私が聖女?そんなの知りません。私はパンが食べたいです!

ゆいろ

文字の大きさ
2 / 2
第1章

前世・転生

しおりを挟む
「如月くんこれも明日までにするように頼んだよ。」


大量の資料を手渡しながら返事も聞かずに去っていった上司。自分が楽をしたいが為に部下である私に任せて、結果は自分の物とする。こんなブラック企業の為に働いているのかと考えると苛立ちが募る。だが、入社試験でここ以外全て落ちてしまったからここに入るという選択肢しか残されていなかったのも悔しい事実だ。


「今日も残業確定か~。1週間連続で残業してるからそろそろ定時で帰りたいな。」

PM2:00

ようやく残業も終わり帰ることができる。今日も疲れたからご褒美に酒とパンでも買って帰ろう自宅の最寄りのコンビニへ寄る。

「あっ、食パン売り切れてる。ここの食パン美味しいのにな。仕方ない今日は惣菜パンにするか。」

自宅へ帰宅すると速攻で着替えてすぐに寝れるよにする。これはよく途中で寝落ちしてしまう為にやる事は先に終わらせようと言う絢香の考えだ。着替えも終わりリビングへ戻るとここからはお楽しみタイムだ。

「うーん、やっぱりパン美味しいー!ぐびっと飲むお酒も上手い!1日の疲れが抜けていく~。今日はたらふく飲むぞ~!」


その後も私はたらふく飲み続け、いつの間にか記憶を飛ばしていた__


気がつくと1面真っ白な場所を見ていた。特に何をするわけでもなくぼーっとしていると、どこからか声が聞こえてきた。


「絢香さん、絢香さん、初めまして。私の名はソフィと言います。この度は絢香さんにお願いがあってこちらへと連れて来ました。」


お、お願い…。何か嫌な予感がする。このソフィという人物は一体何者なのか…。


「あ、心の声全部聞こえてますよ。まぁ私のことを疑うのは当たり前ですよね。一見すると怪しいですし。」


こ、心の声が全て聞こえていたとは…恥ずかしい。
なら声に出さなくても大丈夫ということか。ところでソフィさん?に聞きたいんですが、お願いとはなんですか?


「はい、私のお願いはとある世界に転生して欲しいんです。もちろん、ある程度の保証はしますよ!」


転生とは俗に言う他の世界で生きる事を指すのかな?ある程度の保証…そこの世界にはパンはありますか?


「はい、一般的に食べられていますよ。」


よかった~、パンがあれば私は生きていけます。わかりました。ソフィさんのお願いを聞き入れます!


「ありがとうございます!ではさっそく転生するための準備に入らせていただきますね。ちなみに転生する世界はロンルトという名前です。」


話を聞いているうちに何故か唐突な眠気に襲われる。もう眠ってしまいそうと思った時に聞こえた声を最後に深い闇へと私は落ちていった。


「あなたの今後が幸福でありますように…」


─────────────────────
第1話を読んでいただきありがとうございます!設定を投稿した段階で既に8人もの方がお気に入り登録をしてくださって作者は感謝感激です。投稿はまちまちになりますがどうかこの作品を末永くよろしくお願いいたします。あと、コメント等もお待ちしています。

※誤字脱字等があった場合コメント等で教えていただけると幸いです。





しおりを挟む
感想 0

この作品の感想を投稿する

あなたにおすすめの小説

三歳で婚約破棄された貧乏伯爵家の三男坊そのショックで現世の記憶が蘇る

マメシバ
ファンタジー
貧乏伯爵家の三男坊のアラン令息 三歳で婚約破棄され そのショックで前世の記憶が蘇る 前世でも貧乏だったのなんの問題なし なによりも魔法の世界 ワクワクが止まらない三歳児の 波瀾万丈

不倫されて離婚した社畜OLが幼女転生して聖女になりましたが、王国が揉めてて大事にしてもらえないので好きに生きます

天田れおぽん
ファンタジー
 ブラック企業に勤める社畜OL沙羅(サラ)は、結婚したものの不倫されて離婚した。スッキリした気分で明るい未来に期待を馳せるも、公園から飛び出てきた子どもを助けたことで、弱っていた心臓が止まってしまい死亡。同情した女神が、黒髪黒目中肉中背バツイチの沙羅を、銀髪碧眼3歳児の聖女として異世界へと転生させてくれた。  ところが王国内で聖女の処遇で揉めていて、転生先は草原だった。  サラは女神がくれた山盛りてんこ盛りのスキルを使い、異世界で知り合ったモフモフたちと暮らし始める―――― ※第16話 あつまれ聖獣の森 6 が抜けていましたので2025/07/30に追加しました。

妻からの手紙~18年の後悔を添えて~

Mio
ファンタジー
妻から手紙が来た。 妻が死んで18年目の今日。 息子の誕生日。 「お誕生日おめでとう、ルカ!愛してるわ。エミリア・シェラード」 息子は…17年前に死んだ。 手紙はもう一通あった。 俺はその手紙を読んで、一生分の後悔をした。 ------------------------------

バーンズ伯爵家の内政改革 ~10歳で目覚めた長男、前世知識で領地を最適化します

namisan
ファンタジー
バーンズ伯爵家の長男マイルズは、完璧な容姿と神童と噂される知性を持っていた。だが彼には、誰にも言えない秘密があった。――前世が日本の「医師」だったという記憶だ。 マイルズが10歳となった「洗礼式」の日。 その儀式の最中、領地で謎の疫病が発生したとの凶報が届く。 「呪いだ」「悪霊の仕業だ」と混乱する大人たち。 しかしマイルズだけは、元医師の知識から即座に「病」の正体と、放置すれば領地を崩壊させる「災害」であることを看破していた。 「父上、お待ちください。それは呪いではありませぬ。……対処法がわかります」 公衆衛生の確立を皮切りに、マイルズは領地に潜む様々な「病巣」――非効率な農業、停滞する経済、旧態依然としたインフラ――に気づいていく。 前世の知識を総動員し、10歳の少年が領地を豊かに変えていく。 これは、一人の転生貴族が挑む、本格・異世界領地改革(内政)ファンタジー。

ヒロインですが、舞台にも上がれなかったので田舎暮らしをします

未羊
ファンタジー
レイチェル・ウィルソンは公爵令嬢 十二歳の時に王都にある魔法学園の入学試験を受けたものの、なんと不合格になってしまう 好きなヒロインとの交流を進める恋愛ゲームのヒロインの一人なのに、なんとその舞台に上がれることもできずに退場となってしまったのだ 傷つきはしたものの、公爵の治める領地へと移り住むことになったことをきっかけに、レイチェルは前世の夢を叶えることを計画する 今日もレイチェルは、公爵領の片隅で畑を耕したり、お店をしたりと気ままに暮らすのだった

主人公の恋敵として夫に処刑される王妃として転生した私は夫になる男との結婚を阻止します

白雪の雫
ファンタジー
突然ですが質問です。 あなたは【真実の愛】を信じますか? そう聞かれたら私は『いいえ!』『No!』と答える。 だって・・・そうでしょ? ジュリアーノ王太子の(名目上の)父親である若かりし頃の陛下曰く「私と彼女は真実の愛で結ばれている」という何が何だか訳の分からない理屈で、婚約者だった大臣の姫ではなく平民の女を妃にしたのよ!? それだけではない。 何と平民から王妃になった女は庭師と不倫して不義の子を儲け、その不義の子ことジュリアーノは陛下が側室にも成れない身分の低い女が産んだ息子のユーリアを後宮に入れて妃のように扱っているのよーーーっ!!! 私とジュリアーノの結婚は王太子の後見になって欲しいと陛下から土下座をされてまで請われたもの。 それなのに・・・ジュリアーノは私を後宮の片隅に追いやりユーリアと毎晩「アッー!」をしている。 しかも! ジュリアーノはユーリアと「アッー!」をするにしてもベルフィーネという存在が邪魔という理由だけで、正式な王太子妃である私を車裂きの刑にしやがるのよ!!! マジかーーーっ!!! 前世は腐女子であるが会社では働く女性向けの商品開発に携わっていた私は【夢色の恋人達】というBLゲームの、悪役と位置づけられている王太子妃のベルフィーネに転生していたのよーーーっ!!! 思い付きで書いたので、ガバガバ設定+矛盾がある+ご都合主義。 世界観、建築物や衣装等は古代ギリシャ・ローマ神話、古代バビロニアをベースにしたファンタジー、ベルフィーネの一人称は『私』と書いて『わたくし』です。

夫から『お前を愛することはない』と言われたので、お返しついでに彼のお友達をお招きした結果。

古森真朝
ファンタジー
 「クラリッサ・ベル・グレイヴィア伯爵令嬢、あらかじめ言っておく。  俺がお前を愛することは、この先決してない。期待など一切するな!」  新婚初日、花嫁に真っ向から言い放った新郎アドルフ。それに対して、クラリッサが返したのは―― ※ぬるいですがホラー要素があります。苦手な方はご注意ください。

【本編完結】転生令嬢は自覚なしに無双する

ベル
ファンタジー
ふと目を開けると、私は7歳くらいの女の子の姿になっていた。 きらびやかな装飾が施された部屋に、ふかふかのベット。忠実な使用人に溺愛する両親と兄。 私は戸惑いながら鏡に映る顔に驚愕することになる。 この顔って、マルスティア伯爵令嬢の幼少期じゃない? 私さっきまで確か映画館にいたはずなんだけど、どうして見ていた映画の中の脇役になってしまっているの?! 映画化された漫画の物語の中に転生してしまった女の子が、実はとてつもない魔力を隠し持った裏ボスキャラであることを自覚しないまま、どんどん怪物を倒して無双していくお話。 設定はゆるいです

処理中です...