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第14話 裏切りの操言士と四分力
5.魂水晶(上)
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ラフーアで、ポーレンヌで、ンディフ墓地で。ローベルや馬龍、アンジャリが怪魔を呼び出す時は、必ずその色の光が怪しく光った。
(闇の四分力を宿すフォスニア王家のひたいに縹色の暗紋……縹色は、闇の四分力の色。やっぱり、ピラーオルドは闇の四分力を利用している!)
王黎の推測が、紀更にとっては確信に変わった。
「だが、優大王子は王位継承の儀式を受けてはいなかった。当然、縹色の暗紋も浮かんではいない」
「つまり、フォスニア王家に宿っていた闇の四分力はエンリケ王の遺体に――」
「――ではなく、間違いなくサーディアに奪われたのだろう。エンリケ王を殺した犯人が、その遺体を蹂躙していたらしいからな」
ステファニーが淡々と語るその場面を想像して、エリックとルーカスの表情が苦くゆがんだ。
現王のエンリケや優大を守るべく、フォスニアの騎士たちもきっとその場にいたはずだ。優大は守れたのだろうがエンリケ王は殺害され、四分力を奪われるという蹂躙までされてしまった。フォスニア王家に仕える騎士たちの無念は、想像するに難くない。
「サーディア王家とピラーオルドがどこまで協力体制をとっているかはわからないが、彼らはすでに三つの闇の四分力を有している。そう考えると、怪魔を作る、操るなど造作もないことなのだろうな」
「ステファニー女王、王家が宿す四分力についてもう少し教えていただけませんか。それは、そう簡単に奪うことができるものなのでしょうか」
「そうだな。セカンディアの王位継承の儀式だが……」
紀更が尋ねると、ステファニーは少し間を置いた。王位継承の儀式の仕方を異邦人に教えるということに、ためらいを覚えたのだろう。だがその躊躇は一瞬のことで、これまでと同じくすらすらと説明してくれた。
「フォスニアとは違い、現王亡きあとに行うのだ。現王が崩御すると、王子や王女など継承候補者はみな、王都シューリトンの王城の地下にある〝ダニエラの泉〟に集められる。その泉はその名のとおり初代ダニエラ女王が作った泉でな、不思議なことに普段は水が湧き出ておらぬのだが、現王の死期が近付くと水が溢れ出すのだ。その泉の水を頭からかぶり、ひたいに輝紋が浮かび上がった者が次の王位を継承する。つまり、指名制ではなく選出制だ。そして面白いことに、候補者の誰にも輝紋が浮かばない場合があるのだ」
「その場合はどうやって次の王を決めるのですか」
ルーカスが不思議そうに尋ねると、ステファニーはニヤりと笑った。
「泉の水かぶりをもう一巡するのだ。すると二巡目の場合、誰か一人の指に指輪が発現する。その指輪が発現した者が次の王、あるいは女王となる」
「指輪ですか」
「紀更よ、フォスニアもオリジーアもそうだろうが、王位継承の流れで最も重要なことはなんだと思う?」
「え……えっと」
それは政治的な話だろうか。光学院や操言院で地理や歴史、多少の政治など一般知識は学んできたが、その中に答えはあるだろうか。
「王位継承で重要なこと……?」
「答えが出るまでに時間がかかりそうだな。では、頭の回転の速いユルゲンに訊いてみようか」
「神様の力である四分力をどうやって継承するか、じゃないのか」
「うむ、ご名答」
ステファニーは満足げに笑った。
紀更は、どうしてそれが答えなのかわからない。そんな紀更に解説するように、ステファニーはゆっくりと続けた。
「よいか、王家はなぜ王家であり、なぜ王家は国を作ることができたか。それはひとえに、神様から力を授かったから。つまり四分力を持っていたからだ。四分力は王位に就いている者の魂に宿っている。ゆえに、現王が亡くなり次の者が王位に就く時、死した前王の魂からいかにして次の王の魂に四分力が宿り継承されるか、ということが最も重要なのだ」
「ダニエラの泉は普段は枯れているが、現王が亡くなる少し前から水が溢れ出すんだろう? その泉の水をかぶることで次の王が決まるということは、死んだ王の魂から離れた四分力は一度泉に戻る。そしてその泉の水をかぶった次の王の魂に、水を通して宿るってからくりじゃないのか」
「ユルゲンよ、そなた、想像力も豊かだな。あえて付け足すこともなくそのとおりだ」
ステファニーは、必要以上に口を開くことはないが柔軟に頭を動かすユルゲンを気に入ったようだ。ご機嫌でほほ笑み、さらに続ける。
「つまり、一巡目の水かぶりで次の王が決まらないということは、光の四分力を魂に宿すに値する者がいないと判断されたわけだ」
「でも、次の王は決めなくちゃいけないんですよね。それに四分力も継承しないと」
「そう、そこで二巡目の指輪だ。この指輪には朱色の宝石が付いていてな、魂水晶と呼んでいる。この魂水晶こそ、光の四分力そのものだと思われる」
「四分力そのもの、ですか」
「光の四分力を宿すに値する魂がない。しかし四分力は継承せねばならん。そこで四分力は魂水晶という物質に変わり、指輪となる。その指輪を嵌めることで疑似的に、四分力を魂に宿している状態としているのだろう。カオディリヒスの苦肉の策なのか、ダニエラ女王の苦肉の策なのか、誰の思惑なのかはわからぬがまあ、面白き措置よな」
「エリックさん、ルーカスさん。オリジーア王家は基本的に王子が一人しかいないですから、オリジーアの場合は魂水晶の指輪になることはないのでしょうか。ご存じですか」
紀更が尋ねると、エリックが説明した。
「現王が崩御すると、遺体は葬儀の際に焼かれる。遺体が灰になるまで、王子は遺体を焼くその炎の明かりを最前で見守るんだが、それが王位継承の儀式と言えるな。そして遺体が燃え尽きると、次の王となった王子のひたいには輝紋が浮かぶらしい」
「ですが、輝紋が浮かばない場合がやはりあるそうですよ。そういう場合、次の王の指にはいつの間にか指輪が嵌められていて、そこには朱色の宝石……同じく魂水晶と呼ぶ石が付いています。つまり、セカンディアと同じですね」
エリックもルーカスも、先代王チャルズの崩御の際はまだ一人前の騎士にはなっていない。しかし騎士という仕事柄王家と関わることも多く、どのように王の葬儀と、そして次代への王位継承が行われるのかは聞いたことがある。だが、指輪のことも魂水晶のことも、オリジーアとセカンディアで共通していることを知り、とても不思議な気持ちになった。それはステファニーも同じだったらしく、どこか感慨深そうに呟いた。
「王の遺体を焼く炎の明かりか。その光を通して、四分力は次の王の魂へ移動するのだろうな。だが、何らかの理由で次の王の魂に宿りたくない場合、四分力は魂水晶となって指輪になるわけだ。どうやら、光の神様カオディリヒスは選り好みをするらしいな」
「どうして光の四分力が魂に宿らないのでしょうか」
「思うに」
紀更が素直な疑問を口にすると、ステファニーは苦笑交じりに答えた。
「王の器にふさわしくないのだろうな。セカンディアでは過去、何人か魂水晶の指輪を嵌めた王や女王がいたが、まあ、名君とは言えなかったようだ。その最たる者が、オリジーアとの戦争を推し進めたマルゲレス王だな。私の祖父だが」
「そういえば、戦争時代のエドワード王も確か、指輪を嵌めた王だったと思います」
自国の王の過去を思い出して、ルーカスは残念な気持ちで呟いた。
「ステファニー女王、ありがとうございます。おかげでわかりました。おそらくサーディアはエンリケ王を殺して、エンリケ王の魂に宿っていた闇の四分力を魂水晶という物体にしたのでしょう。次の継承者が決まっていないため、フォスニア王家が有していた闇の四分力は行き場を失ってさまよいかけたはず。それをとらえて魂水晶にして持ち去ったのです。具体的にどうやったのかはわかりませんが、それしか闇の四分力を奪う方法が考えられません」
「王黎師匠、ピラーオルドやサーディア王家が四分力を魂に宿せるとは思えません。フォスニアから奪った四分力だけでなく、ほかのふたつも魂水晶として所持しているんだと思います」
「たぶん、そうだろうね」
「闇の四分力を集めるのがピラーオルドの狙いなら、残るひとつは闇の子……つまり王黎殿の魂に宿っていると、そういうわけですか?」
にわかには信じがたいという表情でルーカスが尋ねた。すると王黎はきっぱりと首を横に振った。
「闇の子は僕じゃないよ、ルーカスくん」
「何か確証でもあるのか」
強く言いきった王黎が不思議で、エリックが問いただすような強い眼差しを向けた。
「紀更、『空白の物語Ⅱ』を読んで。また、後半のところね」
「は、はいっ」
王黎に命じられた紀更は『空白の物語Ⅱ』を手に取り、本の後半部分を読み上げた。
(闇の四分力を宿すフォスニア王家のひたいに縹色の暗紋……縹色は、闇の四分力の色。やっぱり、ピラーオルドは闇の四分力を利用している!)
王黎の推測が、紀更にとっては確信に変わった。
「だが、優大王子は王位継承の儀式を受けてはいなかった。当然、縹色の暗紋も浮かんではいない」
「つまり、フォスニア王家に宿っていた闇の四分力はエンリケ王の遺体に――」
「――ではなく、間違いなくサーディアに奪われたのだろう。エンリケ王を殺した犯人が、その遺体を蹂躙していたらしいからな」
ステファニーが淡々と語るその場面を想像して、エリックとルーカスの表情が苦くゆがんだ。
現王のエンリケや優大を守るべく、フォスニアの騎士たちもきっとその場にいたはずだ。優大は守れたのだろうがエンリケ王は殺害され、四分力を奪われるという蹂躙までされてしまった。フォスニア王家に仕える騎士たちの無念は、想像するに難くない。
「サーディア王家とピラーオルドがどこまで協力体制をとっているかはわからないが、彼らはすでに三つの闇の四分力を有している。そう考えると、怪魔を作る、操るなど造作もないことなのだろうな」
「ステファニー女王、王家が宿す四分力についてもう少し教えていただけませんか。それは、そう簡単に奪うことができるものなのでしょうか」
「そうだな。セカンディアの王位継承の儀式だが……」
紀更が尋ねると、ステファニーは少し間を置いた。王位継承の儀式の仕方を異邦人に教えるということに、ためらいを覚えたのだろう。だがその躊躇は一瞬のことで、これまでと同じくすらすらと説明してくれた。
「フォスニアとは違い、現王亡きあとに行うのだ。現王が崩御すると、王子や王女など継承候補者はみな、王都シューリトンの王城の地下にある〝ダニエラの泉〟に集められる。その泉はその名のとおり初代ダニエラ女王が作った泉でな、不思議なことに普段は水が湧き出ておらぬのだが、現王の死期が近付くと水が溢れ出すのだ。その泉の水を頭からかぶり、ひたいに輝紋が浮かび上がった者が次の王位を継承する。つまり、指名制ではなく選出制だ。そして面白いことに、候補者の誰にも輝紋が浮かばない場合があるのだ」
「その場合はどうやって次の王を決めるのですか」
ルーカスが不思議そうに尋ねると、ステファニーはニヤりと笑った。
「泉の水かぶりをもう一巡するのだ。すると二巡目の場合、誰か一人の指に指輪が発現する。その指輪が発現した者が次の王、あるいは女王となる」
「指輪ですか」
「紀更よ、フォスニアもオリジーアもそうだろうが、王位継承の流れで最も重要なことはなんだと思う?」
「え……えっと」
それは政治的な話だろうか。光学院や操言院で地理や歴史、多少の政治など一般知識は学んできたが、その中に答えはあるだろうか。
「王位継承で重要なこと……?」
「答えが出るまでに時間がかかりそうだな。では、頭の回転の速いユルゲンに訊いてみようか」
「神様の力である四分力をどうやって継承するか、じゃないのか」
「うむ、ご名答」
ステファニーは満足げに笑った。
紀更は、どうしてそれが答えなのかわからない。そんな紀更に解説するように、ステファニーはゆっくりと続けた。
「よいか、王家はなぜ王家であり、なぜ王家は国を作ることができたか。それはひとえに、神様から力を授かったから。つまり四分力を持っていたからだ。四分力は王位に就いている者の魂に宿っている。ゆえに、現王が亡くなり次の者が王位に就く時、死した前王の魂からいかにして次の王の魂に四分力が宿り継承されるか、ということが最も重要なのだ」
「ダニエラの泉は普段は枯れているが、現王が亡くなる少し前から水が溢れ出すんだろう? その泉の水をかぶることで次の王が決まるということは、死んだ王の魂から離れた四分力は一度泉に戻る。そしてその泉の水をかぶった次の王の魂に、水を通して宿るってからくりじゃないのか」
「ユルゲンよ、そなた、想像力も豊かだな。あえて付け足すこともなくそのとおりだ」
ステファニーは、必要以上に口を開くことはないが柔軟に頭を動かすユルゲンを気に入ったようだ。ご機嫌でほほ笑み、さらに続ける。
「つまり、一巡目の水かぶりで次の王が決まらないということは、光の四分力を魂に宿すに値する者がいないと判断されたわけだ」
「でも、次の王は決めなくちゃいけないんですよね。それに四分力も継承しないと」
「そう、そこで二巡目の指輪だ。この指輪には朱色の宝石が付いていてな、魂水晶と呼んでいる。この魂水晶こそ、光の四分力そのものだと思われる」
「四分力そのもの、ですか」
「光の四分力を宿すに値する魂がない。しかし四分力は継承せねばならん。そこで四分力は魂水晶という物質に変わり、指輪となる。その指輪を嵌めることで疑似的に、四分力を魂に宿している状態としているのだろう。カオディリヒスの苦肉の策なのか、ダニエラ女王の苦肉の策なのか、誰の思惑なのかはわからぬがまあ、面白き措置よな」
「エリックさん、ルーカスさん。オリジーア王家は基本的に王子が一人しかいないですから、オリジーアの場合は魂水晶の指輪になることはないのでしょうか。ご存じですか」
紀更が尋ねると、エリックが説明した。
「現王が崩御すると、遺体は葬儀の際に焼かれる。遺体が灰になるまで、王子は遺体を焼くその炎の明かりを最前で見守るんだが、それが王位継承の儀式と言えるな。そして遺体が燃え尽きると、次の王となった王子のひたいには輝紋が浮かぶらしい」
「ですが、輝紋が浮かばない場合がやはりあるそうですよ。そういう場合、次の王の指にはいつの間にか指輪が嵌められていて、そこには朱色の宝石……同じく魂水晶と呼ぶ石が付いています。つまり、セカンディアと同じですね」
エリックもルーカスも、先代王チャルズの崩御の際はまだ一人前の騎士にはなっていない。しかし騎士という仕事柄王家と関わることも多く、どのように王の葬儀と、そして次代への王位継承が行われるのかは聞いたことがある。だが、指輪のことも魂水晶のことも、オリジーアとセカンディアで共通していることを知り、とても不思議な気持ちになった。それはステファニーも同じだったらしく、どこか感慨深そうに呟いた。
「王の遺体を焼く炎の明かりか。その光を通して、四分力は次の王の魂へ移動するのだろうな。だが、何らかの理由で次の王の魂に宿りたくない場合、四分力は魂水晶となって指輪になるわけだ。どうやら、光の神様カオディリヒスは選り好みをするらしいな」
「どうして光の四分力が魂に宿らないのでしょうか」
「思うに」
紀更が素直な疑問を口にすると、ステファニーは苦笑交じりに答えた。
「王の器にふさわしくないのだろうな。セカンディアでは過去、何人か魂水晶の指輪を嵌めた王や女王がいたが、まあ、名君とは言えなかったようだ。その最たる者が、オリジーアとの戦争を推し進めたマルゲレス王だな。私の祖父だが」
「そういえば、戦争時代のエドワード王も確か、指輪を嵌めた王だったと思います」
自国の王の過去を思い出して、ルーカスは残念な気持ちで呟いた。
「ステファニー女王、ありがとうございます。おかげでわかりました。おそらくサーディアはエンリケ王を殺して、エンリケ王の魂に宿っていた闇の四分力を魂水晶という物体にしたのでしょう。次の継承者が決まっていないため、フォスニア王家が有していた闇の四分力は行き場を失ってさまよいかけたはず。それをとらえて魂水晶にして持ち去ったのです。具体的にどうやったのかはわかりませんが、それしか闇の四分力を奪う方法が考えられません」
「王黎師匠、ピラーオルドやサーディア王家が四分力を魂に宿せるとは思えません。フォスニアから奪った四分力だけでなく、ほかのふたつも魂水晶として所持しているんだと思います」
「たぶん、そうだろうね」
「闇の四分力を集めるのがピラーオルドの狙いなら、残るひとつは闇の子……つまり王黎殿の魂に宿っていると、そういうわけですか?」
にわかには信じがたいという表情でルーカスが尋ねた。すると王黎はきっぱりと首を横に振った。
「闇の子は僕じゃないよ、ルーカスくん」
「何か確証でもあるのか」
強く言いきった王黎が不思議で、エリックが問いただすような強い眼差しを向けた。
「紀更、『空白の物語Ⅱ』を読んで。また、後半のところね」
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王黎に命じられた紀更は『空白の物語Ⅱ』を手に取り、本の後半部分を読み上げた。
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