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「止めろ!イライザに何をする!」
兵を押しのけようとするガザン王。
邪魔だなぁ!
ガザン王がいなければ、魔力に力を込めて、跳ね飛ばせるのに…
流石に、他国の王を傷つけるわけにはいかない。
お師匠様をぶっ飛ばさないと…私の気が晴れません。
どいてくれないかしら?
お邪魔虫ですよ?
わかっていなさすぎのおバカさん?
お師匠様?どうして、ソフィア姫と共にいるのですか?
もう、ガザン王とソフィア姫もまとめてぶっ飛ばそうかなぁ…
私の不穏な魔力の塊にやっとで気がついたお師匠様が、慌て出す。
「!?……イライザ!?…私は正気に戻りました!その魔力を抑えてください!」
ソフィア姫を振り払い、持っていたスライムを恐々と跳ね飛ばして、涙目だ。
「皆さん!逃げてください!魔力が暴走しますよ!」
「禍々しい魔力が見えますわ!イライザさんは…私とは、相容れない魔力ののち主なのですね」
ソフィア姫が、何か言っている。
この魔力は、先ほど相性がいいと言ったお師匠様の魔力だ。
「ソフィア姫!これは、私の魔力ですよ!」
お師匠様がソフィア姫の一言に呆れた様にツッコミをいれた。
「えっ??…フラク様の?」
「もしもの時のために、イライザに預けてあるのです。…イライザ!?魔力を収めて、後で、如何なる罰を受けますから!」
「ソフィア姫が、いいのでしょう?」
兵士を平然と払うお師匠様。
「イライザが、一番いいに決まっているではないですか?…操られやすい哀れな…私を見捨てないでください!」
私を抱きとめて、一緒に魔力を抑え込む。
「…はあ……ガザン王、ソフィア姫……お遊びもほどほどにしてください。御二方…側室をお持ちですよね?…私も、イライザも、嫉妬深いので…結婚は無理ですよ…暴走を止められないのに…いらぬチョッカイはやめてください」
お師匠様がいつもの感じに戻った。
「イライザ!?」
兵士に抑えられて、肩が抜けた様だ。
所々、擦り傷もある。
足もひねったかもしれない。
いたるところがズキズキと痛んだ。
お師匠様は私をお姫様抱っこして、医務室へ連れて行った。
この場は任せたよ、王様!
ガザン王とソフィア姫は、放心状態で私たちを見送った。
「…イライザ?」
ふと起きると、王宮の客間に寝かされていた。
「イライザ、これを飲んで、もう一度寝ましょう」
お師匠様がポーションを開けて、私に優しく飲ませる。
みるみるうちに…怪我が…痛みが和らいでいく。
「お仕置き…しますからね」
「喜んで受けるよ…イライザ」
お仕置きを喜んでる??
「イライザは、どんなお仕置きをしてくれるのですかね?何故かな?…イライザからのものは、なんでも甘美に聞こえますね」
お師匠様に…一番ダメージがあること??
「しばらく、お預けしますね」
「…何をですか?」
不敵に笑うお師匠様。
「…何をって、夜の営み…デス」
「…結婚式まで無しだって言ってませんでした?」
「…エッチな行為も、キスもデス」
恥ずかしい。
なんのイジメですか?
「…キスもですか?…口直しに…上書きしたかったのですが…」
「…じゃア、キスは…」
良いという前に…お師匠様がキスをしてくる。
さっきのことを思い出すと…涙が流れた。
「イライザ…もっと深く交わりたい……」
舌を絡めて、甘美な魔力を交換する。
喉の奥まで舐められて、ジュルジュルと音を立てて吸われる。
「はあ…イライザ…」
体を寄せてくる。
「ダメです。お仕置き中です」
「イライザ…ならば、もっとキスをして」
甘美な時間は、長く続いた。
兵を押しのけようとするガザン王。
邪魔だなぁ!
ガザン王がいなければ、魔力に力を込めて、跳ね飛ばせるのに…
流石に、他国の王を傷つけるわけにはいかない。
お師匠様をぶっ飛ばさないと…私の気が晴れません。
どいてくれないかしら?
お邪魔虫ですよ?
わかっていなさすぎのおバカさん?
お師匠様?どうして、ソフィア姫と共にいるのですか?
もう、ガザン王とソフィア姫もまとめてぶっ飛ばそうかなぁ…
私の不穏な魔力の塊にやっとで気がついたお師匠様が、慌て出す。
「!?……イライザ!?…私は正気に戻りました!その魔力を抑えてください!」
ソフィア姫を振り払い、持っていたスライムを恐々と跳ね飛ばして、涙目だ。
「皆さん!逃げてください!魔力が暴走しますよ!」
「禍々しい魔力が見えますわ!イライザさんは…私とは、相容れない魔力ののち主なのですね」
ソフィア姫が、何か言っている。
この魔力は、先ほど相性がいいと言ったお師匠様の魔力だ。
「ソフィア姫!これは、私の魔力ですよ!」
お師匠様がソフィア姫の一言に呆れた様にツッコミをいれた。
「えっ??…フラク様の?」
「もしもの時のために、イライザに預けてあるのです。…イライザ!?魔力を収めて、後で、如何なる罰を受けますから!」
「ソフィア姫が、いいのでしょう?」
兵士を平然と払うお師匠様。
「イライザが、一番いいに決まっているではないですか?…操られやすい哀れな…私を見捨てないでください!」
私を抱きとめて、一緒に魔力を抑え込む。
「…はあ……ガザン王、ソフィア姫……お遊びもほどほどにしてください。御二方…側室をお持ちですよね?…私も、イライザも、嫉妬深いので…結婚は無理ですよ…暴走を止められないのに…いらぬチョッカイはやめてください」
お師匠様がいつもの感じに戻った。
「イライザ!?」
兵士に抑えられて、肩が抜けた様だ。
所々、擦り傷もある。
足もひねったかもしれない。
いたるところがズキズキと痛んだ。
お師匠様は私をお姫様抱っこして、医務室へ連れて行った。
この場は任せたよ、王様!
ガザン王とソフィア姫は、放心状態で私たちを見送った。
「…イライザ?」
ふと起きると、王宮の客間に寝かされていた。
「イライザ、これを飲んで、もう一度寝ましょう」
お師匠様がポーションを開けて、私に優しく飲ませる。
みるみるうちに…怪我が…痛みが和らいでいく。
「お仕置き…しますからね」
「喜んで受けるよ…イライザ」
お仕置きを喜んでる??
「イライザは、どんなお仕置きをしてくれるのですかね?何故かな?…イライザからのものは、なんでも甘美に聞こえますね」
お師匠様に…一番ダメージがあること??
「しばらく、お預けしますね」
「…何をですか?」
不敵に笑うお師匠様。
「…何をって、夜の営み…デス」
「…結婚式まで無しだって言ってませんでした?」
「…エッチな行為も、キスもデス」
恥ずかしい。
なんのイジメですか?
「…キスもですか?…口直しに…上書きしたかったのですが…」
「…じゃア、キスは…」
良いという前に…お師匠様がキスをしてくる。
さっきのことを思い出すと…涙が流れた。
「イライザ…もっと深く交わりたい……」
舌を絡めて、甘美な魔力を交換する。
喉の奥まで舐められて、ジュルジュルと音を立てて吸われる。
「はあ…イライザ…」
体を寄せてくる。
「ダメです。お仕置き中です」
「イライザ…ならば、もっとキスをして」
甘美な時間は、長く続いた。
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