31 / 40
大盛り上がりの体育祭!その中で突然訪れた君からの告白!
しおりを挟む
「よし!次はお前の、蓮の番だ!借り物競争、頑張って来いよ!」
僕はその言葉に、なんだかみるみる力がみなぎって来る感じがして、大きく頷いた。
「うん!僕も、頑張る!一位、とってくる!」
それから競技は順調に進み、青団も順調にポイントを稼ぎ、一位の黄色団との差を少しずつ詰めていった。
そんな僕の出場する借り物競争も、いよいよ招集がかかる。
僕は応援席から立ち上がって、入場門へ向かう。
その時柊が、僕にやんちゃな笑顔でグッドサインを送った。
それに僕は笑顔で、それを返した。心の中で、一位、とってくるね!と思いながら。
そして借り物競争は幕を開けた!
順番が少しずつ僕に迫ってくる。とても、ドキドキした。
一位をとるなんて、今までの人生で考えたことも、なかったから。
でも、約束したから!だから、僕は
「頑張れる!」
その時、僕の順番が回ってきた。
声援や拍手がたくさん響く。その中を、スタートの合図で僕は勢いよく駆け出した!そして、フリップを拾った。
そのフリップには「好きなもの」 と書かれていた!
それに僕は一瞬固まった。
僕の「好きなもの」⋯それは⋯一番に浮かんだのは応援席、叫んでいる、柊だった。でも
「それは⋯ダメだ!」
そう思って他を探すと、父兄応援席に、学校に花を配達に来たついでに観戦をしていたんだろう、父親と、その手に握られた花束が目に入った!
僕はそこに向かって、走った。
「今青団が『好きなもの』というフリップを拾い、それに向かって走っています!果たして青団の彼の『好きなもの』はなんなのでしょうか?」
放送が熱を入れて喋った。
僕は驚く父さんの手から花束をとると、言った。
「父さん、これちょっと借りるね!すぐ返すから!」
そして、美しい花束を抱えると、懸命にゴール目指して走った。
その時少し前に赤団がいた。僕は頑張って抜こうとした。でもあと少し、間に合わなかった。
僕は、柊との約束を、守れなかった。一位、とれなかった。
とても、悔しかった。情けなかった。一位がとれなかったのもそうだし、「好きなもの」柊の手をとれなかったことも、とても、後悔してる。だって僕の一番「好き」は、柊だから!
ねぇ、柊、情けない僕で、ごめんね。でも怖かったんだ。君の手を、柊の手をとって、拒まれるのがとても、怖かったんだよ!
僕は情けない気持ちを引きずったまま、応援席に戻った。すると柊がとても怒っていた。
「ちょっと後ろ来い!」
僕らは人気が少ない体育倉庫前で話した。
「ごめんね、柊、一位、とれなくて⋯約束、守れなくて⋯!」
それに柊は
「別に俺はそれを怒ってるんじゃねぇよ!それじゃなくて⋯なんで『好きなもの』で俺を選ばなかったんだよ?お前は俺のこと、好きじゃねぇのかよ?好きなの、俺だけかよ?」
それに僕は目を見開く!
「えっ!勿論柊のことは好きだよ!でも⋯僕の好きと、柊の好きはきっと違うから⋯だから⋯勇気が出なくて、手、とりに行けなかった⋯怖くて柊の手、握りに行けなかった!なんだ!柊も違う意味ではあっても、僕のこと好きでいてくれたんだね!じゃあ、ちゃんと柊、借りれば良かった!」
そう言って僕が笑うと、柊は真顔で僕に言った。
「何が違うんだよ?お前の好きって何?俺の好きは、抱きしめたいとか、キスしたいとか、そういう好きだよ?なぁ、お前の、蓮の好きってなんなんだよ?友達の好き?」
それに僕は驚く。柊が、まさか僕をそんな風に思ってたなんて!それって僕ら
「両想い⋯だね⋯。僕も、同じ、だから⋯僕の好きも、同じだから⋯!僕も、抱きしめたいし、キスしたい⋯恋愛感情で、柊が好きなんだ、ずっと!」
その言葉に、柊が僕にやんちゃに笑って、僕に言う。
「あのさ、一年の時の、体育祭の線香花火のお願い、今使っていい?俺の恋人に、なってよ!そんでさ、おれの宝物になってよ!」
僕はそれにニッコリ笑って、まるで夢見てるみたいな気分のまま、大きく頷いた。
「はい!僕で良ければ、よろしくお願いします!僕も柊のこと、宝物!でも柊、そんなことにお願い、使っちゃっていいの?もっとここぞって時、あるかもしれないよ?」
それに柊は
「あー、うるせぇな!いいんだよ!俺はお前が、蓮が何より欲しいの!やった、手に入った!蓮は今日から俺のもの!」
柊はそう言うと、愛おしそうに、僕の手をギュッと握った。
それに僕は、フフッと笑った。
熱い戦いが繰り広げられるグラウンドの片隅で、僕らは二人、ヒッソリととても、幸せだった。幸せになったと、この時は確かに、思っていた。
僕らが応援席に戻った時、青団は首位に立っていた!
「おー逆転してる!」
柊が嬉しそうに手を叩いた!
僕もそれに笑って頷く。
「よし、このままどんどん引き離そうぜ!」
柊がみんなを盛り上げる!
そして競技は進み、青団は順調にポイントを伸ばし、午前中残るはクラス全員リレーのみになった!
僕らはみんなでハイタッチし合って、それぞれのポジションに着いた。
グラウンド中溢れる声援や歓声。その中を、第一走者が駆け出す。
青団は二位と、中々にいい順位でスタートを切った!
「いけー青団!」
僕の叫びに、他の団も叫ぶ。
そのうちに青団は、トップを走っていた団を抜いた!
それに応援の声は更にヒートアップする!
そろそろ柊にバトンが回る!僕は恋人になった柊に、精一杯の声援を送った。
「いけー、柊!走れー!」
柊の登場に、やっぱり女子がキャーッと悲鳴を上げた。
その中を柊は華麗に駆け抜ける。とても楽しそうに、活き活きと。その姿が、とても素敵だった。
ねぇ、柊、僕ら両想いなんだね!今でも夢みたい!信じられないや!でも、本当なんだよね!これから楽しいこと、いっぱい待ってるよね?幸せだな?
僕は笑いながら、柊を応援する。未来に希望を、いっぱい抱いて。
その時柊が、次の人にバトンを渡した。
そして、いつも通り、やんちゃな笑顔で僕にブイサインした!
それに僕もニッコリ笑って、ブイサインを返した!
柊、かっこいい!僕の彼は⋯世界一かっこいいよって、思いながら。
そろそろ僕にもバトンが回って来る。
「蓮、落ち着いて、行け!」
柊が僕に叫ぶ。
その時、僕にバトンが回ってきた。
僕は受け取ったバトンを大切に握って、走った。
その時、たくさんの声援が僕に集まる。その中を、僕は一位をキープしたまま走った。
柊が叫んだ。
「蓮、いけー!走れー!」
それに僕は頷く!そして笑って最後まで駆け抜けた!
ねぇ、柊、僕今青春してる、きっと!これってもう二度と戻らない時だよね?僕、駆け抜けてるよ!とっても、楽しいよ!
僕は楽しく最後まで駆け抜けると、次の人にバトンを渡した。
僕はグラウンドの真ん中で柊と抱き合うと、笑い合った。
「柊、僕ね、青春の喜びみたいなの感じちゃった!今しかない瞬間を駆け抜ける感じ!楽しかったよ、とっても!」
それに柊は笑う。
「そうか、良かったな!蓮も素敵な青春できて!よし!このまま勝っちまおうぜ!」
その後僕らはその場で目いっぱい声援を送る!僕らのクラスはそのままトップでゴールテープを切った!
それにみんなで大声を上げて喜んだ!
ワーッ!
って。
僕はその言葉に、なんだかみるみる力がみなぎって来る感じがして、大きく頷いた。
「うん!僕も、頑張る!一位、とってくる!」
それから競技は順調に進み、青団も順調にポイントを稼ぎ、一位の黄色団との差を少しずつ詰めていった。
そんな僕の出場する借り物競争も、いよいよ招集がかかる。
僕は応援席から立ち上がって、入場門へ向かう。
その時柊が、僕にやんちゃな笑顔でグッドサインを送った。
それに僕は笑顔で、それを返した。心の中で、一位、とってくるね!と思いながら。
そして借り物競争は幕を開けた!
順番が少しずつ僕に迫ってくる。とても、ドキドキした。
一位をとるなんて、今までの人生で考えたことも、なかったから。
でも、約束したから!だから、僕は
「頑張れる!」
その時、僕の順番が回ってきた。
声援や拍手がたくさん響く。その中を、スタートの合図で僕は勢いよく駆け出した!そして、フリップを拾った。
そのフリップには「好きなもの」 と書かれていた!
それに僕は一瞬固まった。
僕の「好きなもの」⋯それは⋯一番に浮かんだのは応援席、叫んでいる、柊だった。でも
「それは⋯ダメだ!」
そう思って他を探すと、父兄応援席に、学校に花を配達に来たついでに観戦をしていたんだろう、父親と、その手に握られた花束が目に入った!
僕はそこに向かって、走った。
「今青団が『好きなもの』というフリップを拾い、それに向かって走っています!果たして青団の彼の『好きなもの』はなんなのでしょうか?」
放送が熱を入れて喋った。
僕は驚く父さんの手から花束をとると、言った。
「父さん、これちょっと借りるね!すぐ返すから!」
そして、美しい花束を抱えると、懸命にゴール目指して走った。
その時少し前に赤団がいた。僕は頑張って抜こうとした。でもあと少し、間に合わなかった。
僕は、柊との約束を、守れなかった。一位、とれなかった。
とても、悔しかった。情けなかった。一位がとれなかったのもそうだし、「好きなもの」柊の手をとれなかったことも、とても、後悔してる。だって僕の一番「好き」は、柊だから!
ねぇ、柊、情けない僕で、ごめんね。でも怖かったんだ。君の手を、柊の手をとって、拒まれるのがとても、怖かったんだよ!
僕は情けない気持ちを引きずったまま、応援席に戻った。すると柊がとても怒っていた。
「ちょっと後ろ来い!」
僕らは人気が少ない体育倉庫前で話した。
「ごめんね、柊、一位、とれなくて⋯約束、守れなくて⋯!」
それに柊は
「別に俺はそれを怒ってるんじゃねぇよ!それじゃなくて⋯なんで『好きなもの』で俺を選ばなかったんだよ?お前は俺のこと、好きじゃねぇのかよ?好きなの、俺だけかよ?」
それに僕は目を見開く!
「えっ!勿論柊のことは好きだよ!でも⋯僕の好きと、柊の好きはきっと違うから⋯だから⋯勇気が出なくて、手、とりに行けなかった⋯怖くて柊の手、握りに行けなかった!なんだ!柊も違う意味ではあっても、僕のこと好きでいてくれたんだね!じゃあ、ちゃんと柊、借りれば良かった!」
そう言って僕が笑うと、柊は真顔で僕に言った。
「何が違うんだよ?お前の好きって何?俺の好きは、抱きしめたいとか、キスしたいとか、そういう好きだよ?なぁ、お前の、蓮の好きってなんなんだよ?友達の好き?」
それに僕は驚く。柊が、まさか僕をそんな風に思ってたなんて!それって僕ら
「両想い⋯だね⋯。僕も、同じ、だから⋯僕の好きも、同じだから⋯!僕も、抱きしめたいし、キスしたい⋯恋愛感情で、柊が好きなんだ、ずっと!」
その言葉に、柊が僕にやんちゃに笑って、僕に言う。
「あのさ、一年の時の、体育祭の線香花火のお願い、今使っていい?俺の恋人に、なってよ!そんでさ、おれの宝物になってよ!」
僕はそれにニッコリ笑って、まるで夢見てるみたいな気分のまま、大きく頷いた。
「はい!僕で良ければ、よろしくお願いします!僕も柊のこと、宝物!でも柊、そんなことにお願い、使っちゃっていいの?もっとここぞって時、あるかもしれないよ?」
それに柊は
「あー、うるせぇな!いいんだよ!俺はお前が、蓮が何より欲しいの!やった、手に入った!蓮は今日から俺のもの!」
柊はそう言うと、愛おしそうに、僕の手をギュッと握った。
それに僕は、フフッと笑った。
熱い戦いが繰り広げられるグラウンドの片隅で、僕らは二人、ヒッソリととても、幸せだった。幸せになったと、この時は確かに、思っていた。
僕らが応援席に戻った時、青団は首位に立っていた!
「おー逆転してる!」
柊が嬉しそうに手を叩いた!
僕もそれに笑って頷く。
「よし、このままどんどん引き離そうぜ!」
柊がみんなを盛り上げる!
そして競技は進み、青団は順調にポイントを伸ばし、午前中残るはクラス全員リレーのみになった!
僕らはみんなでハイタッチし合って、それぞれのポジションに着いた。
グラウンド中溢れる声援や歓声。その中を、第一走者が駆け出す。
青団は二位と、中々にいい順位でスタートを切った!
「いけー青団!」
僕の叫びに、他の団も叫ぶ。
そのうちに青団は、トップを走っていた団を抜いた!
それに応援の声は更にヒートアップする!
そろそろ柊にバトンが回る!僕は恋人になった柊に、精一杯の声援を送った。
「いけー、柊!走れー!」
柊の登場に、やっぱり女子がキャーッと悲鳴を上げた。
その中を柊は華麗に駆け抜ける。とても楽しそうに、活き活きと。その姿が、とても素敵だった。
ねぇ、柊、僕ら両想いなんだね!今でも夢みたい!信じられないや!でも、本当なんだよね!これから楽しいこと、いっぱい待ってるよね?幸せだな?
僕は笑いながら、柊を応援する。未来に希望を、いっぱい抱いて。
その時柊が、次の人にバトンを渡した。
そして、いつも通り、やんちゃな笑顔で僕にブイサインした!
それに僕もニッコリ笑って、ブイサインを返した!
柊、かっこいい!僕の彼は⋯世界一かっこいいよって、思いながら。
そろそろ僕にもバトンが回って来る。
「蓮、落ち着いて、行け!」
柊が僕に叫ぶ。
その時、僕にバトンが回ってきた。
僕は受け取ったバトンを大切に握って、走った。
その時、たくさんの声援が僕に集まる。その中を、僕は一位をキープしたまま走った。
柊が叫んだ。
「蓮、いけー!走れー!」
それに僕は頷く!そして笑って最後まで駆け抜けた!
ねぇ、柊、僕今青春してる、きっと!これってもう二度と戻らない時だよね?僕、駆け抜けてるよ!とっても、楽しいよ!
僕は楽しく最後まで駆け抜けると、次の人にバトンを渡した。
僕はグラウンドの真ん中で柊と抱き合うと、笑い合った。
「柊、僕ね、青春の喜びみたいなの感じちゃった!今しかない瞬間を駆け抜ける感じ!楽しかったよ、とっても!」
それに柊は笑う。
「そうか、良かったな!蓮も素敵な青春できて!よし!このまま勝っちまおうぜ!」
その後僕らはその場で目いっぱい声援を送る!僕らのクラスはそのままトップでゴールテープを切った!
それにみんなで大声を上げて喜んだ!
ワーッ!
って。
0
あなたにおすすめの小説
消えることのない残像
万里
BL
最愛の兄・大貴の結婚式。高校生の志貴は、兄への想いが「家族愛」ではなく「恋」であったと、失恋と同時に自覚する。血の繋がりという境界線、そして「弟」という役割に縛られ、志貴は想いを封印して祝福の仮面を被る。
しかし数年後、大貴の息子が成長し、かつての兄と瓜二つの姿となったとき、止まっていた志貴の時間は歪な形で動き出す。
志貴(しき):兄・大貴に長年片思いしているが、告げることなく距離を置いていた。
大貴(だいき):志貴の兄。10歳年上。既婚者で律樹の父。無自覚に人を惹きつける性格。志貴の想いには気づいていない。
律樹(りつき):大貴の息子。明るく素直だが、志貴に対して複雑な感情を抱く。
好きです、今も。
めある
BL
高校の卒業式に、部活の後輩・安達快(あだち かい)に告白した桐越新(きりごえ あらた)。しかし、新は快に振られてしまう。それから新は大学へ進学し、月日が流れても新は快への気持ちを忘れることが出来ないでいた。そんな最中、二人は大学で再会を果たすこととなる。
ちょっと切なめな甘々ラブストーリーです。ハッピーエンドです。
僕の恋人は、超イケメン!!
八乙女 忍
BL
僕は、普通の高校2年生。そんな僕にある日恋人ができた!それは超イケメンのモテモテ男子、あまりにもモテるため女の子に嫌気をさして、偽者の恋人同士になってほしいとお願いされる。最初は、嘘から始まった恋人ごっこがだんだん本気になっていく。お互いに本気になっていくが・・・二人とも、どうすれば良いのかわからない。この後、僕たちはどうなって行くのかな?
鬼上司と秘密の同居
なの
BL
恋人に裏切られ弱っていた会社員の小沢 海斗(おざわ かいと)25歳
幼馴染の悠人に助けられ馴染みのBARへ…
そのまま酔い潰れて目が覚めたら鬼上司と呼ばれている浅井 透(あさい とおる)32歳の部屋にいた…
いったい?…どうして?…こうなった?
「お前は俺のそばに居ろ。黙って愛されてればいい」
スパダリ、イケメン鬼上司×裏切られた傷心海斗は幸せを掴むことができるのか…
性描写には※を付けております。
【完結】恋した君は別の誰かが好きだから
海月 ぴけ
BL
本編は完結しました。後日、おまけ&アフターストーリー随筆予定。
青春BLカップ31位。
BETありがとうございました。
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
俺が好きになった人は、別の誰かが好きだからーー。
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
二つの視点から見た、片思い恋愛模様。
じれきゅん
ギャップ攻め
邪神の祭壇へ無垢な筋肉を生贄として捧ぐ
零
BL
鍛えられた肉体、高潔な魂――
それは選ばれし“供物”の条件。
山奥の男子校「平坂学園」で、新任教師・高尾雄一は静かに歪み始める。
見えない視線、執着する生徒、触れられる肉体。
誇り高き男は、何に屈し、何に縋るのか。
心と肉体が削がれていく“儀式”が、いま始まる。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる