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お仕置きの浣腸
「ユウくん」
しばらくして、檻の中に戻ってきた篠崎さんは、なぜかまた綺麗な簡易便座をもっていた。
「そのまま、ベッドの上で四つん這いね」
「パドルのお仕置き………?」
たしかに今朝の分のお尻叩きのお仕置きは済んでない、けど。
涙目の僕に、篠崎さんは小さく首を横に振った、かと思うと、
「それもするけど」
の言葉に、一気に気持ちが急降下して、
「先に、もう一回浣腸ね」
と言われて、くらっと眩暈がした。
「さっきのは、便秘でお腹痛くなってたのを治すためにしたお薬の浣腸だったでしょう。これから、正直にトイレをお願いできなかったお仕置きの浣腸をするから」
「そ、そんな……っ。かんちょ、ぅ、もう、いや……っ……です……っ」
「仕方がないよね。ちゃんとトイレをしたいときは我慢せずにお願いするように言ってたのに、いわずにいた悪い子だったからね。ほら、四つん這いでしょ」
篠崎さんは、また先ほどと同じように僕の目の前で洗面器で浣腸液の用意を始める。
「篠崎さんっ、篠崎さんっ、ごめんなさいっ。お、おねがいしますっ!!か、浣腸以外なら、なんっでも、なんでもっいいので。お願いしますっっっ」
浣腸のお腹の痛みは、二度と味わいたくない種類の痛み。
いや、お尻叩きだって、お灸だって、二度と味わいたくないけど。
でも、さっき浣腸を打たれたばかりで、またもう一度なんて、無理。
「いや、いやっ、いやですっ」
大きな注射器に、グリセリンの混ざった浣腸液が吸い上げられていく。
「ユウくん、四つん這い。何回言わせるの。それとも言うこと聞けない子の鞭が必要?」
浣腸を打たれている時と同じように一気に全身の血の気が引くような声。
「ごごめんなさぃ、ごめんなさいっっ」
篠崎さんが怖いのと、浣腸が怖いのと、怖いので板挟みになった震える体で急いで四つん這いになって、篠崎さんにお尻を晒す。
「ユウくん」
パシン、と軽くお尻を叩かれて、体がびくっと震える。
「これからお仕置きの浣腸するからね。お仕置きお願いしますは?」
「お仕置き、ぉ願いします……っ」
怖い。怖い。
蕾に、注射器の先が突っ込まれて、じわっと生温かい液体を感じる。これがこのあと、痛みに変わるのが恐怖でしかない。
「お仕置きだから二本分ね」
「……っ……っ」
二本。二本。でももう怖くて何も言えない。
洗面器からまた浣腸液を吸い上げる音がして、また浣腸液をお尻にいれられる。
「ユウくん自分じゃ我慢できないだろうから栓してあげる。今回は特別ね」
黒い太めのアナルプラグを四つん這いになった目の前に見せられて、そのあとすぐに、ぎゅっと蕾の中に突っ込まれた。
「ひぃぃっっ……!!」
浣腸液でいっぱいになったなかに、アナルプラグが蕾を無理やり押し広げるように突っ込まれてお尻の中でぎゅうぎゅうになっている感覚がある。
「ユウくん。そのまま四つん這いのままこっち向いてごらん」
1回目よりも早いスピードで薬が効いてしまうのか、すでにじわじわと腹部に鈍痛を感じながら、ゆっくりとベッドの上で両手両膝をついたまま、篠崎さんのほうへ向き直る。
さっき泣いた涙の跡と、これからの恐怖に、ぐしゃぐしゃに歪んだ僕の顔を篠崎さんがじっと見つめる。
「ユウくんが言うことを聞かなきゃいけないのは私の言葉だけだよね? 誰とどんな約束をしても、私のことが一番大事でしょう?」
そんなの当たり前だ。
「篠崎さんが、一番ですっ」
篠崎さんが、一番、一番大切な人。
こんな檻のなかにいれられて、毎朝お仕置きされたって、篠崎さんのことが当たり前に好きだ。
篠崎さんの一番で居たい。
「あぁ。かわいいかわいいね。痛いのが嫌なのに、いっぱいお尻叩かれて、熱いお灸されて、浣腸までされてるのに、まだ私のことをそんな可愛い目で見てくれるの」
篠崎さんは思わず本音が漏れたような独り言のような声で、そう囁いて、僕の頬を撫でる。
そう、篠崎さんはこんなにも僕を好きで、僕だけを見ていてくる。
それなのに……。
篠崎さんには内緒だよ、と、青くんのつやつやの薬指と約束を交わしたときのことを思い出す。青くんに言われるままに、二人でホテルにまで……。
「……っぅぅっっ……っ」
ぐるぐる、とその瞬間、まるで、責めるようにお腹に痛みの波がやってくる。
「ひぃぃぃ、ごめんなさぃぃ……しのさきさん…………」
「ダメ。目、逸らさないで」
「は、はぃぃ……っ」
大きな腹痛の波が、一度止んだかと思うとまたすぐにぎゅぅぅっと下腹を絞られるような痛みに、思わず身をよじりながら、涙目で篠崎さんを見つめる。
「ユウくんはね、これからも私の言葉だけ信じて、私だけ見ていればいいんだよ」
「はぃっっ……ぃぃっ、はぃっ!!!」
篠崎さんだけ、篠崎さんだけでいい。
しばらくして、檻の中に戻ってきた篠崎さんは、なぜかまた綺麗な簡易便座をもっていた。
「そのまま、ベッドの上で四つん這いね」
「パドルのお仕置き………?」
たしかに今朝の分のお尻叩きのお仕置きは済んでない、けど。
涙目の僕に、篠崎さんは小さく首を横に振った、かと思うと、
「それもするけど」
の言葉に、一気に気持ちが急降下して、
「先に、もう一回浣腸ね」
と言われて、くらっと眩暈がした。
「さっきのは、便秘でお腹痛くなってたのを治すためにしたお薬の浣腸だったでしょう。これから、正直にトイレをお願いできなかったお仕置きの浣腸をするから」
「そ、そんな……っ。かんちょ、ぅ、もう、いや……っ……です……っ」
「仕方がないよね。ちゃんとトイレをしたいときは我慢せずにお願いするように言ってたのに、いわずにいた悪い子だったからね。ほら、四つん這いでしょ」
篠崎さんは、また先ほどと同じように僕の目の前で洗面器で浣腸液の用意を始める。
「篠崎さんっ、篠崎さんっ、ごめんなさいっ。お、おねがいしますっ!!か、浣腸以外なら、なんっでも、なんでもっいいので。お願いしますっっっ」
浣腸のお腹の痛みは、二度と味わいたくない種類の痛み。
いや、お尻叩きだって、お灸だって、二度と味わいたくないけど。
でも、さっき浣腸を打たれたばかりで、またもう一度なんて、無理。
「いや、いやっ、いやですっ」
大きな注射器に、グリセリンの混ざった浣腸液が吸い上げられていく。
「ユウくん、四つん這い。何回言わせるの。それとも言うこと聞けない子の鞭が必要?」
浣腸を打たれている時と同じように一気に全身の血の気が引くような声。
「ごごめんなさぃ、ごめんなさいっっ」
篠崎さんが怖いのと、浣腸が怖いのと、怖いので板挟みになった震える体で急いで四つん這いになって、篠崎さんにお尻を晒す。
「ユウくん」
パシン、と軽くお尻を叩かれて、体がびくっと震える。
「これからお仕置きの浣腸するからね。お仕置きお願いしますは?」
「お仕置き、ぉ願いします……っ」
怖い。怖い。
蕾に、注射器の先が突っ込まれて、じわっと生温かい液体を感じる。これがこのあと、痛みに変わるのが恐怖でしかない。
「お仕置きだから二本分ね」
「……っ……っ」
二本。二本。でももう怖くて何も言えない。
洗面器からまた浣腸液を吸い上げる音がして、また浣腸液をお尻にいれられる。
「ユウくん自分じゃ我慢できないだろうから栓してあげる。今回は特別ね」
黒い太めのアナルプラグを四つん這いになった目の前に見せられて、そのあとすぐに、ぎゅっと蕾の中に突っ込まれた。
「ひぃぃっっ……!!」
浣腸液でいっぱいになったなかに、アナルプラグが蕾を無理やり押し広げるように突っ込まれてお尻の中でぎゅうぎゅうになっている感覚がある。
「ユウくん。そのまま四つん這いのままこっち向いてごらん」
1回目よりも早いスピードで薬が効いてしまうのか、すでにじわじわと腹部に鈍痛を感じながら、ゆっくりとベッドの上で両手両膝をついたまま、篠崎さんのほうへ向き直る。
さっき泣いた涙の跡と、これからの恐怖に、ぐしゃぐしゃに歪んだ僕の顔を篠崎さんがじっと見つめる。
「ユウくんが言うことを聞かなきゃいけないのは私の言葉だけだよね? 誰とどんな約束をしても、私のことが一番大事でしょう?」
そんなの当たり前だ。
「篠崎さんが、一番ですっ」
篠崎さんが、一番、一番大切な人。
こんな檻のなかにいれられて、毎朝お仕置きされたって、篠崎さんのことが当たり前に好きだ。
篠崎さんの一番で居たい。
「あぁ。かわいいかわいいね。痛いのが嫌なのに、いっぱいお尻叩かれて、熱いお灸されて、浣腸までされてるのに、まだ私のことをそんな可愛い目で見てくれるの」
篠崎さんは思わず本音が漏れたような独り言のような声で、そう囁いて、僕の頬を撫でる。
そう、篠崎さんはこんなにも僕を好きで、僕だけを見ていてくる。
それなのに……。
篠崎さんには内緒だよ、と、青くんのつやつやの薬指と約束を交わしたときのことを思い出す。青くんに言われるままに、二人でホテルにまで……。
「……っぅぅっっ……っ」
ぐるぐる、とその瞬間、まるで、責めるようにお腹に痛みの波がやってくる。
「ひぃぃぃ、ごめんなさぃぃ……しのさきさん…………」
「ダメ。目、逸らさないで」
「は、はぃぃ……っ」
大きな腹痛の波が、一度止んだかと思うとまたすぐにぎゅぅぅっと下腹を絞られるような痛みに、思わず身をよじりながら、涙目で篠崎さんを見つめる。
「ユウくんはね、これからも私の言葉だけ信じて、私だけ見ていればいいんだよ」
「はぃっっ……ぃぃっ、はぃっ!!!」
篠崎さんだけ、篠崎さんだけでいい。
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