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二章
奴隷だった私と元勇者2
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しばらく泣いていた二人だったが、そのうちイーラは泣き疲れて、また寝てしまった。
目が覚めた時、外はすっかり暗くなっていた。
ピアーズも透真もいなかった。
イーラは朝食しか食べていなかったから、とりあえず食堂に行って夕食を食べた。
倒れたと噂で聞いたらしく、ヘンリーに心配されてしまったがお腹が一杯になるとやっと気持ちも落ち着いてくる。
そう言えば寝ている間に透真はどうしたんだろうか。イーラがそう思っているとちょうどピアーズに書斎に来るよう、呼び出された。
書斎に行くと、そこには待っていた。
透真はどうやらお風呂に入って、着替えたらしく見た目がさっきよりスッキリしている。髭を剃って身ぎれいにすると、さっきより若く見えた。二十代くらいだろうか。
それでも、泣いたせいか目が少し腫れている。しかし、同時に何かが吹っ切れたようスッキリしているようにも見えた。
「イーラ。体調は大丈夫か?」
部屋に入ると、ピアーズは気遣うように言った。あんなことがあったのだ、心配するのは当然かもしれない。
イーラは自分でも本当に大丈夫なのか自信は無かったが、大丈夫ですと頷く。
そうして、改めて透真の方を向いた。
懐かしいような悲しいような感情はいまだに感じるが、それもかなり落ち着いた。
「じゃあ、改めてこの状況を整理するか」
ピアーズがそう切り出した。
話が途中だったし、謎なことはまだ沢山ある。
そうして、ピアーズは続けて言った。
「まずは、イーラが透真の妹とどういう関係なのかだな……イーラはどう見てもこの世界の住人だ」
イーラは生まれてからずっとハーフだったし、つい数年前まで奴隷だった。家族に関しての記憶はない、気が付いたら一人だったし奴隷として働くことに必死で考えたこともなかった。
だから、イーラが透真の妹だとは思えない。
「でも、さっきの事を考えると、まったく関係がないとも思えないですね……」
「そう言えば、初めて会った時イーラは気を失ったって言ってたけど。何が起こったんだ?詳しく教えてくれ」
ピアーズがそう聞いた。
「透真の顔を見た後、頭の中に聞いたこともない言葉が溢れてきて。その言葉を言ったあと、サチって名前を聞いたら。よくわからない感情が一杯溢れてきて……それで気を失ってしまったみたいです」
その時の感情は相変わらずはっきりとは説明できない。とりあえず、その感情は強力で抑えることも出来なかったということだけだ。
思い出すだけで胸が苦しくなる。
「そうか……」
ピアーズはそのまま考え込む。
「どういうことなんでしょうか……」
イーラも考えてみるが、やっぱりわからない。
仮に兄がいたとしても、透真の言う学校とか家とかの記憶もないのだ。
「もしかしたら、その知らない言葉。イーラが何故か読めたこの魔法の呪文とも関係があるんじゃないか?」
ピアーズがそう言ってある本と取り出した。
「あ!それは……」
その本はイーラが初めて魔法を使ってしまった時の魔法の本だ。その時イーラは文字もろくに読めなかったのに何故か読めてしまった。
言われて初めて気が付いた。たしかにその言葉と頭に浮かんだ言葉は雰囲気とか音の感じが似ている。
「なんだ?その本?……っこれ!」
透真はその本を手に取り中を見た。そうしてすぐに驚いた表情で言った。
「日本語で呪文が書かれてる……何でこんな本が……」
「それは日本語なのか?」
「ああ、イーラが言ったっていう意味の分からない言葉と同じだよ」
透真はそう言って頷く。
なるほど、どうしてこの言葉が読めるのか不思議だったが、透真の妹が関係していたのか。
「実は、その本はかなり昔に異世界から来た人物が作ったものらしいんだ」
「そうなんですか?」
イーラも驚く、初耳だ。ピアーズは頷く。
「この本が書かれたのは何百年も前の事で、本当かどうかも不確かだったが、透真の言葉が本当ならおそらくそうなのだろう」
「そんな昔にも、この世界に来てる人がいたんだな……」
透真が関心したように言った。
「そう言えば、透真たちの世界ではその言葉を使っているのに、私達と同じ言葉を喋ってるように聞こえるけどどうなっているの?」
ふと疑問に思って聞いた。暁斗もそうだったが、異世界が違う言葉を使っているなら、今はどうやって喋っているのだろう。
ここに来てから勉強したにしても、喋り方に違和感が無さすぎる。
「ああ、それはこれのお陰だ」
そう言って透真は首に付けているチョーカーを指さす。
「それって……」
そのチョーカーは勇者の証と言って付けられるが、実は命を奪う危険な物だと聞いた。
「これには爆発する魔法と同時に、こちらの言葉も喋ったり聞けたりする機能も付いているらしい」
「そんな機能も付いてるんだ」
「この世界に来た時は、言葉もわからず喋れもしないからな。そんな時に、これを付けられて。言葉が分かると”これを使いこなせるのは勇者様の証です!!”とか言われるんだ」
そう言いながら透真は眉をひそめつつ続ける。
「言葉も分からないで不安な状況の時、言葉が分かるだけでもホッとするんだよ。そんな状況だから、勝手に連れて来られたのに、変に相手に借りを作ったような気持になる。だから助けてくれと言われると、その借りを返さなくちゃならないような気になる。そして、親切にしてくれたんだから、人間達が嘘を言っているとは疑いにくくなる」
「なるほど、それはたしかに信じてしまうかもしれない……」
関心するような事じゃないが、よく考えられている。
よっぽど疑い深いか、透真のような理由がなければ、騙されてしまうというのも納得出来た。
「それで、やたら可愛い女の子も迫って来て。勇者様は凄いって言って持ち上げてくる。常に疑う余地がないように考えられているんだ。俺も状況が少しでも違えば騙されてたと思うよ」
透真は苦笑しながら言った。
「まあ、それだけ向こうも必死なんだろう。俺達も油断していられない」
ピアーズが頷きそう言った。
「だから、暁斗とも普通に会話出来たんですね。あ、すいません。話が逸れてしまいました」
イーラは慌ててそう言った。
「それで……結局、私と沙知さんはどういう関係があるんでしょうか?そう言えば透真はいつ頃この世界に来たの?」
「俺が来たのは三年前だ」
「三年前か……その頃、私はもうここで暮らしてた……」
「じゃあ、今まで何の接点もなかったんだな……沙知らしき人と会ったことがあるとかもないよな?」
「ない……と思います。そもそも沙知の顔を知らないので、自信はないですけど……」
イーラは自信なさげに言った。
「そうか、今分かっていることだけじゃ、何もわからないな……」
ピアーズは頭を掻きつつ言う。
不可解なことばかりでどう考えていいかも分からない。
「そうだよな……」
透真もがっくり肩を落す。
推測だけならどんな可能性もあるし、異世界が関係しているとなると分からないことだらけだ。そもそも何かを証明しようとしても、何をすれば証明になるのかも分からない。
その時、ピアーズが言った。
「……だが、俺も分からないが。知っているかもしれない人物は心当たりがある」
「え?本当ですか?」
イーラは驚く。透真も顔を上げる。
「ああ、この国の外ずっと東の方に大きな森があるんだが、その森の奥にはエルフがいるんだ」
「え?エルフ?そんなものもいるのか?」
透真が驚いて聞き返す。
「ああ。俺も最近調べていて知ったんんだ。もうほとんど残っていない完全に幻の種族らしい。知能が高く深い知識を持っている。魔力も高く長命なんだ。しかし子孫が残せず。今は一人しか残っていないそうだ」
「一人!それは知られていないのも無理ないですね……」
「しかし、長く生きているだけあって、俺達が知らないことも知っている可能性が高い。少なくとも何かヒントになるようなことが分かるかもしれない」
「なるほど……」
「実はイーラのこともあるが他にも聞きたい事や知りたい事もあって、会ってみたいと思っていたんだ」
ピアーズは、少し嬉しそうに言った。
「いい機会だから、会いに行かないか?」
「そんなに知識があるなら分かるかもな。俺も妹のこと以外もこのチョーカーの外し方とか。元の世界に帰る方法があれば知りたい」
そうして、イーラ達はエルフを探す旅に出ることになった。
目が覚めた時、外はすっかり暗くなっていた。
ピアーズも透真もいなかった。
イーラは朝食しか食べていなかったから、とりあえず食堂に行って夕食を食べた。
倒れたと噂で聞いたらしく、ヘンリーに心配されてしまったがお腹が一杯になるとやっと気持ちも落ち着いてくる。
そう言えば寝ている間に透真はどうしたんだろうか。イーラがそう思っているとちょうどピアーズに書斎に来るよう、呼び出された。
書斎に行くと、そこには待っていた。
透真はどうやらお風呂に入って、着替えたらしく見た目がさっきよりスッキリしている。髭を剃って身ぎれいにすると、さっきより若く見えた。二十代くらいだろうか。
それでも、泣いたせいか目が少し腫れている。しかし、同時に何かが吹っ切れたようスッキリしているようにも見えた。
「イーラ。体調は大丈夫か?」
部屋に入ると、ピアーズは気遣うように言った。あんなことがあったのだ、心配するのは当然かもしれない。
イーラは自分でも本当に大丈夫なのか自信は無かったが、大丈夫ですと頷く。
そうして、改めて透真の方を向いた。
懐かしいような悲しいような感情はいまだに感じるが、それもかなり落ち着いた。
「じゃあ、改めてこの状況を整理するか」
ピアーズがそう切り出した。
話が途中だったし、謎なことはまだ沢山ある。
そうして、ピアーズは続けて言った。
「まずは、イーラが透真の妹とどういう関係なのかだな……イーラはどう見てもこの世界の住人だ」
イーラは生まれてからずっとハーフだったし、つい数年前まで奴隷だった。家族に関しての記憶はない、気が付いたら一人だったし奴隷として働くことに必死で考えたこともなかった。
だから、イーラが透真の妹だとは思えない。
「でも、さっきの事を考えると、まったく関係がないとも思えないですね……」
「そう言えば、初めて会った時イーラは気を失ったって言ってたけど。何が起こったんだ?詳しく教えてくれ」
ピアーズがそう聞いた。
「透真の顔を見た後、頭の中に聞いたこともない言葉が溢れてきて。その言葉を言ったあと、サチって名前を聞いたら。よくわからない感情が一杯溢れてきて……それで気を失ってしまったみたいです」
その時の感情は相変わらずはっきりとは説明できない。とりあえず、その感情は強力で抑えることも出来なかったということだけだ。
思い出すだけで胸が苦しくなる。
「そうか……」
ピアーズはそのまま考え込む。
「どういうことなんでしょうか……」
イーラも考えてみるが、やっぱりわからない。
仮に兄がいたとしても、透真の言う学校とか家とかの記憶もないのだ。
「もしかしたら、その知らない言葉。イーラが何故か読めたこの魔法の呪文とも関係があるんじゃないか?」
ピアーズがそう言ってある本と取り出した。
「あ!それは……」
その本はイーラが初めて魔法を使ってしまった時の魔法の本だ。その時イーラは文字もろくに読めなかったのに何故か読めてしまった。
言われて初めて気が付いた。たしかにその言葉と頭に浮かんだ言葉は雰囲気とか音の感じが似ている。
「なんだ?その本?……っこれ!」
透真はその本を手に取り中を見た。そうしてすぐに驚いた表情で言った。
「日本語で呪文が書かれてる……何でこんな本が……」
「それは日本語なのか?」
「ああ、イーラが言ったっていう意味の分からない言葉と同じだよ」
透真はそう言って頷く。
なるほど、どうしてこの言葉が読めるのか不思議だったが、透真の妹が関係していたのか。
「実は、その本はかなり昔に異世界から来た人物が作ったものらしいんだ」
「そうなんですか?」
イーラも驚く、初耳だ。ピアーズは頷く。
「この本が書かれたのは何百年も前の事で、本当かどうかも不確かだったが、透真の言葉が本当ならおそらくそうなのだろう」
「そんな昔にも、この世界に来てる人がいたんだな……」
透真が関心したように言った。
「そう言えば、透真たちの世界ではその言葉を使っているのに、私達と同じ言葉を喋ってるように聞こえるけどどうなっているの?」
ふと疑問に思って聞いた。暁斗もそうだったが、異世界が違う言葉を使っているなら、今はどうやって喋っているのだろう。
ここに来てから勉強したにしても、喋り方に違和感が無さすぎる。
「ああ、それはこれのお陰だ」
そう言って透真は首に付けているチョーカーを指さす。
「それって……」
そのチョーカーは勇者の証と言って付けられるが、実は命を奪う危険な物だと聞いた。
「これには爆発する魔法と同時に、こちらの言葉も喋ったり聞けたりする機能も付いているらしい」
「そんな機能も付いてるんだ」
「この世界に来た時は、言葉もわからず喋れもしないからな。そんな時に、これを付けられて。言葉が分かると”これを使いこなせるのは勇者様の証です!!”とか言われるんだ」
そう言いながら透真は眉をひそめつつ続ける。
「言葉も分からないで不安な状況の時、言葉が分かるだけでもホッとするんだよ。そんな状況だから、勝手に連れて来られたのに、変に相手に借りを作ったような気持になる。だから助けてくれと言われると、その借りを返さなくちゃならないような気になる。そして、親切にしてくれたんだから、人間達が嘘を言っているとは疑いにくくなる」
「なるほど、それはたしかに信じてしまうかもしれない……」
関心するような事じゃないが、よく考えられている。
よっぽど疑い深いか、透真のような理由がなければ、騙されてしまうというのも納得出来た。
「それで、やたら可愛い女の子も迫って来て。勇者様は凄いって言って持ち上げてくる。常に疑う余地がないように考えられているんだ。俺も状況が少しでも違えば騙されてたと思うよ」
透真は苦笑しながら言った。
「まあ、それだけ向こうも必死なんだろう。俺達も油断していられない」
ピアーズが頷きそう言った。
「だから、暁斗とも普通に会話出来たんですね。あ、すいません。話が逸れてしまいました」
イーラは慌ててそう言った。
「それで……結局、私と沙知さんはどういう関係があるんでしょうか?そう言えば透真はいつ頃この世界に来たの?」
「俺が来たのは三年前だ」
「三年前か……その頃、私はもうここで暮らしてた……」
「じゃあ、今まで何の接点もなかったんだな……沙知らしき人と会ったことがあるとかもないよな?」
「ない……と思います。そもそも沙知の顔を知らないので、自信はないですけど……」
イーラは自信なさげに言った。
「そうか、今分かっていることだけじゃ、何もわからないな……」
ピアーズは頭を掻きつつ言う。
不可解なことばかりでどう考えていいかも分からない。
「そうだよな……」
透真もがっくり肩を落す。
推測だけならどんな可能性もあるし、異世界が関係しているとなると分からないことだらけだ。そもそも何かを証明しようとしても、何をすれば証明になるのかも分からない。
その時、ピアーズが言った。
「……だが、俺も分からないが。知っているかもしれない人物は心当たりがある」
「え?本当ですか?」
イーラは驚く。透真も顔を上げる。
「ああ、この国の外ずっと東の方に大きな森があるんだが、その森の奥にはエルフがいるんだ」
「え?エルフ?そんなものもいるのか?」
透真が驚いて聞き返す。
「ああ。俺も最近調べていて知ったんんだ。もうほとんど残っていない完全に幻の種族らしい。知能が高く深い知識を持っている。魔力も高く長命なんだ。しかし子孫が残せず。今は一人しか残っていないそうだ」
「一人!それは知られていないのも無理ないですね……」
「しかし、長く生きているだけあって、俺達が知らないことも知っている可能性が高い。少なくとも何かヒントになるようなことが分かるかもしれない」
「なるほど……」
「実はイーラのこともあるが他にも聞きたい事や知りたい事もあって、会ってみたいと思っていたんだ」
ピアーズは、少し嬉しそうに言った。
「いい機会だから、会いに行かないか?」
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