嬉しい。
「登録する。」
テンパって、一言しか話せてない。
「くすくす、いいわ。ギルド登録には、実力試験が必要なの。下の格闘技室にいらっしゃい。」
またか、デジャビュを感じるのは何回目かなぁ。
そのまま、導かれるままに、地下へと降りる。
娯楽が少ないのか?ほとんどの人がついて来た。
「ハイ。ここから、勝ち抜き戦ね。連続して戦ってもらうわ。ずっと、勝ち続けて、勝率と持久力も見定めるので、出来るだけ長く勝ち続けて、戦うことを意識してやってね。」
「??」
「では、私から!」
いきなり、受付嬢が襲ってくる。
英雄の子孫だけあって、早い。
でも、それだけだ。
俺は手刀で、一発首の付け根に当てて受付嬢を気絶させた。
「次は、俺だ!」外で見ていた男が、受付嬢を抱いたままの俺に襲いかかる。
大剣を振り回して、避けると受付嬢に当たりそうだ。
俺は、素手で大剣を掴み抑えて、男を投げ飛ばす。
壁に当たり、男が起きないとわかると、何処か、魔法の炎が舞い上がる。
俺は受付嬢を庇いながら、炎の術をキャンセルさせて炎を払う。
炎を放った魔導師を見つけて、魔法を封印。
魔導師が「参った」と言うと同時に、ナイフが飛んでくる。
同時に50本飛んできたナイフをそのまま、重力で潰す。
ナイフを飛ばした者は、後ろに回ってきていたが、そのまま、後ろ蹴りをし飛ばす。
そんな、戦闘を3時間ぶっ通しでやった。
次から次へと現れて、戦うが、誰一人、救助には来ない。
初めの受付嬢以外は、離れたところに飛ばして安全を図った。
もう、人が出てこなくなり、3時間にも及ぶ戦闘が、終わった。
全員回復させて、起こす。
「すごいわね。全員倒して、死者0、タイムは3時間・・・」
「ギルド登録できますか?」
「ええ、ようこそ。ギルドへ」
ギルドで、スコアボードにつながるパスと移転陣をもらう。
移転陣生産の魔道具で、使い方は押すだけという簡単な仕様だ。
「初めての人には、記録に挑戦してもらっているのよ。」
「記録?」
「まず、一つ目が、1階から10階までのタイムアタック。」
「二つ目は、ぞれだけ最速で登り続けられるか?」
「三つ目は、登った階数。」
「今までの記録は、タイムアタックが10時間55秒で、567階までを1年で登ったわ。ルーキーの新記録だけど、その子、ここで亡くなったから、無理はしないでね。」
「どうやって、記録を知らせる?」
「全部パスがスコアボードと繋がっていて、知らせてくれるわ。」
「便利だな、パス。」
「あと、迷宮では、人をかばっていてはダメよ。」
「なぜ?」
「生きていけないわ。」
「・・・」
「あと、遺品と迷宮からの贈り物とか、持ち帰れる物があれば、持って帰って来てね。」
迷宮に入ってから、スタートらしいので、宿で体を万全にして出ることにした。
ぐっすり眠ったあと、ギンを呼ぶ。
ギンは俺の影響か?何か神聖な狼になっている。
「じゃあ、行ってきます。」
落ちた者と出会ったところを通り過ぎると、階段が見えてきた。
「シム様、ダッシュで駆け抜ける。よろしく。」
『わかりました。マスター』
ギルドは、新人には、情報をくれなかった。
タイムアタックが終わったら教えてくれるらしい。
でも、俺はここに戻るつもりはない。
最速を狙う。
流石、英雄達の子孫。
強そうな人達でいっぱいだ。
でも、よく見るとみんな、慣れ親しんだ小麦色の肌をしている。
「久しぶりの新人さんね。ギルド登録するのかしら?」
受付のお姉さんは、見るからにダークエルフだ。
すごい嬉しい。
「登録する。」
テンパって、一言しか話せてない。
「くすくす、いいわ。ギルド登録には、実力試験が必要なの。下の格闘技室にいらっしゃい。」
またか、デジャビュを感じるのは何回目かなぁ。
そのまま、導かれるままに、地下へと降りる。
娯楽が少ないのか?ほとんどの人がついて来た。
「ハイ。ここから、勝ち抜き戦ね。連続して戦ってもらうわ。ずっと、勝ち続けて、勝率と持久力も見定めるので、出来るだけ長く勝ち続けて、戦うことを意識してやってね。」
「??」
「では、私から!」
いきなり、受付嬢が襲ってくる。
英雄の子孫だけあって、早い。
でも、それだけだ。
俺は手刀で、一発首の付け根に当てて受付嬢を気絶させた。
「次は、俺だ!」外で見ていた男が、受付嬢を抱いたままの俺に襲いかかる。
大剣を振り回して、避けると受付嬢に当たりそうだ。
俺は、素手で大剣を掴み抑えて、男を投げ飛ばす。
壁に当たり、男が起きないとわかると、何処か、魔法の炎が舞い上がる。
俺は受付嬢を庇いながら、炎の術をキャンセルさせて炎を払う。
炎を放った魔導師を見つけて、魔法を封印。
魔導師が「参った」と言うと同時に、ナイフが飛んでくる。
同時に50本飛んできたナイフをそのまま、重力で潰す。
ナイフを飛ばした者は、後ろに回ってきていたが、そのまま、後ろ蹴りをし飛ばす。
そんな、戦闘を3時間ぶっ通しでやった。
次から次へと現れて、戦うが、誰一人、救助には来ない。
初めの受付嬢以外は、離れたところに飛ばして安全を図った。
もう、人が出てこなくなり、3時間にも及ぶ戦闘が、終わった。
全員回復させて、起こす。
「すごいわね。全員倒して、死者0、タイムは3時間・・・」
「ギルド登録できますか?」
「ええ、ようこそ。ギルドへ」
ギルドで、スコアボードにつながるパスと移転陣をもらう。
移転陣生産の魔道具で、使い方は押すだけという簡単な仕様だ。
「初めての人には、記録に挑戦してもらっているのよ。」
「記録?」
「まず、一つ目が、1階から10階までのタイムアタック。」
「二つ目は、ぞれだけ最速で登り続けられるか?」
「三つ目は、登った階数。」
「今までの記録は、タイムアタックが10時間55秒で、567階までを1年で登ったわ。ルーキーの新記録だけど、その子、ここで亡くなったから、無理はしないでね。」
「どうやって、記録を知らせる?」
「全部パスがスコアボードと繋がっていて、知らせてくれるわ。」
「便利だな、パス。」
「あと、迷宮では、人をかばっていてはダメよ。」
「なぜ?」
「生きていけないわ。」
「・・・」
「あと、遺品と迷宮からの贈り物とか、持ち帰れる物があれば、持って帰って来てね。」
迷宮に入ってから、スタートらしいので、宿で体を万全にして出ることにした。
ぐっすり眠ったあと、ギンを呼ぶ。
ギンは俺の影響か?何か神聖な狼になっている。
「じゃあ、行ってきます。」
落ちた者と出会ったところを通り過ぎると、階段が見えてきた。
「シム様、ダッシュで駆け抜ける。よろしく。」
『わかりました。マスター』
ギルドは、新人には、情報をくれなかった。
タイムアタックが終わったら教えてくれるらしい。
でも、俺はここに戻るつもりはない。
最速を狙う。
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