7 / 15
第七話
しおりを挟む
「ルクスさんですね。じゃあ、さようなら」
そう言うと奴は笑顔を維持したまま手甲を振りかざし、突っ込んできた。品性の欠片もない特攻。そんなものにやられるほど俺は弱くはない。
「あぁー?舐めてんのかぁ?そんなんじゃラディウスのがまだ強えぞぉ」
俺は片手で剣を構え、奴の攻撃を冷静に見切った。攻撃の角度、速度、その全てを理解し、一瞬にも満たない速度で奴との距離をゼロにした。
「わぁ、速いですねぇ」
俺が剣を振る動作を見せても奴の薄ら笑いは消えなかった。
「ふっ!」
全身に力を込め、全力の一撃を叩き込んだ。しかし、奴はそれを手甲で防いだ。
「あはは。ルクスさん、流石ですね。この間戦った人よりも強いじゃないですかぁ!」
俺はその言葉に眉間が動いた。そして一瞬で距離を取り、口を開く。
「…のこと言ってんのか?」
「よく聞こえませんねぇ」
「ウェントゥスのこと言ってんのかって聞いてんだよ!このクソ野郎!!」
俺の怒号に奴は怯むことなく淡々と、笑顔を貼り付けたまま口を開く。
「あぁ、彼のことですか。いやぁ、彼も強かったですよ。でも、私には及びませんでしたねぇ」
「分かった。もういい」
俺はそう言い捨てると、瞬く間に奴の懐を取った。超加速を最大出力で発動しているのだ。例え陛下相手だろうと一撃は加えられる。
「やはり速いですねぇ!!」
俺は奴のそんな言葉を無視して超高速で剣を振った。殺意を込めて、ただひたすらに。何度も。
手甲で致命傷は防がれたものの、奴の全身を切ることには成功した。
「はははっ、困りますねぇ。ルクスさん、あなたは強すぎます」
体中を切られているはずなのに、奴は飄々と笑いながら言った。
「うるせぇなぁ。とっとと死ねよ」
そう言いながら俺は再び剣を構える。
「辛辣ですねぇ。そんなにウェントゥスさんを殺したことが許せませんか?」
「あぁ。許せねぇなぁ。お前だけは絶対に」
俺の言葉に奴は高笑いをした。心の底から他者を嘲笑うような、そんな高笑いを。
「ご安心ください。彼は…いや、彼の魔法は生きていますよ。私の中で、ね」
奴はそう言うと手甲を体の中心に構えた。そして、目を閉じて小さく口を開いた。
「ウェントゥス。そなたのその力、我が求めに応じ、今ここに顕現せよ」
そう言い終えると、奴の手甲から異様な風が発生した。その風は魔力を帯びていて、その魔力には覚えがあった。
「おい、なんでだ?その魔力はウェントゥスのものだ」
答えを聞く前から腸が煮えくり返りそうで仕方がなかった。そんな中、奴は平然と言った。
「あぁ、この邪爪イナニスは空っぽなんですよ。だから、他人の魔力、能力を奪うことができます。あなたなら知っていたんじゃないですか?」
もう、どうでもよかった。何も理由なんて必要ない。ただ俺の目の前にいるこの邪悪を、一秒でも早くこの世から消し去りたかった。
「…」
俺は無言で超加速を使い、奴の懐に入り剣を振りかぶった。その瞬間、俺の剣は唐突に悲鳴を上げた。そして、それと同時にとんでもない振動が剣全体を襲う。
「ぐぅ!!」
ほんの一瞬、俺の体勢は崩れてしまった。その一瞬の隙を見逃すほど、奴は甘くはなかった。
俺の懐がガラ空きになったその瞬間、手甲が俺を引き裂きに来る。俺は冷静に身体を後ろへずらすも、奴は薄ら笑いを浮かべたまま俺に斬りかかる。
「残念ですねぇ!!!」
肉が裂ける音がしたと同時、俺の体から血飛沫が舞った。確かに避けたはずなのになぜ。そう思って奴の手甲を見ると、風の魔力がリーチを伸ばしていた。
「がぁっ」
俺は追撃を免れるために咄嗟に剣を振った。しかしそれは空を斬るだけで、奴を捉えるには至らなかった。
心拍数が跳ね上がり、それに比例して血液が体から失われていくのが分かる。俺は腹を引き裂かれたのだ。半歩下がったお陰で臓物に届いていないのが救いだが、その傷は深い。
「いやぁ、便利ですよねぇ、風のシールド。名前は確か、疾風の鎧でしたっけ」
呼吸が乱れて、剣を持つ手が震える。出血を止める暇はない。つまり、早々に決着をつける以外に勝機はない。
「あぁー。その技なぁ。懐かしいわぁ。初見はやっぱりきついよなぁ」
俺はそう言いながら剣を構える。呼吸を整え、震える手を落ち着かせて剣を握る。
風魔法は強い。不利属性が存在しない唯一の魔法属性だからだ。一見突破する方法がないように見えるが、そうじゃない。この世界は魔法が全てじゃない。つまり…。
「ぶった斬れば関係ないけどなぁ」
超加速、それに加えて剣に高密度の魔力を纏わせ、俺は再び奴の懐に入り込んだ。
「そうですねぇ!私もそうやって突破しましたよぉ!!」
一瞬で俺は疾風の鎧を打ち破り、奴の喉元に向けて剣を振りかざした。しかし、その剣は奴がバックステップを踏んだことによって皮一枚を切るだけに留まった。
俺の全力の超加速には誰もついてくることができないはずなのに、なぜ奴は俺の攻撃をギリギリで回避することができるのか。その答えは、疾風の鎧にある。あれを切り裂くほんの一瞬、あの時間に奴は既に身体を動かしているのだ。
「やるじゃねぇか」
俺は腹を押さえながら言った。
「お褒めに預かり光栄ですよ。さて、もう終わりにしましょうか」
奴はそう言って手甲を構えた。それに呼応するように、俺も剣を構える。
俺は魔法球をいくつか練り上げ、浮かしてみせた。苦し紛れの一手だが、しないよりはいい。
「あぁ、お前の敗北でな」
俺は三度突っ込む。やはり奴は俺の動きを目で追えていない。
「ふぅっ!」
俺の一撃は一瞬で鎧を打ち破り、再び奴に食らいつく。だが、やはり奴にすんでのところで避けられてしまう。しかし…。
「なっ」
奴がそう声を上げた。俺の剣は奴の視界から消えたはずだ。そう、フェイントだ。
「もらった」
俺の剣は奴の腹を切り裂いた。そして、おまけに魔法球もプレゼントしておいた。
爆裂音が周囲に響き、白煙が視界を覆う。
「やっぱ弱えなぁ」
俺がそう言った瞬間、白煙を切り裂いて血塗れの奴が飛び出てきた。
カァンと金属同士のぶつかり合う音が周囲に響き渡る。
「あぁ、痛いですねぇ痛い痛い…」
確かにダメージを負っているはずなのに、奴は軽々に言ってみせた。
「ルクス!」
俺が奴の懐を侵略しようとしたその瞬間、後ろから声がした。
「ラディウスかぁ。下がってろぉ」
俺は空いた片手でラディウスを制止し、そのまま前を向いた。
「あぁ…痛い痛い。痛くて痛くて…」
その瞬間、奴を纏う雰囲気が変わったのが分かった。
「もう、殺しちゃいますよぉ?」
奴が満面の笑みで言った瞬間、瞬きする間もなく風の斬撃が俺の目の前に届いていた。
「がぁっ!」
すんでのところで剣を入れるも、俺の剣からパリっと音を立てて破片が落ちた。
「ふははっあははははっ。いやぁ、いい魔法ですねぇ風魔法は。ウェントゥスさんでもここまでの速度は出せなかったんじゃないですかぁ?でも、私なら出せる」
大丈夫、次は容易に防ぐことはできる。
「あぁ、でも流石に強いですねぇ、ルクスさぁん。今日のところはこれでお暇させてもらいましょうか」
「逃がすと思ってんのか?クソ野郎」
俺がそう言って踏み込もうとしたその瞬間、奴の手のひらの向きがおかしいことに気づいた。俺を向いていない。なら誰を狙っている?
俺はそこでハッとした。
「ラディウス!!」
俺は一瞬のうちに身体を翻し、ラディウスの前まで移動し、風の刃を弾いた。本当にギリギリだった。奴はもう既に風の刃を放っていて、それよりほんの僅かに早くラディウスを庇うことができた。
だから、奴の姿を追う余裕がなかった。次に俺が奴がいたであろう場所を向いたときには、そこには既に誰もいなかったのだ。
「ルクス、血が!」
ラディウスの声にふと冷静になって自分の身体を見てみる。俺のクリーム色の服が、真っ赤に染まっていた。
「あぁー、問題ねぇよぉ。ほら、帰るぞぉ」
俺はラディウスの頭に手を置きながら言った。
正直かなりの深手だが、このくらいで死ぬほど俺はヤワじゃない。しかし、放置していれば流石に死ぬ。だから俺はサティロスを追うことを断念した。してしまった。
俺は今でも後悔している。あの時無理をしてでも、あてがなくてもサティロスを追っていれば、もしかしたらああはならなかったのかもしれないと―。
そう言うと奴は笑顔を維持したまま手甲を振りかざし、突っ込んできた。品性の欠片もない特攻。そんなものにやられるほど俺は弱くはない。
「あぁー?舐めてんのかぁ?そんなんじゃラディウスのがまだ強えぞぉ」
俺は片手で剣を構え、奴の攻撃を冷静に見切った。攻撃の角度、速度、その全てを理解し、一瞬にも満たない速度で奴との距離をゼロにした。
「わぁ、速いですねぇ」
俺が剣を振る動作を見せても奴の薄ら笑いは消えなかった。
「ふっ!」
全身に力を込め、全力の一撃を叩き込んだ。しかし、奴はそれを手甲で防いだ。
「あはは。ルクスさん、流石ですね。この間戦った人よりも強いじゃないですかぁ!」
俺はその言葉に眉間が動いた。そして一瞬で距離を取り、口を開く。
「…のこと言ってんのか?」
「よく聞こえませんねぇ」
「ウェントゥスのこと言ってんのかって聞いてんだよ!このクソ野郎!!」
俺の怒号に奴は怯むことなく淡々と、笑顔を貼り付けたまま口を開く。
「あぁ、彼のことですか。いやぁ、彼も強かったですよ。でも、私には及びませんでしたねぇ」
「分かった。もういい」
俺はそう言い捨てると、瞬く間に奴の懐を取った。超加速を最大出力で発動しているのだ。例え陛下相手だろうと一撃は加えられる。
「やはり速いですねぇ!!」
俺は奴のそんな言葉を無視して超高速で剣を振った。殺意を込めて、ただひたすらに。何度も。
手甲で致命傷は防がれたものの、奴の全身を切ることには成功した。
「はははっ、困りますねぇ。ルクスさん、あなたは強すぎます」
体中を切られているはずなのに、奴は飄々と笑いながら言った。
「うるせぇなぁ。とっとと死ねよ」
そう言いながら俺は再び剣を構える。
「辛辣ですねぇ。そんなにウェントゥスさんを殺したことが許せませんか?」
「あぁ。許せねぇなぁ。お前だけは絶対に」
俺の言葉に奴は高笑いをした。心の底から他者を嘲笑うような、そんな高笑いを。
「ご安心ください。彼は…いや、彼の魔法は生きていますよ。私の中で、ね」
奴はそう言うと手甲を体の中心に構えた。そして、目を閉じて小さく口を開いた。
「ウェントゥス。そなたのその力、我が求めに応じ、今ここに顕現せよ」
そう言い終えると、奴の手甲から異様な風が発生した。その風は魔力を帯びていて、その魔力には覚えがあった。
「おい、なんでだ?その魔力はウェントゥスのものだ」
答えを聞く前から腸が煮えくり返りそうで仕方がなかった。そんな中、奴は平然と言った。
「あぁ、この邪爪イナニスは空っぽなんですよ。だから、他人の魔力、能力を奪うことができます。あなたなら知っていたんじゃないですか?」
もう、どうでもよかった。何も理由なんて必要ない。ただ俺の目の前にいるこの邪悪を、一秒でも早くこの世から消し去りたかった。
「…」
俺は無言で超加速を使い、奴の懐に入り剣を振りかぶった。その瞬間、俺の剣は唐突に悲鳴を上げた。そして、それと同時にとんでもない振動が剣全体を襲う。
「ぐぅ!!」
ほんの一瞬、俺の体勢は崩れてしまった。その一瞬の隙を見逃すほど、奴は甘くはなかった。
俺の懐がガラ空きになったその瞬間、手甲が俺を引き裂きに来る。俺は冷静に身体を後ろへずらすも、奴は薄ら笑いを浮かべたまま俺に斬りかかる。
「残念ですねぇ!!!」
肉が裂ける音がしたと同時、俺の体から血飛沫が舞った。確かに避けたはずなのになぜ。そう思って奴の手甲を見ると、風の魔力がリーチを伸ばしていた。
「がぁっ」
俺は追撃を免れるために咄嗟に剣を振った。しかしそれは空を斬るだけで、奴を捉えるには至らなかった。
心拍数が跳ね上がり、それに比例して血液が体から失われていくのが分かる。俺は腹を引き裂かれたのだ。半歩下がったお陰で臓物に届いていないのが救いだが、その傷は深い。
「いやぁ、便利ですよねぇ、風のシールド。名前は確か、疾風の鎧でしたっけ」
呼吸が乱れて、剣を持つ手が震える。出血を止める暇はない。つまり、早々に決着をつける以外に勝機はない。
「あぁー。その技なぁ。懐かしいわぁ。初見はやっぱりきついよなぁ」
俺はそう言いながら剣を構える。呼吸を整え、震える手を落ち着かせて剣を握る。
風魔法は強い。不利属性が存在しない唯一の魔法属性だからだ。一見突破する方法がないように見えるが、そうじゃない。この世界は魔法が全てじゃない。つまり…。
「ぶった斬れば関係ないけどなぁ」
超加速、それに加えて剣に高密度の魔力を纏わせ、俺は再び奴の懐に入り込んだ。
「そうですねぇ!私もそうやって突破しましたよぉ!!」
一瞬で俺は疾風の鎧を打ち破り、奴の喉元に向けて剣を振りかざした。しかし、その剣は奴がバックステップを踏んだことによって皮一枚を切るだけに留まった。
俺の全力の超加速には誰もついてくることができないはずなのに、なぜ奴は俺の攻撃をギリギリで回避することができるのか。その答えは、疾風の鎧にある。あれを切り裂くほんの一瞬、あの時間に奴は既に身体を動かしているのだ。
「やるじゃねぇか」
俺は腹を押さえながら言った。
「お褒めに預かり光栄ですよ。さて、もう終わりにしましょうか」
奴はそう言って手甲を構えた。それに呼応するように、俺も剣を構える。
俺は魔法球をいくつか練り上げ、浮かしてみせた。苦し紛れの一手だが、しないよりはいい。
「あぁ、お前の敗北でな」
俺は三度突っ込む。やはり奴は俺の動きを目で追えていない。
「ふぅっ!」
俺の一撃は一瞬で鎧を打ち破り、再び奴に食らいつく。だが、やはり奴にすんでのところで避けられてしまう。しかし…。
「なっ」
奴がそう声を上げた。俺の剣は奴の視界から消えたはずだ。そう、フェイントだ。
「もらった」
俺の剣は奴の腹を切り裂いた。そして、おまけに魔法球もプレゼントしておいた。
爆裂音が周囲に響き、白煙が視界を覆う。
「やっぱ弱えなぁ」
俺がそう言った瞬間、白煙を切り裂いて血塗れの奴が飛び出てきた。
カァンと金属同士のぶつかり合う音が周囲に響き渡る。
「あぁ、痛いですねぇ痛い痛い…」
確かにダメージを負っているはずなのに、奴は軽々に言ってみせた。
「ルクス!」
俺が奴の懐を侵略しようとしたその瞬間、後ろから声がした。
「ラディウスかぁ。下がってろぉ」
俺は空いた片手でラディウスを制止し、そのまま前を向いた。
「あぁ…痛い痛い。痛くて痛くて…」
その瞬間、奴を纏う雰囲気が変わったのが分かった。
「もう、殺しちゃいますよぉ?」
奴が満面の笑みで言った瞬間、瞬きする間もなく風の斬撃が俺の目の前に届いていた。
「がぁっ!」
すんでのところで剣を入れるも、俺の剣からパリっと音を立てて破片が落ちた。
「ふははっあははははっ。いやぁ、いい魔法ですねぇ風魔法は。ウェントゥスさんでもここまでの速度は出せなかったんじゃないですかぁ?でも、私なら出せる」
大丈夫、次は容易に防ぐことはできる。
「あぁ、でも流石に強いですねぇ、ルクスさぁん。今日のところはこれでお暇させてもらいましょうか」
「逃がすと思ってんのか?クソ野郎」
俺がそう言って踏み込もうとしたその瞬間、奴の手のひらの向きがおかしいことに気づいた。俺を向いていない。なら誰を狙っている?
俺はそこでハッとした。
「ラディウス!!」
俺は一瞬のうちに身体を翻し、ラディウスの前まで移動し、風の刃を弾いた。本当にギリギリだった。奴はもう既に風の刃を放っていて、それよりほんの僅かに早くラディウスを庇うことができた。
だから、奴の姿を追う余裕がなかった。次に俺が奴がいたであろう場所を向いたときには、そこには既に誰もいなかったのだ。
「ルクス、血が!」
ラディウスの声にふと冷静になって自分の身体を見てみる。俺のクリーム色の服が、真っ赤に染まっていた。
「あぁー、問題ねぇよぉ。ほら、帰るぞぉ」
俺はラディウスの頭に手を置きながら言った。
正直かなりの深手だが、このくらいで死ぬほど俺はヤワじゃない。しかし、放置していれば流石に死ぬ。だから俺はサティロスを追うことを断念した。してしまった。
俺は今でも後悔している。あの時無理をしてでも、あてがなくてもサティロスを追っていれば、もしかしたらああはならなかったのかもしれないと―。
12
あなたにおすすめの小説
転生したら名家の次男になりましたが、俺は汚点らしいです
NEXTブレイブ
ファンタジー
ただの人間、野上良は名家であるグリモワール家の次男に転生したが、その次男には名家の人間でありながら、汚点であるが、兄、姉、母からは愛されていたが、父親からは嫌われていた
備蓄スキルで異世界転移もナンノソノ
ちかず
ファンタジー
久しぶりの早帰りの金曜日の夜(但し、矢作基準)ラッキーの連続に浮かれた矢作の行った先は。
見た事のない空き地に1人。異世界だと気づかない矢作のした事は?
異世界アニメも見た事のない矢作が、自分のスキルに気づく日はいつ来るのだろうか。スキル【備蓄】で異世界に騒動を起こすもちょっぴりズレた矢作はそれに気づかずマイペースに頑張るお話。
鈍感な主人公が降り注ぐ困難もナンノソノとクリアしながら仲間を増やして居場所を作るまで。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
戦場帰りの俺が隠居しようとしたら、最強の美少女たちに囲まれて逃げ場がなくなった件
さん
ファンタジー
戦場で命を削り、帝国最強部隊を率いた男――ラル。
数々の激戦を生き抜き、任務を終えた彼は、
今は辺境の地に建てられた静かな屋敷で、
わずかな安寧を求めて暮らしている……はずだった。
彼のそばには、かつて命を懸けて彼を支えた、最強の少女たち。
それぞれの立場で戦い、支え、尽くしてきた――ただ、すべてはラルのために。
今では彼の屋敷に集い、仕え、そして溺愛している。
「ラルさまさえいれば、わたくしは他に何もいりませんわ!」
「ラル様…私だけを見ていてください。誰よりも、ずっとずっと……」
「ねぇラル君、その人の名前……まだ覚えてるの?」
「ラル、そんなに気にしなくていいよ!ミアがいるから大丈夫だよねっ!」
命がけの戦場より、ヒロインたちの“甘くて圧が強い愛情”のほうが数倍キケン!?
順番待ちの寝床争奪戦、過去の恋の追及、圧バトル修羅場――
ラルの平穏な日常は、最強で一途な彼女たちに包囲されて崩壊寸前。
これは――
【過去の傷を背負い静かに生きようとする男】と
【彼を神のように慕う最強少女たち】が織りなす、
“甘くて逃げ場のない生活”の物語。
――戦場よりも生き延びるのが難しいのは、愛されすぎる日常だった。
※表紙のキャラはエリスのイメージ画です。
勇者パーティーを追放されました。国から莫大な契約違反金を請求されると思いますが、払えますよね?
猿喰 森繁
ファンタジー
「パーティーを抜けてほしい」
「え?なんて?」
私がパーティーメンバーにいることが国の条件のはず。
彼らは、そんなことも忘れてしまったようだ。
私が聖女であることが、どれほど重要なことか。
聖女という存在が、どれほど多くの国にとって貴重なものか。
―まぁ、賠償金を支払う羽目になっても、私には関係ないんだけど…。
前の話はテンポが悪かったので、全文書き直しました。
友人(勇者)に恋人も幼馴染も取られたけど悔しくない。 だって俺は転生者だから。
石のやっさん
ファンタジー
パーティでお荷物扱いされていた魔法戦士のセレスは、とうとう勇者でありパーティーリーダーのリヒトにクビを宣告されてしまう。幼馴染も恋人も全部リヒトの物で、居場所がどこにもない状態だった。
だが、此の状態は彼にとっては『本当の幸せ』を掴む事に必要だった
何故なら、彼は『転生者』だから…
今度は違う切り口からのアプローチ。
追放の話しの一話は、前作とかなり似ていますが2話からは、かなり変わります。
こうご期待。
私が王子との結婚式の日に、妹に毒を盛られ、公衆の面前で辱められた。でも今、私は時を戻し、運命を変えに来た。
MayonakaTsuki
恋愛
王子との結婚式の日、私は最も信頼していた人物――自分の妹――に裏切られた。毒を盛られ、公開の場で辱められ、未来の王に拒絶され、私の人生は血と侮辱の中でそこで終わったかのように思えた。しかし、死が私を迎えたとき、不可能なことが起きた――私は同じ回廊で、祭壇の前で目を覚まし、あらゆる涙、嘘、そして一撃の記憶をそのまま覚えていた。今、二度目のチャンスを得た私は、ただ一つの使命を持つ――真実を突き止め、奪われたものを取り戻し、私を破滅させた者たちにその代償を払わせる。もはや、何も以前のままではない。何も許されない。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる