どん底韋駄天這い上がれ! ー立教大学軌跡の四年間ー

七部(ななべ)

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第一章 産声

第三話 江戸紫の駅伝

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桜の花も散り、葉桜生い茂る季節、5月中旬。サークルの一年も覚えてきた。

浜田 翼 場の盛り上げ役、足は遅いものの、炎がある。
本馬 楓弥 城西高校の秀才。勉強、駅伝、両立する天才。
前野 祐希 僕と記録の同じくらいのライバル。身長がとても高く、182cm。
高谷 大輔 記録こそは悪いが、真面目に取り組む愛されキャラ。身長低い、164cm。
瀬田 佑月 家庭科完璧の女子力高い系男子。彼女がいる。モテる。
美濃 涼 ヲタクっ気があるが接しやすく、押しのアイドルのことになるとサークルもサボっちゃう。
横井 尚哉 佑月と同じく彼女がいる。かっこいい系男子。憧れる…
工藤 天誠 三年に兄がいる。兄は日本記録保持者、プレッシャーが…
新羅 流星 浜田の大親友、浜田のライバルでもある。仙台育英の異端児。

今年の駅伝一年は10人で構成されている。元々の駅伝部の人数が27人なのでとても多い今年度。37人が江戸紫の襷を継なぐ。

星野「6月15日、駅伝部は専修大学との強化試合がある。絶対勝つぞ!」
「応!!!」
初めて試合が始まる。専修大学…清風高校には専修に行った奴はいない。
今日は初めての打ち上げ。
明後日に強化試合がある。色々な意味で緊張しながら打ち上げの居酒屋へ参る。
浜田がいる。高谷が震えてる。夏っていうのに。
浜田「横浜ー!遅いぞー!」
そこから十分も待つ。
工藤がようやく来た。大学生らしいことを今からする。胸の鼓動が壁ドン以来の高鳴りを見せている。
「かんぱーい!!!」
僕はジンのジョッキを片手にジンジャーエールで打ち上げが始まる。
浜田「あれ?みんな緊張しちゃってる感じ?初めてだけど、専修ごとき勝てるってぇ!」
横井「たしかに、童貞卒業式よりかより緊張してない。」
「はぁ!おめえ、OBかよぉ!」
瀬田「何だよw OBって、ちなみに、僕も OBよ、横浜は、一生浪人生だろうけど、」
「おい!誰が浪人生じゃい!って、卒業してないけども!」
こんな感じで楽しい、理想の大学生らしいことをして一日を終えた。」
ー翌日ー
この日、僕は目覚めが良かった。
一限を休んで筋トレをし、二限から始めて昼食を抜き、駅伝に全力で取り組んだ。
この専修大学との強化試合はちょうど人数が一致したため(一年だけで走る。)、江戸川区、葛西臨海公園から中川を駆け抜け羽生市葛西で終わる。葛西から葛西だ。そしてこのレースで僕は第一区、葛西臨海公園から松島二丁目児童遊園で第二区を務める美濃へ渡す。向こうの第一区はエースの秋田。腕がなるぜ。
この日はあまり走るのも行けない。分かってるけど⒏5kmも走って星野先輩に注意されてしまった。
それ以上に新羅が重篤だ。12kmも走って太ももがつったらしい。あいつ、野蛮だな思いながら、自分も野蛮だと知らず走っていた自分が一番野蛮だった…
この日の夜食は簡単な物とバナナで終えた。明日は果物だけの朝ご飯で挑む。
9時半に寝て5時に起きる。RADの05410ー(ん)を聞いてこの日は終わった…
                                     『ー起こしてー』
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