5 / 20
豪雨の夜‐2※
しおりを挟むおしゃぶりのように散々舐めて吸ってした後、漸く唇が離れた。
「リディ……さっきみたいに乗って?」
私は目をぱちぱちさせながらフェリクスを見た。
「え、乗って欲しいの?」
フェリクスは目を伏せ小さく頷く。
可愛いフェリクスの大胆なお願いに意地悪な笑みを浮かべる。
「なら、ちゃんとお願いして?」
フェリクスは口をハクハクさせた。
「お……お願い…僕の上に……乗って」
「どんな風に乗ったらいいいの?教えて」
小首を傾げてフェリクスに微笑む。
「股を開いて跨って……僕の…顔に」
私は目を丸くした。
え!?顔に?
言わせておきながら予想外の要望に戸惑った。
「リディ…お願い」
潤んだ瞳で見つめられる。
顔に跨るのは初めてだ。
こんな瞳に見つめられ懇願されて、しない訳にはいかない。覚悟を決めて私はフェリクスの希望通り顔に跨った。
腰は落とさず膝立ちのままでいると、フェリクスは私の腰を掴み顔の上に座らせた。
え!?苦しくないのかな…心配になり腰を浮かそうとするが掴んだ手はそれを拒む。
熱く濡れた蜜口を舌先でなぞられる。その遠慮がちな舌の動きに焦らされ煽られ続け、どろりと蜜が溢れた。フェリクスの舌は溢れた蜜を夢中で舐め取る。
「ふ…はっ…ゆ、指…入れてもいい?」
「はぁ…あ…うん…」
たっぷりと濡れた蜜口に指を差し入れてきた。
「ああ、凄い……こんなに締める?ここに僕のを入れるんだね…」
細く長い指を根元まで入れ終えると、何度も出し入れされる。
堪らなくなり身を捩った。
「フェリクス…お願い、もう入れていい?」
さっきまで、フェリクスに確認されたりお願いされるばかりだったのに最後は自分からお願いしていた。
しかも、自分が上に乗り主導権を握る方法を選んだ。フェリクスは多分…いや、絶対童貞だ。自分が主導権を握るほうが良いだろう。
フェリクスは赤くなりながら、こくこくと頷く。
「あ、ちょっと待っててね…」
ベッドから降りると化粧ポーチの中からコンドームを取り出した。避妊は大事だ。お互いに若いからって勢いに任せて無責任なことをしたくない。
中身を取り出し彼の反り立ったものに触れると、ひくんっと手の中で震えた。美少年の容貌に相応しくないものが下半身に付いている。彼のものは、はち切れんばかりにパンパンに膨らみ血管がぼこぼこと浮き立っている。つるりとした先端の割れ目からは雫がぷくりと溢れていた。
先端にキスをして雫をチュッと吸い取る。
「ふぁ!…」
可愛い声を上げるフェリクスをチラリと見上げ唇を離すと、手際良く装着を完了させる。
そのままフェリクスの剛直を手で支え照準を定めてゆっくりと腰を落とした。蜜口と彼のつるりとした先端が触れる。ぞくりと甘い疼きが背筋を流れた。
私は躊躇することなく彼の剛直を自分の手で中に誘い入れ飲み込んでいく。
「んん…あっ……」
「くっ…ああ!リディ!……」
入れた途端、奥まで行きつかないうちに…ビクンビクンと体を大きく跳ねさせフェリクスは果ててしまった。
「ぅ…ごめん…いっちゃった」
顔を両手で隠してしまうフェリクス。
「いいよ…気持ち良かった?」
何でもないように聞き返した。
「……うん…訳わかんなくなる…気持ち良いって…こんなに抑えが効かないんだな…」
ふふふと笑って、私は途中まで入っていた彼のものを抜こうとした。
「まって!」
フェリクスは慌てて私の腰を掴む。
「抜かないで、このままでいて…お願い」
今日何度目のお願いだろう……。
そう言うや否や…入れたままの状態でフェリクスのものは質量を取り戻し、私の中をまた押し広げる。
そのままの状態で抜くこともなく二回目が始まった。私は彼の様子を見ながらゆっくりと腰を動かした。最奥まで届いた後は、ゆっくりと上下を繰り返す。
「はっ…ああ…あっあっ…」
私の腰の動きに合わせるように喘ぐフェリクスの姿が妖艶で、自分がこの童顔美青年の快感を支配している事実に自分自身の快感も高まっていった。
私は自分の気持ちいいポイントを見つけると、そこをめがけて上下する動きをどんどん速めていく。
「ぅ…うわぁ…リディ!…リディ!ああっ…」
フェリクスが二度目の吐精をするのと同時に私もいってしまった。
そのままフェリクスの上に倒れ込むと互いの汗ばんだ肌を密着させ、自分のものなのかフェリクスのものなのか…わからない乱れた息遣いを聞きながら眠りに落ちた。
0
あなたにおすすめの小説
人狼な幼妻は夫が変態で困り果てている
井中かわず
恋愛
古い魔法契約によって強制的に結ばれたマリアとシュヤンの14歳年の離れた夫婦。それでも、シュヤンはマリアを愛していた。
それはもう深く愛していた。
変質的、偏執的、なんとも形容しがたいほどの狂気の愛情を注ぐシュヤン。異常さを感じながらも、なんだかんだでシュヤンが好きなマリア。
これもひとつの夫婦愛の形…なのかもしれない。
全3章、1日1章更新、完結済
※特に物語と言う物語はありません
※オチもありません
※ただひたすら時系列に沿って変態したりイチャイチャしたりする話が続きます。
※主人公の1人(夫)が気持ち悪いです。
俺に抱かれる覚悟をしろ〜俺様御曹司の溺愛
ラヴ KAZU
恋愛
みゆは付き合う度に騙されて男性不信になり
もう絶対に男性の言葉は信じないと決心した。
そんなある日会社の休憩室で一人の男性と出会う
これが桂木廉也との出会いである。
廉也はみゆに信じられない程の愛情を注ぐ。
みゆは一瞬にして廉也と恋に落ちたが同じ過ちを犯してはいけないと廉也と距離を取ろうとする。
以前愛した御曹司龍司との別れ、それは会社役員に結婚を反対された為だった。
二人の恋の行方は……
冷淡だった義兄に溺愛されて結婚するまでのお話
水瀬 立乃
恋愛
陽和(ひより)が16歳の時、シングルマザーの母親が玉の輿結婚をした。
相手の男性には陽和よりも6歳年上の兄・慶一(けいいち)と、3歳年下の妹・礼奈(れいな)がいた。
義理の兄妹との関係は良好だったが、事故で母親が他界すると2人に冷たく当たられるようになってしまう。
陽和は秘かに恋心を抱いていた慶一と関係を持つことになるが、彼は陽和に愛情がない様子で、彼女は叶わない初恋だと諦めていた。
しかしある日を境に素っ気なかった慶一の態度に変化が現れ始める。
兄みたいな騎士団長の愛が実は重すぎでした
鳥花風星
恋愛
代々騎士団寮の寮母を務める家に生まれたレティシアは、若くして騎士団の一つである「群青の騎士団」の寮母になり、
幼少の頃から仲の良い騎士団長のアスールは、そんなレティシアを陰からずっと見守っていた。レティシアにとってアスールは兄のような存在だが、次第に兄としてだけではない思いを持ちはじめてしまう。
アスールにとってもレティシアは妹のような存在というだけではないようで……。兄としてしか思われていないと思っているアスールはレティシアへの思いを拗らせながらどんどん膨らませていく。
すれ違う恋心、アスールとライバルの心理戦。拗らせ溺愛が激しい、じれじれだけどハッピーエンドです。
☆他投稿サイトにも掲載しています。
☆番外編はアスールの同僚ノアールがメインの話になっています。
俺様上司に今宵も激しく求められる。
美凪ましろ
恋愛
鉄面皮。無表情。一ミリも笑わない男。
蒔田一臣、あたしのひとつうえの上司。
ことあるごとに厳しくあたしを指導する、目の上のたんこぶみたいな男――だったはずが。
「おまえの顔、えっろい」
神様仏様どうしてあたしはこの男に今宵も激しく愛しこまれているのでしょう。
――2000年代初頭、IT系企業で懸命に働く新卒女子×厳しめの俺様男子との恋物語。
黒瀬部長は部下を溺愛したい
桐生桜
恋愛
イケメン上司の黒瀬部長は営業部のエース。
人にも自分にも厳しくちょっぴり怖い……けど!
好きな人にはとことん尽くして甘やかしたい、愛でたい……の溺愛体質。
部下である白石莉央はその溺愛を一心に受け、とことん愛される。
スパダリ鬼上司×新人OLのイチャラブストーリーを一話ショートに。
不埒な一級建築士と一夜を過ごしたら、溺愛が待っていました
入海月子
恋愛
有本瑞希
仕事に燃える設計士 27歳
×
黒瀬諒
飄々として軽い一級建築士 35歳
女たらしと嫌厭していた黒瀬と一緒に働くことになった瑞希。
彼の言動は軽いけど、腕は確かで、真摯な仕事ぶりに惹かれていく。
ある日、同僚のミスが発覚して――。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる