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MMOのはじまり
フレをオフ会に誘う
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写メとビデオ通話での印象があまりにも違うため、
写メのような顔ならいいな、という期待を膨らませて、ギットくんとは変わらずVCしながらゲームしていた。
人とは嫌な面から逃れて、自分の期待をどうしても相手に照らしてしまう。
まりあ「やっと3階層クリアしたね~!こないだの時間切れのおかげで、クリア目前だったから嬉しい~」
ギットくん「次はやっと最終層だ。前半と後半に分かれてて、前半はもう何度もやったから教えるね」
まりあ「てか、東京遊びこないの?」
ギットくん「ええ、また急だね。東京は5年前に行ったくらいで、全然行かないけど…」
まりあ「だって、2時間内で来れるでしょ?新幹線なら1時間くらいじゃん」
ギットくん「別に友達がいるわけでもないから、行く機会がね…」
まりあ「友達ならわたしがいるじゃん!観光がてら来なよ」
ギットくん「案内してくれるの?」
まりあ「いいよー。色々面白いところあるよ」
ギットくん「連休でもあれば、2泊しようかな」
まりあ「いいじゃん!初めてのオフ会だね!」
そんなかんなで、2週間後の連休でギットくんは東京に遊びに来ることになった。
遊びに来る2週間内は、どこで遊ぼうとか、ごはんはどうしようとか、ゲームをしながら2人で予定を立てるのがとても楽しかった。
まりあ「東京ぽい、オシャレなレストラン予約しとく~」
ギットくん「いいねー。あとはどこ観光行くの?」
まりあ「お台場いこう!チームボラっていうすんごい綺麗な空間作ってる場所あって、ゲームの世界みたいだよ!」
まるで、デートするような場所のチョイスになっていった。
ギットくん「東京いる間は、ゲームはどうしようかな?」
まりあ「パソコン持ってやるしかない!」
ギットくん「東京で遊んだ後は、徹夜で4回そうクリアするまでやり込むっていうのも楽しそう」
まりあ「やろやろ~。クリアするんだ!」
ギットくん「そしたら、離れてゲームするの寂しいな。泊まっちゃダメ?前に1LDKって行ってたからリビングで雑魚寝するよ」
まりあ「……大胆だね、いいよ」
もし、写メのギットくんなら、男として有りなのだ。
こんなに毎日話すくらいだから、さっさと体の相性確かめてみるのも悪くない、そんな風に思い、承諾をした。
写メのような顔ならいいな、という期待を膨らませて、ギットくんとは変わらずVCしながらゲームしていた。
人とは嫌な面から逃れて、自分の期待をどうしても相手に照らしてしまう。
まりあ「やっと3階層クリアしたね~!こないだの時間切れのおかげで、クリア目前だったから嬉しい~」
ギットくん「次はやっと最終層だ。前半と後半に分かれてて、前半はもう何度もやったから教えるね」
まりあ「てか、東京遊びこないの?」
ギットくん「ええ、また急だね。東京は5年前に行ったくらいで、全然行かないけど…」
まりあ「だって、2時間内で来れるでしょ?新幹線なら1時間くらいじゃん」
ギットくん「別に友達がいるわけでもないから、行く機会がね…」
まりあ「友達ならわたしがいるじゃん!観光がてら来なよ」
ギットくん「案内してくれるの?」
まりあ「いいよー。色々面白いところあるよ」
ギットくん「連休でもあれば、2泊しようかな」
まりあ「いいじゃん!初めてのオフ会だね!」
そんなかんなで、2週間後の連休でギットくんは東京に遊びに来ることになった。
遊びに来る2週間内は、どこで遊ぼうとか、ごはんはどうしようとか、ゲームをしながら2人で予定を立てるのがとても楽しかった。
まりあ「東京ぽい、オシャレなレストラン予約しとく~」
ギットくん「いいねー。あとはどこ観光行くの?」
まりあ「お台場いこう!チームボラっていうすんごい綺麗な空間作ってる場所あって、ゲームの世界みたいだよ!」
まるで、デートするような場所のチョイスになっていった。
ギットくん「東京いる間は、ゲームはどうしようかな?」
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ギットくん「東京で遊んだ後は、徹夜で4回そうクリアするまでやり込むっていうのも楽しそう」
まりあ「やろやろ~。クリアするんだ!」
ギットくん「そしたら、離れてゲームするの寂しいな。泊まっちゃダメ?前に1LDKって行ってたからリビングで雑魚寝するよ」
まりあ「……大胆だね、いいよ」
もし、写メのギットくんなら、男として有りなのだ。
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