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懲らしめますか?
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聖女だか、主人公だか、姫だか知らないけれど!
流石にやり過ぎだと思う!
ガザン王も、賢王では無くて、只の駄々をこねるお子様にしか見えない。
「王様!流石に、彼女の行いは許せません。デュラン王子との縁談も、考え直す方がよろしいのでは?」
「そう怒らないでくれ、彼方の対応を抗議しているところだ。デュランも、乗り気ではなくなった様だ」
デュラン王子は、ミュレン男爵令嬢で、コリゴリしている。
同じタイプの令嬢は、ダンスパーティでも、遠慮している。
ソフィア姫の本性が、昨日あらわになり考え直したのだ。
「イライザ…私のことを思ってくれていたのかい?」
いきなり、デュラン王子が話しかけてきた。
「いいえ、嫌いですよ?いつまでも謝罪もせずに、気がありそうなら声をかける方など…情けない姿でも晒して、謝れば…可愛げもあるでしょうが…」
「なら!」「遅いですね。今更謝罪しても、私にはもう婚約者がおりますので…」
お師匠様が牽制する様に、前に立つ。
「浮気者の森の賢者さんですか?どうして?こんな男より…私の方が…」
「浮気者?そのお言葉、そのままお渡しします」
私たちの会話を止めたのは、王様でした。
「コレコレ、良さないか?前回といい、今回といい、見えない強大な存在が我が国を脅かしているのは確かだ。神なのか?悪魔なのか?困ったものだ」
「王よ。今回のことは我々が出てこなければ、何も起きなかった事かもしれません。そろそろ、南の森に戻ろうと思います。帝国の王の事は、我々が国の者ではないとか?なんとか言って、誤魔化して下さい。その間に…私とイライザは結婚式を挙げたいと思います」
「うむ、そうしてくれるか、流石の帝国も人妻を口説くことはあるまい」
こうして、無事に帰路に着くことが出来ました。
しばらくは、静かに結婚式の準備をする。
内輪のみの、平民の様な結婚式だが…南の森の最奥にある聖霊の湖に祈りを捧げる。
かなりの奥地なので、旅の準備に追われているのだ。
神的なものが敵ならば、聖霊の力を借りて…という思惑もある。
「出来た!」
花嫁衣装に欠かせないヴェールを手作りして…今、出来上がった。
ヴーケは、次に受け取る人もいない。
指輪は、お師匠様のお手製だ。
花嫁衣装は、前々から母が用意してくれていた物が実家の公爵家から送られて来た。
憎まれ口ばかりの父と兄は、大嫌いだが…素直ではないところは知っている。
着々と準備が進んだ。
ある日、馬車のけたたましい音が聞こえた。
ガラガラガラガラ!
パカパカヒヒーン!
数台の馬車が、森の屋敷に尋ねてきた様だ。
「イライザ!来たぞ!私だ!ガザンだ!」
「フラク様!お話があります!どうか冷静になって話を聞いて下さい」
我々の話を聞かない輩が、話を聞けと?
何かの冗談か?
「お帰り下さい。我が主人は只今、婚礼の準備中で他の異性とは会わない様にしております」
丁寧に執事が断りをいれているのに…
「うるさい!私を誰だと思っている!帝国の王ガザンだぞ!そこを通せ!」
「ここは、どの国にも属さない我が主人の屋敷です。お帰り下さい」
結界が張っている為か?ガザンは無理矢理入れずに、叫んでいるだけだ。
「妹よ。この結界をどうにかしてくれ」
「はい。お兄様」
おいおい、どこの世界に…結界を破る聖女がいるのだ?
あ………ここにいたね。聖女がでは無くて、性女が…
「我が屋敷に不法に入ろうとは、危害が加えられても文句は言えませんな?」
お師匠様が、闇魔法で追い払う。
「兵たちよ!どこへ行くのだ!」
「戻りなさい!光よ!闇を払い給え!」
まばゆい光が、兵士を包む。
その間に…魔道具で、一人一人気絶させる。
ちなみに、私とお師匠様は、屋敷の中には居ません。
初めっから、門の前で隠れていました。
ドンドン眠らせて、ワープの魔道具で森の入り口に捨てる。
簡単なお仕事です。最後に、ソフィアが残りましたが、性女一人では何も出来ませんね。
そうそう、賢王ガザンは、初めの頃に気絶させて、ポイしましたよ。
しばらくは、こんなことを繰り返しました。
本当にガザンは賢王なの?
分かりやすい攻め方、裏があるのではないか?と、警戒する私達の方がバカらしいくらいです。
ドンドンボロボロになるガザン一行。
そろそろ、湖に祈りを捧げる時間です。
屋敷の戸締りをしっかりして…出かけます。
馬車が入らない奥地。
荷物を背負って、出かけます。
さようなら
私は無言でガザン一行に挨拶をする。
今度こそ、幸せになります!
邪魔はしないでくださいね。
祈りを込めて、森の奥地へと向かった。
ガザンを…ソフィアを…気絶させるのは、とてもいい気晴らしだった事は内緒です。
流石にやり過ぎだと思う!
ガザン王も、賢王では無くて、只の駄々をこねるお子様にしか見えない。
「王様!流石に、彼女の行いは許せません。デュラン王子との縁談も、考え直す方がよろしいのでは?」
「そう怒らないでくれ、彼方の対応を抗議しているところだ。デュランも、乗り気ではなくなった様だ」
デュラン王子は、ミュレン男爵令嬢で、コリゴリしている。
同じタイプの令嬢は、ダンスパーティでも、遠慮している。
ソフィア姫の本性が、昨日あらわになり考え直したのだ。
「イライザ…私のことを思ってくれていたのかい?」
いきなり、デュラン王子が話しかけてきた。
「いいえ、嫌いですよ?いつまでも謝罪もせずに、気がありそうなら声をかける方など…情けない姿でも晒して、謝れば…可愛げもあるでしょうが…」
「なら!」「遅いですね。今更謝罪しても、私にはもう婚約者がおりますので…」
お師匠様が牽制する様に、前に立つ。
「浮気者の森の賢者さんですか?どうして?こんな男より…私の方が…」
「浮気者?そのお言葉、そのままお渡しします」
私たちの会話を止めたのは、王様でした。
「コレコレ、良さないか?前回といい、今回といい、見えない強大な存在が我が国を脅かしているのは確かだ。神なのか?悪魔なのか?困ったものだ」
「王よ。今回のことは我々が出てこなければ、何も起きなかった事かもしれません。そろそろ、南の森に戻ろうと思います。帝国の王の事は、我々が国の者ではないとか?なんとか言って、誤魔化して下さい。その間に…私とイライザは結婚式を挙げたいと思います」
「うむ、そうしてくれるか、流石の帝国も人妻を口説くことはあるまい」
こうして、無事に帰路に着くことが出来ました。
しばらくは、静かに結婚式の準備をする。
内輪のみの、平民の様な結婚式だが…南の森の最奥にある聖霊の湖に祈りを捧げる。
かなりの奥地なので、旅の準備に追われているのだ。
神的なものが敵ならば、聖霊の力を借りて…という思惑もある。
「出来た!」
花嫁衣装に欠かせないヴェールを手作りして…今、出来上がった。
ヴーケは、次に受け取る人もいない。
指輪は、お師匠様のお手製だ。
花嫁衣装は、前々から母が用意してくれていた物が実家の公爵家から送られて来た。
憎まれ口ばかりの父と兄は、大嫌いだが…素直ではないところは知っている。
着々と準備が進んだ。
ある日、馬車のけたたましい音が聞こえた。
ガラガラガラガラ!
パカパカヒヒーン!
数台の馬車が、森の屋敷に尋ねてきた様だ。
「イライザ!来たぞ!私だ!ガザンだ!」
「フラク様!お話があります!どうか冷静になって話を聞いて下さい」
我々の話を聞かない輩が、話を聞けと?
何かの冗談か?
「お帰り下さい。我が主人は只今、婚礼の準備中で他の異性とは会わない様にしております」
丁寧に執事が断りをいれているのに…
「うるさい!私を誰だと思っている!帝国の王ガザンだぞ!そこを通せ!」
「ここは、どの国にも属さない我が主人の屋敷です。お帰り下さい」
結界が張っている為か?ガザンは無理矢理入れずに、叫んでいるだけだ。
「妹よ。この結界をどうにかしてくれ」
「はい。お兄様」
おいおい、どこの世界に…結界を破る聖女がいるのだ?
あ………ここにいたね。聖女がでは無くて、性女が…
「我が屋敷に不法に入ろうとは、危害が加えられても文句は言えませんな?」
お師匠様が、闇魔法で追い払う。
「兵たちよ!どこへ行くのだ!」
「戻りなさい!光よ!闇を払い給え!」
まばゆい光が、兵士を包む。
その間に…魔道具で、一人一人気絶させる。
ちなみに、私とお師匠様は、屋敷の中には居ません。
初めっから、門の前で隠れていました。
ドンドン眠らせて、ワープの魔道具で森の入り口に捨てる。
簡単なお仕事です。最後に、ソフィアが残りましたが、性女一人では何も出来ませんね。
そうそう、賢王ガザンは、初めの頃に気絶させて、ポイしましたよ。
しばらくは、こんなことを繰り返しました。
本当にガザンは賢王なの?
分かりやすい攻め方、裏があるのではないか?と、警戒する私達の方がバカらしいくらいです。
ドンドンボロボロになるガザン一行。
そろそろ、湖に祈りを捧げる時間です。
屋敷の戸締りをしっかりして…出かけます。
馬車が入らない奥地。
荷物を背負って、出かけます。
さようなら
私は無言でガザン一行に挨拶をする。
今度こそ、幸せになります!
邪魔はしないでくださいね。
祈りを込めて、森の奥地へと向かった。
ガザンを…ソフィアを…気絶させるのは、とてもいい気晴らしだった事は内緒です。
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