短篇まとめて置いておくところ

三谷玲

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宇宙から飛来した未確認生物は触手でペットでちんこの形をしている

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 月曜日の朝は憂鬱だ。これから一週間仕事かと思うとうんざりする。
 カーテンを開けると、眩しい朝の光が部屋に差し込んできた。子どもたちは日差しを受けると嬉しそうに身体を伸ばした。
 こんな日は、みんなと一緒に日向ぼっこでもしながらごろ寝が最高なんだけどなぁ……。
 テレビのリモコンを探すと、小さな手がすでに電源を押していてくれた。ありがとうと撫でると、飛び跳ねて喜ぶ姿に、有給申請でもしようか迷う。いやいや、この間も休んだばかり。この子達を養うためにも、働かないと。

 時刻は6時45分。良かった間に合った。俺の大好きな天気の時間だ。テレビ局の前でいつものお天気アナウンサーのアユちゃんが爽やかな顔で挨拶していた。こんな時間にも関わらず、そのうしろには、ギャラリーが集まっている。
 アイドルみたいなルックスで、声もかわいい。俺も、ファンの一人だ。
 アユちゃんの読みあげる声に、憂鬱な気分も少しだけ和らぐ。
 画面にはアユちゃんの顔と、横に小さく各地の天気が表示されている。
 一昔前だったら、各地の天気が表形式で全面に出ていたことを思うと、時代は変わったなと少し感慨深い気持ちになった。
『今日の天気は晴れっ♡ 全国、的に晴天にぃ、恵まれ、お洗濯日和とっ、んっ♡ なるでしょう、はぁん♡』
 一生懸命、爽やかな顔を保ったままなのがまたいい。
 それなのに声はもう艶めいていて、目は潤んでいる。
 カメラが引きになると、彼の全身が映った。
 童顔で小さな顔の下に、元ラグビー部というたくましく日に焼けた肉体が映し出される。
 Yシャツの真ん中のボタンをいくつか開き、臨月間近の大きな腹は突きでている。その身体に絡んだ青緑色した触手が三本。アユちゃんの身体に巻き付いていた。



 五年前、突如現れた彼らによって、世界は変わった。
 宇宙から飛来してきた未確認生物である彼らと最初にコンタクトを取ったのは、中国の天才科学者と言われるハン・ウー博士だ。
 博士が彼らと直に接触し、明らかになったのは、彼らは敵対するつもりはないこと。ただ、繁殖に適していたのが地球の、男の身体であること。そのために力を貸して欲しいということだった。
 ハン・ウー博士は自ら触手に協力し、彼の産んだ触手は数百体にもおよび、今でもギネス記録を更新し続けている。
 春節も相まって、触手は全世界にまたたく間に散らばった。
 各国は当初、その対応に追われた。
 触手を攻撃する国も多い中、イギリスのロンソン首相はいち早く、彼らと共存すると宣言。EUに復帰し、宣言するとEU諸国もすぐにそれにならった。
 アジアや中東、アフリカなどでも一部受け入れを拒否する集団が、テロ行為を繰り返していたが、触手自らの対話により鎮圧され、今では触手を教祖とする宗教団体を立ち上げている国もあった。
 最後まで抵抗していたのはアメリカだ。プラント大統領はすぐにエリア66のシェルターに隠れ、攻撃指示を出していたが各地で暴動が起き、世界的ラッパーが歌う大統領を非難する曲は、あっという間にヒットチャートを席巻し、とうとう軍部のクーデターが起きると、ついに大統領が動いた。
 プラント大統領の声明は全世界に同時配信された。
 むっちりとした白い身体に、ぶっとい触手が数体。首に巻き付いた触手のせいか、大統領は苦悶の表情を浮かべていた。
『わ、わたしは屈しないぞ。わたしには必要ないっ。なぜならわたしには愛する妻がっ! くっ! そ、そんなところを触るとは……っ』
 でっぷりとした白い胸元をゆっくりと触手が這う。退けようとした大統領の腕を別の触手が左右から縛りあげると、その胸が押し上げられて画面いっぱいに広がった。
 確かに、奥さんがいたら触手を受け入れるのは難しいだろう。プラント大統領は好色で有名で、今の奥さんは五番目の三十才も年下だ。あんな白豚の爺になぜ? というほどナイスバディの美女だが、ライトアップされたプラント大統領の白い身体に青緑色した触手はよく映え、奥さんよりも艶めかしかった。
『……っ! わかった、わかったからっ! 君らがこの地球で生活することはっ、認めるっ! 認めてやるから、それでいいだろう! もう解放してくれっ! 頼むっ!』
 プライドの高い大統領が泣きながら懇願した。さすが、太い触手なだけはある。あの大柄な大統領の足を二本の触手が持ち上げて、大統領の秘所がさらけだされた。あ、金髪はやっぱり陰毛も金髪なのだと、俺はこのとき初めて知った。
 その陰毛をかき分けるようにして、この中でも比較的細めの触手が雄膣を目指して進んでいた。
『なんでも、するからっ、それだけはやめてくれっ! いやだっ! やめろっ! うっぐぅぅぅ――ッ! ん、がはっ!』
 懇願も虚しく突き刺さる触手に、大統領の身体が硬直した。
 この映像をはじめてみたときの俺は知らなかったけど、この瞬間、身体が内側から作り変えられるみたいに固まって、痺れるんだよな。多分、このときの大統領も作り変えられているんだろう。
 しばらく触手が大統領の雄膣を前後して、教えるんだ。ここは孕むところだって。
 個人差はあるらしいんだが、触手が種付けすると大統領はあっという間に堕ちた。
『あ゛あ――ァァァァァァッ♡ ごべんなさい゛っ♡ ごべんなさいぃ゛っ! 人類はっ、触手の孕み腹、になりますっ♡ 触手を飼う、のっ♡ いっぱい、たねつけっ、しでっ♡ もらっでっ♡ しょくしゅ、の、はんしょくにっ♡ ぜんめんてきに、きょうりょくっ♡ するっ♡ したいっ♡ させでくださぃっ♡ ここに、だいとーりょー、としてせんげんっ♡ しますっ♡ だからっ♡ イかせてっ♡ なか、たっぷり、たねつけで、イかせてっ♡ ああっ♡ イくっ♡ 全世界、に、みられながらっ♡ たねつけで、イぐ――――ッ♡』
 これはハン・ウー博士の研究でわかったことだが普段自尊心が強い人ほど、堕ちるのが早いらしい。
 この宣言により、触手との共存が世界基準となった。
 世界中が騒ぎの中、日本は政府が法整備するよりも早く、触手ブームとなっていた。
 中国から流れてきた野良触手があっという間に広がり、自覚症状のないままその触手の子を孕む男性が続出。
 一時はそこかしこに野良触手が歩き回るので、緊急事態宣言が出たが、もう手遅れだった。
 ウーチューバーのピカリンが自分の触手との日常をアップすると、一晩で百万回再生を突破。非公認のゆるきゃらがテレビを賑わし、若手俳優たちが自分の触手を日替わりで紹介する番組が作られた。
 政府は有権者の声に答えるため、とすぐに緊急事態宣言を撤回。触手との共存、飼育を認めた。
 触手が飛来してから、三か月で世界は変わったのだ。



『それ、ではっ♡ かくちの、くわしい、お天気っ♡ ですっ♡ いつものように、わたしの、身体で、解説しますっ、ね♡』
 アユちゃんを背景に、日本地図が映し出される。もちろん、最大限アユちゃんの姿が見えるよう配慮されてる。
『かんとー、から、北は、っ♡ おおむね、晴れっ♡ つんつん、ってっ♡ 突き刺すようなっ、しがいせん、にはっ♡ ご注意くださいねっ♡』
 ふたつに割れた少し皺の目立つ胴体でアユちゃんの背中を覆うほど、大きいのは、アユちゃんがロケ先で拾った野良触手だ。彼は触手を肩から這わせると、先端の口を開いて左の胸を乳輪ごとアユちゃんのおっぱいを吸っていた。きっと、内部にあるたくさんの柔毛が乳首をつついているのだろう。
 触手が伸び縮みすると、アユちゃんの吸われていない反対の右の乳首もピンピンに勃ち上がった。
『こーしんえつ、はっ♡ きたかぜっ♡ が、つよ、つよくっ♡ 吹くところが、あるので、っ♡ せんたくもの、はっ♡ こうして、ちゃんと、っ♡ つまんでっ♡ つまんでくださいねっ♡』
 アユちゃんが自分の手で乳首を強くつまんで、引っ張った。わかりやすいな。
『ちゅうぶ、ちほうはっ♡ いちじ、にわか、雨のっ♡ かのうせい、もありますっ♡ 午前中ぅぅに、取り込んでっ♡ びっしょり、ぬれぬれに、なっちゃいます、よっ♡』
 カメラが少しズームしてアユちゃんの大きく膨らんだ腹が映る。そこにいるのは少し細身の触手、確か最近アユちゃんが飼い出した子だ。粘液をまとった先端を尖らせ、中部地方にあたるアユちゃんの臍をぐにぐにと押している。びちゃびちゃという音をマイクが拾っている。きっと、胎内にいる我が子に栄養を送ってあげているんだな。
『きゅうしゅうは、はげし、ぃっ♡ はげしい、っ♡ あつさ、に、みまわれるっ♡ でしょぅっ、あついのっ♡ あ、ついっ♡ ねっちゅうしょーに、は、きをつけてっ♡』
 最後の一本はもちろん、胎内だ。アユちゃんの最初の触手で、一番のお気に入り。もちろん、他の触手にも種付けしてもらっているが、フィニッシュは彼と決めているらしく、この時間帯が最後の出番のアユちゃんの中を犯すので、俺は彼の触手を見たことがない。今度、早起きでもしてみようかな?
 丸く割れた胴体はパンパンに膨れ上がっていて、アユちゃんのお尻をばつんばつんと音を立てて叩いている。
 叩かれるのも好きらしく、アユちゃんは押し付けるようにして腰を揺らしている。
 あ、若い触手が臍から移動した。そろそろアユちゃんがイくみたいだ。
 さすがにザーメンを全国放送で流すわけにはいかないもんな。
 よく躾けられてるから、アユちゃんの射精タイミングでちんこを丸呑みしてる。
 細かった触手は、アユちゃんのちんこを全部口に入れると、身体を収縮させた。柔毛が蠢いているのが画面越しにも分かる。
『あっ♡ それではみなさん、元気にイッてらっしゃい♡ わたしも、イく、イきますっ♡ 触手に、全身、かわいがってもらってっ♡ イくぅーーーーーーーーーーーーッ♡』



 アユちゃんがイったところで、画面はスタジオに戻った。
 メインキャスターのおじさんは、にこりと微笑んで、アユちゃんをねぎらった。
『アユちゃん、明日にでも出産な中、今日も外からのお天気、ありがとう。今日は特にアユちゃんファンが集まっていましたね』
 ワイプに映るアユちゃんは地面にへたり込んで放心状態だったが、その身体にはたくさんのザーメンがかけられていて、整えられていた髪がべったりと顔に張り付いていた。
 一瞬でワイプは切られたが、ファンの人の射精シーンがばっちり見えた。
『大変、お見苦しいシーンが流れてしまいました。お詫びいたします』
 アシスタントの若手アナが頭を下げたが、その目は前に置かれたモニターに釘付けなのが一目瞭然。
 最後のファンの人のちんこ、すごかったもんなぁ。バッキバキで射精してるのに、まだパンパンに玉に詰まってる感じだったし。
 アユちゃんも口開いて待ってたし。
 最後のニュースを読みあげるのを聞きながら、俺は出勤準備を始めた。
『政府は子育て支援対策の一環として、二体以上の子どもがいる世帯に、一か月で一万二千円。三体目からは一体に付き、八千円の給付金を支給する法案を、遅くとも今月中に可決できるよう、与野党に協力を求めました。野党の中には、子どものいない世帯に対し、不公平ではないかとの声もあがっており……』
 おお、給付金。うちは多いから助かるなぁ。
 テーブルの上でテレビを見ている子や、ソファの上で戯れる子どもたちを見た。
 かわいい。
 まだ触手は細長く、胴体もない。くにくにと身体を尺取虫のように動かして移動する様は、いつ見ても愛らしい。



 俺が触手を飼うようになったのは半年前。
 成人して仕事に就いたらすぐに自分の触手を飼うつもりだったが、政府の管理する触手屋は順番待ち。転売ヤーから買うには、しがないサラリーマンの俺には手が出ない値段だ。最近はめったに野良触手もおらず、諦めかけていたが、部長の家でホームパーティをしたとき、部長の次男に一目惚れされた。目はないけど。
 その場で彼を迎え入れ、盛大に種付けされて、ホームパーティは最高潮に盛り上がった。
 このごろはこういった知り合いから触手を譲ってもらうのが流行りらしい。部長も最初からそのつもりだったと聞かされたときは、少し恥ずかしかった。
 その時孕んだ長男はこの間、胴体が出来て独り立ちをしてしまった。もちろん、最初の種付けは俺が手ほどきをした。
 これまでだって、父親である触手との種付けのときには俺のおっぱいに吸い付いたり、ちんこの中に入ってきてたくせに初めての種付けに緊張したのか、ぷるぷる震えていた長男。俺が先端を優しく撫でると、すぐに芯を持ち出し、ぬるりとした粘液を零し始めた。かわいい長男の姿に嫉妬する父親を口で宥めつつ、長男が大好きなおっぱいを差し出すと、まだ細い触手を俺のぷっくり膨らんだ乳首に絡みつき、ぬるぬると扱いた。
 上手だと褒めるように胴体を揉んでやると、口を開き、吸い付いて、柔毛を動かした。
 胴体は張りつめていて、いまにも爆発しそうだったが、種付けさせないと。
 長男の身体を優しくつかみ、乳首から外そうとしたら、吸い付きが強くて、俺の乳首が引っ張られた。
『もぉっ♡ また乳首、おっきくなっちゃうからっ♡ だめっ♡ ちくばんで、隠せなくなっちゃうっ♡ 電車で、バレたら、大変、なんだよっ♡ あっ、こら! お父さんは、今は挿れちゃ、だめだって♡ そうそう、俺のちんこで、ガマンして? ひゃっ♡ いきなり、にょうどー、はっ、んんんっ♡』
 父親の触手は息子に負けまいとして、俺の中に入ろうとしたのを咎めると、今度は前に回ってきた。彼は太さもさることながら、伸縮率が高い。
 胴体から伸びる触手を細く長く伸ばすと俺のちんこに触手をぐるぐると巻き付かせ、細く尖らせた先端で俺の尿道にするりと入ってきて、あっという間に最奥へたどり着き俺の前立腺を突いた。
『そっちから、突いたらっ♡ 長男に、すぐ、バレちゃうっ♡ 俺の、弱いとこっ♡ 俺のメスイキ、ぽいんと、バレちゃう、からっ♡』
 親らしく、振る舞いたかったのに、父親のせいでただのメスに貶される。俺は必死に足を開いて、長男をその中央にあてがった。
『ほら、ここ、分かる? ここが入り口、種付けする雄膣っ♡ ぱくぱくひらいて、はやくって、こびこび、してるっ♡ さいしょは、とんとん、して、挿れるよってあいず――――っっっっ♡ いっきに、きちゃ、だめぇぇっ♡ 俺、今ちんこ、イけないのっ♡ おとうさんに塞いでもらってるからっ♡ メスイキしちゃ、っ♡ 長男でメスイキっ♡ ああっ♡ ちょうなん、おっきく、なったねっ♡ りっぱな触手に、なったねっ♡ あっ♡ めすぽいんと、ずんずん、したら、またイっちゃうっ♡ あ、お父さん、ぐりぐりしないでっ♡ もれちゃうからっ♡ ざーめん、じゃなくておしっこでちゃうっ♡』
 前立腺を前からもうしろからも父子に責められて、俺のちんこからは透明の潮がこぼれる。ぷしゅぷしゅと父親触手を濡らしていく潮に、興奮したのか、尿道の中で太さを増した。
『だめぇぇぇっ♡ 俺のにょーどー、こわれちゃうっ♡ こわいっ♡ あぁぁぁっ♡ あっ♡ ちょうなん、でちゃった? 俺のなか、種付けっ♡ ごめん、締めちゃったからっ、おとうさんが、俺のちんこ、いじめるからっ♡ あ、まだ出てるっ♡ 長男、すごいっ♡ 若いからっ♡ たっぷり、っ♡ っておとうさん、だめ、そこで種付けしたら、ほんと、俺、死んじゃうからっ♡ ちんこ、しこしこしても、出せないのにっ♡ ずるい、っ♡ ふたりして、だしたのにっ♡ 俺も、だしたいっ♡ ぴゅーぴゅー出したいのにぃぃっ♡』
 結果的に長男の種付けの手ほどきはなんとかなったが、この日俺はなんども父子にメスイキさせられて、結局自分のザーメンを出させてもらえなかった。
 まぁ、もう俺のザーメンなんてちょろちょろとしか出ないんだけど。



「んんっ、あっ♡ も、急におっきく……、ヤキモチか? 違うからっ、ちょっとさみしいなって」
 長男との種付け手ほどきを思い出してきゅんとしていたら、昨夜から俺の胎内に収まっていた父親触手が。俺の思考を読み取って、苛立ち混じりに胎内で暴れだした。子どもが親元から離れたら寂しいのは、親なら仕方ないじゃないか。
 触手にはそういう感情はないんだろうか?
 腰に巻き付いていた彼の胴体を揉むと激しさは収まったが、それは逆に俺の奥の奥、子宮口を目指して旋回するように入り込みだした。
「あんっ♡ おく、おく気持ちいいっっ♡ 寂しい、ならまた産めばいいって? あんっ♡ そ、だけど、っ♡ そうじゃなくって、っ♡ あっ、そこ、イイっ♡ おく、こんこん、ひらいちゃうっ♡ 俺のしきゅー、あかちゃん、ほしいって♡」
 今にも種付けされそうな勢いで俺の最奥をこじ開ける動きに全身で応えたい。
 明るいリビングのソファに横たわると、子どもたちも参加してきた。
 俺のぷりぷりの乳首や、勃起しても子どもたちより小さいちんこ、敏感な口の中や、もうほとんど性器みたいになって触られると勃起してしまう耳の穴。あらゆるところを粘液でぬるぬるになった触手で犯される。
 もちろん、雄膣では父親触手が俺の一番弱い、メスイキポイントをこすりながら、奥の子宮口を叩いている。
「ああっ♡ こどもたちにイジられて、っ♡ おとうさんに、犯されるのっ♡ 朝なのにっ♡ またイっちゃうっ♡ も、ザーメン、出ないのにっ♡ 昨夜いっぱい、赤ちゃんに、飲ませたから、っ♡ からっぽなのっ♡ 俺のたまたま、ザーメンないのにっ♡ あっ、あっ♡ かいしゃっ♡ むりっ♡ れんらくっ、れんらくしないとっ♡」
 次男がスマホをタップしてくれる。繋がったのは父親触手を産んだ部長だ。
「あっ♡ 部長? んっ♡ そ、そうです、はい、種付け休暇、くださいっ♡ も、イくっ♡ イっちゃう♡」
『それは、仕方ないな。来週には出産出来そうか?』
「はいぃぃぃぃぃっ♡ また、産んだらっ♡ 戻り、ますからっ♡」
『さすが私の子は優秀だな。これで何人目だ?』
「は、八人目ぇぇぇ♡ 飼いだしてから、半年、なのにっ♡ おれぇ、八人、孕ませて、もらって、あぁっ♡ イぐっ♡ ナカ、いっぱいっ♡ 出てるぅっ♡ 赤ちゃん、の種、いっぱい、いっぱいなのぉ♡」
 触手の子種を孕んだ俺の腹は急速に膨らみだした。これから一週間、彼の子種を受け続け、新たな子を産むことに、俺は悦びのあまりにまた触手を締め付けた。



【おまけ】

「そういえば部長は通勤のときどうしてるんですか?」
「どうとは?」
「俺、触手飼いだしてから敏感になり過ぎちゃって、満員電車だとちょっと触れるだけで勃起しちゃうんですよ。子連れ出勤のときはいいんですけど」
 最近は子連れで出勤も推奨されていて、そういうときはちんこ孔を塞いでもらえば、漏らすこともないが、毎回というわけにもいかない。
「君みたいに若い子なら誰でも手伝ってくれるんじゃないのか?」
「まぁそうなんですけど。行きはいいんですよ。会社でシャワー浴びるんで。問題は帰りなんですよねぇ……。うちの子、ヤキモチ焼きで、他の匂いさせて帰るとめちゃくちゃ激しくなって……」
 昨日も、帰りの電車で勃起したら目の前に座っていた爺さんが舐めてくれて、うしろから高校生の男の子が突っ込んでくれた。おかげで帰宅したら父親触手が一晩中離してくれず、赤ちゃんにミルクをあげることが出来なかった。
 これでは赤ちゃんの成長にも良くないので、なにかいい方法がないかと悩んでいた。
「ははは。惚気かい? あれ? でもこのあいだうちの触手と四人でしたときはそんな感じではなかったが」
 父親触手の里帰り、というわけではないのだが、義実家のようで部長に孫を見せに行く気分で遊びに行くことがある。
 そういうときは、部長の触手と部長と俺と俺の触手の四人で種付けするんだが、たまに部長も挿れてくる。
「親子だからか、部長には嫉妬しないみたいで……」
 部長はもともと女性とは付き合えない、真正のゲイらしく、入社当初から俺に狙いを定めていたと、触手を譲ってもらうときに教えてもらった。
 俺は触手さえ飼えればよかったんだけど、なんというか、ほだされてしまって……。はじめての種付けのときも部長に見てもらったのもあっていまさらだしと、すっかり部長とのセックスも楽しんでしまっていた。
 今日も残業後、こうしてふたりでいるのは、これからする社内セックスのためだ。
「そういうことなら、どうだろう? 一緒に住むというのは。それなら一緒に通勤できるし、勃起しても私が相手をすればいい。あの子も嫉妬は少ないだろう」
 部長と同棲?
 確かに部長の家は郊外の一軒家で、俺一人と触手たちが増えても困らないだろうけど……。考え込む俺に部長の手が伸びる。
 部長は俺の耳を撫で、指を挿れてきた。
「んっ♡ ぶちょ、どゆこと、ですか?」
「プロポーズ、のつもりなんだが」
「……っ! えっと、俺……」
 触手が飛来してから、触手離婚が流行ったが、今は触手を飼うもの同士の触手連れ婚がブームらしい。
 いつもブームに乗り遅れる俺が、しかも部長と……。
「あの……返事は後でもいいですか? 俺、もう、ナカ疼いて……」
「そういう堪え性のないところも、魅力だね。いいよ。私のこれで、イエスと言ってもらうから」
 もちろん、このあと部長のちんこでこじ開けられて、プロポーズをしょうだくさせられたのは、言うまでもない。
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