158 / 326
三章
寝起き
しおりを挟む
「……カ……起き……リュ……ろ」
ぼんやりとした意識の中、遠くで誰かが呼んでいるような声がする。その声に呼ばれるように僕の意識が少しずつ浮上してくると、段々と何を言っているのかが少しづつ聞き取れるようになってきた。
「起きろって!!」
「う……う~ん……」
寝ぼけ眼の目を開ければ、薄暗い闇が辺りに広がっていて周りの様子がよく見えない。それでも、誰かの声や身を揺さぶる手を感じて、首だけを何とか動かして声の主を探す。
「おっ!起きたか!?朝だぞ!!」
「あ…あさ……?」
僕は目を擦りながら、満面の笑顔で笑うバルドから窓の方へと視線を向ける。カーテンの隙間から微かな光が漏れているもののその光は弱く、朝と呼ぶにはまだ速い気がする。
「いま…なんじ…?」
うつらうつらと船を漕ぎながも時間を尋ねれば、やけに元気な声が寝起きの頭に響く。
「5時前!!」
「まだ…はやいよ……」
僕がそのまま布団を被って二度寝しようとしたら、それを許さないとばかりに布団を引っ張られた。
「寝るな!!」
「お願い…もうちょっとだけ…寝かせて…」
昨日は、支度とかもあって朝早くに起きたし、夕食の後は注意されるまでみんなと遊んで寝たから寝る時間も遅かった。それに、此処に来るまでの疲れもあるのか、今は眠くて仕方がない。
「諦めた方が良いですよ。起きるまでやりますから…」
布団にしがみつくように抵抗していると、やけに落ち着いた静かな声が聞こえてきた。わずかに開たた目に、僕よりも速く起こされただろうコンラットが、眠気と諦めが入り混じったような表情を浮かべながらも、何処か悟りでも開いたような顔をして立っていた。
「ネアも起こして、今日は何するか速く決めようぜ!」
「なら…先にネアを起こしてよ…」
「今から起こす所だけど、お前が寝てても意味がないだろ!」
「ちょっと2人とも!あまり騒ぐと他の方の迷惑になりますよ!」
「………煩い」
僕らが布団の取り合いでドタバタしていると、地を這うような低い声が辺りに響いた。もみ合っていた事も忘れて恐る恐る視をそちらに向けると、鋭い眼光だけが布団から覗いており、その目は完全に据わっていていた。
「……朝から騒ぐな…騒ぐなら外でやれ」
「「「はい…」」」
その目は布団に潜り込むようにして、直ぐに隠れて見えなくなってしまったが、見えなくなった後も、僕等はしばく動く事も出来ず、感じていたはずの僕の眠気もなくなっていた。
「な、なぁ?朝の事覚えてるか…?」
朝食の時間が近くなった頃、ようやく起き出したネアにバルドが様子を伺うように声を掛けた。
「朝?何かあったか?」
「いや!覚えてないなら良いんだ!!」
「?」
服を着替えながら意味が分からないような表情を浮かべていたけれど、ネアが起きるまで静かに過ごす事になった僕らの苦労にも気付いてないようだ。でも、授業中に居眠りをしていたけど、今まであんな様子は見た事がない。
「ネアって…授業中寝てるよね…?」
「それが何だ?」
僕に注意されるでも思ったのか、少し顔をしかめながらこちらを振り向いた。
「べ、別に…ただ…呼んだら直ぐに起きるからさ…」
「何時もはうたた寝程度で、半分は起きてるからな」
「そうなんだ……寝起き悪いって言われない…?」
「いや?そもそもそ、俺を起こしに来る人間がいないからな」
あの寝起きだと、誰も起こしには行かないよね…。僕はそっとネアから視線をそらしたら、変な物を見るような訝しな目線で聞いてきた。
「さっきから何だ?お前ら朝から何かおかしいぞ?」
「そんなわけないだろ!!」
「そ、そうだよ!普通だよ!!」
「そんな事より、もうすぐ朝食の時間なので速く行きましょう!」
未だに疑うような視線を向けるネアの背を押しながら、僕等はこれ以上何かを言われる前に部屋を後にした。
「今日は釣りに行かねぇか!?」
「行く!!」
朝食を終えた後、クリスさんと一緒に今日何をするのか決めようと思っていたら、クリスさんの方からそう提案された。
「昨日、溺れかけたのに懲りないな」
「あれは泳いだ事がなかっただけだ!!」
ネアの言葉に、バルドは少し恥ずかしそうに顔を赤らめていた。だけど、足を滑らせて湖に落ちた時は本当に慌ててしまった。
昨日、湖に遊びに行った僕達は、近くの桟橋に止めてあった3人乗りの小船に乗ろうとした。だけど、揺れる船に乗るのが始めてだったからか上手く乗れずに、足を滑らせたバルドがそのまま湖に落ちてしまった。
しかも、泳げなかったようで、その様子を見たクリスさんが慌てて引き上げようとしたけれど、引きずられるように一緒に湖に落ちてしまった。落ちた2人はパニックになっているし、僕もどうしたら良いのか分からずに右往左往していたら、いつの間にかネアが2人を船に捕まらせるようにして助けていた。その後、近くにいた大人が直ぐに駆け付けて引き上げてくれたけれど、濡れネズミになった3人を連れて宿に引き帰る事になった。
「今度は大丈夫だ!揺れる事も分かったし、たぶん乗り方のコツもつかんだ!」
「何の自信だ…」
自信満々で答えるバルドに、とても信じられない者を見るような目を向けていた。
「お前等は?泳げるのか?」
「……僕…泳げない」
「私もです…」
突然聞かれた質問に、僕らは困ったような顔を浮かべながら、ネアへと視線を返す。
船に乗った事はあるけれど、前に乗った事がある船はもう少し大きくて立派だったし、何時も父様や母様が側にいたから水に落ちるなんて事を心配した事すらなかった。だけど、昨日バルドが落ちたのを見て、少し不安になってしまった。そんな僕らの不安な気持ちが伝わったのか、何処か硬い表情を浮かべていた。
「もしかして…この中で泳げるの…俺だけか…?」
ネアからのたっての希望で、釣りは湖の淵でする事になった。
「……釣れないな」
「……本当にこれで釣れるのか?」
「煩い。魚が逃げる」
木陰に座ってしばらく釣り糸をたらしてみたけれど、まったく釣れる様子がなくて、飽きてきただろうバルド達の口からは不満が溢れ始める。
「貸し屋から借りた物なので、間違いなく釣れるはず…です…」
一向に釣れないからか、コンラットも何処か自信なさげだ。釣った魚をすくう網や魚を入れる籠もあるけれど、釣れないと使う機会もない。湖に目を向けると、チラチラと小舟が浮かんでいるのが見えて、中には釣りをしているような人もいる。
「なぁ?試しにあっちに行ってみようぜ!」
「うん!」
「……走ったらもっと逃げるだろ」
足音をたてながら走り去る2人の姿に、ネアは不快そうに眉を寄せていた。
「ネアは釣りした事あるの?」
釣れなくて暇だから、雑談としてネアに話しを振る。
「趣味でな。何も考えずにいられるのがいい」
「そんなものですか?」
「まずは、何も考えずにのんびりやってみろ」
ネアの言葉を受けて、僕らものんびり気を抜きながらやってみる事にした。風に揺れて動く水の音や、木々のざわめきを聞いていると、木漏れ日から感じる夏の日差しや、頬を撫でる風も何処か涼しくて何だか心地良い。
「取れたー!!」
しばらくのんびりとしていたら、その静寂を破るような声が聞こえて来て振り向けば、網に入った魚を掲げた2人が、もの凄い勢いでこちらに向かって走って来ていた。
「凄い!!どうしたんですか!?」
何の魚かは分からないけれど、クリスさんが広げた網の中には15センチくらいのが一匹入っていた。
「水面近くにいるのを見つけたから、気付かれないように近付いて一気に網ですくった!!」
「網でやった方が速い!」
魚を掲げながら楽しげに話している最中も、魚の姿が見えないか水面を覗き込みながら探していた。
「それ…釣り竿の意味…ある…?」
その後も僕らは一匹も釣れなかったのに、網でやっていた2人の方が魚を捕まえていて、何かちょっと理不尽だ…。
ぼんやりとした意識の中、遠くで誰かが呼んでいるような声がする。その声に呼ばれるように僕の意識が少しずつ浮上してくると、段々と何を言っているのかが少しづつ聞き取れるようになってきた。
「起きろって!!」
「う……う~ん……」
寝ぼけ眼の目を開ければ、薄暗い闇が辺りに広がっていて周りの様子がよく見えない。それでも、誰かの声や身を揺さぶる手を感じて、首だけを何とか動かして声の主を探す。
「おっ!起きたか!?朝だぞ!!」
「あ…あさ……?」
僕は目を擦りながら、満面の笑顔で笑うバルドから窓の方へと視線を向ける。カーテンの隙間から微かな光が漏れているもののその光は弱く、朝と呼ぶにはまだ速い気がする。
「いま…なんじ…?」
うつらうつらと船を漕ぎながも時間を尋ねれば、やけに元気な声が寝起きの頭に響く。
「5時前!!」
「まだ…はやいよ……」
僕がそのまま布団を被って二度寝しようとしたら、それを許さないとばかりに布団を引っ張られた。
「寝るな!!」
「お願い…もうちょっとだけ…寝かせて…」
昨日は、支度とかもあって朝早くに起きたし、夕食の後は注意されるまでみんなと遊んで寝たから寝る時間も遅かった。それに、此処に来るまでの疲れもあるのか、今は眠くて仕方がない。
「諦めた方が良いですよ。起きるまでやりますから…」
布団にしがみつくように抵抗していると、やけに落ち着いた静かな声が聞こえてきた。わずかに開たた目に、僕よりも速く起こされただろうコンラットが、眠気と諦めが入り混じったような表情を浮かべながらも、何処か悟りでも開いたような顔をして立っていた。
「ネアも起こして、今日は何するか速く決めようぜ!」
「なら…先にネアを起こしてよ…」
「今から起こす所だけど、お前が寝てても意味がないだろ!」
「ちょっと2人とも!あまり騒ぐと他の方の迷惑になりますよ!」
「………煩い」
僕らが布団の取り合いでドタバタしていると、地を這うような低い声が辺りに響いた。もみ合っていた事も忘れて恐る恐る視をそちらに向けると、鋭い眼光だけが布団から覗いており、その目は完全に据わっていていた。
「……朝から騒ぐな…騒ぐなら外でやれ」
「「「はい…」」」
その目は布団に潜り込むようにして、直ぐに隠れて見えなくなってしまったが、見えなくなった後も、僕等はしばく動く事も出来ず、感じていたはずの僕の眠気もなくなっていた。
「な、なぁ?朝の事覚えてるか…?」
朝食の時間が近くなった頃、ようやく起き出したネアにバルドが様子を伺うように声を掛けた。
「朝?何かあったか?」
「いや!覚えてないなら良いんだ!!」
「?」
服を着替えながら意味が分からないような表情を浮かべていたけれど、ネアが起きるまで静かに過ごす事になった僕らの苦労にも気付いてないようだ。でも、授業中に居眠りをしていたけど、今まであんな様子は見た事がない。
「ネアって…授業中寝てるよね…?」
「それが何だ?」
僕に注意されるでも思ったのか、少し顔をしかめながらこちらを振り向いた。
「べ、別に…ただ…呼んだら直ぐに起きるからさ…」
「何時もはうたた寝程度で、半分は起きてるからな」
「そうなんだ……寝起き悪いって言われない…?」
「いや?そもそもそ、俺を起こしに来る人間がいないからな」
あの寝起きだと、誰も起こしには行かないよね…。僕はそっとネアから視線をそらしたら、変な物を見るような訝しな目線で聞いてきた。
「さっきから何だ?お前ら朝から何かおかしいぞ?」
「そんなわけないだろ!!」
「そ、そうだよ!普通だよ!!」
「そんな事より、もうすぐ朝食の時間なので速く行きましょう!」
未だに疑うような視線を向けるネアの背を押しながら、僕等はこれ以上何かを言われる前に部屋を後にした。
「今日は釣りに行かねぇか!?」
「行く!!」
朝食を終えた後、クリスさんと一緒に今日何をするのか決めようと思っていたら、クリスさんの方からそう提案された。
「昨日、溺れかけたのに懲りないな」
「あれは泳いだ事がなかっただけだ!!」
ネアの言葉に、バルドは少し恥ずかしそうに顔を赤らめていた。だけど、足を滑らせて湖に落ちた時は本当に慌ててしまった。
昨日、湖に遊びに行った僕達は、近くの桟橋に止めてあった3人乗りの小船に乗ろうとした。だけど、揺れる船に乗るのが始めてだったからか上手く乗れずに、足を滑らせたバルドがそのまま湖に落ちてしまった。
しかも、泳げなかったようで、その様子を見たクリスさんが慌てて引き上げようとしたけれど、引きずられるように一緒に湖に落ちてしまった。落ちた2人はパニックになっているし、僕もどうしたら良いのか分からずに右往左往していたら、いつの間にかネアが2人を船に捕まらせるようにして助けていた。その後、近くにいた大人が直ぐに駆け付けて引き上げてくれたけれど、濡れネズミになった3人を連れて宿に引き帰る事になった。
「今度は大丈夫だ!揺れる事も分かったし、たぶん乗り方のコツもつかんだ!」
「何の自信だ…」
自信満々で答えるバルドに、とても信じられない者を見るような目を向けていた。
「お前等は?泳げるのか?」
「……僕…泳げない」
「私もです…」
突然聞かれた質問に、僕らは困ったような顔を浮かべながら、ネアへと視線を返す。
船に乗った事はあるけれど、前に乗った事がある船はもう少し大きくて立派だったし、何時も父様や母様が側にいたから水に落ちるなんて事を心配した事すらなかった。だけど、昨日バルドが落ちたのを見て、少し不安になってしまった。そんな僕らの不安な気持ちが伝わったのか、何処か硬い表情を浮かべていた。
「もしかして…この中で泳げるの…俺だけか…?」
ネアからのたっての希望で、釣りは湖の淵でする事になった。
「……釣れないな」
「……本当にこれで釣れるのか?」
「煩い。魚が逃げる」
木陰に座ってしばらく釣り糸をたらしてみたけれど、まったく釣れる様子がなくて、飽きてきただろうバルド達の口からは不満が溢れ始める。
「貸し屋から借りた物なので、間違いなく釣れるはず…です…」
一向に釣れないからか、コンラットも何処か自信なさげだ。釣った魚をすくう網や魚を入れる籠もあるけれど、釣れないと使う機会もない。湖に目を向けると、チラチラと小舟が浮かんでいるのが見えて、中には釣りをしているような人もいる。
「なぁ?試しにあっちに行ってみようぜ!」
「うん!」
「……走ったらもっと逃げるだろ」
足音をたてながら走り去る2人の姿に、ネアは不快そうに眉を寄せていた。
「ネアは釣りした事あるの?」
釣れなくて暇だから、雑談としてネアに話しを振る。
「趣味でな。何も考えずにいられるのがいい」
「そんなものですか?」
「まずは、何も考えずにのんびりやってみろ」
ネアの言葉を受けて、僕らものんびり気を抜きながらやってみる事にした。風に揺れて動く水の音や、木々のざわめきを聞いていると、木漏れ日から感じる夏の日差しや、頬を撫でる風も何処か涼しくて何だか心地良い。
「取れたー!!」
しばらくのんびりとしていたら、その静寂を破るような声が聞こえて来て振り向けば、網に入った魚を掲げた2人が、もの凄い勢いでこちらに向かって走って来ていた。
「凄い!!どうしたんですか!?」
何の魚かは分からないけれど、クリスさんが広げた網の中には15センチくらいのが一匹入っていた。
「水面近くにいるのを見つけたから、気付かれないように近付いて一気に網ですくった!!」
「網でやった方が速い!」
魚を掲げながら楽しげに話している最中も、魚の姿が見えないか水面を覗き込みながら探していた。
「それ…釣り竿の意味…ある…?」
その後も僕らは一匹も釣れなかったのに、網でやっていた2人の方が魚を捕まえていて、何かちょっと理不尽だ…。
1
あなたにおすすめの小説
外れスキル【アイテム錬成】でSランクパーティを追放された俺、実は神の素材で最強装備を創り放題だったので、辺境で気ままな工房を開きます
夏見ナイ
ファンタジー
Sランクパーティで「外れスキル」と蔑まれ、雑用係としてこき使われていた錬金術師のアルト。ある日、リーダーの身勝手な失敗の責任を全て押し付けられ、無一文でパーティから追放されてしまう。
絶望の中、流れ着いた辺境の町で、彼は偶然にも伝説の素材【神の涙】を発見。これまで役立たずと言われたスキル【アイテム錬成】が、実は神の素材を扱える唯一無二のチート能力だと知る。
辺境で小さな工房を開いたアルトの元には、彼の作る規格外のアイテムを求めて、なぜか聖女や竜王(美少女の姿)まで訪れるようになり、賑やかで幸せな日々が始まる。
一方、アルトを失った元パーティは没落の一途を辿り、今更になって彼に復帰を懇願してくるが――。「もう、遅いんです」
これは、不遇だった青年が本当の居場所を見つける、ほのぼの工房ライフ&ときどき追放ざまぁファンタジー!
詠唱? それ、気合を入れるためのおまじないですよね? ~勘違い貴族の規格外魔法譚~
Gaku
ファンタジー
「次の人生は、自由に走り回れる丈夫な体が欲しい」
病室で短い生涯を終えた僕、ガクの切実な願いは、神様のちょっとした(?)サービスで、とんでもなく盛大な形で叶えられた。
気がつけば、そこは剣と魔法が息づく異世界。貴族の三男として、念願の健康な体と、ついでに規格外の魔力を手に入れていた!
これでようやく、平和で自堕落なスローライフが送れる――はずだった。
だが、僕には一つ、致命的な欠点があった。それは、この世界の魔法に関する常識が、綺麗さっぱりゼロだったこと。
皆が必死に唱える「詠唱」を、僕は「気合を入れるためのおまじない」だと勘違い。僕の魔法理論は、いつだって「体内のエネルギーを、ぐわーっと集めて、どーん!」。
その結果、
うっかり放った火の玉で、屋敷の壁に風穴を開けてしまう。
慌てて土魔法で修復すれば、なぜか元の壁より遥かに豪華絢爛な『匠の壁』が爆誕し、屋敷の新たな観光名所に。
「友達が欲しいな」と軽い気持ちで召喚魔法を使えば、天変地異の末に伝説の魔獣フェンリル(ただし、手のひらサイズの超絶可愛い子犬)を呼び出してしまう始末。
僕はただ、健康な体でのんびり暮らしたいだけなのに!
行く先々で無自覚に「やりすぎ」てしまい、気づけば周囲からは「無詠唱の暴君」「歩く災害」など、実に不名誉なあだ名で呼ばれるようになっていた……。
そんな僕が、ついに魔法学園へ入学!
当然のように入学試験では的を“消滅”させて試験官を絶句させ、「関わってはいけないヤバい奴」として輝かしい孤立生活をスタート!
しかし、そんな規格外な僕に興味を持つ、二人の変わり者が現れた。
魔法の真理を探求する理論オタクの「レオ」と、強者との戦いを求める猪突猛進な武闘派女子の「アンナ」。
この二人との出会いが、モノクロだった僕の世界を、一気に鮮やかな色に変えていく――!
勘違いと無自覚チートで、知らず知らずのうちに世界を震撼させる!
腹筋崩壊のドタバタコメディを軸に、個性的な仲間たちとの友情、そして、世界の謎に迫る大冒険が、今、始まる!
戦場の英雄、上官の陰謀により死亡扱いにされ、故郷に帰ると許嫁は結婚していた。絶望の中、偶然助けた許嫁の娘に何故か求婚されることに
千石
ファンタジー
「絶対生きて帰ってくる。その時は結婚しよう」
「はい。あなたの帰りをいつまでも待ってます」
許嫁と涙ながらに約束をした20年後、英雄と呼ばれるまでになったルークだったが生還してみると死亡扱いにされていた。
許嫁は既に結婚しており、ルークは絶望の只中に。
上官の陰謀だと知ったルークは激怒し、殴ってしまう。
言い訳をする気もなかったため、全ての功績を抹消され、貰えるはずだった年金もパー。
絶望の中、偶然助けた子が許嫁の娘で、
「ルーク、あなたに惚れたわ。今すぐあたしと結婚しなさい!」
何故か求婚されることに。
困りながらも巻き込まれる騒動を通じて
ルークは失っていた日常を段々と取り戻していく。
こちらは他のウェブ小説にも投稿しております。
最凶と呼ばれる音声使いに転生したけど、戦いとか面倒だから厨房馬車(キッチンカー)で生計をたてます
わたなべ ゆたか
ファンタジー
高校一年の音無厚使は、夏休みに叔父の手伝いでキッチンカーのバイトをしていた。バイトで隠岐へと渡る途中、同級生の板林精香と出会う。隠岐まで同じ船に乗り合わせた二人だったが、突然に船が沈没し、暗い海の底へと沈んでしまう。
一七年後。異世界への転生を果たした厚使は、クラネス・カーターという名の青年として生きていた。《音声使い》の《力》を得ていたが、危険な仕事から遠ざかるように、ラオンという国で隊商を率いていた。自身も厨房馬車(キッチンカー)で屋台染みた商売をしていたが、とある村でアリオナという少女と出会う。クラネスは家族から蔑まれていたアリオナが、妙に気になってしまい――。異世界転生チート物、ボーイミーツガール風味でお届けします。よろしくお願い致します!
大賞が終わるまでは、後書きなしでアップします。
【超速爆速レベルアップ】~俺だけ入れるダンジョンはゴールドメタルスライムの狩り場でした~
シオヤマ琴@『最強最速』発売中
ファンタジー
ダンジョンが出現し20年。
木崎賢吾、22歳は子どもの頃からダンジョンに憧れていた。
しかし、ダンジョンは最初に足を踏み入れた者の所有物となるため、もうこの世界にはどこを探しても未発見のダンジョンなどないと思われていた。
そんな矢先、バイト帰りに彼が目にしたものは――。
【自分だけのダンジョンを夢見ていた青年のレベリング冒険譚が今幕を開ける!】
幸福の魔法使い〜ただの転生者が史上最高の魔法使いになるまで〜
霊鬼
ファンタジー
生まれつき魔力が見えるという特異体質を持つ現代日本の会社員、草薙真はある日死んでしまう。しかし何故か目を覚ませば自分が幼い子供に戻っていて……?
生まれ直した彼の目的は、ずっと憧れていた魔法を極めること。様々な地へ訪れ、様々な人と会い、平凡な彼はやがて英雄へと成り上がっていく。
これは、ただの転生者が、やがて史上最高の魔法使いになるまでの物語である。
(小説家になろう様、カクヨム様にも掲載をしています。)
痩せる為に不人気のゴブリン狩りを始めたら人生が変わりすぎた件~痩せたらお金もハーレムも色々手に入りました~
ぐうのすけ
ファンタジー
主人公(太田太志)は高校デビューと同時に体重130キロに到達した。
食事制限とハザマ(ダンジョン)ダイエットを勧めれるが、太志は食事制限を後回しにし、ハザマダイエットを開始する。
最初は甘えていた大志だったが、人とのかかわりによって徐々に考えや行動を変えていく。
それによりスキルや人間関係が変化していき、ヒロインとの関係も変わっていくのだった。
※最初は成長メインで描かれますが、徐々にヒロインの展開が多めになっていく……予定です。
カクヨムで先行投稿中!
スキル喰らい(スキルイーター)がヤバすぎた 他人のスキルを食らって底辺から最強に駆け上がる
けんたん
ファンタジー
レイ・ユーグナイト 貴族の三男で産まれたおれは、12の成人の儀を受けたら家を出ないと行けなかった だが俺には誰にも言ってない秘密があった 前世の記憶があることだ
俺は10才になったら現代知識と貴族の子供が受ける継承の義で受け継ぐであろうスキルでスローライフの夢をみる
だが本来受け継ぐであろう親のスキルを何一つ受け継ぐことなく能無しとされひどい扱いを受けることになる だが実はスキルは受け継がなかったが俺にだけ見えるユニークスキル スキル喰らいで俺は密かに強くなり 俺に対してひどい扱いをしたやつを見返すことを心に誓った
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる