鬼退治に必要なのはきびだんごではなく桃太郎のピーーーーーでした

三谷玲

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犬も歩けば棒に当たる

そのよん

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 集落を抜けて大きな街道を歩いていた二人だが小さい犬斗は早々に音を上げていた。

「桃ちゃん、ぼく疲れた……」
「まだ集落を出たばかりなんだけど……。まあいいか。少し飯でも食って休もう」

 街道を少し離れて木立に囲まれた一角で腰を下ろすと、桃太郎は万里特製のきびだんごを取り出した。

「……まぁ食えるだろ」
「なんか、いい匂いがする」

 桃太郎にはわからないが犬斗にはそのきびだんごから美味しそうな匂いがしているらしい。くんくんと鼻を鳴らして嗅ぐ姿はまさに仔犬のようで桃太郎はその愛らしさを眺めていた。小さい口で一口二口と齧ると犬斗からミルクの甘い匂いがしだした。昨夜嗅いだばかりの犬斗のフェロモンだ。その匂いはどんどんと強くなり、犬斗が息を荒げだした。

「なに、これぇ……美味しい、けど、からだ、あつい」

 そう言うや否や、犬斗は身につけていた着物をはだけた。白い胸元は桃色に染まり、上下していた。ちらりと見える奥にはさらに赤い、小さな粒が……。
 桃太郎がゴクリと唾を飲み込むと犬斗が四つん這いになってその膝の上に顔を埋めた。

「ここ、いい匂いする……、きびだんご?」
「いや、ここは……」

 桃太郎のペニスにさっきのように鼻を鳴らしてこすりつけられて、たまらず桃太郎はそれを取り出した。

「きびだんご、食べるか? 噛んじゃダメだけど」
「かまないの? もぐもぐしないと、食べられないよ?」
「あーこれはぺろぺろしたほうが美味しいんだよ」

 桃太郎のゲスな発言も発情期を迎えた犬斗は素直に受け入れた。こすりつけた鼻を口に変え、その匂いの元に舌を伸ばした。

「あ、ほんとだ、きびらんごら、おいしぃ」

 小さい舌を必死に動かして、屹立した桃太郎のペニスの裏筋を舐めては尻尾を揺らす犬斗。ぴくぴく動かす犬耳を桃太郎が触るときゃんと小さな声を上げた。

「ここも感じるんだ? もっといっぱい食べたいよな? これ、咥えてごらん?」

 くすぐられた耳に届いた言葉に犬斗は頷いて桃太郎のペニスを小さい口で咥えた。はじめての口淫に桃太郎も先走りを溢れさせていた。その滴さえ、今の犬斗には甘露に感じるのだろう。溢れるそれを舌で舐め取りながら口を動かした。
 まだ慣れない犬斗の口淫だがむしろその拙さに自慰では感じられない興奮を覚えた桃太郎は犬斗の頭を片手で抱えるとそれをそのまま前後に揺らした。
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