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誕生日プレゼント
カタン、といきなりベランダの戸が開いたのは、どのくらい経ってからだろうか。私の呼吸も落ち着いて、涙もおさまったとき、戸が開いた音に「俊光様っ」と言いかけた私は目の前に立つ、佐久間さんに声を飲み込んだ。
私を見下ろす佐久間さんはいつもと同じかっちりとしたスーツ姿で、黒縁メガネごしの目は明らかにうんざりしているように見えた。
「千尋さんって馬鹿なんですか?」
佐久間さんはベランダに出てきて後ろ手に戸を閉じながらそう口にする。佐久間さんの背中越しのリビングに俊光様の姿は見えない。
「俊光様に早く全て話してしまえばいいでしょう。なんでそんな赤く腫れるまで叩かれてまだだんまりなんですか」
そう言われて初めて私は自分のお尻を振り返り、その肌にまっすぐに何本も線になって赤く腫れているのを見た。
やっぱり、ステンレスのハンガーは凶器だ。この傷、今は、じんじんと腫れあがるように全体が痛んでいてむしろ細かい感覚が麻痺しているが、明日以降が最悪に痛むのではないか。
値段は高かったけどもういい、あのハンガーは全部捨てよう。
「俊光様には、言え、ないんです……」
「それは、なんでですか?」
真面目な顔で尋ねられて、頑張って頭のなかで答えをまとめる。
「すごく、ひどいことを、したので。言ったら、俊光様にすごく怒られる、かもう……もしかしたら俊光様に嫌われるかも、しれません……っ」
私の答えを聞いた佐久間さんは顎に手を当てて考えこみ「それなら……」と口を開いた。
「試しに私に話してみませんか? 俊光様のことなら私が一番わかっているつもりです。千尋さんの告白を先に私が聞いて、どうすればいいのか判断してさしあげます」
「ぇ……??」
「いかがですか」
佐久間さんは私をまっすぐに見つめてくる。つい目線を落とした私に、佐久間さんは目線を合わせるようにしゃがみこみ、ベランダの床に膝をついた。
「俊光様には、言わないでくれますよね……」
「はい。わかっています」
悩んだのはほんの一瞬だった。次の瞬間には、むしろ、重たい秘密を懺悔するような気持ちで、つらつらと私は昨夜から今朝にかけての出来事を赤裸々に佐久間さんに告白していた。
「千尋さん……あの俊光様とお付き合いしていて、よくそんな勝手なことできますね」
話を聞き終わった佐久間さんの第一声はこれだった。
それからとうとうと非難が始まる。
「ここまで意地を張るくらいですからそれなりの話を覚悟していましたが、想像以上に酷いです。GPS切ってる時点でだいぶ確信犯ですよ。SMパーティなんて参加した時点でアウトでしょう。それに元パートナーにお持ち帰りされるなんてありえないですね」
「わ、わかってます……だから俊光様に言えないんです」
「なるほどよくわかりました。では、私は千尋さんからお聞きしたことを、俊光様には全て報告しますのでこれで」
「え……えぇぇぇ?!?!?!」
佐久間さんは立ち上がり地面についていたスーツの膝のあたりを片手ではらう。
「佐久間さん!!!!俊光様には言わないって……」
思わず、じわっと涙が浮かびそうになった私を見下ろして佐久間さんは「すみません。俊光様に報告するのが私の仕事ですから……」と、全くすみませんと思っていない声で告げる。
「そんな……」
ひゅうっと下腹のあたりが寒くなる。佐久間さんは最初からそのつもりだったのだ。
「では一つ教えてさしあげましょうか」
絶望で黙りこんだ私に佐久間さんが戸に手をかけたまま話し出す。
「これから私が俊光様に全て説明するのと、私が話すより先に千尋さんから俊光様には全てお話しするのと、どちらのほうがいいのでしょう。どちらにしても俊光様は全てを知ることになり、当然、相応のお仕置きになるでしょうが、私から話せば、必ずと言っていいほど、千尋さんには最後まで隠そうとした罰が増えるはずです。もう分かりましたよね。千尋さんがすべきことは、なんですか?」
「………………わ、私から、俊光様に話すこと……」
「そうです。では、俊光様を呼んできますね」
完全に、私の負けだ……。
私はあれだけ頑張ったのに、佐久間さんに連れられて結局、俊光様に全部告白することになった。
ダイニングの椅子に腰掛けた俊光様はじっと黙って私の話を聞いたあと、
「ここまで意地をはって黙っていたのはどうしてだ?」
と、静かな声で尋ねた。
まるで私と俊光様の間に分厚い壁ができてしまったようなそんな心地がする。俊光様はどこか私を突き放すような、そんな目をしている。
私はそんな俊光様を前に口を開けて、なにか言葉を発しようとするのに、ただ空気だけがひゅうっと体から抜けていってしまうようだった。
「佐久間でもいい。答えろ」
俊光様が低い声で怒鳴りつける。
「俊光様、私に八つ当たりするのはやめてください」
なんでこんな険悪な空気のなか、そんなことを言うんだということを、佐久間さんは平気で言い、私のほうが怯える。
「千尋さんは、あなたに嫌われたくなかったからですよ。怒られるのが怖かったのもあるかもしれませんが。それよりも、あなたに幻滅されて捨てられるのが怖かったんです。私はただその気持ちにつけ込んで、千尋さんを騙して吐かせただけです」
佐久間さんの答えを受けて、俊光様が、ふっと短い息を吐き出す。
私は硬直したように佐久間さんのとなりに突っ立っていたが、もう今にも消えて無くなりたいくらいだった。こんな空気のなか平然としていられる佐久間さんがおかしいのだ。
「千尋。こっちへ来い」
突然、俊光様が両手を広げて私を呼ぶ。
「ぇ…………っ」
ぐ、っといきなり佐久間さんの片手が私の背中を押し出して、私はどたどたっと前につんのめる。先ほどまで感じていた私と俊光様の間の分厚い壁を打ち破り、私は俊光様の目の前に立っていた。
「お前は……首輪をつけて縄でつないでいるつもりでいても、いとも簡単に私の手の中からすりぬけて迷子になってしまうんだな」
俊光様の両手が私の身体を抱きしめるようにして、私はなされるがまま俊光様の膝の上にまたがっていた。
「私がお前を捨てると思ったのか? そんなことあるわけがない、あのとき約束しただろう。お前を見捨てたりしない、こんなに手をかけて叱ってやるのは、お前だけだと。千尋は私のものだ。この先の未来、万が一、お前が自分の意思で私から逃げようと、何度でもこの膝の上に引きずり戻してやる」
私の目を見つめてささやく俊光様は、ぞくっとするほど怖い目をしていた。
けれどその目に見つめられて私は、心臓を熱いものが直撃したような感覚に襲われた。
俊光様の手に触れられているところが熱い。その目に見つめられつづけていたら、まるで溶けてしまいそうだ。
「千尋の気持ちはどうなんだ?」
俊光様が私の髪から頬に触れる。そこから、かぁっと頬が熱くなるのがわかった。
「わっ、私、俊光様がどうしようもなく好きです」
今までの好きを簡単に飛び越えてしまうくらい、今この瞬間、俊光様への好きが溢れてとまらない。
俊光様に吸い寄せられるように寄りすがる私は自分から唇を重ねていた。触れた瞬間、どこよりも熱い。沸騰した熱は全身を駆け巡り、私の体を犯していく。唾液が混ざり合う。このまま全部が、俊光様と混ざり合ってしまえればいいのに。
「ぁ……はぁっ、……ぁっ」
「……っ、……キスは、お仕置きのあとまでおあずけにするつもりだったんだが」
俊光様の黒い瞳は、私を優しく見つめていた。
「また……ぉ仕置きですか……??」
せっかく甘いモードになっているのに、お仕置きなんて忘れてしまえばいいのに。そうはいかないらしい。
「決まっているだろう。恋人の不在中に夜遊びするような悪い子には、たっぷりお灸を据える必要がある」
「……っあの、でも俊光様っ、ここでは……あの……っ、や、やめてください。壁がうすくて、結構、となりの生活音とか聞こえるんですっ」
私が両手を振って訴えると、俊光様は呆れたように目をまわす。
「そんなことを言える立場か? まあ、どちらにせよここでは道具も揃ってないし十分なお仕置きができそうにない。本当は、全部済ませてから渡すつもりだったが……これは、千尋への誕生日プレゼントだ」
俊光様がタキシードの内ポケットから、リボンがついた薄い長方形の黒い箱を私に差し出した。
「え……」
リボンをほどいて蓋をあけると、なかに入っていたのは綺麗な銀色の鍵だった。
「なんの、鍵ですか……?」
銀色の鍵は私の手のなかでぴかぴかと光っている。
「なんの鍵だろうな」
俊光様は微笑みながら首をかしげた。
私を見下ろす佐久間さんはいつもと同じかっちりとしたスーツ姿で、黒縁メガネごしの目は明らかにうんざりしているように見えた。
「千尋さんって馬鹿なんですか?」
佐久間さんはベランダに出てきて後ろ手に戸を閉じながらそう口にする。佐久間さんの背中越しのリビングに俊光様の姿は見えない。
「俊光様に早く全て話してしまえばいいでしょう。なんでそんな赤く腫れるまで叩かれてまだだんまりなんですか」
そう言われて初めて私は自分のお尻を振り返り、その肌にまっすぐに何本も線になって赤く腫れているのを見た。
やっぱり、ステンレスのハンガーは凶器だ。この傷、今は、じんじんと腫れあがるように全体が痛んでいてむしろ細かい感覚が麻痺しているが、明日以降が最悪に痛むのではないか。
値段は高かったけどもういい、あのハンガーは全部捨てよう。
「俊光様には、言え、ないんです……」
「それは、なんでですか?」
真面目な顔で尋ねられて、頑張って頭のなかで答えをまとめる。
「すごく、ひどいことを、したので。言ったら、俊光様にすごく怒られる、かもう……もしかしたら俊光様に嫌われるかも、しれません……っ」
私の答えを聞いた佐久間さんは顎に手を当てて考えこみ「それなら……」と口を開いた。
「試しに私に話してみませんか? 俊光様のことなら私が一番わかっているつもりです。千尋さんの告白を先に私が聞いて、どうすればいいのか判断してさしあげます」
「ぇ……??」
「いかがですか」
佐久間さんは私をまっすぐに見つめてくる。つい目線を落とした私に、佐久間さんは目線を合わせるようにしゃがみこみ、ベランダの床に膝をついた。
「俊光様には、言わないでくれますよね……」
「はい。わかっています」
悩んだのはほんの一瞬だった。次の瞬間には、むしろ、重たい秘密を懺悔するような気持ちで、つらつらと私は昨夜から今朝にかけての出来事を赤裸々に佐久間さんに告白していた。
「千尋さん……あの俊光様とお付き合いしていて、よくそんな勝手なことできますね」
話を聞き終わった佐久間さんの第一声はこれだった。
それからとうとうと非難が始まる。
「ここまで意地を張るくらいですからそれなりの話を覚悟していましたが、想像以上に酷いです。GPS切ってる時点でだいぶ確信犯ですよ。SMパーティなんて参加した時点でアウトでしょう。それに元パートナーにお持ち帰りされるなんてありえないですね」
「わ、わかってます……だから俊光様に言えないんです」
「なるほどよくわかりました。では、私は千尋さんからお聞きしたことを、俊光様には全て報告しますのでこれで」
「え……えぇぇぇ?!?!?!」
佐久間さんは立ち上がり地面についていたスーツの膝のあたりを片手ではらう。
「佐久間さん!!!!俊光様には言わないって……」
思わず、じわっと涙が浮かびそうになった私を見下ろして佐久間さんは「すみません。俊光様に報告するのが私の仕事ですから……」と、全くすみませんと思っていない声で告げる。
「そんな……」
ひゅうっと下腹のあたりが寒くなる。佐久間さんは最初からそのつもりだったのだ。
「では一つ教えてさしあげましょうか」
絶望で黙りこんだ私に佐久間さんが戸に手をかけたまま話し出す。
「これから私が俊光様に全て説明するのと、私が話すより先に千尋さんから俊光様には全てお話しするのと、どちらのほうがいいのでしょう。どちらにしても俊光様は全てを知ることになり、当然、相応のお仕置きになるでしょうが、私から話せば、必ずと言っていいほど、千尋さんには最後まで隠そうとした罰が増えるはずです。もう分かりましたよね。千尋さんがすべきことは、なんですか?」
「………………わ、私から、俊光様に話すこと……」
「そうです。では、俊光様を呼んできますね」
完全に、私の負けだ……。
私はあれだけ頑張ったのに、佐久間さんに連れられて結局、俊光様に全部告白することになった。
ダイニングの椅子に腰掛けた俊光様はじっと黙って私の話を聞いたあと、
「ここまで意地をはって黙っていたのはどうしてだ?」
と、静かな声で尋ねた。
まるで私と俊光様の間に分厚い壁ができてしまったようなそんな心地がする。俊光様はどこか私を突き放すような、そんな目をしている。
私はそんな俊光様を前に口を開けて、なにか言葉を発しようとするのに、ただ空気だけがひゅうっと体から抜けていってしまうようだった。
「佐久間でもいい。答えろ」
俊光様が低い声で怒鳴りつける。
「俊光様、私に八つ当たりするのはやめてください」
なんでこんな険悪な空気のなか、そんなことを言うんだということを、佐久間さんは平気で言い、私のほうが怯える。
「千尋さんは、あなたに嫌われたくなかったからですよ。怒られるのが怖かったのもあるかもしれませんが。それよりも、あなたに幻滅されて捨てられるのが怖かったんです。私はただその気持ちにつけ込んで、千尋さんを騙して吐かせただけです」
佐久間さんの答えを受けて、俊光様が、ふっと短い息を吐き出す。
私は硬直したように佐久間さんのとなりに突っ立っていたが、もう今にも消えて無くなりたいくらいだった。こんな空気のなか平然としていられる佐久間さんがおかしいのだ。
「千尋。こっちへ来い」
突然、俊光様が両手を広げて私を呼ぶ。
「ぇ…………っ」
ぐ、っといきなり佐久間さんの片手が私の背中を押し出して、私はどたどたっと前につんのめる。先ほどまで感じていた私と俊光様の間の分厚い壁を打ち破り、私は俊光様の目の前に立っていた。
「お前は……首輪をつけて縄でつないでいるつもりでいても、いとも簡単に私の手の中からすりぬけて迷子になってしまうんだな」
俊光様の両手が私の身体を抱きしめるようにして、私はなされるがまま俊光様の膝の上にまたがっていた。
「私がお前を捨てると思ったのか? そんなことあるわけがない、あのとき約束しただろう。お前を見捨てたりしない、こんなに手をかけて叱ってやるのは、お前だけだと。千尋は私のものだ。この先の未来、万が一、お前が自分の意思で私から逃げようと、何度でもこの膝の上に引きずり戻してやる」
私の目を見つめてささやく俊光様は、ぞくっとするほど怖い目をしていた。
けれどその目に見つめられて私は、心臓を熱いものが直撃したような感覚に襲われた。
俊光様の手に触れられているところが熱い。その目に見つめられつづけていたら、まるで溶けてしまいそうだ。
「千尋の気持ちはどうなんだ?」
俊光様が私の髪から頬に触れる。そこから、かぁっと頬が熱くなるのがわかった。
「わっ、私、俊光様がどうしようもなく好きです」
今までの好きを簡単に飛び越えてしまうくらい、今この瞬間、俊光様への好きが溢れてとまらない。
俊光様に吸い寄せられるように寄りすがる私は自分から唇を重ねていた。触れた瞬間、どこよりも熱い。沸騰した熱は全身を駆け巡り、私の体を犯していく。唾液が混ざり合う。このまま全部が、俊光様と混ざり合ってしまえればいいのに。
「ぁ……はぁっ、……ぁっ」
「……っ、……キスは、お仕置きのあとまでおあずけにするつもりだったんだが」
俊光様の黒い瞳は、私を優しく見つめていた。
「また……ぉ仕置きですか……??」
せっかく甘いモードになっているのに、お仕置きなんて忘れてしまえばいいのに。そうはいかないらしい。
「決まっているだろう。恋人の不在中に夜遊びするような悪い子には、たっぷりお灸を据える必要がある」
「……っあの、でも俊光様っ、ここでは……あの……っ、や、やめてください。壁がうすくて、結構、となりの生活音とか聞こえるんですっ」
私が両手を振って訴えると、俊光様は呆れたように目をまわす。
「そんなことを言える立場か? まあ、どちらにせよここでは道具も揃ってないし十分なお仕置きができそうにない。本当は、全部済ませてから渡すつもりだったが……これは、千尋への誕生日プレゼントだ」
俊光様がタキシードの内ポケットから、リボンがついた薄い長方形の黒い箱を私に差し出した。
「え……」
リボンをほどいて蓋をあけると、なかに入っていたのは綺麗な銀色の鍵だった。
「なんの、鍵ですか……?」
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