落ちこぼれの貴族、現地の人達を味方に付けて頑張ります!

ユーリ

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五章

避難先で

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僕達は兄様達がいる王族専用の控え室の前までやって来たけれど、顔見知りになっているはずの警備の人に何故か止められて、未だに部屋の中に入れずにいた。

「この部屋に入れるのは王族の方だけですので…」

「でも、前にみんなで入った事あるよ?」

「前回は陛下や閣下、隊長がご一緒でしたので…」

前回みんなで入った時の事を例に出しても、何とも決まり悪そうな顔をするだけで中に入れてくれようとはしない。

「それに、規則や特例を簡単に認めてしまえば規則の意味がないと、私共が団長に叱られてしまいますので…」

「あぁ…親父はそういうの厳しいからなぁ…」

「はい…ですので、警備に支障を生じさせる可能性がある以上は、見知った方とはいえ簡単にお通しする事は出来ません。せめて、王族の方との同伴か、入室の許可を貰った事を証明して頂ければお通しも出来るのですが…」

「でも、証明ったってなぁ…」

身内に対しても厳しいのを知っているからか、お互いに共感めいたものでも感じたかのように途中まで話していたけれど、相手から出された条件にバルドは渋い顔を浮かべていた。なにせ、僕達は入って良いとは言われたけれど、証明になるような物なんて何も持らってない。だけど、それを貰うために会場に引き返したら、父様達の善意が無駄になりそうだ。だから、何か良い案がないかと考え混んでいると、バルドが何かを思い付いたかのように顔を上げた。

「あっ!だったら、部屋の中にいる殿下を呼んで来て貰えば良いんじゃないか?」

「申し訳ありません…殿下より誰も入って来るなとのご命令でしたので、今は私共も中に入れないのです…」

「えっ…そっか…」

絶対に上手く行くと思っていた案を否定されてバルドが落胆した様子を見せれば、それを見ていた警備の人達が目線だけで会話でもするかのように、困ったような顔をしながら目線だけを合わせていた。

上司の息子の意見を尊重するか、それとも殿下の命令を優先するべきか悩んでいるようで、お互いに引くに引けない状況の中、このままでは埒が明かないと思ったのか、向こうの方から落とし所として妥協案を提示してくれた。

「閣下や隊長のご子息だからと言う理由の入室の許可は出せませんが、部屋へと入るための正当な理由が何かあればお通し出来るとは思います…」

「だったらあるぞ!さっき、陛下から殿下への伝言を頼まれたからな!」

「ま、まぁ…それでしたら…」

僕達に理由があるとは思っていなかったのか、何とも困ったような表情を浮かべていた。扉の両脇を警備していた人達は、未だに躊躇った様子ではあったけど、左右へと別れて扉の前の道を約束通り譲ってくれた。だけど、僕達が来た事を中に知らせてくれる様子はない。

「誰がノックする?」

「そりゃ、リュカだろ?」

「お願いします」

振り返りながら聞いてみたけれど、やっぱり一番顔見知りで不況を買わなそうな僕がノックする事になった。

警備の人達からも視線を向けられる中、僕は覚悟を決めて扉をノックすると、部屋の中にいるだろう兄様達へと声を掛けながらそっと扉を開けた。

「えっと…失礼します…」

「お前達、部屋に誰も入れるなと…あぁ…お前か…」

部屋の中から不機嫌そうな声と共に叱責する言葉が聞こえて来て、僕が咄嗟にその声に身構えれば、誰が入って来たのか理解した殿下の顔が、叱るような声を出した事を後悔しているかのような顔へと変わる。

「申し訳ありません…。殿下への伝言を預かって来ているとの事でしたのでお通ししたのですが、やはり後にされた方が良かったでしょうか…?」

不機嫌な声が聞こえたからか、外を警備する人達がすかさず部屋にはいってくると、殿下の機嫌でも伺うような声を掛けていた。

僕達なら2人の不況を買う事はないだろうと送り出してしまっただけに責任でも感じたのか、僕達の事を庇うように殿下達の間に入ってくれた。だけど、兄様は無表情なだけし、殿下の様子を見ても、もう怒っている様子はない。それなのに、何処かその人達は緊張しているようだった。

「いや、その者達なら構わない。お前等はもう下がって良い」

「えっ…?あっ、失礼します!」

殿下の言葉にまるで拍子抜けしたような声を上げるけど、直ぐに我に返ったようで、了承の返事を返していた。けれど、このまま置いて行って良いのかと、僕達に視線を気遣わしげな視線を向けて来たけれど、これ以上は命令に背けないからか、最後は自身の仕事へと戻って行った。

「はぁーっ、疲れる」

部屋から警備兵の姿がなると、先程まであった王族らしい雰囲気は途端に鳴りを潜め、僕の屋敷で見掛ける普段の様子にすっかり戻っていた。

「少しは畏敬の念を抱かれるようにはなったんだな」

「当たり前だろう。私だってもう子供ではないんだ。王族としての威信を失わない程度には、普段からそれらしく振る舞っている。だが、そんな態度をずっと続けていたら疲れるだろう。お前等もそんな所に立ってないで、適当に座って良いぞ」

さっきのやり取りの様子を皮肉るような兄様の言葉で、殿下の口調が一端は戻ったけれど、それも直ぐに崩れ、普段の調子で僕達の事を呼んだ。

僕が空いている席に座ると、バルドもそれに合わせるように僕の隣に座り、コンラットもそれに続くように控えめに腰を掛けた。それを確認してから視線を前に向けると、前と同じ様に眼の前の机には、王族専用の控え室と言えるような軽食とかが色々と準備されていた。だけど、前に来た時とは少し違う所もあり、部屋の中に複数置いてあった机や椅子は綺麗に片付けられ、その変わりに贈り物と思われる品が無造作にもそこに置いてあった。それが何なのか少し気になって興味本位で見ていたら、その視線に気付いた殿下が僕に言った。

「欲しいなら好きなだけ貰って行って良いぞ」

「……危険物をリュカに押し付けようとするな」

「そこにある物は念入りに検品が済んだ品だ。悪意ある物は既に処分してあるから安心しろ。ただ、無用な揉め事を避けるため、持っていくなら一点物とかの類いは避けた方が良い」

貰った物を簡単に譲ろうとする殿下を兄様が止めてくれたけど、殿下は持って行く時の注意をするだけで、まるで何の価値もない物のように言う。

「大事な物じゃないの?」

「今回の発表を知った者達が、他の貴族よりも先んじようとして持って来た賄賂だからな。物としての価値はあっても、大事と言える程の価値はない」

王族への献上品ならそれ相応の価値がある物だと思って尋ねてみたけど、まるで吐き捨てるかのように価値はないと言い切っていた。だけど、その視線が兄様へと向かうと、少しだけ表情が緩んだ。

「それに、祝って欲しい奴からは既に祝って貰ったからな」

「そうか…」

ニヤリと笑いながら言う殿下から視線を受けて、顔を背けるように兄様は視線を逸らしていて、その表情は無表情でありながらも何処となく照れているようにも見えた。そんな兄様の様子に、殿下も嬉しそうな顔をしていたけれど、兄様から睨むような視線を向けられると、少し真面目な話しでもするような顔へと変わった。

「それにしても、今回の俺の結婚報告でお前の所にも令嬢が押し寄せるだろうとは予想していたが、まさか令嬢達に囲まれていて満足に顔をも見えなくなる程だとは思わなかった」

「…黙れ。思い出させるな」

「会場に入ってから様子は伺っていたが、ようやく顔が見えたと思えば、遠目でも分かるくらいに死んだような目をしていたからな」

挨拶をする前に会場を見渡すように見ていたのは、兄様の事を探してくれていたからだったようだ。

「そんな目はしていない。そもそも、お前は私に気を遣っている場合ではないだろう」

「お前は無表情が基本だから周囲の人間は気が付いてないようだったが、だいぶ顔が死んでいたからな?それに、そんな顔を見てそのまま放って置く程、私は薄情じゃない」

「会場にいる婚約者を気に掛けろと言ってるんだ」

「エシルには、ちゃんと事情を話して了承も得てから来ているから多少なら問題ない。むしろ、こっちの心配なんてしなくて良いからと、背中まで押されてしまった」

「……」

自分の事は放っておけと言う兄様を前に、殿下は苦笑気味な笑みを溢しながら答えていたけど、兄様は何処か不満そうな様子で押し黙っていた。

兄様達の会話も途切れた事や、ちょうど話しも出ていたのもあって、僕は少しだけ聞いてみる事にした。

「そういえば、殿下って婚約者がいたんですね?」

「えっ?オルフェから何も聞いてなかったのか…?」

「何故、私がお前の婚約者を紹介して回らなければならないんだ?」

僕からの質問に、殿下は信じられないとでも言うような視線を兄様に向けるけれど、兄様の方はさも当然と言ったような様子でその疑問に疑問で答えていた。だけど、兄様は僕の方に視線を向けると、まるで簡潔にでも説明するかのように僕へ言った。

「コイツはこれでも王族だからな。早い時期からそういった相手はいた。まだ王族ではないため、挨拶の際などにはいなかったが、入場する際などは共にいる姿を見せていたからな。リュカがそれについて何も聞かないのは、既に知っているからなのかと思っていた」

「これでもって…。お前は、本当に俺を王族扱いしないな…」

兄様の説明に、殿下は喜べば良いのか、それとも悲しむべきなのか判断に迷うな困った笑みを浮かべていたけど、僕は前回のパーティーを思い返していた。だけど、格式ばった挨拶や入場は興味を引かれるような事はなく、見知っていた人だけに別の方に意識が行っていたような気がして、隣にいたかどうか思い出せない。

僕が一人で首を傾げていると、殿下の方は気を取り直したような声を上げて腰を上げた。

「行くのか?」

「エシル1人を会場にずっと置いておくわけにもいかないからな。それに、それぐらい物を言えるようになったのなら、後は大丈夫そうだからな」

席を立とうする殿下に兄様が問い掛ければ、本当は少し行きたくなさそうな顔をしながらも、服の乱れを整えていた。それを見ていた兄様も一緒に行こうと席を立てば、まるでそれを止めるように殿下が首を振った。

「お前と一緒に会場へ行けば周囲の目も集まる。だから、お前はもう少し此処で休んでから来い」

「だが…」

「先に戻れと催促していたのはお前だろう?外にいる警備の者達には私の方からそのように伝えておく。だから、お前は気兼ねなく此処で休んでから来い」

殿下は僕達にそう言って背を向けると、警備の人と話しを付けるために部屋の外へと出て行った。

「…また余計な事を」

そんな殿下の行動に、兄様は少し面白くなさそうな顔をしていた。けれど、殿下の言う事にも一理あると思ったのか、兄様は再び静かに座り直していた。そんな兄様に、僕は少し確認するように問い掛けた。

「兄様は結婚とかするの?」

「そうだな。家督を継ぐ者として、いずれはするつもりではある。むしろ、そういった相手が未だに私にいない今の方が不自然だと言えるな。だからこそ、今回の事を知ってある程度は覚悟していたのだが…」

僕の質問に、何処か義務感を感じさせるように答えた兄様だったけど、自身の予想すら超えていたのか、まるで会場での事を思い出すのも嫌だとでも言うような暗い顔で、遠くの方を見ながら言葉を濁していた。

「だからこそ、私も何時までも此処には居られないな…」

「兄様も戻るの?」

僕が来て間のないうちに、殿下だけじゃなくて兄様までもが部屋を出て行こうとする。だけど、まだ疲れていそうな兄様の様子に、僕は引き止めるように声を掛けるけど、兄様は席を立って身支度を整えていた。

「あぁ、父上ばかりに負担を強いる訳にはいかないからな。それに、会場内での主な標的は私だろう。だから、私が戻ればリュカ達への風当たりも弱まるはずだ」

「…うん」

僕達だけで此処を使っている訳にもいかず、僕達も此処から出て行かなきゃいけない事を不安がっていると、兄様は安心させるような声で僕へと告げてきた。

「おそらく、レオンもリュカ達が此処に留まる事を想定しているだろう。だから、会場に戻るか此処に残るかはリュカ達の好きにしなさい」

そう言って兄様は会場へと戻って行った。だけど、それを見送り終わってから、僕はある事を思い出した。

「あっ!陛下から伝言を頼まれていたのに、殿下に伝え忘れちゃった」

「でも、もう会場に戻ったんだから、それで良いんじゃないか?」

「そうかな…?」

「ほら、結果良ければ全て良しって言うだろ!」

「確かに、それは言いますけど…」

バルドの前向き思考に、コンラットは素直に納得出来ないような声を上げていたけど結果的にそうなっているだけに、反論出来ないようだった。

僕達は暫くその部屋で時間を潰してから会場に戻ったけれど、相変わらず兄様は令嬢達に取り囲まれていて、殿下の方は婚約者と挨拶回りしているようだった。だから、会場に残っていた父様はどうしているのかと探してみると、不機嫌そうな様子で陛下と話していた。

だけど、父様と兄様のおかげなのか、その後のパーティーは誰からも話し掛けられるような事はなく、比較的平穏なまま終っていった。
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