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第一巻『この幻想が 薔薇色の誇りに なると信じて。』(RoGD Ch.2)
Verse 5-1
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甲高い鳥の鳴き声が頭上の遥か上を飛んでいく。透き通ったライム味の飲料の水面にその影が映り込んだ。
「どうかなさいましたか?」
弱々しい穏やかな声が聞こえて、リチャード=ヨハン大佐はゆっくりと顔を上げた。
「いや、なにも。」
目の前にいるのは白髪の女子である。リチャードよりかなり若く、車椅子に乗っている。雰囲気を感じ取ったのか、彼女はリチャードに静かに微笑んだ。
「先程の鳥の名前は、えーっと……なんだったかしら。牡丹に教えて貰ったのに、忘れてしまいました。」
困ったように微笑む皇女を見て、リチャードも珍しく優しげな微笑みを浮かべる。目の前にいるのは、彼の前世の妻、現在の第十三皇女、マルチェである。
「俺もあの鳥の名前は知らない。」
同じように苦笑するリチャードを、マルチェは見えない瞳でまじまじと見つめた。透き通るような乳白色の瞳をリチャードも見つめ返す。
「大佐が来て下さって、毎日が楽しくなりました。昔の事も、すっかり空いてしまった空白の時間も、こうしてお互いに語る事ができて。貴方が自殺なさった時……私は途方に暮れてしまって、どうにか貴方を思い出さないように努めてきたのが報われたんでしょうか。」
第二次世界大戦終戦間際、独裁者のアドルフ・ヒトラーを自殺と見せかけて暗殺したのはリチャードであった。若い妻を残して兄の墓の前で自らの頭を撃ち抜いて自殺した事を、彼は一片たりとも後悔していない。
「俺はあの時、やり遂げたかった事をやり遂げた。もう、未来に目標を見出せなかった。だから自分を殺した。」
ミントティーを音もなく置いて、マルチェは首を傾げた。
「いいんです。貴方がしたい事ができたなら、私は嬉しいです。」
寂しそうに笑ったリチャードは、マルチェの顔を直視出来ずにいる。彼には未だに、暗殺の時の引き金の感触が忘れられなかった。思い起こされる情景によって汗が噴き出してくる。
「ヨハンさん?」
名前を呼ばれてリチャードははっと顔を上げた。
「ご気分が優れなければ——」
「……すまない、用事を思い出して。」
椅子を蹴って立ち上がったリチャードは、神官に渡していたサーベルを受け取ると、残りの飲料を飲み干して挨拶もそこそこに王宮のテラスから退散した。
* * *
「右向け、右!」
数多の軍靴の音が閑散とした野外式典会場に響く。背後の軍人達がレッドカーペットへ体の向きを変えるとともに、レイ将軍も馬の向きを変えた。
「敬礼!」
レイが右手を額にかざすと、多くの軍人もそれに倣う。やがて数分が過ぎると、レイは右手を下ろした。猛暑の八月の事である。
ROZEN本部の野外式典会場は、いつもの厳格な雰囲気とは裏腹に酷く煌びやかになっていた。夏のガンガンと降り注ぐ日光も相まってテープがギラギラと光り、普段を知る軍人達の目にはかなり刺激が強い。
「将軍。」
ミネラルウォーターを大量に飲み込んでいたレイの元に、イギリス支部のガウェイン元帥がハンカチで首元を扇ぎながら歩いてきた。頭一つ分背の高いガウェインを見上げると、レイは一瞬敬礼をする。
「何かありましたか?閣下。」
「部下が、テープが切れたのだが、場所を知ってるのが将軍くらいしか見当たらない、と。」
恐らくレイに声をかける事は身にあまる軍位だったのか、直属の上司であるガウェインにそのような雑務を頼んだようであった。差し出されたテープの芯を握って、レイは左右を見渡す。
「部下に持ってこさせます。どこの飾り付けですか?」
後ろを振り向いて、ガウェインはレイの向かい側にある壁を指差した。様子を伺っていたガウェインの部下は、レイと視線が合うと二度くらい頭を下げる。
「分かりました。」
室内の飾り付けをする部下を探しに歩いていくレイの背中を、ガウェインは塔内に消えるまで見守っていた。
着々と様相を変える本部に対して、アーサー=フィリップ中佐はいつも通りであった。諜報部隊の秘密基地は、普段の三人で書類を片付ける一日を送っている。
「日本軍諜報部隊なんて呼んでも、さしてROZENのセキュリティとか力量は上がらないと思うんですけどねぇ。」
つい先のテロ事件などの諸々の事件を受けて、ROZEN内部の管理問題が新聞や雑誌で叩かれた。民衆からの支持も若干低迷状態の現状を、バスカヴィル元帥としては打開したいのである。
「まぁまぁ。別にいいんじゃね?外交に関しては閉鎖的なうちが、小国とはいえ成長中の日本地域と合同訓練するってのは。」
ジェームズ=クラヴェーリ諜報部隊副隊長の言動に、同じく諜報隊員であるルイス=リーズ諜報中尉は口をへの字に曲げた。
「だからって諜報部隊呼びますかね?」
向かい側で議論を重ねる二人に対して、アーサーは無表情で一枚の紙を眺めていた。足を木のテーブルに乗せていた彼は、やがて書類をほったらかしにして話し込む二人に視線を送る。視線に気付くのに数分を要して、やっと二人は隊長に顔を向けた。
「どうやら、お前らの議論の答えはここにあるみたいだな。」
投げられた紙をルイスはハシッと受け取る。手元に引き寄せ、ジェームズもその書類を覗き込んだ。
「えーなになに、日本地域軍とドイツ地域軍に関する昨今の軍増強について?」
「ROZEN日本支部、ドイツ支部に提出された軍備と、実際の軍備が噛み合ってないらしい。帝國憲法の自治体の軍備制限を上回っているかは不明らしいが、本部と全支部の諜報部隊が調べろ、だとさ。」
うちでは人手が足りない、とばかりに、書類を読み込んだルイスとジェームズはアーサーに再び視線を戻す。一服し始めたアーサーも、お手上げとばかりにコンクリートの天井を見上げた。
「ROZENであっても本部の他の奴らには極秘だ。なんだって日本軍の諜報部隊が来るんだからな。まぁあとは……。」
俺らは動けないだろうから、とアーサーは机に置いてあった受話器を手に取り、ダイヤルに指をかける。
「強力な助っ人に頼むしかねぇな。」
なんとなしの顔で回し始めたダイヤルの先は、極寒の地につながった。
* * *
「どうかなさいましたか?」
弱々しい穏やかな声が聞こえて、リチャード=ヨハン大佐はゆっくりと顔を上げた。
「いや、なにも。」
目の前にいるのは白髪の女子である。リチャードよりかなり若く、車椅子に乗っている。雰囲気を感じ取ったのか、彼女はリチャードに静かに微笑んだ。
「先程の鳥の名前は、えーっと……なんだったかしら。牡丹に教えて貰ったのに、忘れてしまいました。」
困ったように微笑む皇女を見て、リチャードも珍しく優しげな微笑みを浮かべる。目の前にいるのは、彼の前世の妻、現在の第十三皇女、マルチェである。
「俺もあの鳥の名前は知らない。」
同じように苦笑するリチャードを、マルチェは見えない瞳でまじまじと見つめた。透き通るような乳白色の瞳をリチャードも見つめ返す。
「大佐が来て下さって、毎日が楽しくなりました。昔の事も、すっかり空いてしまった空白の時間も、こうしてお互いに語る事ができて。貴方が自殺なさった時……私は途方に暮れてしまって、どうにか貴方を思い出さないように努めてきたのが報われたんでしょうか。」
第二次世界大戦終戦間際、独裁者のアドルフ・ヒトラーを自殺と見せかけて暗殺したのはリチャードであった。若い妻を残して兄の墓の前で自らの頭を撃ち抜いて自殺した事を、彼は一片たりとも後悔していない。
「俺はあの時、やり遂げたかった事をやり遂げた。もう、未来に目標を見出せなかった。だから自分を殺した。」
ミントティーを音もなく置いて、マルチェは首を傾げた。
「いいんです。貴方がしたい事ができたなら、私は嬉しいです。」
寂しそうに笑ったリチャードは、マルチェの顔を直視出来ずにいる。彼には未だに、暗殺の時の引き金の感触が忘れられなかった。思い起こされる情景によって汗が噴き出してくる。
「ヨハンさん?」
名前を呼ばれてリチャードははっと顔を上げた。
「ご気分が優れなければ——」
「……すまない、用事を思い出して。」
椅子を蹴って立ち上がったリチャードは、神官に渡していたサーベルを受け取ると、残りの飲料を飲み干して挨拶もそこそこに王宮のテラスから退散した。
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「右向け、右!」
数多の軍靴の音が閑散とした野外式典会場に響く。背後の軍人達がレッドカーペットへ体の向きを変えるとともに、レイ将軍も馬の向きを変えた。
「敬礼!」
レイが右手を額にかざすと、多くの軍人もそれに倣う。やがて数分が過ぎると、レイは右手を下ろした。猛暑の八月の事である。
ROZEN本部の野外式典会場は、いつもの厳格な雰囲気とは裏腹に酷く煌びやかになっていた。夏のガンガンと降り注ぐ日光も相まってテープがギラギラと光り、普段を知る軍人達の目にはかなり刺激が強い。
「将軍。」
ミネラルウォーターを大量に飲み込んでいたレイの元に、イギリス支部のガウェイン元帥がハンカチで首元を扇ぎながら歩いてきた。頭一つ分背の高いガウェインを見上げると、レイは一瞬敬礼をする。
「何かありましたか?閣下。」
「部下が、テープが切れたのだが、場所を知ってるのが将軍くらいしか見当たらない、と。」
恐らくレイに声をかける事は身にあまる軍位だったのか、直属の上司であるガウェインにそのような雑務を頼んだようであった。差し出されたテープの芯を握って、レイは左右を見渡す。
「部下に持ってこさせます。どこの飾り付けですか?」
後ろを振り向いて、ガウェインはレイの向かい側にある壁を指差した。様子を伺っていたガウェインの部下は、レイと視線が合うと二度くらい頭を下げる。
「分かりました。」
室内の飾り付けをする部下を探しに歩いていくレイの背中を、ガウェインは塔内に消えるまで見守っていた。
着々と様相を変える本部に対して、アーサー=フィリップ中佐はいつも通りであった。諜報部隊の秘密基地は、普段の三人で書類を片付ける一日を送っている。
「日本軍諜報部隊なんて呼んでも、さしてROZENのセキュリティとか力量は上がらないと思うんですけどねぇ。」
つい先のテロ事件などの諸々の事件を受けて、ROZEN内部の管理問題が新聞や雑誌で叩かれた。民衆からの支持も若干低迷状態の現状を、バスカヴィル元帥としては打開したいのである。
「まぁまぁ。別にいいんじゃね?外交に関しては閉鎖的なうちが、小国とはいえ成長中の日本地域と合同訓練するってのは。」
ジェームズ=クラヴェーリ諜報部隊副隊長の言動に、同じく諜報隊員であるルイス=リーズ諜報中尉は口をへの字に曲げた。
「だからって諜報部隊呼びますかね?」
向かい側で議論を重ねる二人に対して、アーサーは無表情で一枚の紙を眺めていた。足を木のテーブルに乗せていた彼は、やがて書類をほったらかしにして話し込む二人に視線を送る。視線に気付くのに数分を要して、やっと二人は隊長に顔を向けた。
「どうやら、お前らの議論の答えはここにあるみたいだな。」
投げられた紙をルイスはハシッと受け取る。手元に引き寄せ、ジェームズもその書類を覗き込んだ。
「えーなになに、日本地域軍とドイツ地域軍に関する昨今の軍増強について?」
「ROZEN日本支部、ドイツ支部に提出された軍備と、実際の軍備が噛み合ってないらしい。帝國憲法の自治体の軍備制限を上回っているかは不明らしいが、本部と全支部の諜報部隊が調べろ、だとさ。」
うちでは人手が足りない、とばかりに、書類を読み込んだルイスとジェームズはアーサーに再び視線を戻す。一服し始めたアーサーも、お手上げとばかりにコンクリートの天井を見上げた。
「ROZENであっても本部の他の奴らには極秘だ。なんだって日本軍の諜報部隊が来るんだからな。まぁあとは……。」
俺らは動けないだろうから、とアーサーは机に置いてあった受話器を手に取り、ダイヤルに指をかける。
「強力な助っ人に頼むしかねぇな。」
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