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第一部 二章
第十八話 ヤバい会食
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思ったより遥かにこの会食ヤバイな、と思いながらミーミルは運ばれてきた料理に目を向ける。
謎の植物に謎の汁、謎の肉。
恐らくサラダにスープ、ステーキなのだろう。
だが原材料が全く分からない辺りが恐ろしい。
もしスープに蟲のダシでも使われていたら、後で死ぬほどの後悔をするのは間違いない。
とりあえずミーミルは野菜が苦手なので、肉にフォークを突き立てる。
肉には皮がついている。
皮がついているという事は、外骨格や鱗がないというのは間違いないはずだ。
進化過程が違う可能性もあるが、これが蟲や爬虫類の肉の可能性は低いはず?
ミーミルは覚悟を決めて、肉を一切れ口に運ぶ。
「おいしい」
肉汁たっぷりで普通に美味しかった。
「まず肉とは豪気ですね」
「――あ」
シグルドの言葉にミーミルは我に返る。
テーブルマナーの存在を完璧に忘れていた。
周りを見ると、まずスープやサラダに手をつけている。
まだ料理に手をつけていないのは様子を伺っていたアヤメと、様子を見ていたシグルド。
肉に手を付けているのはミーミルだけだ。
「こ、この、その、えーっとやっぱり肉だよね!」
意味不明の弁解をしながら、ミーミルはそう言ってシグルドに引きつった笑みを返す。
アヤメは目をつぶってブルブルと震えていた。
「やはり剣皇様ですね。生粋の武人でいらっしゃる。私も肉は多く摂るようにしています」
そう言ってシグルドも肉を、先に口へと運んだ。
「美味い。やはりパルパル領のシラ鳥は絶品だ」
「ははは、そう言って頂けると光栄です」
そう言ってイゾルデは嬉しそうに笑みを浮かべた。
他の貴族たちも肉に手をつけ始めている。
どうやら事なきを得たようだ。
ミーミルは安心して二切れ目を口に運ぶ。
依然、謎の肉だが鳥である事が確定して、安心したのかもしれない。
口に入れて味わうと、柔らかいのに深いコクが染み出して来る。
若鳥とひね鳥の特性を同時に兼ね備えたような鶏肉であった。
「実に美味しそうに食べますね」
「お肉美味しいです」
「こういう場ですと、女性は遠慮するので、少し新鮮です」
アヤメがまた目をつぶってブルブル震えだした。
ノアトピアがその様子に「寒いの?」と声をかけているが、絶対に寒い訳ではない。
「ぶ、武人としてはやはりタンパク質なので!」
「タン……何ですって?」
「淡泊なものより、がっつり濃いめがいいのです!」
「同意です」
そう言ってシグルドは笑みを浮かべた。
「私もお肉を沢山取れば、剣皇様のように素敵な体になれるかしら」
ノアトピアが会話に入って来た。
「よく食べて、よく運動です!」
休みは朝から晩までネトゲ漬けの超インドア派が何を言ってる、とアヤメは思ったが言葉は心にしまい込む。
ノアトピアに向かって力こぶを作っているミーミル。
一方でシグルドはそんなミーミルに笑みを浮かべながら、体を足から頭まで舐めるように見ると、小声で。
「美しい……やりたい……」
と呟いた。
のはアヤメだけが聞こえていた。
予想より遥かにヤバイなこの会食、と思いながらアヤメはサラダをもりもりと食べる。
だが、その後は問題なく、食事の時間が過ぎていった。
貴族達からの質問も、過去より現在の事についての質問が多い。
二人が過去に何をしたかは、伝承で伝わっていた。
だから過去の事より、今の帝国の状況を見て何を思うか? という質問が中心である。
伝承を知らない二人にとっては、過去の出来事を質問されないのはありがたかった。
何より現状を知る事は、二人にとって非常に有益であった。
むしろこちらから質問して、情報を集める事が出来たのである。
「やっぱり北部は、今も寒いですか?」
「相変わらずの厳しい寒さですな。ティター山脈から吹く風のせいで、半年は雪に閉ざされたままですよ」
アヤメの質問にイゾルデは苦笑した。
「そのおかげで、上質のシラ鳥が育つのだ。そう悪い事でもあるまい」
「その代わりマキシウス様がお好きなシシルの実は採れませんがね」
「それはいかんな」
口を出したマキシウスは豪快に笑いながら、肉を口に運ぶ。
「西の戦況はどんな感じですか?」
「正直、芳しくはありません。どうしても戦力が分散してしまうのが厳しいですね」
ミーミルの質問に、シグルドが答える。
「シグルドがアルコンを早く落としてくれないからですわ」
「そちらこそ、ただの反乱にどれだけ時間をかけているのか」
ノアトピアとシグルドが静かに火花を散らし始めた。
「ミ、ミネラポリスってそんな強かったんですかね。属国って事は、戦力が下のはず」
ミーミルが慌てて話題を変える。
「それがおかしいのですわ。戦争の事はよく分からないのですけど、ミネラポリスにとても強い将軍がいるらしくて。でもそんな強い将軍がいるという話は聞いた事がないのですよ?」
「水面下で戦力増強を図っていたのか……」
「それならそれで、少しくらい前兆があってもいいはずですけれど」
「他国から雇い入れた傭兵の可能性もあります」
シグルドはキンコウティーを口に運びながら呟く。
元々、過去の英雄に全てを託そうとしていただけあって、貴族頭首達の口は軽かった。
現在の戦況という機密事項でも簡単に応えてくれる。
「デザートください」
そんな中、ミゥンはメイドにデザートを要求している。
恐るべきマイペースであった。
「デザートで御座います」
メイド達が、部屋にデザートを運んでくる。
白く丸い葡萄くらいのサイズの実が透明な器に10粒ほど乗せられている。
「シシルの実ですか。これは素晴らしい」
イゾルデがデザートを見て顔をほころばせる。
さっきチラッとマキシウスの話に出てきた果実のようだ。
「先日、採れたばかりの物だ。まだ少し時期には早いが、十分に熟している果実を厳選して持ってきた」
「有り難く頂きますー」
ミゥンは嬉しそうに実を摘まむと、口に入れる。
どうやらそのまま丸ごと食べられるようだ。
アヤメとミーミルも、食べ方を確認してから口に入れる。
「――!」
アヤメとミーミルは顔を見合わせた。
ぷりっとした果肉を噛むと、中から果汁があふれ出す。
とても甘いが、微かな酸味のおかげで爽やかさを感じさせる。
食べた触感はライチのようだが、味は梨に近い。
これほど美味しい果物は、元の世界でもそうは味わった事がない。
さっき食べた料理も非常に美味しかったし、この世界の食文化レベルは高いようだ。
「お口に合ったようで何よりです」
二人の様子を見ていたマキシウスが顔をほころばせた。
「美味しいです。今まで食べた事がないくらい」
ミーミルはそう言ってもう一粒、シシルの実を口に運ぶ。
「おや、シシルの実はお二人の好物では無かったですか? だからこそ納めさせて頂いたのですが。伝承では確か……」
「当時はもうちょっとこう、ジューシーさが足りなかったというか、品種改良ですかね! 昔より美味しくなっていますね!」
「お褒め頂き光栄です。確かに品種改良は行っているので、昔と味は変わっているかもしれませんな」
「なるほどー。なるほどー」
そう言ってミーミルは、さらにもう一粒、震える指で口に運ぶ。
アヤメはそんなミーミルを見ながら、はふーっ! と深いため息をつく。
「大きなため息ですわね。お疲れかしら」
そのため息を目ざとく拾うノアトピア。
「あっ、いえっ、大丈夫です」
内心、そんな細かい所まで拾わなくていいよ! と思いながらもアヤメは返事をする。
「もしかしておねむ?」
「うーん……それほどでも」
お腹が一杯になって、多少眠気はあるが、爆睡しそうな眠気でもない。
「今日は、この城に泊まる予定ですから一緒に寝ませんか? 私、閃皇様ともう少しお話がしたいですわ」
一緒に寝る!
ノアトピアはかなりの美人だ。
こんな美人と一緒に寝られるなんて、願ってもない幸運であった。
奥手のせいで年齢=彼女いない歴だったアヤメにとっては奇跡に近い。
もしかしたら何か特別な大人のイベントがあるかもしれない!
――いや、無いな。
そこまで妄想して、無理という結論に数秒で至るアヤメ。
この体で何ができるのか。
というかノアトピアがレズで幼女趣味という無茶苦茶な設定でない限り、可能性はゼロだった。
「デルフィオスとは今後について話をしたいので、今日はすみませんが……」
ミーミルが申し訳なさそうにしながら話に入ってきた。
「あら、残念。また今度、お話しましょう」
そう言ってノアトピアは優し気に笑みを浮かべる。
「そうですね、残念ですけど、今度ですね!」
アヤメもつられて苦笑いを返す。
「ええ、今度こそ」
端から見れば微笑ましい光景。
しかしノアトピアの目が全く笑っていない事に、気づいていたのは、やはりミーミルだけであった。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ノアトピア・ソル=レズで幼女趣味
謎の植物に謎の汁、謎の肉。
恐らくサラダにスープ、ステーキなのだろう。
だが原材料が全く分からない辺りが恐ろしい。
もしスープに蟲のダシでも使われていたら、後で死ぬほどの後悔をするのは間違いない。
とりあえずミーミルは野菜が苦手なので、肉にフォークを突き立てる。
肉には皮がついている。
皮がついているという事は、外骨格や鱗がないというのは間違いないはずだ。
進化過程が違う可能性もあるが、これが蟲や爬虫類の肉の可能性は低いはず?
ミーミルは覚悟を決めて、肉を一切れ口に運ぶ。
「おいしい」
肉汁たっぷりで普通に美味しかった。
「まず肉とは豪気ですね」
「――あ」
シグルドの言葉にミーミルは我に返る。
テーブルマナーの存在を完璧に忘れていた。
周りを見ると、まずスープやサラダに手をつけている。
まだ料理に手をつけていないのは様子を伺っていたアヤメと、様子を見ていたシグルド。
肉に手を付けているのはミーミルだけだ。
「こ、この、その、えーっとやっぱり肉だよね!」
意味不明の弁解をしながら、ミーミルはそう言ってシグルドに引きつった笑みを返す。
アヤメは目をつぶってブルブルと震えていた。
「やはり剣皇様ですね。生粋の武人でいらっしゃる。私も肉は多く摂るようにしています」
そう言ってシグルドも肉を、先に口へと運んだ。
「美味い。やはりパルパル領のシラ鳥は絶品だ」
「ははは、そう言って頂けると光栄です」
そう言ってイゾルデは嬉しそうに笑みを浮かべた。
他の貴族たちも肉に手をつけ始めている。
どうやら事なきを得たようだ。
ミーミルは安心して二切れ目を口に運ぶ。
依然、謎の肉だが鳥である事が確定して、安心したのかもしれない。
口に入れて味わうと、柔らかいのに深いコクが染み出して来る。
若鳥とひね鳥の特性を同時に兼ね備えたような鶏肉であった。
「実に美味しそうに食べますね」
「お肉美味しいです」
「こういう場ですと、女性は遠慮するので、少し新鮮です」
アヤメがまた目をつぶってブルブル震えだした。
ノアトピアがその様子に「寒いの?」と声をかけているが、絶対に寒い訳ではない。
「ぶ、武人としてはやはりタンパク質なので!」
「タン……何ですって?」
「淡泊なものより、がっつり濃いめがいいのです!」
「同意です」
そう言ってシグルドは笑みを浮かべた。
「私もお肉を沢山取れば、剣皇様のように素敵な体になれるかしら」
ノアトピアが会話に入って来た。
「よく食べて、よく運動です!」
休みは朝から晩までネトゲ漬けの超インドア派が何を言ってる、とアヤメは思ったが言葉は心にしまい込む。
ノアトピアに向かって力こぶを作っているミーミル。
一方でシグルドはそんなミーミルに笑みを浮かべながら、体を足から頭まで舐めるように見ると、小声で。
「美しい……やりたい……」
と呟いた。
のはアヤメだけが聞こえていた。
予想より遥かにヤバイなこの会食、と思いながらアヤメはサラダをもりもりと食べる。
だが、その後は問題なく、食事の時間が過ぎていった。
貴族達からの質問も、過去より現在の事についての質問が多い。
二人が過去に何をしたかは、伝承で伝わっていた。
だから過去の事より、今の帝国の状況を見て何を思うか? という質問が中心である。
伝承を知らない二人にとっては、過去の出来事を質問されないのはありがたかった。
何より現状を知る事は、二人にとって非常に有益であった。
むしろこちらから質問して、情報を集める事が出来たのである。
「やっぱり北部は、今も寒いですか?」
「相変わらずの厳しい寒さですな。ティター山脈から吹く風のせいで、半年は雪に閉ざされたままですよ」
アヤメの質問にイゾルデは苦笑した。
「そのおかげで、上質のシラ鳥が育つのだ。そう悪い事でもあるまい」
「その代わりマキシウス様がお好きなシシルの実は採れませんがね」
「それはいかんな」
口を出したマキシウスは豪快に笑いながら、肉を口に運ぶ。
「西の戦況はどんな感じですか?」
「正直、芳しくはありません。どうしても戦力が分散してしまうのが厳しいですね」
ミーミルの質問に、シグルドが答える。
「シグルドがアルコンを早く落としてくれないからですわ」
「そちらこそ、ただの反乱にどれだけ時間をかけているのか」
ノアトピアとシグルドが静かに火花を散らし始めた。
「ミ、ミネラポリスってそんな強かったんですかね。属国って事は、戦力が下のはず」
ミーミルが慌てて話題を変える。
「それがおかしいのですわ。戦争の事はよく分からないのですけど、ミネラポリスにとても強い将軍がいるらしくて。でもそんな強い将軍がいるという話は聞いた事がないのですよ?」
「水面下で戦力増強を図っていたのか……」
「それならそれで、少しくらい前兆があってもいいはずですけれど」
「他国から雇い入れた傭兵の可能性もあります」
シグルドはキンコウティーを口に運びながら呟く。
元々、過去の英雄に全てを託そうとしていただけあって、貴族頭首達の口は軽かった。
現在の戦況という機密事項でも簡単に応えてくれる。
「デザートください」
そんな中、ミゥンはメイドにデザートを要求している。
恐るべきマイペースであった。
「デザートで御座います」
メイド達が、部屋にデザートを運んでくる。
白く丸い葡萄くらいのサイズの実が透明な器に10粒ほど乗せられている。
「シシルの実ですか。これは素晴らしい」
イゾルデがデザートを見て顔をほころばせる。
さっきチラッとマキシウスの話に出てきた果実のようだ。
「先日、採れたばかりの物だ。まだ少し時期には早いが、十分に熟している果実を厳選して持ってきた」
「有り難く頂きますー」
ミゥンは嬉しそうに実を摘まむと、口に入れる。
どうやらそのまま丸ごと食べられるようだ。
アヤメとミーミルも、食べ方を確認してから口に入れる。
「――!」
アヤメとミーミルは顔を見合わせた。
ぷりっとした果肉を噛むと、中から果汁があふれ出す。
とても甘いが、微かな酸味のおかげで爽やかさを感じさせる。
食べた触感はライチのようだが、味は梨に近い。
これほど美味しい果物は、元の世界でもそうは味わった事がない。
さっき食べた料理も非常に美味しかったし、この世界の食文化レベルは高いようだ。
「お口に合ったようで何よりです」
二人の様子を見ていたマキシウスが顔をほころばせた。
「美味しいです。今まで食べた事がないくらい」
ミーミルはそう言ってもう一粒、シシルの実を口に運ぶ。
「おや、シシルの実はお二人の好物では無かったですか? だからこそ納めさせて頂いたのですが。伝承では確か……」
「当時はもうちょっとこう、ジューシーさが足りなかったというか、品種改良ですかね! 昔より美味しくなっていますね!」
「お褒め頂き光栄です。確かに品種改良は行っているので、昔と味は変わっているかもしれませんな」
「なるほどー。なるほどー」
そう言ってミーミルは、さらにもう一粒、震える指で口に運ぶ。
アヤメはそんなミーミルを見ながら、はふーっ! と深いため息をつく。
「大きなため息ですわね。お疲れかしら」
そのため息を目ざとく拾うノアトピア。
「あっ、いえっ、大丈夫です」
内心、そんな細かい所まで拾わなくていいよ! と思いながらもアヤメは返事をする。
「もしかしておねむ?」
「うーん……それほどでも」
お腹が一杯になって、多少眠気はあるが、爆睡しそうな眠気でもない。
「今日は、この城に泊まる予定ですから一緒に寝ませんか? 私、閃皇様ともう少しお話がしたいですわ」
一緒に寝る!
ノアトピアはかなりの美人だ。
こんな美人と一緒に寝られるなんて、願ってもない幸運であった。
奥手のせいで年齢=彼女いない歴だったアヤメにとっては奇跡に近い。
もしかしたら何か特別な大人のイベントがあるかもしれない!
――いや、無いな。
そこまで妄想して、無理という結論に数秒で至るアヤメ。
この体で何ができるのか。
というかノアトピアがレズで幼女趣味という無茶苦茶な設定でない限り、可能性はゼロだった。
「デルフィオスとは今後について話をしたいので、今日はすみませんが……」
ミーミルが申し訳なさそうにしながら話に入ってきた。
「あら、残念。また今度、お話しましょう」
そう言ってノアトピアは優し気に笑みを浮かべる。
「そうですね、残念ですけど、今度ですね!」
アヤメもつられて苦笑いを返す。
「ええ、今度こそ」
端から見れば微笑ましい光景。
しかしノアトピアの目が全く笑っていない事に、気づいていたのは、やはりミーミルだけであった。
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ノアトピア・ソル=レズで幼女趣味
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