推しキャラの運命は我が手に!

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12、シトラール様とシトラール様

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嫁の行動がかなりおかしいことに…幼い頃から気がついていた。

あんなにチートを授けたのに…不安で震えることもある。

「なんでララは、こんなに病んでいる?」

ほんの少し…ララのいた世界を調べた。



ララがいた家族は、ララの死を悲しんでいるが…ゲームのことは知らないようだ。

ララがやっていたゲームを探る。

おかしなところは全くない。

だけど…ララの記憶に残るゲームとは…少し違うように感じた。

違和感は、ララの大好きなキャラ…「シトラール様」にあった。

「シトラール…NPCでは…無いのか?」

シトラールはプレイヤーではない。
だが…AIが動かすNPCではなかった。

「運営側が…干渉するキャラだと?」

ララが死んでから発表された内容だった。

絶対攻略できないキャラを作るために、運営が動かすキャラがシトラールだった。

出来ない?」

ここでの攻略とは…結婚を意味するらしい。

「結婚さえしなければ、シトラールは死なない?」

つまり…ララがシトラールを攻略寸前まで行ってしまうために…シトラールは死ななければならなかった?

おかしな話だ…ララは、シトラールが死なないために、シトラールと交流していた。

全くララの行動は無意味だった?

でも、最初からそうだったのか?

「この情報は、ララには教えられないな…」



私は、シトラールを動かしていた運営側の人間を探した。

全てを知っていて…ララとだけ、ゲーム内で恋愛をした者だ。

その男は、ララが最近ログインしていないことを残念がっていた。

「面白い子だったのになぁ。諦めちゃった?まぁ…上が流した情報も広まって…世間が知った頃だし…ショックでも受けているのかな?彼女のお陰で…良いデータが取れたから…別にいいけどね」

別にいいと言っておきながら…溜息を出している。

「先輩!ドSなプレイばかりするから…嫌われたんですよ!」

「うるせ~!今度はこの子をモデルにキャラ作る!」

「うわぁ!先輩の方がハマってるじゃん?」

「この子の反応、めちゃくちゃ可愛いから、お前もハマるぞ!」

「ですよねー?何度もこの子に声をかけて、交流をして記録をしてるなんて…マジ卍」

「引くなよー!」

笑い声が聞こえる。




「胸糞悪いな…アレは私のものなのに…」


つまりは…故意に彼女につきまとったシトラールは、ワザと死に向かって行って、彼女が傷ついても、無視していたというのか?


「可哀想なララ…次の最期の人生を…シトラールにかけてまで…生きているというのに…」

トラウマレベルまで、彼女の心が傷ついたとも知らずに…笑っている運営側が…信じられなかった。

だから、彼女の記録を全て抹消した。

記憶からも…














ララは、私だけのものだ。

たとえ…本物のシトラールでも、彼女は渡さない。


魂の底から…愛しているよ?

ララ?


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