79 / 136
第二部 三章
第二十三話 長老との出会い
しおりを挟む
パークスは両手に、けものっ娘を抱きながら――。
いや、両肩をけものっ娘(?)に固められながら、木の上へと送り出されていった。
「それより私はどうしよっかなぁ」
アヤメは木の上を睨む。
木を登るのは恐らく不可能なので、誰かに持ち上げて貰うしかない。
「ごめん、私も頼んでいい?」
アヤメはとりあえず近場にいた兵士に言う。
「わかりまし」
「畏まりました!」
アヤメが話しかけた兵士が突き飛ばされて吹き飛ぶ。
代わりにブラストソードの人が凄い勢いで割り込んできた。
「う、うん。まあ、誰でもいいんだけど。大丈夫?」
地面に倒れた兵士はうつ伏せのまま動かない。
「私は法術の扱いに長けております。私が作戦を行うのが最も適任かと」
「そ、そっか。じゃあ、任せる……」
「では触ってもいいでしょうか」
「触る?」
「どうお持ちすれば宜しいでしょうか」
「うーん、適当に?」
「…………」
そう言うと、ブラストソードの人はいきなり黙り込んでしまった。
しばらく沈黙が辺りを支配する。
アヤメとブラストソードの人、地面にうつ伏せの兵士以外は、もう木の上に上がってしまっているので、とても静かになった。
「…………」
「…………」
「…………………」
「あの、こっちから持ち方を指示した方がいい?」
「いえ! 今、ベストな抱き方と重心を考えているのです! 少々お待ち下さい!」
「適当でいいのに」
「閃皇様に触れるなど一生に……いえ! 閃皇様に何かあってからでは遅いのです!」
この高さから落ちた所で、恐らくダメージも何もないと思うけど……。
が、それを言った所で信用されないだろう。
アヤメは大人しくブラストソードの人が答えを出すまで待つ事にした。
そうして、さらに数分が経った頃。
顔を上げると、兵士は答えを導き出した。
「……これしか考えられません」
「はい」
「アヤメ様、私と向かい合って胸にしがみついて下さい。手を背に回し、足は腰に回して貰ってですね。顔は私の胸にしっかり押し付けて固定します。もちろん邪魔なプレートメイルは外します。つけていると、ゴツゴツしますからね。そして私が右手で触手を出し、左手でアヤメ様を優しく抱きしめ固定します。これが最も重心が安定します。ではお願いします」
「今、すごい早口だったので、ゆっくり喋って下さい」
「説明では分かり辛いでしょう。何事も習うより慣れよと言います。という事で、まずは私に抱きついて下さい。それから順を追って説明します。プレートメイルは脱ぎました。これでゴツゴツしないはずです。ではどうぞ」
「何か息が荒いけど、もしかして緊張してたり、疲れてる? 緊張してるなら――」
「完全に元気です。何も問題ありません。早く」
「そ、れなら、まあ……」
兵士の物凄い勢いに押されて、アヤメはゆっくりと近づく。
問題ないとは言っていたが、何だか目が血走っているし、息が荒い。
何だか気味が悪いなぁ、と思いながらもアヤメは兵士に手を伸ばす。
ブラストソードの人は、目の前に迫るアヤメに触れられるのを今か、今かと待つ。
その動きは緩慢で余りにじれったく、もういっそ押し倒してしまおうか。
という獰猛な衝動が溢れるか溢れないかのギリギリであった。
「何をやっている」
その犯罪行為を遮ったのは全く別の存在だった。
ばさり、と羽をはためかせ、降りて来たのはイカルガだ。
遅いアヤメを心配して迎えに来てくれたのである。
「あ、イカルガさん」
「どうした? 皆、もう長老の家にいるぞ」
「上がるのに、ちょっと手間取っていて」
「乗せてやろうか?」
「え?」
「背に乗せて飛んでやろう」
「はい!! お願いします!!!!」
この世界に来て、最も大きな声が出たかもしれない。
アヤメはイカルガに駆け寄る。
「では腰辺りにしがみつくといい。手を離すなよ」
「はい!!」
アヤメは目を輝かせながら、イカルガの腰にぴょん、としがみつく。
「んがあああああああああはぐうううあおおお」
ブラストソードの人は発狂すると、イカルガに襲い掛かった。
突き飛ばす為に、全力でタックルする。
「少し待て」
イカルガは片手一本でタックルを払いのける。
力のベクトルをずらされ、ブラストソードの人は地面に頭から突っ込んだ。
「背に乗せるのは一人が限界だ。そんなに勢いよく来られても困るぞ」
「頭から地面に突っ込んだけど」
「ここは苔のお陰で全面クッションのようなものだ。あの程度の勢いで地面に突っ込んだ所で、せいぜい擦り傷くらいしかできんさ」
「それなら良かった」
「では飛ぶぞ。しっかり掴まっていろ」
イカルガは羽を羽ばたかせる。
ぶおん、と風がアヤメの金色の髪をなびかせた。
足が地面から離れる。
地面がみるみる遠くなっていく。
「わぁー!!」
アヤメは空を飛んでいた。
飛行機でもハンググライダーでも何でもいい。
いつかこんな風に、何かを使って空を飛んでみたい。
幼い頃の夢の一つが叶った瞬間だった。
だがそれも長くは続かない。
イカルガは長老の家まで滑空すると、着地する。
ほんの十数秒ほどの空中散歩であった。
「よし、降りていいぞ」
アヤメの足はすでに地についている。
だが動こうとしない。
「どうした?」
「――もうちょっと飛んで欲しい」
アヤメはイカルガにしがみついたまま、呟くように言う。
「ふ、また今度な」
イカルガは微かに笑みを浮かべると、幼い子をあやすように、アヤメの頭を優しく撫でた。
「んー……」
アヤメは不満げに唸りながら、イカルガの腰から手を離した。
「聞き分けの良い子だ」
イカルガはアヤメの頭を、さらに撫でる。
女性の手とは思えない硬い感触のする手のひらだったが、アヤメには不思議と心地よく感じられた。
きっと女性ながらに、この手で村を護って来たのだろう。
「いかん。村の子供のようにしてしまったが、良かったのか」
頭を撫でていたイカルガが、いきなり手を離す。
「え?」
「アヤメもアイリス帝国の切り札なのだろう? 見た目は子供だが、それなりの地位がある者ではないのか」
「大丈夫だよ。力があるだけで、平民と一緒だと思って貰えば」
「そうなのか。ではアヤメと呼び捨てでも大丈夫だな?」
「うん。みんなはかしこまってるけど、気にしなくていいよー」
二人は談笑しながら、長老の家へと入って行く。
「がああああああああああ反則ああああっらあああああ」
下で兵士が何か叫んでいたが、そんな二人の耳には入らなかった。
「遅いぞ。何やってたんだ?」
長老の家に入ると、すでにミーミル達は一人の亜人種を中心に並んでいた。
真ん中にいるのは一人の老女。
眼鏡をかけ、顔には深い皺が刻まれている。
茶色の兎耳を備えているが、その毛並みには白髪が混じっていた。
おそらくこの人が、ネーネ族の長老なのだろう。
「おお、可愛らしい子じゃな」
老女はアヤメを見ると顔を綻ばせた。
「こんにちは。アヤメと言います。よろしくお願いします」
アヤメは老女に向かって頭を下げる。
「挨拶もきちんと出来ておる。きっと親の躾が良かったのじゃろう」
そう言って老女は、横にいる二人をちらりと見る。
「……」
老女の横には、二人の子供がいた。
短く切り揃えられた黒く艶やかな髪の毛。
亜人種の証とも言える尻尾と丸く広い耳。
その長い尻尾は股の間に挟まれている。
透明な湖水のように淡い青の瞳が印象的だった。
「見慣れない人が多いから、びっくりしているんです」
「……」
ミョルドの言葉にも、子供たちは無言だった。
その表情には怯えの色を濃く滲ませている。
「大丈夫、怖くないぞぉー」
ミーミルは子供たちに、おどけた風に笑いかける。
それを見た子供たちは老女の後ろに素早く隠れてしまった。
「これ、セツカ、リッカ。ちゃんと挨拶しなさい」
だがセツカとリッカと呼ばれた幼女達は動こうとしない。
顔が固い。
ミーミルが話しかけたせいで、さらに怯えてしまったようだ。
「何で俺は毎回こうなんだ?」
ミーミルは悲痛な顔をしながらアヤメに言った。
昔からミーミルは子供に何故か恐れられる。
初対面で絶対に懐かれない。
下手すれば泣かれる。
アヤメはセツカとリッカを見る。
二人はアヤメの視線に気づき、警戒しながらアヤメを見る。
アヤメは二人に向かって笑いかけた。
セツカとリッカは老女の陰に隠れる。
だがミーミルとは違って、少し雰囲気が柔らかくなったようだった。
隠れながらもアヤメの様子を、じっと伺っている。
「申し訳ありませぬ。二人はいつも、こうなのです。お気を悪くなさらず……」
「いえ、慣れてるんで。ハハッ」
老女のフォローにミーミルは乾いた笑いを浮かべた。
「では揃ったようなので始めましょうか」
悲しみに暮れるミーミルの気を紛らわせるかのように、パークスが明るく声を張る。
そうして人と亜人種との命運を握る会議が、始まった。
いや、両肩をけものっ娘(?)に固められながら、木の上へと送り出されていった。
「それより私はどうしよっかなぁ」
アヤメは木の上を睨む。
木を登るのは恐らく不可能なので、誰かに持ち上げて貰うしかない。
「ごめん、私も頼んでいい?」
アヤメはとりあえず近場にいた兵士に言う。
「わかりまし」
「畏まりました!」
アヤメが話しかけた兵士が突き飛ばされて吹き飛ぶ。
代わりにブラストソードの人が凄い勢いで割り込んできた。
「う、うん。まあ、誰でもいいんだけど。大丈夫?」
地面に倒れた兵士はうつ伏せのまま動かない。
「私は法術の扱いに長けております。私が作戦を行うのが最も適任かと」
「そ、そっか。じゃあ、任せる……」
「では触ってもいいでしょうか」
「触る?」
「どうお持ちすれば宜しいでしょうか」
「うーん、適当に?」
「…………」
そう言うと、ブラストソードの人はいきなり黙り込んでしまった。
しばらく沈黙が辺りを支配する。
アヤメとブラストソードの人、地面にうつ伏せの兵士以外は、もう木の上に上がってしまっているので、とても静かになった。
「…………」
「…………」
「…………………」
「あの、こっちから持ち方を指示した方がいい?」
「いえ! 今、ベストな抱き方と重心を考えているのです! 少々お待ち下さい!」
「適当でいいのに」
「閃皇様に触れるなど一生に……いえ! 閃皇様に何かあってからでは遅いのです!」
この高さから落ちた所で、恐らくダメージも何もないと思うけど……。
が、それを言った所で信用されないだろう。
アヤメは大人しくブラストソードの人が答えを出すまで待つ事にした。
そうして、さらに数分が経った頃。
顔を上げると、兵士は答えを導き出した。
「……これしか考えられません」
「はい」
「アヤメ様、私と向かい合って胸にしがみついて下さい。手を背に回し、足は腰に回して貰ってですね。顔は私の胸にしっかり押し付けて固定します。もちろん邪魔なプレートメイルは外します。つけていると、ゴツゴツしますからね。そして私が右手で触手を出し、左手でアヤメ様を優しく抱きしめ固定します。これが最も重心が安定します。ではお願いします」
「今、すごい早口だったので、ゆっくり喋って下さい」
「説明では分かり辛いでしょう。何事も習うより慣れよと言います。という事で、まずは私に抱きついて下さい。それから順を追って説明します。プレートメイルは脱ぎました。これでゴツゴツしないはずです。ではどうぞ」
「何か息が荒いけど、もしかして緊張してたり、疲れてる? 緊張してるなら――」
「完全に元気です。何も問題ありません。早く」
「そ、れなら、まあ……」
兵士の物凄い勢いに押されて、アヤメはゆっくりと近づく。
問題ないとは言っていたが、何だか目が血走っているし、息が荒い。
何だか気味が悪いなぁ、と思いながらもアヤメは兵士に手を伸ばす。
ブラストソードの人は、目の前に迫るアヤメに触れられるのを今か、今かと待つ。
その動きは緩慢で余りにじれったく、もういっそ押し倒してしまおうか。
という獰猛な衝動が溢れるか溢れないかのギリギリであった。
「何をやっている」
その犯罪行為を遮ったのは全く別の存在だった。
ばさり、と羽をはためかせ、降りて来たのはイカルガだ。
遅いアヤメを心配して迎えに来てくれたのである。
「あ、イカルガさん」
「どうした? 皆、もう長老の家にいるぞ」
「上がるのに、ちょっと手間取っていて」
「乗せてやろうか?」
「え?」
「背に乗せて飛んでやろう」
「はい!! お願いします!!!!」
この世界に来て、最も大きな声が出たかもしれない。
アヤメはイカルガに駆け寄る。
「では腰辺りにしがみつくといい。手を離すなよ」
「はい!!」
アヤメは目を輝かせながら、イカルガの腰にぴょん、としがみつく。
「んがあああああああああはぐうううあおおお」
ブラストソードの人は発狂すると、イカルガに襲い掛かった。
突き飛ばす為に、全力でタックルする。
「少し待て」
イカルガは片手一本でタックルを払いのける。
力のベクトルをずらされ、ブラストソードの人は地面に頭から突っ込んだ。
「背に乗せるのは一人が限界だ。そんなに勢いよく来られても困るぞ」
「頭から地面に突っ込んだけど」
「ここは苔のお陰で全面クッションのようなものだ。あの程度の勢いで地面に突っ込んだ所で、せいぜい擦り傷くらいしかできんさ」
「それなら良かった」
「では飛ぶぞ。しっかり掴まっていろ」
イカルガは羽を羽ばたかせる。
ぶおん、と風がアヤメの金色の髪をなびかせた。
足が地面から離れる。
地面がみるみる遠くなっていく。
「わぁー!!」
アヤメは空を飛んでいた。
飛行機でもハンググライダーでも何でもいい。
いつかこんな風に、何かを使って空を飛んでみたい。
幼い頃の夢の一つが叶った瞬間だった。
だがそれも長くは続かない。
イカルガは長老の家まで滑空すると、着地する。
ほんの十数秒ほどの空中散歩であった。
「よし、降りていいぞ」
アヤメの足はすでに地についている。
だが動こうとしない。
「どうした?」
「――もうちょっと飛んで欲しい」
アヤメはイカルガにしがみついたまま、呟くように言う。
「ふ、また今度な」
イカルガは微かに笑みを浮かべると、幼い子をあやすように、アヤメの頭を優しく撫でた。
「んー……」
アヤメは不満げに唸りながら、イカルガの腰から手を離した。
「聞き分けの良い子だ」
イカルガはアヤメの頭を、さらに撫でる。
女性の手とは思えない硬い感触のする手のひらだったが、アヤメには不思議と心地よく感じられた。
きっと女性ながらに、この手で村を護って来たのだろう。
「いかん。村の子供のようにしてしまったが、良かったのか」
頭を撫でていたイカルガが、いきなり手を離す。
「え?」
「アヤメもアイリス帝国の切り札なのだろう? 見た目は子供だが、それなりの地位がある者ではないのか」
「大丈夫だよ。力があるだけで、平民と一緒だと思って貰えば」
「そうなのか。ではアヤメと呼び捨てでも大丈夫だな?」
「うん。みんなはかしこまってるけど、気にしなくていいよー」
二人は談笑しながら、長老の家へと入って行く。
「がああああああああああ反則ああああっらあああああ」
下で兵士が何か叫んでいたが、そんな二人の耳には入らなかった。
「遅いぞ。何やってたんだ?」
長老の家に入ると、すでにミーミル達は一人の亜人種を中心に並んでいた。
真ん中にいるのは一人の老女。
眼鏡をかけ、顔には深い皺が刻まれている。
茶色の兎耳を備えているが、その毛並みには白髪が混じっていた。
おそらくこの人が、ネーネ族の長老なのだろう。
「おお、可愛らしい子じゃな」
老女はアヤメを見ると顔を綻ばせた。
「こんにちは。アヤメと言います。よろしくお願いします」
アヤメは老女に向かって頭を下げる。
「挨拶もきちんと出来ておる。きっと親の躾が良かったのじゃろう」
そう言って老女は、横にいる二人をちらりと見る。
「……」
老女の横には、二人の子供がいた。
短く切り揃えられた黒く艶やかな髪の毛。
亜人種の証とも言える尻尾と丸く広い耳。
その長い尻尾は股の間に挟まれている。
透明な湖水のように淡い青の瞳が印象的だった。
「見慣れない人が多いから、びっくりしているんです」
「……」
ミョルドの言葉にも、子供たちは無言だった。
その表情には怯えの色を濃く滲ませている。
「大丈夫、怖くないぞぉー」
ミーミルは子供たちに、おどけた風に笑いかける。
それを見た子供たちは老女の後ろに素早く隠れてしまった。
「これ、セツカ、リッカ。ちゃんと挨拶しなさい」
だがセツカとリッカと呼ばれた幼女達は動こうとしない。
顔が固い。
ミーミルが話しかけたせいで、さらに怯えてしまったようだ。
「何で俺は毎回こうなんだ?」
ミーミルは悲痛な顔をしながらアヤメに言った。
昔からミーミルは子供に何故か恐れられる。
初対面で絶対に懐かれない。
下手すれば泣かれる。
アヤメはセツカとリッカを見る。
二人はアヤメの視線に気づき、警戒しながらアヤメを見る。
アヤメは二人に向かって笑いかけた。
セツカとリッカは老女の陰に隠れる。
だがミーミルとは違って、少し雰囲気が柔らかくなったようだった。
隠れながらもアヤメの様子を、じっと伺っている。
「申し訳ありませぬ。二人はいつも、こうなのです。お気を悪くなさらず……」
「いえ、慣れてるんで。ハハッ」
老女のフォローにミーミルは乾いた笑いを浮かべた。
「では揃ったようなので始めましょうか」
悲しみに暮れるミーミルの気を紛らわせるかのように、パークスが明るく声を張る。
そうして人と亜人種との命運を握る会議が、始まった。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
バーンズ伯爵家の内政改革 ~10歳で目覚めた長男、前世知識で領地を最適化します
namisan
ファンタジー
バーンズ伯爵家の長男マイルズは、完璧な容姿と神童と噂される知性を持っていた。だが彼には、誰にも言えない秘密があった。――前世が日本の「医師」だったという記憶だ。
マイルズが10歳となった「洗礼式」の日。
その儀式の最中、領地で謎の疫病が発生したとの凶報が届く。
「呪いだ」「悪霊の仕業だ」と混乱する大人たち。
しかしマイルズだけは、元医師の知識から即座に「病」の正体と、放置すれば領地を崩壊させる「災害」であることを看破していた。
「父上、お待ちください。それは呪いではありませぬ。……対処法がわかります」
公衆衛生の確立を皮切りに、マイルズは領地に潜む様々な「病巣」――非効率な農業、停滞する経済、旧態依然としたインフラ――に気づいていく。
前世の知識を総動員し、10歳の少年が領地を豊かに変えていく。
これは、一人の転生貴族が挑む、本格・異世界領地改革(内政)ファンタジー。
国外追放ですか? 承りました。では、すぐに国外にテレポートします。
樋口紗夕
恋愛
公爵令嬢ヘレーネは王立魔法学園の卒業パーティーで第三王子ジークベルトから婚約破棄を宣言される。
ジークベルトの真実の愛の相手、男爵令嬢ルーシアへの嫌がらせが原因だ。
国外追放を言い渡したジークベルトに、ヘレーネは眉一つ動かさずに答えた。
「国外追放ですか? 承りました。では、すぐに国外にテレポートします」
悪役令息、前世の記憶により悪評が嵩んで死ぬことを悟り教会に出家しに行った結果、最強の聖騎士になり伝説になる
竜頭蛇
ファンタジー
ある日、前世の記憶を思い出したシド・カマッセイはこの世界がギャルゲー「ヒロイックキングダム」の世界であり、自分がギャルゲの悪役令息であると理解する。
評判が悪すぎて破滅する運命にあるが父親が毒親でシドの悪評を広げたり、関係を作ったものには危害を加えるので現状では何をやっても悪評に繋がるを悟り、家との関係を断って出家をすることを決意する。
身を寄せた教会で働くうちに評判が上がりすぎて、聖女や信者から崇められたり、女神から一目置かれ、やがて最強の聖騎士となり、伝説となる物語。
この度異世界に転生して貴族に生まれ変わりました
okiraku
ファンタジー
地球世界の日本の一般国民の息子に生まれた藤堂晴馬は、生まれつきのエスパーで透視能力者だった。彼は親から独立してアパートを借りて住みながら某有名国立大学にかよっていた。4年生の時、酔っ払いの無免許運転の車にはねられこの世を去り、異世界アールディアのバリアス王国貴族の子として転生した。幸せで平和な人生を今世で歩むかに見えたが、国内は王族派と貴族派、中立派に分かれそれに国王が王位継承者を定めぬまま重い病に倒れ王子たちによる王位継承争いが起こり国内は不安定な状態となった。そのため貴族間で領地争いが起こり転生した晴馬の家もまきこまれ領地を失うこととなるが、もともと転生者である晴馬は逞しく生き家族を支えて生き抜くのであった。
つまらなかった乙女ゲームに転生しちゃったので、サクッと終わらすことにしました
蒼羽咲
ファンタジー
つまらなかった乙女ゲームに転生⁈
絵に惚れ込み、一目惚れキャラのためにハードまで買ったが内容が超つまらなかった残念な乙女ゲームに転生してしまった。
絵は超好みだ。内容はご都合主義の聖女なお花畑主人公。攻略イケメンも顔は良いがちょろい対象ばかり。てこたぁ逆にめちゃくちゃ住み心地のいい場所になるのでは⁈と気づき、テンションが一気に上がる!!
聖女など面倒な事はする気はない!サクッと攻略終わらせてぐーたら生活をGETするぞ!
ご都合主義ならチョロい!と、野望を胸に動き出す!!
+++++
・重複投稿・土曜配信 (たま~に水曜…不定期更新)
三歳で婚約破棄された貧乏伯爵家の三男坊そのショックで現世の記憶が蘇る
マメシバ
ファンタジー
貧乏伯爵家の三男坊のアラン令息
三歳で婚約破棄され
そのショックで前世の記憶が蘇る
前世でも貧乏だったのなんの問題なし
なによりも魔法の世界
ワクワクが止まらない三歳児の
波瀾万丈
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる