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もっと‐1※ ~フェリクス視点~
柔らかな髪を撫でながら指の間に絡むその感触を楽しむ。
髪の甘く優しい香りに陶酔する。
最初からこのホテルに隣接するレストランを選んでおいて正解だった。
あの女の暴走は予定外だったが、おかげで早く事が進んだ。
―――――しかし、あの女がリディとの初めてのデートに水を差したのは事実だ。
邪魔者は排除しなければならない。万が一にも今後リディに危害を加えるようなことがあれば、僕が正常に理性というものを働かせるのは不可能になる。その前に排除しておかないと。
リディの前に跪いて見上げると顔を真っ赤にしながら瞳は蕩けてしまっていた。彼女にこんな顔をさせているのが自分だという事実に悦に入る。そして、これから彼女にしようとしている行為を思考し彼女がどんな反応をしてくれるのか思い描くだけで自然と笑みが漏れてしまう。
返事がないのを肯定と受け止めスカートをたくし上げる。
太腿を指でなぞるとピクンと震える彼女は蕩けた瞳で僕のすることをじっと観察しているようだ。
はぁ…見られているのも興奮するな。
彼女の熱い視線を感じながら既に濡れてしまっているショーツの中央を指で優しくなぞる。
「こんなに濡らして…キスだけで厭らしい気持ちになったの?」
「やぁ、いわないで…ふっ…ん…」
ああ、駄目だ…リディの甘い吐息を聞くだけで我慢がきかない。太腿にキスをするとショーツと靴を一気に脱がせる。そのまま膝裏に手を入れ両足をソファの上にのせ大きく開かせた。
蜜で濡れそぼった場所をじっと見つめ、ゆっくりと顔を近づける。
甘い蜜を啜りながら陰唇を舐めまわすとリディの可愛い声が聞こえる。
「はっ…はぁ…ふぇりくす…んっ…」
ああ、もっと聞きたい…もっともっと…舌を蜜口に差し入れると声は一層甲高くなる。
「あっ!…あっ…ひぃ…ぁん……」
差し入れた舌で中を掻き混ぜるとリディの腰がかくかくと小刻みに揺れる。リディの体の素直な反応が嬉しくて、もっと甘い刺激を与えたくなる。蜜口のすぐ上の蕾を指で擦ると覆っていた皮から、ふるりと赤い陰核が姿を見せた。追い打ちをかけるように赤く熟れた陰核を円を描くように指で撫でる。
「ん……んあっ…あっ!……」
僕の行為を観察していた蕩けた瞳は固く閉じられリディは背中をのけ反らせた。開いた口からは荒い息が漏れ、さっきのキスで濡れた唇は震えている。
蜜口に差し込んだ舌がキュッと締め付けられるのを感じて彼女が達したのがわかった。
可愛いリディ。
もっとだ。
もっとだよ、リディ。
まだまだ足りない。
彼女の顔が快楽で満たされる様も、色欲に染まる瞳や身悶える様も…全て余すところなく僕のものにしたい。
僕だけのものに。
リディの乱れる様を見られるのは僕だけでいい、他にいてはならない。
「リディ、まだまだこれからだよ?時間はたっぷりあるからね。二人で溶けちゃうくらい気持ち良くなろう」
五年前に彼女から与えられた快楽を、今度は僕がリディに与えたい。
リディを抱き上げ奥のベッドへと運び、そっと横たえる。
手早く自分の服を脱ぎ捨てると今度はリディの服を丁寧に一枚一枚脱がせていく。
五年前に夢中になった、たわわな胸が現れ…ごくりと唾を飲む。
小さな体に不釣り合いなくらい成長した豊満な胸を、まだ可愛がっていなかった。
ブラジャーの上から壊れ物に触るように掌で包み込む。フフワフワの胸を掌で下から支えるように持ち上げフルンフルンと揺らしてみる。
「ああ、堪らない…」
「や、やだ…はずかしい…」
「さっき、これより凄いことしたのに?…ふふ…リディ…可愛い…リディ…もっと恥ずかしいこと、いっぱいするから覚悟して」
慣れた手つきでブラジャーのホックを外す。
露になった胸の先端にむしゃぶりつく。本当はもっと余裕を見せて焦らしたりしたいのだが…もう、これは本能のままで自制が効かない。口に含み乳飲み子のように吸い、もう片方の先端を指で弾く。
「ふぁ……ああ…ふぇりくすぅ…」
キスで瞳が蕩けてしまってからというものリディの喋りはどこか舌っ足らずで愛らしい。
芯を持ち始めた先端を咥えたまま、ふふっと笑う。
散々、吸って舐めてして漸く口を離すと先端は僕の唾液で濡れて赤く硬く立ち上がる。てらてらと光る淫靡な突起…ああ…どうしたらいい…耐えがたいほどの欲望が溢れる。
僕は淫靡な二つの先端を指で強めに摘まみぐりぐりと捏ねりながら、ふくらみの谷間に顔を埋める。
「んあぁ!……も、う…そこばっかり…いや…」
「ふっ…ごめん。だってリディのおっぱい凄く好きなんだ…ふわふわで堪らない…あ、おっぱいだけじゃないよっ!リディの体のどこもかしこも…可愛い顔も…弱冠マイナス思考だけど頑張り屋さんのところも好き」
リディは両手で顔を覆ってしまった。
顔を覆っていた手をそっと剥がすと、赤く染まった顔に涙目の彼女が睨んでくる。
「可愛い顔を隠さないで」
「うう…そんなこと…いうのは…ふぇりくすだけだよ?」
「僕だけでいいじゃないか。リディの魅力を知っているのは僕だけでいい」
チュッと吸い付くようにキスを始めると直ぐにリディの舌が僕の口内に入ってくる。リディが積極的に求めてくれるのは例えようもなく嬉しい。
そうだよ、リディ…そうやって僕を求めて。
もっと貪欲に求めて、いくらでも応えてあげるから。
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