【完結】誤解から溺愛になるまで、神様がサポートして二人の恋を後押しします

成実

文字の大きさ
3 / 27

神々のつぶやき

しおりを挟む
全能の神、、、アウロス
愛の女神、、、イリア
智の神、、、、ウロス
芸術の神、、、エイリス
美の女神、、、オリビア
5兄弟の神々

イリア(愛の女神): 「ウロス、お前が異世界の本でツンデレと言う性格に、萌を感じるというから、ためしに祝福に盛り込んだのに、反対にあの二人は不幸せになったでは、ありませんか?

 どうするのです。あんなに可愛いい二人が祝福で、悲しみにくれるなんて、私悲しいわ」


ウロス(智の神):「イリア、僕もこんなことになるなんて思ってもみなかったよ。

 僕はこの本みたいに、令嬢のツンデレで相手を振り回してラブラブすると思ったのに、無口という祝福とツンデレは最悪だったとは。エイリスも異世界の本にはまってるよね。

 男は背中で物事を語るとかなんとかで、無口の祝福を与えたけど、自分の思いも何も話さない相手では、ツンデレも生かせれないよ」


エイリス(芸術の神):「僕もここまで、無口でこうなるとは。職人とかならよかったのかなあ。

 この本では、親父の背中をみて、技を盗めとか。男は無口で、愛情を示せとか、なかなか面白かったのに。

 職業に合わせて、祝福を与えないと大変な事になるとわかったよ」


アウロス(全能の神):「とにかく、お前達が異世界の本で楽しむのは良いが、これからは気をつけるように。

 そこで、今回はあまりに、あの二人が憐れなので、回帰させて、サポートしようではないか」


オリビア(美の女神):「回帰は賛成だけど、サポートって、何をするのかしら?」


アウロス(全能の神):「回帰はするが、祝福を変えることはしない。

 まず、アレクに祝福を与えるときに同時に我々の声を聞くために教会に祈りを捧げるよう、祝福とともに掲示を下そう。 

 ウロスはそこで、アレクに、シアがこのような態度の説明をして、ツンデレの可愛さ理解をさせると良い。
サポートは、イリア頼む。

 同じくシアにも教会の祈りを捧げるように掲示を下し、アレクは無口だが、耳が赤かったり色々アレクの行動の意味をサポート。

 エイリスがシアにアレクの行動をサポートして、エイリスのサポートをオリビアがしてほしい。

 今回、シアは毒杯を飲んで苦しんだ、回帰前の記憶を残す特典もつけよう。

 記憶があれば、我々のサポートもあるし、罠にかかることもないだろう。

 本来、我々は人の人生にここまで関わるべきではないのだが、私が、異世界の友達から、本をもらって、ソナタ達に見せたのが原因でもある。」


ウロス(智の神):「本は楽しかったから、別にいいんじゃない。

 あと、今回、はじめてツンデレの祝福をいれたから、ツンデレが何なのか、わからなかったのがだめだったよね。

 そこで、アレクに、ツンデレの取り扱いみたいな書物を書いて貰って、ツンデレの良さを広めたい。」


イリア(愛の女神):「ウロスったら、全然反省してませんわね。

 そんなに、ツンデレがツボにハマりましたの?何冊読めば気がすむんですの」
 

ウロス(智の神):「本もいいけど、生で観察したいと言うか……観察してたから、今回おかしな事になってると早くに気づいたんじゃないかぁ。

 本来、そこまで、人を観察しないけど、ツンデレの祝福で、ドキドキをみたかったのに、無口とツンデレがこんなことになるなんてね。」


アウロス(全能の神):「では、回帰させる。時間を遡りさせるため、私の神力をかなり使うため、少し眠ると思う。

 後のことは、先程はなしたように、四人でサポートをしてほしい。ではアレクとシアの祝福を与えた時まで時間を戻す」


イリア、ウロス、エイリス、オリビア「任せて」

しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

冷遇王妃はときめかない

あんど もあ
ファンタジー
幼いころから婚約していた彼と結婚して王妃になった私。 だが、陛下は側妃だけを溺愛し、私は白い結婚のまま離宮へ追いやられる…って何てラッキー! 国の事は陛下と側妃様に任せて、私はこのまま離宮で何の責任も無い楽な生活を!…と思っていたのに…。

【完結】断罪された悪役令嬢は、全てを捨てる事にした

miniko
恋愛
悪役令嬢に生まれ変わったのだと気付いた時、私は既に王太子の婚約者になった後だった。 婚約回避は手遅れだったが、思いの外、彼と円満な関係を築く。 (ゲーム通りになるとは限らないのかも) ・・・とか思ってたら、学園入学後に状況は激変。 周囲に疎まれる様になり、まんまと卒業パーティーで断罪&婚約破棄のテンプレ展開。 馬鹿馬鹿しい。こんな国、こっちから捨ててやろう。 冤罪を晴らして、意気揚々と単身で出国しようとするのだが、ある人物に捕まって・・・。 強制力と言う名の運命に翻弄される私は、幸せになれるのか!? ※感想欄はネタバレあり/なし の振り分けをしていません。本編より先にお読みになる場合はご注意ください。

悪役令嬢、記憶をなくして辺境でカフェを開きます〜お忍びで通ってくる元婚約者の王子様、私はあなたのことなど知りません〜

咲月ねむと
恋愛
王子の婚約者だった公爵令嬢セレスティーナは、断罪イベントの最中、興奮のあまり階段から転げ落ち、頭を打ってしまう。目覚めた彼女は、なんと「悪役令嬢として生きてきた数年間」の記憶をすっぽりと失い、動物を愛する心優しくおっとりした本来の性格に戻っていた。 もはや王宮に居場所はないと、自ら婚約破棄を申し出て辺境の領地へ。そこで動物たちに異常に好かれる体質を活かし、もふもふの聖獣たちが集まるカフェを開店し、穏やかな日々を送り始める。 一方、セレスティーナの豹変ぶりが気になって仕方ない元婚約者の王子・アルフレッドは、身分を隠してお忍びでカフェを訪れる。別人になったかのような彼女に戸惑いながらも、次第に本当の彼女に惹かれていくが、セレスティーナは彼のことを全く覚えておらず…? ※これはかなり人を選ぶ作品です。 感想欄にもある通り、私自身も再度読み返してみて、皆様のおっしゃる通りもう少しプロットをしっかりしてればと。 それでも大丈夫って方は、ぜひ。

[異世界恋愛短編集]お望み通り、悪役令嬢とやらになりましたわ。ご満足いただけたかしら?

石河 翠
恋愛
公爵令嬢レイラは、王太子の婚約者である。しかし王太子は男爵令嬢にうつつをぬかして、彼女のことを「悪役令嬢」と敵視する。さらに妃教育という名目で離宮に幽閉されてしまった。 面倒な仕事を王太子から押し付けられたレイラは、やがて王族をはじめとする国の要人たちから誰にも言えない愚痴や秘密を打ち明けられるようになる。 そんなレイラの唯一の楽しみは、離宮の庭にある東屋でお茶をすること。ある時からお茶の時間に雨が降ると、顔馴染みの文官が雨宿りにやってくるようになって……。 どんな理不尽にも静かに耐えていたヒロインと、そんなヒロインの笑顔を見るためならどんな努力も惜しまないヒーローの恋物語。ハッピーエンドです。 「お望み通り、悪役令嬢とやらになりましたわ。ご満足いただけたかしら?」、その他5篇の異世界恋愛短編集です。 この作品は、他サイトにも投稿しております。表紙は写真ACよりチョコラテさまの作品(写真ID:32749945)をおかりしております。

ループした悪役令嬢は王子からの溺愛に気付かない

咲桜りおな
恋愛
 愛する夫(王太子)から愛される事もなく結婚間もなく悲運の死を迎える元公爵令嬢のモデリーン。 自分が何度も同じ人生をやり直している事に気付くも、やり直す度に上手くいかない人生にうんざりしてしまう。 どうせなら王太子と出会わない人生を送りたい……そう願って眠りに就くと、王太子との婚約前に時は巻き戻った。 それと同時にこの世界が乙女ゲームの中で、自分が悪役令嬢へ転生していた事も知る。 嫌われる運命なら王太子と婚約せず、ヒロインである自分の妹が結婚して幸せになればいい。 悪役令嬢として生きるなんてまっぴら。自分は自分の道を行く!  そう決めて五度目の人生をやり直し始めるモデリーンの物語。

【12月末日公開終了】これは裏切りですか?

たぬきち25番
恋愛
転生してすぐに婚約破棄をされたアリシアは、嫁ぎ先を失い、実家に戻ることになった。 だが、実家戻ると『婚約破棄をされた娘』と噂され、家族の迷惑になっているので出て行く必要がある。 そんな時、母から住み込みの仕事を紹介されたアリシアは……?

前世の記憶を取り戻した元クズ令嬢は毎日が楽しくてたまりません

Karamimi
恋愛
公爵令嬢のソフィーナは、非常に我が儘で傲慢で、どしうようもないクズ令嬢だった。そんなソフィーナだったが、事故の影響で前世の記憶をとり戻す。 前世では体が弱く、やりたい事も何もできずに短い生涯を終えた彼女は、過去の自分の行いを恥、真面目に生きるとともに前世でできなかったと事を目いっぱい楽しもうと、新たな人生を歩み始めた。 外を出て美味しい空気を吸う、綺麗な花々を見る、些細な事でも幸せを感じるソフィーナは、険悪だった兄との関係もあっという間に改善させた。 もちろん、本人にはそんな自覚はない。ただ、今までの行いを詫びただけだ。そう、なぜか彼女には、人を魅了させる力を持っていたのだ。 そんな中、この国の王太子でもあるファラオ殿下の15歳のお誕生日パーティに参加する事になったソフィーナは… どうしようもないクズだった令嬢が、前世の記憶を取り戻し、次々と周りを虜にしながら本当の幸せを掴むまでのお話しです。 カクヨムでも同時連載してます。 よろしくお願いします。

完【恋愛】婚約破棄をされた瞬間聖女として顕現した令嬢は竜の伴侶となりました。

梅花
恋愛
侯爵令嬢であるフェンリエッタはこの国の第2王子であるフェルディナンドの婚約者であった。 16歳の春、王立学院を卒業後に正式に結婚をして王室に入る事となっていたが、それをぶち壊したのは誰でもないフェルディナンド彼の人だった。 卒業前の舞踏会で、惨事は起こった。 破り捨てられた婚約証書。 破られたことで切れてしまった絆。 それと同時に手の甲に浮かび上がった痣は、聖痕と呼ばれるもの。 痣が浮き出る直前に告白をしてきたのは隣国からの留学生であるベルナルド。 フェンリエッタの行方は… 王道ざまぁ予定です

処理中です...