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鬼に金棒
そのろく
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桃太郎は毎晩、養父母の争いを見ていた。アルファ同士ではどうしたって互いが互いを孕ませたくて仕方がない。しかし毎回丈士が勝利し万里を組み敷いていたのは偏に先手必勝である。いかに相手を気持ちよくさせるかにかかっている。丈士はその点、巧みだった。長年の付き合いもあって万里の弱点を網羅していた丈士は取っ組み合いの最中でも万里の身体の弱いところつまりは性感帯を刺激していたのである。
桃太郎もまた口づけや口淫の最中、魁の身体に軽く触れながら彼の弱点を探っていた。大きく張った胸板に指を這わせると魁は鼻を鳴らした。硬く引き締まった尻もまた足との付け根をなぞると、さらに引き締まった。直接的な刺激だけでなく、要所要所で魁の官能を高めていたのである。
魁は、こちらに来てから童貞を失い、相手は発情したオメガである。何もしなくても彼らが勝手に挿入していたため、あまり前戯をしていなかった。それに加えて、桃太郎のフェロモンである。鼻が効かない魁ですら、その匂いに少しずつ侵食されていた。
「おい、これ、はずせよっ!」
「いやいや絶対殴られるの分かってて外す馬鹿はいないだろ? 大丈夫、大丈夫。俺たくさん練習したから絶対気持ちよくなれるって」
「は? どういうことだよ?」
まだ状況が把握出来てない魁の足首を掴むと桃太郎はその足を高く掲げた。立派な太腿筋がピンと張る。重さはあるが桃太郎はその足を肩に乗せると魁の中心に舌を寄せた。
先程の口淫を思い出した魁のペニスがびくんとなるのを桃太郎は素通りして真っ先にその奥にあるアナルに口づけた。
「ひっ!!!」
はじめて触れられたせいで魁は思わず悲鳴を上げ、桃太郎の背中付けていた足先を丸めた。
「ちゃんとたっぷり解してあげるから、ね?」
「い、いらね……ぇっ、うおっ、ぬるぬるして、キモチワりぃっ! やめ、ろっ!」
桃太郎の背中をかかとで蹴りつつ身を捩るも桃太郎はびくともしなかった。「鬼の魁」と呼ばれるくらいには現世でそれなりに喧嘩をしてきた魁の攻撃を受け止める男ははじめてだった。魁はアナルへの刺激だけでなく、そのことにも恐怖を感じた。産まれてはじめて、自分より強いかもしれない男に出逢ってしまったのである。怯んでしまった魁の身体を桃太郎は丁寧に苛んだ。舌で唾液を送り、それを指でなすりつけ、縁を拡げていく。もう片方の手は反対から回して魁の萎えたペニスをゆるゆると扱いた。一度に二箇所を同時に責めて、魁の快楽を揺り動かした。ゆっくり、丁寧に、慎重に。
桃太郎もまた口づけや口淫の最中、魁の身体に軽く触れながら彼の弱点を探っていた。大きく張った胸板に指を這わせると魁は鼻を鳴らした。硬く引き締まった尻もまた足との付け根をなぞると、さらに引き締まった。直接的な刺激だけでなく、要所要所で魁の官能を高めていたのである。
魁は、こちらに来てから童貞を失い、相手は発情したオメガである。何もしなくても彼らが勝手に挿入していたため、あまり前戯をしていなかった。それに加えて、桃太郎のフェロモンである。鼻が効かない魁ですら、その匂いに少しずつ侵食されていた。
「おい、これ、はずせよっ!」
「いやいや絶対殴られるの分かってて外す馬鹿はいないだろ? 大丈夫、大丈夫。俺たくさん練習したから絶対気持ちよくなれるって」
「は? どういうことだよ?」
まだ状況が把握出来てない魁の足首を掴むと桃太郎はその足を高く掲げた。立派な太腿筋がピンと張る。重さはあるが桃太郎はその足を肩に乗せると魁の中心に舌を寄せた。
先程の口淫を思い出した魁のペニスがびくんとなるのを桃太郎は素通りして真っ先にその奥にあるアナルに口づけた。
「ひっ!!!」
はじめて触れられたせいで魁は思わず悲鳴を上げ、桃太郎の背中付けていた足先を丸めた。
「ちゃんとたっぷり解してあげるから、ね?」
「い、いらね……ぇっ、うおっ、ぬるぬるして、キモチワりぃっ! やめ、ろっ!」
桃太郎の背中をかかとで蹴りつつ身を捩るも桃太郎はびくともしなかった。「鬼の魁」と呼ばれるくらいには現世でそれなりに喧嘩をしてきた魁の攻撃を受け止める男ははじめてだった。魁はアナルへの刺激だけでなく、そのことにも恐怖を感じた。産まれてはじめて、自分より強いかもしれない男に出逢ってしまったのである。怯んでしまった魁の身体を桃太郎は丁寧に苛んだ。舌で唾液を送り、それを指でなすりつけ、縁を拡げていく。もう片方の手は反対から回して魁の萎えたペニスをゆるゆると扱いた。一度に二箇所を同時に責めて、魁の快楽を揺り動かした。ゆっくり、丁寧に、慎重に。
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