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いよいよ迎えた卒業の時。君が最後に僕に贈ったのは⋯
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それからも時は止まらず、ただのクラスメイトに戻った僕と柊は距離を縮めることもなく、容赦なく別れの時は近付いた。
柊は相変わらず僕のことを想い出さないままだった。
そして時は流れ、いよいよ別れの季節を迎える。
柊は時々、僕に
「頑張って想い出したい!」
と言ってきたけど、僕はそれにそっと首を振った。本当は想い出して欲しかった。だってあの素敵な想い出も、あの美しい風景も、あの懐かしい約束も、柊の中では永遠に、失われたままなんだから。でも、悲しいけど、それでも僕は柊にはそのまま幸せになって欲しかった。僕なんか忘れても、幸せになって欲しかった。
なんて、そんなこと思いつつ僕は、柊が僕の脇を走り抜けて友達の輪に走ってく時とか、時々切なすぎて、泣いたんだけどね!
そしてそんな今日僕らは卒業をする。
美しい花の飾りを胸に付けて、僕らは切ない気持ちで体育館に向かう。そして式を終えると、教室に戻った。
柊はたくさんの女子に囲まれて、サインや何やらをせがまれていた。
僕はそれに微笑んで、心で最後のバイバイを言った。
ねぇ、柊、柊のおかげで僕、素敵な三年間過ごせたよ!本当に本当に、ありがとう!どうかこれからのあなたの人生が、とびきり幸せで、ありますように⋯!バイバイ!
そして僕はカバンを背負って、教室を後にした。
これ以上いたら、涙が溢れそうだったから。
廊下を歩いていたら、突然大声で呼び止められた。それは
「柊?」
柊は息を切らして、立っていた。
「どうしたの?」
それに柊は
「ごめんな!想い出せなくて、ごめんな!でも、俺きっと、蓮のことスゲー好きだったと思う!分かんないけど、それだけは、分かる!だから、幸せに、なってな!約束!」
柊が小指をピンと突き立てた。
僕はそれに涙が溢れた。
ねぇ、柊、やめてよ!やめて、そんなことするの
「やめてよ!約束なんて、しないから!でも⋯柊も、幸せになってね!」
僕はボロボロ泣きながら、柊に言った。
柊は絡める人が誰もいない小指を寂しそうに見つめて、立ち尽くしていた。
でもやがて僕に背を向けると
「じゃあな!」
と去って行った。
僕はそのままその場に座り込んで、泣いた。花束から、花びらがたくさん舞い落ちた。
ねぇ、柊、ありがとう。約束、できなくてごめんね。でも本当はとても
「嬉しかったよー!」
こうして僕と柊は、離れ離れになった。
柊は相変わらず僕のことを想い出さないままだった。
そして時は流れ、いよいよ別れの季節を迎える。
柊は時々、僕に
「頑張って想い出したい!」
と言ってきたけど、僕はそれにそっと首を振った。本当は想い出して欲しかった。だってあの素敵な想い出も、あの美しい風景も、あの懐かしい約束も、柊の中では永遠に、失われたままなんだから。でも、悲しいけど、それでも僕は柊にはそのまま幸せになって欲しかった。僕なんか忘れても、幸せになって欲しかった。
なんて、そんなこと思いつつ僕は、柊が僕の脇を走り抜けて友達の輪に走ってく時とか、時々切なすぎて、泣いたんだけどね!
そしてそんな今日僕らは卒業をする。
美しい花の飾りを胸に付けて、僕らは切ない気持ちで体育館に向かう。そして式を終えると、教室に戻った。
柊はたくさんの女子に囲まれて、サインや何やらをせがまれていた。
僕はそれに微笑んで、心で最後のバイバイを言った。
ねぇ、柊、柊のおかげで僕、素敵な三年間過ごせたよ!本当に本当に、ありがとう!どうかこれからのあなたの人生が、とびきり幸せで、ありますように⋯!バイバイ!
そして僕はカバンを背負って、教室を後にした。
これ以上いたら、涙が溢れそうだったから。
廊下を歩いていたら、突然大声で呼び止められた。それは
「柊?」
柊は息を切らして、立っていた。
「どうしたの?」
それに柊は
「ごめんな!想い出せなくて、ごめんな!でも、俺きっと、蓮のことスゲー好きだったと思う!分かんないけど、それだけは、分かる!だから、幸せに、なってな!約束!」
柊が小指をピンと突き立てた。
僕はそれに涙が溢れた。
ねぇ、柊、やめてよ!やめて、そんなことするの
「やめてよ!約束なんて、しないから!でも⋯柊も、幸せになってね!」
僕はボロボロ泣きながら、柊に言った。
柊は絡める人が誰もいない小指を寂しそうに見つめて、立ち尽くしていた。
でもやがて僕に背を向けると
「じゃあな!」
と去って行った。
僕はそのままその場に座り込んで、泣いた。花束から、花びらがたくさん舞い落ちた。
ねぇ、柊、ありがとう。約束、できなくてごめんね。でも本当はとても
「嬉しかったよー!」
こうして僕と柊は、離れ離れになった。
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