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一章
目覚め
……身体が、沈むように重い。
まるで鉛を詰め込まれたようで、腕どころか瞼さえ思うように動かない。ぼんやりとした意識の奥で息を吸うと、普段感じている空気の匂いが少し違う。それでも、どうにかまぶたを持ち上げると、見えたのは知らない天井だった。その白くて高い天井は見覚えがなく、それをぼんやりと眺めていたら、ガタンと椅子が倒れる音がした。
「!!リュカ様!目を覚まされたのですね!!」
突然の声に心臓が跳ねた。驚きで身体を動かそうとするが、まだ思うように動かない。だから、声のする方をゆっくり向くと、そこにはメイド服の少女がいた。
(……誰だ?)
こちらを心配そうに見つめているが、年齢は17、8くらいだろうか?外見は茶髪に黒目。素朴ながらも可愛らしい容姿をしていた。しかし、今はその目に涙をため潤んでいる。俺は、あまりの驚きに言葉を失ってしまい、その少女の事を見つめ返す事しか出来なかった。
「……リュカ様お加減は大丈夫ですか?何処か痛い所などはありませんか?私…リュカ様がお倒れになったと聞いて、本当に心配いたしました…」
少女は涙を拭いながら俺の手や頬をそっと触ってきたけど、その距離が近い。心配してくれている彼女には申し訳ないが、見知らぬ人間から心配されても、困惑の方が勝ってしまう。確かに可愛い女の子に看病されるのは悪い気しないけど……今の状況、普通じゃない。
「あの…此処は何処ですか?」
「無理に起き上がってはいけません!!それに此処は、リュカ様のお部屋ではないですか!」
現状の把握のために、軽く体を起こした瞬間、少女が慌てて俺をベッドに押し戻してきた。力は強くないけど、必死さが伝わる。とりあえず従って視線を巡らせながら部屋の中を改めて見渡す。すると、部屋がやたら広い。
小さな家ならば入ってしまいそうなほど広く、左側には暖炉があり、その上には家族の肖像だろうか、4人並んでいる絵が飾られていた。右側に視線を移せば、バルコニーに出るためのガラス張りで出来た大きな扉が見えた。他にも本棚や机、ランプなどの雑貨が置かれているのが見えるが、家具ひとつとっても高級品ばかり。これが俺の部屋なわけがない。
そもそも、俺の知り合いに、こんな可愛い少女などいない。もしいたとしたら、絶対に忘れない自信がある。
「あの……すみませんが…ここは俺の部屋ではないと思うのですが……?それに…あなたはどちら様ですか?」
「!!?」
なるべく相手に失礼のないように、言葉を選びながら聞いたつもりだったのだが、俺の言葉に少女の表情が一瞬で固まる。次の瞬間、瞳が潤んでいき、ぽろぽろと涙がこぼれ落ちた。泣き初めてしまった少女を前に、俺は今までにないくらい焦っていた。男としては、女性の泣き顔ほど対処に困る物はなく、何を言ったとしても周りからは男性側が加害者として見られてしまう。
「すみません!!俺!あなたに何か失礼な事を言いましたでしょうか!?」
「わッ…私は…リュカ様にお使えしているリタです…ッ…まだ…ッ…ここに来て2年と…ッ…そんなにたってはいませんがッ…いつも一緒に…ッ…いました…のに……ッ…」
慌てて謝罪するも効果はなく、涙を浮かべながら泣く声は段々と小さくなって行く。しかし、しゃくり上げながら握る手は震えているのに、俺の手をぎゅっと握りしめ、決して離そうとしない。
俺の中には少女と一緒にいた記憶などはない。しかし、泣いている少女に言ってしまえばさらに泣いてしまいそうで、下手な言葉は返せない。
「私の顔をお忘れてしまう程に、召喚の儀に失敗した事がショックだったのですか?ですが、リュカ様のお父上であるアルノルド様が、リュカ様を無下にするはずがありません!それに、私はリュカ様に最後まで付いて行きます!!」
俺が何も言えないでいると、眼に涙を浮かべながらも、俺を安心させるように力強く言ってくる。だけど、召喚の儀を失敗したと言われても、何の状況説明にもなっていないうえ、情報量が多すぎて付いて行けない。それに、父親らしき名前を出せれても、その名前には聞き覚えがなく、どんな反応を返したら正解なのか分からない…。
暫く真剣な顔を浮かべながら俺の顔を見つめていた少女だったけど、突然何かを思い出したように、驚いたかのような顔に変わる。
「あッ!!リュカ様が目覚められたら、知らせるようにとアルノルド様から言われていたのでした!!すみませんッ!リュカ様!私、少しだけ失礼させていただきます!!」
リタと名乗った少女は勢いよく立ち上がり、バタバタと部屋を出ていった。何とも嵐みたいな子だなと思ったけど、それは不思議と嫌ではなく、どこか懐かしいような感覚が胸の奥に残った。
リタが出ていった瞬間、さっきまであんなに騒がしいと感じていた部屋が嘘みたいに一気に静まり返った。パチ、パチ、と暖炉の火が小さくはぜる音だけが小さく響いているけれど、その静けさが逆に落ち着かない。そんな何も知らない場所に一人きり。取り残されていると、何とも言えない居心地の悪さを感じる。
「……はぁ。どうなってんだ、これ?」
起きた瞬間から混乱続きで、思わずため息が漏れる。
召喚の儀やアルノルド様。それに、俺の名らしきリュカという言葉も聞いたけれど、全部聞き覚えがない。とりあえず、情報整理をするために、上体だけをベッドから起こして部屋の中を再度見渡してみたが、やはり見覚えのない物ばかりが並んでいる。
試しにベットから立ち上がろうと体を動かせば、身体が重いのとは別に、何処か違和感を感じてその動きを止める。その違和感の原因を探ろうと、自分自身を見下ろせば、何とも小さい手足が目に入ってきた。
「っ!!?」
ベッドから転げるようにして慌てて布団から出ると、そのまま少しふらつく足で、部屋の中に置いてあった鏡の前に立つ。そして、そこに映った姿を見た瞬間、頭の中が真っ白になった。
「……なんだ…これ…?」
震える手で触れた鏡には、幼い顔立ちに透き通るような肌をした銀髪に青い瞳の五歳くらいの少年がたっていおり、声にならない声うぃ漏らせば、鏡の中の少年も俺と同じように口を開いていた。
「……嘘だろ。俺……子供になってる……?」
理解が追いつかず、混乱とか恐怖とかで感情の区別もつかない。ただ、頭の中で一つの考えだけがぐるぐると回っていた。
俺はいったい、誰なんだ…?
まるで鉛を詰め込まれたようで、腕どころか瞼さえ思うように動かない。ぼんやりとした意識の奥で息を吸うと、普段感じている空気の匂いが少し違う。それでも、どうにかまぶたを持ち上げると、見えたのは知らない天井だった。その白くて高い天井は見覚えがなく、それをぼんやりと眺めていたら、ガタンと椅子が倒れる音がした。
「!!リュカ様!目を覚まされたのですね!!」
突然の声に心臓が跳ねた。驚きで身体を動かそうとするが、まだ思うように動かない。だから、声のする方をゆっくり向くと、そこにはメイド服の少女がいた。
(……誰だ?)
こちらを心配そうに見つめているが、年齢は17、8くらいだろうか?外見は茶髪に黒目。素朴ながらも可愛らしい容姿をしていた。しかし、今はその目に涙をため潤んでいる。俺は、あまりの驚きに言葉を失ってしまい、その少女の事を見つめ返す事しか出来なかった。
「……リュカ様お加減は大丈夫ですか?何処か痛い所などはありませんか?私…リュカ様がお倒れになったと聞いて、本当に心配いたしました…」
少女は涙を拭いながら俺の手や頬をそっと触ってきたけど、その距離が近い。心配してくれている彼女には申し訳ないが、見知らぬ人間から心配されても、困惑の方が勝ってしまう。確かに可愛い女の子に看病されるのは悪い気しないけど……今の状況、普通じゃない。
「あの…此処は何処ですか?」
「無理に起き上がってはいけません!!それに此処は、リュカ様のお部屋ではないですか!」
現状の把握のために、軽く体を起こした瞬間、少女が慌てて俺をベッドに押し戻してきた。力は強くないけど、必死さが伝わる。とりあえず従って視線を巡らせながら部屋の中を改めて見渡す。すると、部屋がやたら広い。
小さな家ならば入ってしまいそうなほど広く、左側には暖炉があり、その上には家族の肖像だろうか、4人並んでいる絵が飾られていた。右側に視線を移せば、バルコニーに出るためのガラス張りで出来た大きな扉が見えた。他にも本棚や机、ランプなどの雑貨が置かれているのが見えるが、家具ひとつとっても高級品ばかり。これが俺の部屋なわけがない。
そもそも、俺の知り合いに、こんな可愛い少女などいない。もしいたとしたら、絶対に忘れない自信がある。
「あの……すみませんが…ここは俺の部屋ではないと思うのですが……?それに…あなたはどちら様ですか?」
「!!?」
なるべく相手に失礼のないように、言葉を選びながら聞いたつもりだったのだが、俺の言葉に少女の表情が一瞬で固まる。次の瞬間、瞳が潤んでいき、ぽろぽろと涙がこぼれ落ちた。泣き初めてしまった少女を前に、俺は今までにないくらい焦っていた。男としては、女性の泣き顔ほど対処に困る物はなく、何を言ったとしても周りからは男性側が加害者として見られてしまう。
「すみません!!俺!あなたに何か失礼な事を言いましたでしょうか!?」
「わッ…私は…リュカ様にお使えしているリタです…ッ…まだ…ッ…ここに来て2年と…ッ…そんなにたってはいませんがッ…いつも一緒に…ッ…いました…のに……ッ…」
慌てて謝罪するも効果はなく、涙を浮かべながら泣く声は段々と小さくなって行く。しかし、しゃくり上げながら握る手は震えているのに、俺の手をぎゅっと握りしめ、決して離そうとしない。
俺の中には少女と一緒にいた記憶などはない。しかし、泣いている少女に言ってしまえばさらに泣いてしまいそうで、下手な言葉は返せない。
「私の顔をお忘れてしまう程に、召喚の儀に失敗した事がショックだったのですか?ですが、リュカ様のお父上であるアルノルド様が、リュカ様を無下にするはずがありません!それに、私はリュカ様に最後まで付いて行きます!!」
俺が何も言えないでいると、眼に涙を浮かべながらも、俺を安心させるように力強く言ってくる。だけど、召喚の儀を失敗したと言われても、何の状況説明にもなっていないうえ、情報量が多すぎて付いて行けない。それに、父親らしき名前を出せれても、その名前には聞き覚えがなく、どんな反応を返したら正解なのか分からない…。
暫く真剣な顔を浮かべながら俺の顔を見つめていた少女だったけど、突然何かを思い出したように、驚いたかのような顔に変わる。
「あッ!!リュカ様が目覚められたら、知らせるようにとアルノルド様から言われていたのでした!!すみませんッ!リュカ様!私、少しだけ失礼させていただきます!!」
リタと名乗った少女は勢いよく立ち上がり、バタバタと部屋を出ていった。何とも嵐みたいな子だなと思ったけど、それは不思議と嫌ではなく、どこか懐かしいような感覚が胸の奥に残った。
リタが出ていった瞬間、さっきまであんなに騒がしいと感じていた部屋が嘘みたいに一気に静まり返った。パチ、パチ、と暖炉の火が小さくはぜる音だけが小さく響いているけれど、その静けさが逆に落ち着かない。そんな何も知らない場所に一人きり。取り残されていると、何とも言えない居心地の悪さを感じる。
「……はぁ。どうなってんだ、これ?」
起きた瞬間から混乱続きで、思わずため息が漏れる。
召喚の儀やアルノルド様。それに、俺の名らしきリュカという言葉も聞いたけれど、全部聞き覚えがない。とりあえず、情報整理をするために、上体だけをベッドから起こして部屋の中を再度見渡してみたが、やはり見覚えのない物ばかりが並んでいる。
試しにベットから立ち上がろうと体を動かせば、身体が重いのとは別に、何処か違和感を感じてその動きを止める。その違和感の原因を探ろうと、自分自身を見下ろせば、何とも小さい手足が目に入ってきた。
「っ!!?」
ベッドから転げるようにして慌てて布団から出ると、そのまま少しふらつく足で、部屋の中に置いてあった鏡の前に立つ。そして、そこに映った姿を見た瞬間、頭の中が真っ白になった。
「……なんだ…これ…?」
震える手で触れた鏡には、幼い顔立ちに透き通るような肌をした銀髪に青い瞳の五歳くらいの少年がたっていおり、声にならない声うぃ漏らせば、鏡の中の少年も俺と同じように口を開いていた。
「……嘘だろ。俺……子供になってる……?」
理解が追いつかず、混乱とか恐怖とかで感情の区別もつかない。ただ、頭の中で一つの考えだけがぐるぐると回っていた。
俺はいったい、誰なんだ…?
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