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第2章~学園動乱編~
魅惑の褐色肌
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自身初となる冒険者ギルドからのクエストを受け一刻も早く、クエスト【小鬼たちのお宝】をクリアしたいとこだが、その前に都市南西部にある武具屋へ立ち寄る。
今の俺はレベルこそ11だが、装備しているのは【打ち刀】と【冒険者の服】というレベル1から装備できるものだ。
この世界では武具に装備可能レベルがしっかりと設定されている。すなわちレベルに見合った力を最大限に発揮するには、装備の更新も必要となる。
オルニア学園の入学に際し、「レベル11相当の装備をしていてはレベルがばれてしまうだろ?」というヒルダの言葉を聞いて、装備を更新しないままだった。
しかし、ゴブリン退治のクエストに備え少しでも安全度を高める為に、装備はしっかりと更新しておきたい。それに学園外であれば学園側に俺のレベルがバレることもないだろうという判断もある。
今俺が向かっているのはヒルダに教えてもらった武具店で、一般的に市場に出回ってはいない製品――普通の店では取り扱ってくれないかけだしの職人が作った一点ものや、略奪品など――を取り扱っている店だ。
南西部の中でも大通りから少し外れた、さびれた場所にあるその店は、こげ茶色の木製の建物で看板には【ユリダ武具店】と書いてある。
「ごめん下さいー!」
「はい、いらっしゃーい。」
少しアンニュイな雰囲気で来店を迎える店主ユリダはヒルダの実の妹だ。
姉と同じ褐色の肌にとがった耳、紫のロングヘア―とよく似ている。
何よりも、豊満な胸と腰のくびれから続く丸みを帯びた臀部へと続く曲線が、間違いなく姉妹だということを物語っている。
服装は薄紫の柔らかな生地のワンピースタイプの服で裾は足首くらいまでの長さでドレスのようだ。
胸元はお腹あたりまで大きくあいており、艶めかしい褐色の胸はほとんど見えている。
また、服の生地が薄く身体のラインを強調している。
「あ・・・あの。僕ヒルダさんの紹介できました。突然連絡も無しにすみません。」
あまり見惚れてヒルダの時と同じように、難癖をつけられないように気をつけつつヒルダの紹介だということを伝えてみる。
「おねぇの?名前は?」
「ナツヒ=ミナミです。」
「君がナツヒ君かー!ようこそーいらっしゃい!」
すると、最初の時の反応とは違い人懐っこい笑みを浮かべ歓迎してくれた。
外見こそヒルダと似ているものの、中身は幾分妹の方がとっつきやすそうだ。s
そしてこの反応からすると、ヒルダが多少なりとも俺のことを話しているようだ。
「なんだか面白い子を“おつかい士”として雇ったって聞いているよ!」
やはりおつかい士として紹介されているのか・・・。はやくその認識を“冒険者”に変えていきたいところだ。
「今日は何が欲しいのかな?」
「レベル11で装備できる1番良い刀とそれに合った防具を探しにきました。」
「レベル11の刀と防具かー。それなら・・・。」
そう言いながら、店の端の方に向かい乱雑に傘のように差された刀剣の中から一振りの刀を取り出した。
「これはどうかな?レベル11で装備できる刀では上等なものだよ。」
少し年季は入っていそうだが、鞘には質素ながら装飾も施されている。
刀身を抜くとその刀身には綺麗な乱刃の刃文が浮かんでおり、職人が魂を込め丹念に造り上げたものであろうことが伺える。
「気に入りました!この刀にします。」
「はいよー!お買い上げ。それなら防具はセットでこの着流しにしなよ。」
そう言って店の棚から取り出したのは赤い着流しだった。少し派手な気もするが、侍っぽい感じがしてかっこいい。
「是非!そのセットで買わせて下さい。」
「試着はしなくていいのかな?」
「試着ですか?じゃ一応しておきます!」
ユリダから赤い着流しを受け取ろうとするがぱしっと手を叩かれる。
「1人でちゃんと着られるの?着流しはちゃんと着こなさないと駄目なんだよ。ちょっとついてきて。」
ユリダは店奥の部屋へ俺を案内する。その部屋には鏡があり、ちょっと広めの試着室のような部屋だった。
「さ、脱いで!」
えっ?脱ぐ?
「ほら、さっさと脱いで!」
俺が少しためらっていると語気を強めに脱げと言ってくるので、インベントリを操作し冒険者の服の上を脱ぎ、着せてもらうのを待つ。
「なにしてんの?下もだよ。」
下も?まずいことにならないか?これから試着をする上で、この密室でグラマラスな褐色美女と密室で2人。変に近づいたり触られたりしたら下半身がまずいことになってしまう気がする。
一瞬の逡巡のうち、早く脱げという無言の圧に屈し革製のズボンも脱ぐ。
「うん、おつかい士の割には良い身体をしているね。脚や背中にも程よく筋肉がついていてバランスも良い。何か武術とかやってた?」
「幼少時代から16歳まで父に教わり古武術をやっていました。もう昔のことですが・・・。」
「ん?昔ってナツヒ君今16歳でしょ?」
「あ!あぁ!そうですそうです!なんかオルニアに来てからは、しばらくやっていなかったので昔に感じてしまって・・・。あはは!」
危ない危ない、うっかりと普通に34歳という感覚で話してしまった。
これから昔のことを話す時には気をつけないといけない。
「ふーん、古武術ねー。どんなのか興味あるなー。今度必ず見せてね!」
ユリダは心底興味のある様子で話しながら俺の上半身をぺたぺたと触る。
ま・・まずい。パンツ一丁の状態でこれ以上身体を触られたりしたら非常にまずい。
大胆すぎるくらいに空いた胸元が至近距離で視界に入った瞬間に、俺は陥落してしまう。いや、陥落というよりはむしろ繁栄とも言えるかもしれないが。
こんなことがヒルダに知られたりしたら、あとで何を言われるかわからない。そもそもユリダもどんな反応を示すかはわからない。
わからないが、付き合ってもなく好意も抱いていない初対面の男性が、性的な興奮をしているのを見て何かが起きるのはアニメなど物語の中だけだ。
現実世界ではそのようなことが起きることは無く大抵は嫌われるし、日本であれば逮捕されてしまう。
せめて視覚からの刺激をシャットアウトする為に目を閉じる。
目を閉じている間にユリダは俺に着流しを羽織らせてくれて、前で着流しを閉じ帯で結ぶ気配を感じる。
もう大丈夫だろうと安心し目を開けた俺の視界に飛び込んできたものは、俺の目の前でしゃがみ帯を締めているユリダだった。
顔の位置がなんというかやばい。それに、上から見下ろすと大きく空いた胸元から見える胸もまた違った景色を見せてくれる。
俺の下半身が少しだけ隆盛を誇りだす。
まずい!まずい!まずい!とまれ!とまれ!とまれ!ばれてしまう!頭の中で警笛が鳴り響き始めたその時
「はい!これで良し!」
ユリダがそう言い立ち上がる。間一髪ユリダに変態の烙印を押されることは免れた。
「うん!なかなか様になってるよ!」
鏡で見た俺は赤い着流しを格好良く着こなし、腰には装飾が施された刀を差している。
自分でも言うのもなんだがユリダが言う通り結構似合っている。
「すごい!かっこいいです!かっこよく着させてくれてありがとうございます!」
「うん。やっぱこういう装備はかっこよく来た方が気分もあがるでしょ!意外とそういう気持ちが戦う時にも力になってくれるものよ!」
そう言いながら勝ち気そうに微笑むユリダ。
その後は会計を済まし店から出ようとする。ちなみに値段は刀と着流しのセットで12,000コルトとお値打ち価格だった。
なんでも刀はとある刀鍛冶が名の売れる前に作った初期のもので、その弟子が不出来な初期作品の回収を行っているらしい。
そして、その刀鍛冶の弟子が【ユリダ武具店】にも訪れて俺が買った刀を見つけたが、どういう訳か買い取ることはせずに、「この刀を買う人がいたらこの着流しと一緒に売ってあげて下さい。」と赤い着流しをくれたとのことだった。
まぁ何が理由であれ俺は良い買い物ができて非常に満足している。
「それじゃユリダさんありがとうございました!またレベルが上がった時にはお店に来ますね!」
「はいよー!ところでおねぇが言う通りえっちな子だねナツヒは。【乙女のオアシス】に住んでいるなら私が帯を締めていた時みたいにならないように気を付けるんだよ!おねぇには言わないであげるから今後ともごひいきに!」
衝撃的なことをのたまいながら笑顔で手を振るユリダ。
顔が真っ赤を通り越し噴火する。俺はその場にとどまることができずに、全速力で家路へとつくのだった。
今の俺はレベルこそ11だが、装備しているのは【打ち刀】と【冒険者の服】というレベル1から装備できるものだ。
この世界では武具に装備可能レベルがしっかりと設定されている。すなわちレベルに見合った力を最大限に発揮するには、装備の更新も必要となる。
オルニア学園の入学に際し、「レベル11相当の装備をしていてはレベルがばれてしまうだろ?」というヒルダの言葉を聞いて、装備を更新しないままだった。
しかし、ゴブリン退治のクエストに備え少しでも安全度を高める為に、装備はしっかりと更新しておきたい。それに学園外であれば学園側に俺のレベルがバレることもないだろうという判断もある。
今俺が向かっているのはヒルダに教えてもらった武具店で、一般的に市場に出回ってはいない製品――普通の店では取り扱ってくれないかけだしの職人が作った一点ものや、略奪品など――を取り扱っている店だ。
南西部の中でも大通りから少し外れた、さびれた場所にあるその店は、こげ茶色の木製の建物で看板には【ユリダ武具店】と書いてある。
「ごめん下さいー!」
「はい、いらっしゃーい。」
少しアンニュイな雰囲気で来店を迎える店主ユリダはヒルダの実の妹だ。
姉と同じ褐色の肌にとがった耳、紫のロングヘア―とよく似ている。
何よりも、豊満な胸と腰のくびれから続く丸みを帯びた臀部へと続く曲線が、間違いなく姉妹だということを物語っている。
服装は薄紫の柔らかな生地のワンピースタイプの服で裾は足首くらいまでの長さでドレスのようだ。
胸元はお腹あたりまで大きくあいており、艶めかしい褐色の胸はほとんど見えている。
また、服の生地が薄く身体のラインを強調している。
「あ・・・あの。僕ヒルダさんの紹介できました。突然連絡も無しにすみません。」
あまり見惚れてヒルダの時と同じように、難癖をつけられないように気をつけつつヒルダの紹介だということを伝えてみる。
「おねぇの?名前は?」
「ナツヒ=ミナミです。」
「君がナツヒ君かー!ようこそーいらっしゃい!」
すると、最初の時の反応とは違い人懐っこい笑みを浮かべ歓迎してくれた。
外見こそヒルダと似ているものの、中身は幾分妹の方がとっつきやすそうだ。s
そしてこの反応からすると、ヒルダが多少なりとも俺のことを話しているようだ。
「なんだか面白い子を“おつかい士”として雇ったって聞いているよ!」
やはりおつかい士として紹介されているのか・・・。はやくその認識を“冒険者”に変えていきたいところだ。
「今日は何が欲しいのかな?」
「レベル11で装備できる1番良い刀とそれに合った防具を探しにきました。」
「レベル11の刀と防具かー。それなら・・・。」
そう言いながら、店の端の方に向かい乱雑に傘のように差された刀剣の中から一振りの刀を取り出した。
「これはどうかな?レベル11で装備できる刀では上等なものだよ。」
少し年季は入っていそうだが、鞘には質素ながら装飾も施されている。
刀身を抜くとその刀身には綺麗な乱刃の刃文が浮かんでおり、職人が魂を込め丹念に造り上げたものであろうことが伺える。
「気に入りました!この刀にします。」
「はいよー!お買い上げ。それなら防具はセットでこの着流しにしなよ。」
そう言って店の棚から取り出したのは赤い着流しだった。少し派手な気もするが、侍っぽい感じがしてかっこいい。
「是非!そのセットで買わせて下さい。」
「試着はしなくていいのかな?」
「試着ですか?じゃ一応しておきます!」
ユリダから赤い着流しを受け取ろうとするがぱしっと手を叩かれる。
「1人でちゃんと着られるの?着流しはちゃんと着こなさないと駄目なんだよ。ちょっとついてきて。」
ユリダは店奥の部屋へ俺を案内する。その部屋には鏡があり、ちょっと広めの試着室のような部屋だった。
「さ、脱いで!」
えっ?脱ぐ?
「ほら、さっさと脱いで!」
俺が少しためらっていると語気を強めに脱げと言ってくるので、インベントリを操作し冒険者の服の上を脱ぎ、着せてもらうのを待つ。
「なにしてんの?下もだよ。」
下も?まずいことにならないか?これから試着をする上で、この密室でグラマラスな褐色美女と密室で2人。変に近づいたり触られたりしたら下半身がまずいことになってしまう気がする。
一瞬の逡巡のうち、早く脱げという無言の圧に屈し革製のズボンも脱ぐ。
「うん、おつかい士の割には良い身体をしているね。脚や背中にも程よく筋肉がついていてバランスも良い。何か武術とかやってた?」
「幼少時代から16歳まで父に教わり古武術をやっていました。もう昔のことですが・・・。」
「ん?昔ってナツヒ君今16歳でしょ?」
「あ!あぁ!そうですそうです!なんかオルニアに来てからは、しばらくやっていなかったので昔に感じてしまって・・・。あはは!」
危ない危ない、うっかりと普通に34歳という感覚で話してしまった。
これから昔のことを話す時には気をつけないといけない。
「ふーん、古武術ねー。どんなのか興味あるなー。今度必ず見せてね!」
ユリダは心底興味のある様子で話しながら俺の上半身をぺたぺたと触る。
ま・・まずい。パンツ一丁の状態でこれ以上身体を触られたりしたら非常にまずい。
大胆すぎるくらいに空いた胸元が至近距離で視界に入った瞬間に、俺は陥落してしまう。いや、陥落というよりはむしろ繁栄とも言えるかもしれないが。
こんなことがヒルダに知られたりしたら、あとで何を言われるかわからない。そもそもユリダもどんな反応を示すかはわからない。
わからないが、付き合ってもなく好意も抱いていない初対面の男性が、性的な興奮をしているのを見て何かが起きるのはアニメなど物語の中だけだ。
現実世界ではそのようなことが起きることは無く大抵は嫌われるし、日本であれば逮捕されてしまう。
せめて視覚からの刺激をシャットアウトする為に目を閉じる。
目を閉じている間にユリダは俺に着流しを羽織らせてくれて、前で着流しを閉じ帯で結ぶ気配を感じる。
もう大丈夫だろうと安心し目を開けた俺の視界に飛び込んできたものは、俺の目の前でしゃがみ帯を締めているユリダだった。
顔の位置がなんというかやばい。それに、上から見下ろすと大きく空いた胸元から見える胸もまた違った景色を見せてくれる。
俺の下半身が少しだけ隆盛を誇りだす。
まずい!まずい!まずい!とまれ!とまれ!とまれ!ばれてしまう!頭の中で警笛が鳴り響き始めたその時
「はい!これで良し!」
ユリダがそう言い立ち上がる。間一髪ユリダに変態の烙印を押されることは免れた。
「うん!なかなか様になってるよ!」
鏡で見た俺は赤い着流しを格好良く着こなし、腰には装飾が施された刀を差している。
自分でも言うのもなんだがユリダが言う通り結構似合っている。
「すごい!かっこいいです!かっこよく着させてくれてありがとうございます!」
「うん。やっぱこういう装備はかっこよく来た方が気分もあがるでしょ!意外とそういう気持ちが戦う時にも力になってくれるものよ!」
そう言いながら勝ち気そうに微笑むユリダ。
その後は会計を済まし店から出ようとする。ちなみに値段は刀と着流しのセットで12,000コルトとお値打ち価格だった。
なんでも刀はとある刀鍛冶が名の売れる前に作った初期のもので、その弟子が不出来な初期作品の回収を行っているらしい。
そして、その刀鍛冶の弟子が【ユリダ武具店】にも訪れて俺が買った刀を見つけたが、どういう訳か買い取ることはせずに、「この刀を買う人がいたらこの着流しと一緒に売ってあげて下さい。」と赤い着流しをくれたとのことだった。
まぁ何が理由であれ俺は良い買い物ができて非常に満足している。
「それじゃユリダさんありがとうございました!またレベルが上がった時にはお店に来ますね!」
「はいよー!ところでおねぇが言う通りえっちな子だねナツヒは。【乙女のオアシス】に住んでいるなら私が帯を締めていた時みたいにならないように気を付けるんだよ!おねぇには言わないであげるから今後ともごひいきに!」
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