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39話 貴族の思惑(R18)
しおりを挟む俺が世界を変えたか?
何を知ってる?
何で知ってる?
「何の話でしょうか?話しが見えないのですが?」
「惚けるな。世界の呪いを解いたことは、貴族の間で有名だ。エルフの王子が言いふらしていたぞ。気がつかれたことを気がついていないと、高笑いだったらしい。あの、猫被りに何かしたのか?」
・・・あいつ、やってくれる。気がつかれてたのか。
「噂と違った見かけだが、大方、種族進化でもしたのだろう?よくあることだ。特に、一流の冒険者には…」
なんか、俺より俺の事情を把握している?
「話しを戻そう。私の父は、収集癖があってね。あるものを猛烈に集めている。だが、世界の呪いが解かれて、それが、手に入らなくなってね。困っている。」
なんか、話が悪い方へ行きそうだ。
「私も存外。そのものが嫌いではない。協力してほしい。」
「私に協力できることなのでしょうか?何も出来ませんよ。私なんかでは」
「ふう……いつまでも、腹の探り合いはやめてくれないか?迷宮破邪に出来ないことはないだろう?」
『腹黒ですか?』
相手がな。
「ああ、迷宮特産のものも最近手に入れました。流石に迷宮内には、入れませんが………あなたは別ですよね?」
おいおい、どれだけ強い駒持ってるんだ?
1日2日で、英雄の子孫を捕らえたのか?
「どなたかとお間違えなのでは?」
「はは、こんなに手札を出しているのに、強情ですね」
『裏が取れました。ホリーさん達は、魔人領当主の屋敷にいます。奴隷ですね』
やってくれるな。自由を求め旅だったダークエルフに・・・
「ハイダークエルフのシルフィさんと言いましたかね~ノルンくんのお姉さんは」
「お姉ちゃんに何かするつもり?」
おお~!大人しくしてたノルンくん激おこ。
「うちの嫁が何か?」
「そうそう、今日は、護衛傭兵で奴隷狩り摘発作戦をしているの御存知ですか?逆に捕まらないと良いですねw」
「…で、結局何させたいの?俺に…」
ノルンくんは激おこですが、俺も相当きてるよ。
「迷宮内には、町があるそうですね。血統の良いダークエルフの町。連れてくる手段をお持ちなのでしょう?」
「……無理だな。あそこにいたのは、2ヶ月と少し。町には、数時間しか滞在してない。俺には、迷宮の知識が足りない。」
「では、もう一つの余談をお聞かせましょうか?」
不敵に笑うフレディ
ホラー顔負けの怖い顔で最悪なことを言った。
「ダークエルフの要塞?里?まあ呼び名はどうでもいい。父が目をつけてね。数日前に滅ぼして住民は奴隷化に成功したらしいですよ。住民の何人かは、死んだようですがね。リヒトくんのお知り合いでないことを祈りますよ」
あそこを落とした?どれだけ戦力あるんだよ。
『ダークエルフの奴隷にやらせました。同士討ちです』
「は?マジ?なんか聞こえたけど?俺を怒らせたいのか?」
『待ってください。マスター。ノルンくんに殺気がいかないように防御をさせてください』
ノルンが、震えていた。
俺は、何とか自分を抑え込んだ。
「はは、いいね。素晴らしい殺気です。殺気だけで殺されそうです。」
「は?死にたいの?じゃあ、死ねば?」
「ちょっと!?待ってください!ダークエルフを助けたくないのですか?」
「は?」
「このままですと、ダークエルフは、迷宮に落とされます。ダークエルフ確保には、ダークエルフの奴隷を使います。しかし、あそこは、生還して帰った者は……あなただけだ。どうか、脱出の手段をお持ちなら。教えてほしい。父の悪行を止められないが、未然に対策を打つことが出来る。」
すごく、まともな意見です。
信憑性は?
『ダークエルフの母がいるようです。奴隷なので表には出ていないようですが。恋人も、ダークエルフですね。ほぼ、ダークエルフとともに生きてきたようですが。ハーフといえど、魔人の血の方が強いようですね。素直になれないところがありだと、神の心眼に書いてあります。』
おお~!久方ぶりの鑑定さん。
ステータスは嘘つかない。
「協力はするつもりだが、嫁の身の安全を確保したい」
「ありがとう。わかってくれると思っていたよ。案内しよう」
馬車は、軽快に進む。
俺は無事シルフィを回収
シルフィはノルンが説明中
牙狼の爪達も回収
魔人領当主の屋敷に向かう
町にはない。
当主の屋敷は魔人都市にあるらしい
人様の馬車に揺られ
緊張した面持ちで
魔人都市に着く
都市に着いても何も出来ない
観光の旅ではないからだ
屋敷の中ではなく
別宅に招待された
フレディさんの自由に出来る空間なのだろう
「しかし、デカイな…民族を全て囲えるだけある」
サービスがボツリと感想を言った
確かに・・・俺もそれに心で賛同する
至るところで、ダークエルフが働いている
全て奴隷だ
個々に部屋を与えられる
もう、夜だ
ノルンは緊張から解放されて眠った
シルフィと俺と同じ部屋だ
どうにもやりきれない
ダークエルフの呪いはない
なのに、変わらない現状
『ダークエルフの呪いは文化として根強く残ってます。一部、個々の意識が変わったために、奴隷狩りの取り締まりがきつくなったのが、ここでは仇となったようです』
ベランダに出ると、シルフィが慰めにきた
「リヒトの所為じゃない。考えすぎては駄目だよ」
ダークエルフの優しさが身にしみる
思いっきり甘える
その豊満な胸に飛び込む
ぎゅーと俺を抱きしめてシルフィは言った
「おかえり、言ってなかったね」
うちの嫁が可愛い
でも、息出来ません
いつまで我慢していればよろしいですか?
『マスターならば、あと、5時間は息を止められます』
おお~!ならば、気にせず堪能しよう
フガフガ匂いを嗅いでいると苦しそうにしていると間違えられる
「あは、ごめんなさい。リヒトはリヒトだね。見かけが変わっても変わらない」
その通りです。変わりませんね。
「中は、ノルンがいるし……ここでする?」
ナニーーー!ベランダといえど、外ですよ?
『マスター。迷宮では、御構い無しに乱行してました』
・・・。あれは、襲われて・・・。迷宮、空ないし・・・。
「あは、元気じゃんか?おっきい。ここも変わった?」
いつの間に脱がしたの??シルフィ??
やめて?ここ人様のお家です。ベランダみんなの部屋に繋がっているよ?
・・・よく咥えられるねシルフィ??美味しいのそれ?
ああ、ヤバイこの体・・・快楽に弱い
『マスター。元からです』
・・・これって、言葉責めに入る?今聞くと甘い声にしか聞こえない。
「あは、待ってられない……頂戴?」
片足を上げるシルフィ
月の光に照らされてテラテラ光る・・・
「はあ……もう、たまらん」
前座も無く、久しぶりのシルフィは痛そうに微笑んだ
「あは…ギュウギュウ…奥…突き抜けそう…」
久しぶりのそこは、甘く締めつける。
奥に軽くノックをすると、中がビクビクと躍動した
「…気持ちイイ……イッチャッタ…んっふ……」
ハイ、理性飛びました
さりげなく、シム様は音漏れ防止をしてくれた
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